芝の張り替え費用相場は?11種の芝生別料金【安く抑えるコツも解説】
2024.11.06 2024.12.31
この記事では、芝生の張り替え費用について徹底解説します。
「一部ハゲてしまった芝生を新しく張り替えたい」
「良心的な価格で張り替えてくれる優良業者の選び方は?」
「維持費用も知りたい。人工芝は高い?」
といった疑問・要望をお持ちの方も必見です。
記事後半では、張り替え費用を左右する11種類の芝生の選び方や、なるべく費用を抑えて依頼する方法も詳しくご紹介。芝生の張り替えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
芝生の張り替え費用・料金相場表【天然芝と人工芝】
芝生は、天然芝・人工芝に大きく分けられます。まずは天然芝と人工芝での張り替え費用の違いについてご紹介します。
芝の種類 | 料金相場 |
---|---|
天然芝 | 2,000円〜9,000円/平米 |
人工芝 | 4,000円〜7,000円/平米 |
天然芝は、芝の種類によって値段が大きく変わります。例えば夏芝と呼ばれる暑さに強い芝は、冬芝と呼ばれる寒さに強い芝よりも安い傾向があります。詳しい芝の種類とその料金相場は「天然芝の張り替え費用【日本芝と西洋芝で彫金相場が変わる】」をご確認ください。
人工芝の場合、クッション性・芝の細かさ・密度・丈などによって値段が変動します。7〜8年ごとに張り替える必要がありますが、面倒な芝の手入れ作業をしたくないという人は、人工芝がおすすめです。
天然芝の張り替え費用【日本芝と西洋芝で料金相場が変わる】
天然芝の張り替え費用は、日本芝・西洋芝で料金が異なります。まずは、簡単に日本芝と西洋芝の料金相場やその特徴をチェックしてみましょう。
日本芝 | 西洋芝 | |
---|---|---|
張り替え費用 | 1,500~4,500円 | 2,000~8,000円 |
適した気候 | 高温多湿 | 冷涼 |
色の変化 | あり(冬に茶色) | なし(常に青い) |
病害虫 | 付きにくい | 付きやすい |
以下では、それぞれの日本芝・西洋芝張り替え費用やその特徴について詳しくご紹介します。
「日本芝」各種への張り替え
日本芝には、次のような4つの種類があります。
- 野芝
- 高麗芝
- 姫高麗芝
- TM9
北海道を除く日本の気候には、日本芝が適しています。冬になると枯れてしまいますが、春になると緑に戻る特徴があります。四季を感じたい人や、管理のしやすさを重視したい人は、日本芝がおすすめです。
それぞれの種類の特徴と、張り替え費用をチェックしてみましょう。
日本芝の種類 | 張り替え費用の料金相場(1平米あたり) | 芝生の特徴 |
---|---|---|
野芝 | 1,500~3,500円 | 丈夫で安い。公園で見られる野草の一部。見た目はあまり良くない。 |
高麗芝 | 2,000~3,500円 | 乾燥に強い。野芝よりも見た目が良い。 |
姫高麗芝 | 2,000~4,000円 | 柔らかい印象を与える見た目。すぐに伸びるため、細かいメンテナンスが必要。 |
TM9 | 3,000~4,500円 | TOYOTAが開発。姫高麗芝よりも伸びにくく、見た目も綺麗。 |
メンテナンスをあまりしたくない人は、TM9がおすすめです。他の日本芝と比べて値段が高いですが、その分長期的に楽をすることが可能です。
値段重視の人は、最も安い野芝よりも高麗芝がおすすめ。野芝は堤防や公園に使われており、素敵な庭にするのは難しいかもしれません。高麗芝は労力をかけることで、見た目が美しい芝生にできます。
「西洋芝」各種への張り替え
西洋芝には、次のような7つの種類があります。
- ウィーピングラブグラス
- バミューダグラス
- ティフトン
- ブルーグラス
- ベントグラス
- ライグラス
- フェスク
西洋芝は北海道のような冷涼な気候が適している芝です。常に緑色で見た目がいい芝ですが、30度を超える暑い日が続くと元気をなくしてしまいます。また、日本芝よりも定期的なメンテナンスが必要になるので、労力をいとわない人におすすめです。
それぞれの種類の特徴と、張り替え費用をチェックしてみましょう。
西洋芝の種類 | 張り替え費用の料金相場(1平米あたり) | 芝生の特徴 |
---|---|---|
ウィーピングラブグラス | 2,000~5,000円 | 暖地型。いわゆる雑草であるため、比較的値段が安い。観賞用の庭にはあまり使われない。 |
バミューダグラス | 3,000~6,500円 | 暖地型。生育が早いので、細かいメンテンナンスが必要。 |
ティフトン | 3,500~7,000円 | 暖地型。暑さや乾燥に強い。細かい葉が特徴的。 |
