犬の飛びつきをやめさせるしつけ方法!飛びつく理由と放置リスクも解説

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犬の飛びつきをやめさせるしつけ方法!飛びつく理由と放置リスクも解説

2024.12.26 2024.12.26

犬の飛びつきを制御するしつけ方法をご紹介します。

愛犬が腕に飛び込んでくる光景は実に微笑ましいものですが、度を越してしまうと大惨事になる可能性も。特に小さな子どもや犬が苦手な人に飛びついてトラブルになることもあるのです。

この記事では、犬の飛びつき行動の背景を理解し、具体的な改善方法を解説します。

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犬の飛びつきをやめさせるしつけ方法

犬の飛びつきをやめさせるしつけ方法

犬の飛びつきをやめさせるしつけ方法をご紹介していきます。

どんなに賢い犬であっても、口頭で指示するだけではすぐに「飛びつき」をやめさせることはできません。指示を理解してもらうには、繰り返し教える根気と幾つかのコツが必要です。

以下のしつけ方法を参考にしてください。

それぞれのしつけポイントを具体的に解説していきましょう。

飛びついてきた時は反応しない

愛犬が飼い主や他人に飛びつく場合、最初に心得たいのは大きく「反応しない」ことです。一般的に犬は自分の行動に対して反応が返ってくると、嬉しくなってその行動を何度も繰り返すようになります。

たとえば、飛びついた時に飼い主が大きな声を出したり犬に話しかけたりすると、それが犬にとって「構ってもらえた」という肯定的な経験になり、反応してほしくてまた同じように飛びつくのです。

愛犬が飛びつく時には、目を合わせず、声もかけず、完全に無視しましょう。静かになった瞬間にだけ優しく対応することで、「飛びつくことは無意味だ」と犬に理解させることができます。

このしつけを何度も繰り返すことで、徐々に飛びつきの行動を減らすことができるでしょう。

アイコンタクトを取り「おすわり」させる

愛犬の飛びつき行動を抑えるには、指示に従うことの重要性を学ばせることが大切です。具体的には、犬の目をよく見て「おすわり」と指示を出し、落ち着かせて飛びつきの行動から遠ざけます。

おすわりができたときにおやつを与えたり褒めたりすることで、犬にポジティブな体験を与え、「飛びつきよりもおすわりをした方が良い結果がある」と理解させるのです。

この方法は、犬の興奮が高まる状況、たとえば飼い主の帰宅時や来客時に特に有効。飼い主が気まぐれではなく、常に統一した指示を出すと犬は飛びつきよりも落ち着いた行動を選択するでしょう。

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飛びつくシチュエーションを避ける

愛犬が飛びつきやすいシチュエーションを避ける方法もおすすめです。飛びつくきっかけとなる状況をあらかじめ避けるようにしましょう。

散歩の時に興奮しやすいなら、他の犬や人との距離を保つよう注意します。来客がある場合、最初から別の部屋に待機させたり、リードをつけた状態で対応するなどの工夫をしてください。

さらに日常的に十分な運動を取り入れることで、エネルギーを消費させ、興奮しにくい状態を作ることも効果的。遊びや散歩を通じて、犬の体力を適切に発散させるとよいです。

犬の注意をそらす

飛びつきそうな傾向が見て取れたら、すぐに犬の意識を別の方向に向ける工夫をします。愛犬の名前を呼んだり、好きなおもちゃやオヤツを見せたりすることで注意を引きましょう。

ただし、この対策は適切なタイミングで行うことが重要です。犬が飛びつこうとした瞬間に合わせて気を引くことで飛びつきを防げます。慣れるまではオヤツを使って何回も同じ行動を繰り返します。

オヤツなしで注意がそらせたら、思いっきり褒めることでその行動を習慣化させてください。

リードを短くする

もし公共の場や散歩中に飛びつくことが多いなら、リードを短く持つ工夫も効果的です。リードが短いと犬は思う通りの行動ができず、飼い主も犬の行動を制御しやすくなります。

また、飛びつきそうな行動が見えたらリードを足で軽く踏み、飛びつけないようにジャンプを制御する方法もあります。

ただ注意してほしいのは、リードを短くしすぎて犬が苦しくなったり、ストレスを与えないように加減すること。適切な長さに調整し、飛びかかれそうで飛びかかれない絶妙な長さを保持してください。

飛びつくと嫌なことがあると理解させる

愛犬の飛びつきをやめさせるためには、「飛びつくと嫌なことがある」と犬に教えることが効果的。

たとえば、飛びついたら飼い主が犬に背を向ける、またはどこか別の場所に行くなどの対応をします。こうすることで飛びつけば飼い主が嫌がる、犬自身も嬉しくない状況になると理解させるのです。

注意点としては、罰を与えるような対応をすることは避けてください。愛犬の心理面でトラウマとなる可能性があり、必要以上に飼い主を怖がったり、逆に攻撃的になる場合も否めません。

