2024.11.01 2024.12.05
本記事ではペット火葬にかかる費用相場について、徹底的に解説しています。
自治体による火葬と民間の葬儀社を利用した場合の火葬費用の比較や、火葬方法による費用の違いなどもお伝えします。
予算や火葬方法など照らし合わせながら、最善の方法で家族を送り出してあげましょう。
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目次
ペット火葬の基本的な費用相場
ペットの火葬の費用相場について解説します。
火葬費用は、以下のような条件によって異なる場合があります。
- 動物(ペット)の大きさ
- 火葬方法
- 火葬を行う地域
それぞれ費用相場や違いについて解説します。
動物の大きさ別料金表
ペット火葬の費用は、動物の大きさや体重によって大きく異なります。
どの火葬方法においても、基本的には小動物の方が安く、大きな動物ほど高くなる傾向にあります。
体重 | 動物の種類 | 費用相場 |
~1kg | ハムスター・小鳥など | 12,000円~25,000円 |
1~5kg | 猫・小型犬など | 16,000円~25,000円 |
5~25kg | 中型犬など | 16,000円~55,000円 |
25kg以上 | 大型犬 | 25,000円~100,000円 |
火葬方法による費用の違い
火葬費用は火葬方法によっても大きく異なります。
合同火葬
合同火葬は、複数のペットを一緒に火葬する最も経済的な方法です。
一般的な費用相場は以下の通りです。
ペットの大きさ | 合同火葬の費用 |
---|---|
小動物(ハムスターなど) | 8,000円~15,000円 |
猫・小型犬 | 10,000円~20,000円 |
中型犬 | 15,000円~25,000円 |
大型犬 | 20,000円~35,000円 |
合同火葬の場合、遺骨の返却がないことが多いです。遺骨は業者が管理する合同墓地や供養塔にて供養されることになります。
費用を抑えたい方や、最期を他のペットと一緒に過ごさせたいと考える方に選ばれています。
ただし、お別れの時間が限られ、後から個別の供養ができないという点は考慮が必要です。
個別火葬
個別火葬は、一頭ずつ専用の火葬炉で火葬を行う方法です。
一般的な費用相場は以下のようになります。
ペットの大きさ | 個別火葬の費用 |
---|---|
小動物(~5kg) | 15,000円~24,000円 |
中型(5~25kg) | 23,000円~40,000円 |
大型(25kg以上) | 40,000円~66,000円 |
火葬時間は30分~3時間程度で、ペットの大きさによって異なります。
お骨は確実に返却され、他のペットと混ざることはありません。また、火葬前のお別れの時間が設けられ、ご家族での最後の時間を過ごすことが可能です。
立会火葬
立会火葬は、火葬の全工程に家族が立ち会える最も丁寧な火葬方法です。
一般的な費用相場は以下のようになります。
ペットの大きさ | 立会火葬の費用 |
---|---|
小動物(~5kg) | 17,000円~28,000円 |
中型(5~25kg) | 27,000円~43,000円 |
大型(25kg以上) | 43,000円~70,000円 |
火葬前のお別れの時間から、火葬、お骨上げまで、すべての工程に立ち会うことができます。
最も高額な火葬方法ですが、大切なペットとの最期の時間を家族で共有できる点が特徴です。
地域による価格差
ペット火葬の費用は地域によって大きな差があり、特に都市部と地方では2~3割ほどの価格差が生じることがあります。
たとえば、一部の自治体では無料で火葬を行っているところもあれば、3,000~5,000円程度に設定している自治体も。
このような価格差が生じる主な理由は、地域ごとの人件費や施設運営費の違い、また競合他社の数などが影響しています。
そのため、複数の業者や自治体に問い合わせて、料金を比較検討することをおすすめします。
自治体と民間業者での火葬の違い・費用
自治体でペットの火葬を行うことも可能です。
自治体のペット火葬サービスと民間業者では、費用面やサービス内容等にどのような違いがあるのかについて解説します。
自治体の火葬サービス
自治体でのペット火葬は、民間業者と比べてかなり安価なのが特徴です。
費用は安価(無料~数千円)
一般的な費用相場は以下の通りです。
ペットの大きさ | 自治体の料金目安 |
---|---|
小動物(~5kg) | 無料~3,000円 |
中型(5~15kg) | 2,000円~5,000円 |
大型(15kg以上) | 3,000円~10,000円 |
なお、在住者以外の利用は割増料金が発生したり、そもそも受け付けてもらえない場合もあります。
また、直接持ち込みか回収サービスかによっても料金が変わってきます。
サービス内容と制限
自治体でのペット火葬は、法律上「一般廃棄物の処理」として扱われ、供養としてのサービスは極めて限定的です。
主に合同で火葬が行われるので、遺骨の返却がないところが大半です。
また受付も平日の日中に限定される自治体も多いため、ペットが亡くなったタイミングによってはすぐに火葬ができないこともあります。
民間業者の火葬サービス
民間のサービスは自治体と比べると費用は高くなりますが、その分要望に合わせた供養の方法やサービスなどの選択肢がさまざあるのが特徴です。
費用体系
民間業者のペット火葬では、体重区分とプラン選択によって費用が決定されます。
基本的な料金体系の費用目安は以下の通りです。
火葬方法 | 体重 | 料金目安 |
---|---|---|
合同火葬 | ~5kg | 18,500円~33,500円 |