ブルーグラス | 6,000~9,000円 | 寒地型。病気になりやすいが、踏まれても元気に育つ。 |
ベントグラス | 5,000~8,000円 | 寒地型。比較的寒さや暑さに強い。病気になりやすいので、細かいメンテナンスが必要。 |
ライグラス | 4,000~7,500円 | 寒地型。牧草として使用される。観賞用の庭にはあまり使われない。 |
フェスク | 4,000~7,500円 | 寒地型の中で最も暑さに強い。気温の変化に強く、細かい葉と大きな葉の2種類ある。 |
西洋芝の中でも、暖かい地域を好む暖地型・冷涼な地域を好む寒地型の2種類があります。九州や四国などの暖かい地域に住んでいる人は、暑さに強い芝生を選ぶことをおすすめします。
「自分の家の庭に〇〇は育てられるのかな?」と悩む人は、業者に相談しましょう。経験豊富な業者は、土壌や生育条件などをチェックし、必要であれば改良してくれます。>> 近くの造園業者・植木屋を探してみる
張り替えた芝生の寿命はどのくらい?【耐用年数と維持費用の相場】
天然芝は人工芝と異なり、耐用年数はないとされています。そのため、大切に管理すれば、張り替え作業にかかる金額は人工芝と比べて圧倒的に安くなります。
しかし、天然芝は維持をするために労力や道具が必要になります。天然芝の維持に必要な道具とその金額は次の通り。
- 芝刈り機:10,000円〜
- エアレーションスパイク:4,000円〜
- 1年間に必要な肥料:3,000円〜
維持するための初期費用で2万円弱、年間で数千円以上かかることを押さえておきましょう。
【費用節約】芝生張り替えは自分でできる?3つの注意点
費用面だけで見ると「自分でやったほうがいい」と思う人もいるのではないでしょうか。たしかに、芝生の張り替えを自分でやることによって費用を節約できます。しかし、次のような注意点があることを押さえておきましょう。
- 見栄えが悪くなる可能性がある
- 労力が必要になる
- 芝生張り替えに道具が必要になる
以下では、それぞれの注意点について詳しくご紹介します。
見栄えや耐用年数が悪くなる可能性がある
芝生張り替えの知識がない人が、張り替え作業を行うと見栄えや耐用年数が悪くなる可能性があります。
地面が凸凹した状態で芝生を張り替えたり、丁寧にはがせていなかったりすると、クオリティが低くなる原因になります。また、土壌や水はけなどの芝生の生育環境に対して知識がないまま、好きな芝生を張ると根付かないことも。
自分で徹底的に知識を調べて、丁寧な作業することでDIYは可能ですが、専門的知識を身につけるのはハードルが高いでしょう。
労力が必要になる
芝生の張り替え作業は、時間だけではなく労力も必要になります。
例えば、芝生のためのふわふわとした土作りをするためには、砂や肥料を全体的に混ぜる必要があります。専用の道具がなければ、スコップやトンボなどで地道に作業をしなければなりません。
張り替えたい面積が多ければ多いほど、体力が必要になることを覚えておきましょう。
芝生張り替えに道具が必要になる
芝生張り替えるためには、専用の道具を購入する必要があります。
芝生張り替えに使用する道具とその費用相場は次の通りです。
- トンボ:3,000円~
- エアレーションスパイク:4,000円~
- レーキ:3,000円~
- くわ:3,000円~
- スコップ:500円~
- 肥料:1,000円~
すべての道具を揃えると数万円程度かかるため、むしろ業者に依頼したほうが安くなるケースも多いです。クオリティ・労力・費用を総合的に考えて、自分でやるか業者に依頼するか決めることをおすすめします。
芝生の張り替え費用を抑えて業者依頼するコツ【料金相場よりも安く!】
芝生の張り替え費用を抑えて業者依頼するコツには、次のようなものがあります。
- 張り替えたい場所の芝生をはがして捨てておく
- できれば張り替える場所を整地しておく
- 複数の業者に見積もりを依頼する
- こだわらないなら安価な張り方を選ぶ
以下では、それぞれの安価に依頼するコツについて詳しくご紹介します。
張り替えたい場所の芝生をはがして捨てておく
張り替えたい場所にある芝生をはがして捨てておくことで、処分費用や作業費用を抑えられます。張り替えたい面積によって異なりますが、1,000円〜5,000円前後金額が変わるので、少しでも節約をしたい人におすすめです。
はがした芝生はゴミ袋に入れて燃えるゴミに出して捨てられます。量が多い場合はゴミ処分センターに持ち込みましょう。
できれば張り替える場所を整地しておく
