ブロック塀

border

ブロック塀の掃除方法完全版!汚れ落としに使えるアイテムも解説

2025.02.07 2025.02.07

この記事では、ブロック塀をきれいに掃除する方法を徹底解説します。

ブロック塀は黒ずみや苔など段々と汚れが目立って、気になる部分です。放置していると、汚れがひどくなって、簡単には落ちにくくなっていきます。頑固な汚れほどどうやって落としてよいか、困っている方も多いでしょう。

今回は、そんなブロック塀の汚れ別に有効な掃除グッズや具体的な清掃手順を解説します。作業時の注意点もあるので、清掃前にぜひご覧ください。

ブロック塀は掃除必須!3つの汚れ原因

コケやカビで汚れたブロック塀

ブロック塀はいつの間にか汚れや黒ずみが目立ってきます。

  • 排気ガスやホコリ
  • カビ・コケ
  • 雨だれ

汚れる原因について詳しく解説します。

排気ガスやホコリ

ブロック塀に薄っすらと黒やグレーが目立ってきたら、排気ガスやホコリが原因です。

交通量が多い道路沿いに自宅がある場合、排気ガスの影響で汚れやすくなっています。この排気ガスはススや油分を含んでおり、蓄積すると色素沈着し、落ちにくくなることに…。「少し汚れが目立ってきたかな」と思った段階で、掃除しましょう。

コケ・カビ

湿気が多い日当たりが悪い場所ではコケやカビが繁殖します。

黒ずみや緑色の汚れが目立ってきたら、カビやコケが原因です。日本は湿度が高く、気候も温暖な地域が多いため、カビが繁殖しやすい条件が揃っています。放置していると、広範囲にカビが広がっていきます。カビはアレルギーの原因なることもあるので要注意。

コケはカビと異なり、光合成によって繁殖するので、日の当たる場所でも育つのが特徴です。コケやカビはブロック塀の強度が落ちるなど、直接悪影響を及ぼすので、早めに掃除しましょう。

雨だれ

雨の流れる場所に筋状の跡が残るのが「雨だれ」です。この雨だれには、排気ガス・泥・花粉や砂などの汚れが含まれています。最初はうっすらとしていますが、蓄積して経年劣化とともに段々とはっきりして落ちにくくなるのが特徴です。

ブロック塀の掃除方法!汚れの程度別作業手順

ブロック塀の掃除に使用する道具

自分で掃除する場合は手の届く範囲で、高い場所や足場がないと作業できないところは無理しないようにしましょう。次に、自分で洗浄する際に心がけておきたいことは3つです。

  • 天気が良い、風のない日に行う:ブロック塀が乾きやすいため
  • 目地(継ぎ目)は傷つけない:目地は傷みやすいため
  • 研磨剤を使用しない:キズやはがれの原因になる

掃除は汚れによって3つの方法があります。

(汚れの程度) 落とし方
1.軽い汚れ スポンジやタワシで洗う
2.中程度 ・黒ずみや排気の汚れ:アルカリ性の洗剤
・コケやカビ汚れ:市販の専用洗剤(界面活性剤や消毒液などさまざま)
3.重症 高圧洗浄機で洗う