飛びつこうとしてやめたり、飛びつきたいけどどうしようかと葛藤しているそぶりがある時は、思いっきり褒めてあげましょう。

犬が飛びついてしまう理由

犬が飛びついてしまう理由

まずは愛犬が飛びついてしまう理由やその背景を理解しましょう。

これはもちろん飼い主も分かっていることですが、愛犬が飛びついてしまう理由は決して単純なものではありません。多くの感情や欲求が関係していて、一言で片づけられることではないのです。

とはいえ適切に対処するためには、愛犬が飛びつく理由を正しく理解する必要があります。考えられる理由を具体的に見ていきます。

嬉しさの表現

飛びつきの一番多い理由の一つとして、感情の高まりによるものが挙げられます。簡単に言えば、「嬉しい」という感情を全身で表しているのです。

特によく見られるのは、飼い主が家に帰ってきた時や遊んでいる時に興奮して飛びかかるケース。嬉しい気持ちや興奮を伝えているのですが、放置するとエスカレートして問題行動に発展する可能性があります。

犬が落ち着いた状態で喜びの感情を表現できるように、日常的にしつけましょう。たとえば、帰宅した時に飛びついてきても無反応で通し、静かになるまで待ってから接する習慣をつけてください。

遊んでほしいなどの要望の表現

飛びつきの理由として他に挙げられるのは、何らかの要求を伝えたい場合です。「もっと遊びたい」、「おやつが欲しい」、「かまってほしい」などの欲求を伝える手段として飛びつき行動が現れる場合も。

これに対してすぐに反応すると、犬はこの伝え方が正解だと学習して繰り返すように。このような場合は、犬の要求にすぐ応えるのではなく、代わりに他の行動を教えることで改善を図ります。

たとえば、「おすわり」や「おもちゃを持ってくる」といった行動を促し、要求に応えます。そうすると犬は学習し、飛びつきではなくおすわりすれば要求が通ると覚えてくれることでしょう。

警戒心を表す感情表現

警戒心や不安が原因で飛びつく場合もあります。見知らぬ人や他の動物に対して吠えながら飛びつくのは、不安や恐怖、警戒心の表れであることが多いです。

このような場合は、色々な状況や環境に徐々に慣れさせることが効果的。

新しい体験を増やすことで犬の警戒心を徐々に和らげ、経験を積むことで恐怖心への免疫ができて、慣れてくることで飛びつき行動も減少します。

犬の飛びつき癖を放置するリスク

犬の飛びつき癖を放置するリスク

犬の飛びつき癖を放置するリスクについてご紹介します。

愛犬の飛びつきは時に可愛らしく見えることもありますが、放置には大きな危険が潜んでいます。結果的に飼い主や犬自身のリスクとなりますので、早急にやめさせるべきです。

具体的にどんなリスクがあるのか、見ていきましょう。

犬や飼い主が怪我をしてしまう

飛びつき行動を放置すると、犬自身や飼い主が怪我をするリスクが高まります。

特に大型犬の場合、飛びつきの勢いで飼い主にかなりの重量が掛かり、転倒事故につながることがあります。また小柄な犬であっても飛びつきが原因で、家具や壁にぶつかり犬自身が怪我をする可能性も。

子犬の頃から適切なしつけをすることで、飛びつきによる怪我のリスクを最小限に抑えることができます。

他人や他人のペットに怪我をさせてしまう

公共の場での飛びつきは、他人や他の動物に怪我や恐怖を与えることにつながります。相手の犬が愛犬より小柄だった場合、相手の犬が感じる恐怖は計り知れません。

また愛犬の飛びつきが原因で相手の犬も驚き、双方が興奮して噛みつきあったり、激しいケンカのような状態になってしまう可能性も。

このようなトラブルを事前に防ぐためにも、しつけを通じて行動を制御することが求められるでしょう。リードを短く持つ、対象から距離を取るなどの工夫を行い、安全な環境を整えることが大切です。

他の問題行動へのエスカレートにつながる

飛びつき行動を放置することで、犬は「飛びつくとかまってもらえる」と学習してしまい、他の問題行動へと移行していく可能性があります。簡単に言うなら、ワガママになってしまうのです。

要求を通すために噛む習慣が付いたり、吠え癖が習慣化すると、しつけがもっと困難になるでしょう。

噛む、吠えるのしつけ方法を詳しく知りたい方はこちらもチェック!

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犬の飛びつきをやめさせるしつけ方法をご紹介しました。

愛犬の飛びつきは必ず何かの理由がありますが、可愛らしいからとそのまま放置していては、将来的にリスクになる可能性もあります。子犬の頃から訓練して飛びつき癖を制御できるようにしてあげましょう。

愛犬の飛びつき行動は飼い主の工夫次第で必ず改善可能です。ただ、どんなに懐いている愛犬でもしつけトレーニングがうまくいかない場合も。そんな時には専門のドッグトレーナーに相談してみましょう。

反応せず無視する、注意をそらす、「おすわり」を教えるといった基本的なしつけを取り入れながら、必要に応じてプロのサポートも検討してください。

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