張り替える場所に石や雑草があったり、凸凹したりしていると、庭の整地として別料金を支払わなければいけないことがあります。整地費用を払わないですむように、できれば張り替える場所を整地しておきましょう。
ジョレン・トンボなどの地面を平らにする道具は3,000円前後で購入できます。初期費用がかかってしまいますが、今後も自分で整地をする予定の人は購入してもいいでしょう。
複数の業者に見積もりを依頼する
複数の業者に見積もりを依頼することで、相場価格を理解できるだけではなく、自宅にピッタリの業者を選べます。
業者を選ぶときは、値段だけではなく、追加のオプションが必要であるか、アフターサービスがあるか、業者が親切かなど総合的に考えることが大切です。
値段だけを判断材料にして「〇〇の処理費用が入っていなかった!」と後悔しないように気をつけましょう。
こだわらないなら安価な張り方を選ぶ
芝生の張り方にこだわりがない場合は、「平張り」という定番の張り方を選ぶと安く芝生を張ることが可能です。
平張りは、芝生を隙間なく一面に張る方法で、労力があまりかからない点がポイントです。
市松模様張りや目地張りなどの張り方は、見た目をおしゃれにするために労力がかかります。その分、金額も上がるので、値段重視な人は注意が必要です。
平張りは単調な張り方ですが、最も緑が映える張り方です。なるべく安く芝生を張りたい人は、平張りを選ぶことをおすすめします。
芝生の張り替え業者の選び方【相場は重要!費用以外もチェックを】
芝生の張り替え業者を選ぶ際には、費用以外にも次のようなポイントをチェックしましょう。
- 芝生張り替えに関する知識が豊富か
- 生育環境をチェックしてくれるか
- 土壌の改良について知識があるか
以下では、それぞれのチェックポイントについてより詳細にご紹介します。
芝生張り替えに関する知識が豊富か
芝生の張り替え業者を選ぶ際は、芝生張り替えに関する知識が豊富であるかを確認することをおすすめします。
知識が豊富な業者は、この地域の気候であれば〇〇芝がいい、その使用目的なら天然芝よりも人工芝のほうがいいなどと詳しくアドバイスをしてくれます。素人では知らなかった知識やメンテナンス方法を教えてくれるので、芝生を長い間大切にすることが可能です。
ホームページを調べて経験が豊富であるか、口コミにどのように書かれているかなどをチェックしましょう。
生育環境をチェックしてくれるか
張りたい芝生にあった生育環境であるかチェックしてくれる業者を選ぶことをおすすめします。
それぞれの芝生は、それぞれにとって適した環境があります。土や日光、風通しなどの庭の性質と異なる芝生を選ぶと、すぐに枯れてしまうことも。生育がうまくいかなければ、その分費用もかさんでしまいます。
生育環境が問題ないことを確認してくれ、適した種類を一緒に考えてくれる業者を選ぶと良いでしょう。
土壌の改良について知識があるか
土壌の改良について深い知識がある業者を選ぶことをおすすめします。
土壌の調査は、芝生張り替えに必須の作業です。芝生の種類によって、排水性(水はけ)やpHを調整したり、肥料を加えたりする作業は、職人の経験によって行われます。
特に「どうしてもこの種類の芝生を張りたい!」という要望がある人は、土壌の改良について詳しい業者を選びましょう。
芝生張り替えは費用を抑えて実績豊富な業者へ!【見積もりで料金相場よりも安く】
芝生張り替えを自分でやると、芝生がボコボコしたり、根付かなかったりして余計にお金がかかることもあります。クオリティや見た目にこだわって、芝生の張り替えをしたい人は、知識や実績が豊富な芝生張り替え業者に依頼しましょう。
安くて安心の業者を見つけるためには「セーフリー」をご利用ください。
セーフリーでは、それぞれの芝生張り替え業者の特徴がわかりやすく紹介されており、業者検索に便利!例えば、「見積もり無料」「即日対応可能」などの条件を絞って理想の業者を探せます。
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芝の張り替え費用相場は?11種の芝生別料金【安く抑えるコツも解説】のよくある質問
-
Q. 傷んだ芝生の張り替えにかかる料金相場は?
A.天然芝の場合、2,000円〜9,000円/平米で張り替えることができます。
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Q. 張り替えた新しい芝生は何年くらいもつ?毎年の維持費用は?
A.天然芝の場合、丁寧に管理すれば半永久的に元気に生え続けるとされています。毎年の維持費用には、3,000円程度の費用がかかる可能性が高いです。
-
Q. なるべく安く芝生を張り替えるコツは?
A.張り替えたい場所にある芝をはがして整地しておくことで安く依頼できます。