詳しく解説します。

1.軽い汚れ:スポンジやタワシを使用

軽い汚れの場合、スポンジやタワシで優しく洗ってみましょう。

  1. ブロック塀に水をかけて濡らす
  2. 中性洗剤を10倍ほど薄めたものをスポンジなどに含ませて優しく洗う
  3. 水で洗剤を洗い流す

中性洗剤は台所用や浴室用の洗剤で代用できます。軽い汚れなら、家庭用の洗剤でも十分です。

2.中程度の汚れ:専用洗剤を使用

ブロック塀の内部に浸透した汚れは、専用の洗剤でないと落とせません。排気汚れやカビなど種類に応じた洗剤を選びます。

  • コケ・カビ:コケ取り・除去剤スプレー式など、塩素系洗剤
  • 排気ガス:アルカリ性洗剤

家庭用の洗剤で使われるものに塩素系の漂白剤がカビやコケにも有効です。しかし、ブロック塀を傷める可能性があるため、使用する際は10倍以上に薄めて使用しましょう。

  1. ブロック塀にホースで水をかける
  2. 専用洗剤をスポンジやブラシにつけてこする
  3. しばらく時間を置く
  4. 洗剤が残らないよう水で洗い流す

このような洗剤を使用する際は、植木、花、野菜などの植物がない場所で行います。強い洗剤で植物を枯らしてしまう恐れがあるので注意してください。

3.重症:高圧洗浄機を使用

洗剤を使わなくても水圧できれいに落とせるのが、高圧洗浄機です。排気ガス、コケ、カビ、雨だれなどどんな汚れでも落ちます。長靴と濡れても良い服装で行いましょう。

  1. 高圧洗浄機と水道栓をつなぐ
  2. ブロック塀から20〜30cm離れて、水圧を調節しながら洗う

使用する際は、音や飛散に注意して行ってください。

高圧洗浄でブロック塀を掃除する際の注意点

ブロック塀掃除の際の注意点

高圧洗浄機を使えば、広範囲でも短時間で掃除が済み、しっかり汚れも落としてくれます。しかし、次のようなデメリットがある点を考慮しておきましょう。

  • 大きな音がする
  • 重量があり、コントロールが難しい
  • 水の跳ね返りで濡れやすい

また、水圧の調節は素人では難しいと言えます。もともと劣化している部分に使用すれば、破損させる可能性があり、扱い方に配慮しないといけません。素人がブロック塀の状態を見ながら水圧を調節し、コントロールするのは非常に難しいでしょう。

また、脚立に登って高圧洗浄機を使うのも、大変危険です。水の飛び散りで足元が滑りやすくなり、転倒のリスクが高まります。このようなリスクからも高い場所や高圧洗浄機を使った作業はプロへの依頼がおすすめです。

ブロック塀掃除をせず放置した場合の悪影響

亀裂の入ったブロック塀

ブロック塀を掃除しないと、カビや汚れが繁殖して見た目が悪くなります。とくに、家を囲むブロック塀は一番に目に付く場所なので、気になる方も多いでしょう。

さらに、カビやコケなどブロック塀の内部に侵入すれば、劣化を引き起こす原因になります。劣化のサインは次のとおりです。

  • 白華(はっか)現象:ブロックの表面に白い汚れが浮き出る現象
  • ひび割れや欠け:経年劣化などによる耐久性の低下
  • 鉄筋のサビ:ブロック塀内部の鉄筋にサビが生じる

このような修繕に多額の費用がかかるだけではなく、放っておくと地震などをきっかけに倒壊する恐れもあります。予防として1年に1回程度、メンテナンスを兼ねて掃除するのがおすすめです。

ブロック塀の汚れは防汚染塗料で塗り直して、付着しにくくする方法もあります。見た目もきれいになり、サビやカビが生えにくいなどの効果が期待できるでしょう。

また、防水性の塗装をすれば、ブロックへの水分の侵入を防ぎ、劣化防止になります。どのような塗料がよいか、塗装業者へ相談してみましょう。

ブロック塀の塗装の塗り替えは5年が目安です。表面にひび割れが出てきたら塗り替えが必要なサインで、塗装費用の相場は㎡あたり3,000~4,700円です。

ブロック塀掃除はプロ依頼がおすすめ!高所作業や広範囲ならまず相談

ブロック塀を高圧洗浄する業者

ブロック塀の掃除は、外壁洗浄の業者や塗装業者に依頼できます。プロに依頼すれば、自分ができない箇所まですっきりきれいになります。依頼の際の相場は次のとおりです。

  • 高圧洗浄の掃除:10㎡あたり12,000〜18,000円
  • バイオ洗浄:10㎡あたり19,000〜38,000円

バイオ洗浄とは、カビや藻などに効果のある洗剤を使用し、ブロック塀への負担が少ない洗浄方法です。上記以外では次のような費用がかかります。

  • 足場代
  • 養生代
  • 車両代(ガソリン代など)や駐車場代
  • 増員の費用など(人員が増える場合など)
  • ブロック塀の裏側の洗浄費用

実際の金額については、まずは見積もりを取ってみましょう。

>>近くの清掃業者から塀掃除の無料見積もりを取ってみる

ブロック塀掃除を依頼する清掃業者の選び方

ブロック塀洗浄業者の選び方

ブロック塀の掃除を依頼にあたって、どこにするのか迷っている方も多いでしょう。その際は次の項目を参考にしてください。

  • 施工件数が多く、実績がある
  • ブロック塀に関する知識やスキルがある
  • 予防対策など、さまざまなアドバイスをくれる
  • 万が一のときの損害補償やアフターフォローがある
  • 見積もりでは料金の内訳が明瞭である