5~10kg | 28,500円~43,500円 | |
10~25kg | 38,500円~53,500円 | |
25kg以上 | 48,500円~78,500円 | |
個別火葬 | ~5kg | 25,400円~40,400円 |
5~10kg | 35,400円~50,400円 | |
10~25kg | 45,400円~60,400円 | |
25kg以上 | 55,400円~85,400円 | |
立会火葬 | ~5kg | 27,600円~42,600円 |
5~10kg | 37,600円~52,600円 | |
10~25kg | 47,600円~62,600円 | |
25kg以上 | 57,600円~87,600円 |
これらの基本料金に加えて、骨壺や供花などのオプション費用が別途必要になる場合があります。
なお、同じプランでも業者によって料金設定は異なり、都市部の方が地方より高額になることも。
サービス内容
民間業者のペット火葬では、主に3つの基本プランを提供しています。
プラン | 基本内容 | オプションサービス |
---|---|---|
合同火葬 | ・他のペットと一緒に火葬 ・遺骨返却なし ・合同墓地での供養 |
・お別れ会 ・供花 |
個別火葬 | ・1体ずつ個別火葬 ・遺骨返却あり ・火葬証明書発行 |
・骨壺 ・お迎え搬送 ・メモリアルグッズ |
立会火葬 | ・1体ずつ個別火葬 ・火葬立会い可能 ・遺骨返却あり ・火葬証明書発行 |
・お別れ会 ・供花 ・読経 ・骨壺 ・メモリアルグッズ |
多くの業者では24時間365日対応で、当日の火葬にも対応可能です。
また、自宅への訪問火葬サービスを提供している業者も増えており、より柔軟な対応が可能になっています。
選ぶ際のポイント
ペット火葬サービスを選ぶ際は、自治体と民間業者それぞれの特徴を理解し、ご家族の希望や状況に合わせて選択することが大切です。
主なポイント
- 費用面:自治体は3,000円~1万円程度と安価、民間は1.5万円~5万円程度
- 予約・対応:自治体は予約が必要で混雑、民間は24時間365日対応可能
- サービス内容:自治体は基本的なサービスのみ、民間は多様なオプションあり
確認事項 | 自治体 | 民間業者 |
---|---|---|
予約方法 | 窓口・電話 | 電話・Web |
立会い | 原則不可 | 選択可能 |
個別火葬 | 不可 | 選択可能 |
お迎えサービス | なし | あり(有料) |
火葬証明書 | あり | あり |
大切なペットとの最後の時間をどのように過ごしたいか、予算と希望するサービス内容のバランスを考慮して選択することをおすすめします。
緊急時の対応が必要になる可能性もあるため、事前に近隣の選択肢を把握しておくと安心です。
ペットの火葬費用を安く抑えるコツ
ペットの火葬費用を抑える方法はいくつかあります。
- 自治体サービスの活用
- 合同火葬の選択
- 複数の業者での見積もり比較
- 追加オプションの見極め
- 時期や曜日による料金差の活用
それぞれどのようにして費用が抑えられるのか、ポイントごとに解説します。
自治体サービスの活用
自治体のペット火葬サービスを利用することで、民間業者と比べて大幅に費用を抑えることが可能です。
自治体での火葬費用は1,000円~5,000円程度と、民間業者の約4分の1以下の料金で利用できます。
ただし、自治体サービスには以下の制限があることを理解しておく必要があります。
- 予約が必要で、混雑時は希望日に火葬できない場合がある
- 友引の日は火葬を行わない自治体が多い
- 地域によっては火葬サービスを提供していない場合もある
合同火葬の選択
合同火葬は、各種ペット火葬のプラン中で最も費用を抑えられる方法です。
他のペットと一緒に火葬することで、火葬炉の稼働時間や人件費を削減できるため、個別火葬の約3分の1程度の費用で利用できます。
ただし、合同火葬では以下の制限があることを理解しておく必要があります。
- 遺骨の返却は基本的にできない
- 火葬の立ち会いができない
- お別れの時間が限られる
自治体の火葬も合同火葬となりますが、民間の火葬の場合でも合同火葬を選択することで費用を抑えつつ、ある程度のサービスの提供が受けられるメリットもあります。
複数の業者での見積もり比較
ペット火葬の費用を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取得して比較検討することが効果的です。
業者によって料金設定は大きく異なり、同じサービス内容でも数千円から1万円程度の差が生じることがあります。
見積もりを依頼する際は、ペットの種類や体重を正確に伝え、必要なサービスを明確にすることで、より正確な費用を把握できます。
追加オプションの見極め
ペット火葬ではさまざまなオプションサービスが用意されています。
費用を抑えるためには必要なものと不要なものを見極めることが重要です。
オプションによっては自身で代替できるものもあります。費用を抑えたい場合は見送ることも検討しましょう。
- 専用の骨壺(一般の骨壺で代用可能)
- 供花(生花店で購入可能)
- メモリアル写真(スマートフォンで撮影可能)
ただし、粉骨サービスなど、専門的な技術が必要なものについては、必要に応じて検討することをおすすめします。
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費用やプラン、各種サービスの比較や条件をもとにした検索などもできますので、ぜひご活用ください。
費用を抑えつつも希望に沿った葬儀社が見つかるので、最善のお別れの時がおくれます。