動かないバイクも買取してもらえる?(アイキャッチ)

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動かないバイクも買取してもらえる?高価買取のポイントと買取業者の選び方

2024.10.31 2024.10.31

今回は、動かないバイクの買取の可否について詳しく解説します。

故障や長期間放置で動かなくなったバイクでも、買取が可能な場合があります。状態が悪くても、ポイントさえ押さえれば、想定以上の査定額になることも

この記事では、動かないバイクを高価買取してもらうためのコツなど、幅広い情報をご紹介します。バイクの処分をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

動かないバイクの買取の前に!不動車と故障車と事故車の違い

動かないバイクの買取の前に!不動車と故障車と事故車の違い

動かないバイクは、動かなくなった原因で以下3つに分類されています。

  • 不動車
  • 故障車
  • 事故車

それぞれ、解説しましょう。

不動車

不動車とは、長期間放置されてエンジンがかからなくなったバイクを指します。

ただし、故障や事故の影響で長く動かしていないバイクは、不動車ではなく故障車や事故車に分類される場合がありますので注意が必要です。

不動車は、事故車や故障車と異なり、比較的簡単な整備で再稼働できるケースが多いため、故障車や事故車よりも高額で買い取ってもらえる可能性があります。

故障車

故障車とは、故障が原因で動かなくなったバイクのことです。

たとえば、エンジンやパーツの不具合で走行不能となり、修理費用が高いため修理をあきらめ、そのまま放置しているケースも少なくありません。

こうしたバイクが「故障車」と分類されます。

一部の買取業者では故障車の買取を受け付けていますが、一般的には買取が難しいケースが多いのが実情です。

事故車

事故車とは、事故によって動かなくなったバイクを指します。

「自損」「物損」「人身」など、どのような事故であっても関与している場合は、すべて事故車として分類されます。

動かないバイクの買取相場

動かないバイクの買取相場

動かないバイクの買取相場を、以下の表にまとめます。

メーカー/車種 不動車買取相場
カワサキ Z400RS(長期不動車) 200,000円
カワサキ ゼファー400-2型(不動・オーバーフロー) 130,000円
ホンダ SL230(長期不動車) 100,000円
ホンダ CB400SF(事故不動車) 30,000円
スズキ グラストラッカー(不動・オーバーフロー) 75,000円
スズキ GSX1300R隼(転倒傷多・バッテリー上り) 360,000円
ハーレーXL833C(不動・バッテリー上り) 340,000円
ハーレーFLHRC1580(不動) 1,250,000円

このように、不動でもメーカーや車種によっては、高価買取してもらえる可能性があります。自宅で眠っている不動バイクがある方は、ぜひ一度査定に出してみると良いでしょう。

以下の記事では、ハーレーの買取相場について詳しく解説しています。気になる方は、ぜひあわせてチェックしてみてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

動かないバイクの買取先はどこ?【売却の流れ】

動かないバイクの買取先はどこ?【売却の流れ】

動かないバイクの買取先として、以下の2つの項目に分けて解説します。

  • バイク買取業者を利用する
  • バイクショップで買取依頼する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

バイク買取業者を利用する

不動車の処分方法として、バイク買取業者に依頼する方法があります。

買取業者に依頼するメリットは、不動車の状態によって異なるものの、処分費用が無料で済む可能性がある点です。

また、価値がある場合には、数万円から数十万円で買い取ってもらえるケースもあります。

多くの業者が無料で出張買取や査定サービスができるため、不動車の処分を検討している場合は、まず業者に査定や買取を依頼してみるのがおすすめです。

バイク買取業者を利用してバイクを買取に出す際の手順は以下のとおりです。

  1. 名義変更手続き(必要な場合)
  2. 必要書類の準備
  3. 査定予約・実施
  4. バイクを売却
  5. 廃車手続き(必要な場合)

バイクショップで買取依頼する

不動車を手放す2つ目の方法は、バイクショップ(ディーラー)に依頼すること。

買取相場は買取業者よりも低くなる傾向があり、とくに状態の悪いバイクの場合、引き取りを断られる可能性もあるため、処分費用を請求されるのが一般的です。

ただし、信頼関係のあるバイクショップであれば、処分費用を安くしたり、無償で引き取ってくれたりする可能性に期待できます。また、新たにバイクを購入する予定があるなら、下取りとして無料で引き取ってもらえることも