上記のような業者に当てはまるかどうかを判断するのは難しいもの。まずは、屋外清掃業者や外装塗装業者などのホームページで実績の事例や写真を見たり、業者の検索サイトで口コミを見たりして確認しましょう。複数の業者へ相見積もりを取るものおすすめです。

また、万が一のトラブルに対応してくれる補償の加入やアフターフォローの有無も確認しておきましょう。汚れやカビの再発があれば、保証期間内であれば、無償で対応してくれます。保証期間やすぐに連絡がつく問い合わせ先もひかえておくと安心です。

ブロック塀の掃除回数を減らせる汚れ予防【対策と日常お手入れ】

きれいなブロック塀

ブロック塀は雨や風にさらされているため、汚れがつきやすいものです。また、経年劣化とともに段々と汚れもつきやすくなります。ブロック塀自体の寿命は約30年ほど。30年経ったからといって壊れるわけではありませんが、どこからか劣化してメンテナンスが必要になってきます。

少しでもきれいに保つには次のような手段を試しましょう。

カビやコケなどの発生を予防する

日当たりの悪い場所ではカビやコケが発生して、汚れやすくなります。日当たりを少しでも良くするには次のような工夫をしましょう。

  • ブロック塀の側に木を植えない
  • 花壇の位置を変える
  • フェンスを取り入れる
  • 防カビ塗装を行う

上記のようなことで、カビやコケの汚れを少しでも軽減できます。

定期的にメンテナンスする

ブロック塀をきれいに保つには、掃除はもちろん、ひび割れなどの劣化がないか定期的にチェックするのも大事です。

洗浄の目安は年に1回ほどで、あまり頻繁に洗浄してもブロック塀を傷めるだけです。ホウキでホコリを取ったり草を抜いたりするだけでも、すっきり見えます。

ブロック塀掃除は年に1回プロに任せて美観維持

手入れがされたきれいなブロック塀

ブロック塀の掃除を定期的に行うことで、美観が保たれ、劣化防止にもなります。軽い汚れならスポンジを使って自分で掃除するのも可能です。しかし、高い場所やひどい汚れはプロへ依頼するほうが、きれいに仕上がります。簡単に見える高圧洗浄機の洗浄は、素人では圧の調節が難しく、破損のリスクがあるので、あまりおすすめしません。

ブロック塀掃除は屋外清掃業者や外装塗装業者が請け負ってくれます。実績やアフターフォローがあるかどうかをポイントに業者を探しましょう。業者を探すなら、セーフリーのような検索サイトがおすすめ。一括で複数の業者が閲覧でき、口コミも掲載しています。ぜひ、ブロック塀清掃業者探しにお役立てください。

>>屋外清掃業者を探してブロック塀掃除を依頼する

>>外壁塗装も検討してみる

  • ブロック塀の黒ずんできた
  • なかなか汚れが落ちない…
  • 女性一人で掃除は無理!

ブロック塀は汚れが目立ちやすい
短時間できれいにできるのは
プロへ依頼するのがおすすめ!

屋外清掃業者を探す!

               

ブロック塀の掃除に関するよくある質問

  • Q. ブロック塀の掃除は自分でもできるの?

    A.

    手が届く範囲の汚れなら自分で落とせます。軽い汚れであれば、中性洗剤を使ってスポンジやブラシでこすって落としましょう。汚れの度合によって有効な落とし方を解説しています。
    ブロック塀の掃除方法!汚れの程度別作業手順

  • Q. ブロック塀の掃除をしないとどうなる?

    A.

    外観が悪くなるだけではなく、劣化してひび割れや破損などの原因になります。
    ブロック塀の掃除方法!汚れの程度別作業手順

  • Q. ブロック塀の掃除する頻度はどのくらい?

    A.

    年に1回程度、掃除しましょう。あまり頻繁に掃除するのも、破損の原因になるよくありません。
    定期的にメンテナンスする

各種屋外清掃(外壁・ウッドデッキなど)の

地域からおすすめ業者を探す

北海道・東北 北海道 | 青森 | 秋田 | 岩手 | 宮城 | 山形 | 福島
首都圏 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬
北陸・甲信越 富山 | 石川 | 福井 | 新潟 | 山梨 | 長野
東海 愛知 | 岐阜 | 三重 | 静岡
近畿 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山
中国・四国 広島 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知
九州・沖縄 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄
  • 即対応可能な
    業者アリ

  • 近所の業者を
    探せる

  • 口コミから
    評価比較