さらに、廃車手続きは自己負担となる場合や、出張手数料が発生するケースもあるため、事前に確認しておくことが重要です。

高価買取を狙おう!動かないバイクの特徴

高価買取を狙おう!動かないバイクの特徴

高価買取を狙える不動のバイクの特徴として、以下の7つが挙げられます。

  • 販売ルートが残っている
  • 部品オークションでの販売が可能
  • 輸出向けのモデルである
  • 動かなくなってからの期間が短い
  • 保管方法が丁寧だった
  • 動かなくなった理由がはっきりしている
  • バッテリーを交換すれば再稼働する

ここからは、上記をそれぞれ詳しく解説します。

販売ルートが残っている

販売ルートが確保されている場合は、高額での買取が期待できるでしょう。

バイクショップの販売ルートには、小売りや業者オークションなどがあり、とくに小売りやオークションで流通可能な不動車は高値で取引されやすい傾向があります。

これは、複数の販売チャネルを通じて高い利益が見込めるためです。

部品オークションでの販売が可能

パーツオークションで売却できる場合は、比較的高額な買取が期待できます。

再販が難しい場合でも、売却可能なパーツに着目して査定が行われるのが一般的です。とくに希少性のある部品や高価なパーツが搭載されていると、買取価格が上昇する可能性が高まるでしょう。

また、パーツに傷や摩耗が少ない場合、さらに良い査定額を得られることもあるため、一度査定に出して確認してみるのをおすすめします。

輸出向けのモデルである

輸出用バイクは、比較的高値で買取されやすい傾向にあります。

輸出先への輸送に時間がかかるため、貿易業者は現地に到着した時点でエンジンが動かなくなる可能性を想定しており、「エンジンがかかるかどうかは重要視しない」というケースも少なくありません。

中には「キックが下りれば問題なし」という業者も。基本的に輸出先で修理・整備後に販売されるため、不動車でも高価買取が期待できるのです。

動かなくなってからの期間が短い

動かなくなってからの期間が短いバイクは、比較的高価で買取されやすい傾向があります。

動かなくなった後の経過が短ければ短いほど、再度走行可能に戻すことが容易なためです。

反対に、長期間不動のままだと、部品の劣化が進んだり、タンクやフロントフォークが錆びついてしまうケースも多く、実動車への復旧が難しくなりがち。

そのため、不動期間が短いほど高額査定が期待できるので、不要なバイクは早めに買取業者に相談するとよいでしょう。

保管方法が丁寧だった

適切に保管されていた動かないバイクは、比較的高価での買取が期待できる傾向があります。

とくに、雨風や直射日光を避けるために室内で保管されている場合、その価値は高まるでしょう。

丁寧な保管がなされているバイクは、各部品の損傷や劣化が少ないことが多く、状態が良好です。

実際、しっかりと保管されていたために、不動車であるにもかかわらず、一般的な中古車と同じ水準で買取された事例も存在します。

動かなくなった理由がはっきりしている

動かなくなった理由がはっきりしているは、高額買取が期待できる傾向があります。

具体的な故障箇所が明確であれば、買取後に不要な修理箇所を発見するリスクを事前に回避できます。

つまり、故障の原因が明らかであれば、リスクを考慮して買取価格を下げる必要がないため、結果として買取価格が高くなるのです。

何が原因で動かなくなったのかわからないバイクは、買取価格が大幅に下がることが多いため、事前に理解しておきましょう。

故障の原因が分かっている場合は、事前にその情報を提供するのがポイントです。

バッテリーを交換すれば再稼働する

不動車でもバッテリーを交換すれば再び動く可能性がある場合、高額買取されるケースが少なくありません。

さらに、ジャンプスタートや押しがけでエンジンがかかるタイプのバイクも、一般的には高価買取される傾向があります。

動かないバイクを買取に出すメリット

動かないバイクを買取に出すメリット

動かないバイクを買取に出すメリットとして、以下の2つが挙げられます。

  • 短期間で現金化できる
  • 面倒な手続きなどを省ける

それぞれわかりやすく解説します。

短期間で現金化できる

バイク買取会社とは、その名の通りバイクの買取を専門とする企業のこと。

迅速に査定し、最短でその日に買取価格を提示、1週間以内に指定の銀行口座に振込が完了するのが一般的です。

中には現金化まで1ヶ月以上かかる会社もあるため、すぐに現金が必要な方は、バイク買取会社への依頼を検討すると良いでしょう。

面倒な手続きなどを省ける

不動車をバイク買取会社に売却すると、面倒な手続きをすべて代行してもらえるというメリットもあります。

個人で不動車を売却する場合、処分手続きや必要書類の作成、処分業者の手配など、さまざまな手続きが必要です。

そのため、初めてバイクを手放す方には少し手間に感じるかもしれません。

その点、バイク買取会社に依頼すれば、処分手続きや書類の作成をすべて代行してくれるため、非常に便利です。

動かないバイクを高価買取してもらうためのポイント

動かないバイクを高価買取してもらうためのポイント

動かないバイクを高価買取してもらうためのポイントは、以下の3つ。

  • なぜ動かなくなったのかを明確に説明する
  • 簡単な故障であれば自分で修理しておく
  • 他社の査定額を持ち出す

ここからは、これらの3つについて詳しく解説しますので、買取時にぜひ参考にしてください。

なぜ動かなくなったのかを明確に説明する

動かなくなったバイクを高価買取してもらうには、なぜ動かなくなったのか理由を正確に説明するのがポイントの一つ。

原因がはっきりしていると、メンテナンスや修理にかかるコストを抑えられるため、買取の判断にプラスの影響を与えられる可能性が高いといえます。

簡単な故障であれば自分で修理しておく

簡単な故障だけでも自分で修理すると、買取額を上げられる可能性が高まります

とくに自分で対処すべき故障はバッテリー上がりです。バッテリーを充電したり、新品と交換したりするだけで、バイクは元通りに動くようになります。

この状態で査定を受ければ、通常のバイクと同等に評価され、買取額が向上する可能性があるでしょう。

一部の業者では、査定時にバッテリーの充電や交換をしてくれる場合もあるので、事前の確認をおすすめします。

しかし、以下の箇所に故障がある場合は、修理せずそのまま査定に出しましょう。

  • プラグ
  • 電装系
  • キャブレター
  • エンジン

これらの修理は高度な技術が必要で、バイクショップに依頼すると高額な費用がかかることが多いため、修理せずに査定を受ける方が良いでしょう。

修理代が査定額を上回ってしまっては意味がありません。自分でできる範囲での修理が適切です。

他社の査定額を持ち出す

複数の買取業者に査定を依頼すると、買取額をアップさせられる可能性が高まります。

各業者によって、高値で取り扱うバイクのタイプは異なるため、動かないバイクでも特定の業者が他より高く買取ってくれるケースも少なくありません。複数の業者に査定を依頼すれば、より良い条件を提示してくれる業者を見つけられるでしょう。

また、買取業者間で査定額を競わせ、さらに買取額を上げるチャンスも生まれます。

動かないバイクを高く売りたいなら!

動かないバイクを高く売りたいなら!(まとめ)

今回は、動かないバイクは買取の可否、買取可能なバイクの特徴や買取に出すメリットなどを詳しく解説しました。動かないからと諦めず、状態に応じた査定を受けることで思わぬ値段がつくことも

買取業者選びでお悩みの方には「セーフリー」の利用をおすすめします。動かないバイクなどの買取店を多数掲載しており、店舗情報やレビューをもとに比較が可能です。気になる業者があれば、まずは無料査定から依頼してみてはいかがでしょうか。

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動かないバイクも買取してもらえる?高価買取のポイントと買取業者の選び方のよくある質問

  • Q. 一般的なバイクの買取価格は売値の何割くらい?

    A.

    高ければ売値の9割、低くて6割程度。バイクの状態により価格が大幅に変動するため、気になる場合は査定に出すことをおすすめします。

  • Q. 動かないバイクの買取手順は?

    A.

    必要書類を準備し、査定の予約をします。満足のいく査定額が出たら、売却しましょう。

  • Q. 動かないバイクを買取してもらう際に必要なものは?

    A.

    車検証と自賠責保険証明書を準備するのが一般的です。

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