引掛シーリングが古いと危険?確認すべき劣化サインと交換目安・寿命を徹底解説

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引掛シーリングが古いと危険?確認すべき劣化サインと交換目安・寿命を徹底解説

2025.06.09 2025.06.09

この記事では、

引掛シーリングが古いけど大丈夫?寿命、安全性は?」
DIYで取り替えられるもの?」
「若干違う形ではまらないのは、古いタイプ?

といった疑問をお持ちの方に向けて、古い引掛シーリングにまつわる注意点や交換の際のポイントをわかりやすく解説します。安全面でのリスクや、照明器具の不具合につながる可能性もあるため、正しい知識をもとに点検・交換を検討することが大切です。

記事後半では、業者に不具合を見てもらう際や交換依頼にかかる費用相場もご紹介。照明・配線まわりの異変を感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。

古い引掛シーリングを使い続ける3大リスク

女性

古い引掛シーリングを長年交換せずに使い続けると、安全面でのトラブルが発生するおそれがあります。以下では、実際に起こりうる3つの重大なリスクについて解説します。

接触不良による点灯不良・チラつき

古くなった引掛シーリングでは、内部の金属部品が劣化し、照明器具との接触が不安定になることがあります。これにより、照明が点灯しなかったり、頻繁にチラついたりする症状が現れます。

一見小さな不具合に見えても、器具の寿命を縮める原因になるため早めの対処が必要です。

劣化による発熱・発煙・火災リスク

長年使用した引掛シーリングの樹脂部分や配線部は、経年劣化によって熱に弱くなり、発熱や発煙につながることがあります。最悪の場合、発火して火災に至るケースも報告されており、安全上の大きな問題です。

特に製造から20年以上経過した器具は早急な交換が推奨されます。

器具落下の恐れ

引掛シーリングが老朽化すると、照明器具を支える固定機能も弱まります。器具がしっかりと固定されていない状態では、地震や振動の影響で突然落下する可能性があります。

重いシャンデリアやペンダントライトを取り付けている場合は、人的被害につながる危険もあるため注意が必要です。

古い引掛シーリング劣化のサイン【即交換!高リスクの状態とは】

引掛シーリングの劣化は、安全性に直結する問題です。以下のような兆候が見られる場合は、すぐに使用を中止し、交換を検討してください。

プラスチック部分の変色や割れ

引掛シーリングの本体が黄ばんだり、茶色く変色している場合は、熱や紫外線による劣化が進行している可能性があります。さらに、ひび割れや破損が見られる場合は、構造的な強度が低下しており、照明器具の落下につながるリスクがあります。

金属端子の腐食やサビ

照明器具と接触する金属部分にサビや緑青(緑色のサビ)が発生している場合、接触不良や発熱の原因となります。見た目では小さな変化でも、接続部の温度が異常に上がり、最悪の場合は発火に至ることもあるため、早急な交換が必要です。

締め付けがゆるい

照明器具を取り付けた際にガタついたり、傾いたりする場合は、引掛シーリング側の保持力が低下している可能性があります。器具の重みで本体がさらに劣化し、ある日突然落下するケースもあります。

引掛シーリングが古いのは何年くらいから?耐用年数と交換目安

引掛シーリングの寿命は、見た目に異常がなくても年数が経てば安全性に影響します。現在では主流の照明器具に合わない古い型のシーリングも存在するため、適切な交換時期を知っておくことが大切です。以下で耐用年数や点検・交換の目安を解説します。

引掛シーリングの寿命

一般的に引掛シーリングの寿命は10年〜15年程度とされています。プラスチックや金属部品が経年劣化することで、接触不良・緩み・変形といったリスクが高まり、照明器具の点灯不良や発煙事故につながるおそれもあります。

設置から10年以上経っている場合は、安全のために点検・交換を検討する時期といえます。

点検・交換時期の目安

今の照明器具が取り付けられない、形が合わないと感じたら、古い規格の「角形引掛シーリング」である可能性があります。このタイプは現在主流の丸形に比べて互換性が低く、照明器具の選択肢が限られます。

見た目ではわかりにくい場合もあるため、製造年や取り付けからの経過年数を確認し、15年を超えるようであれば交換をおすすめします。

古い引掛シーリングの交換方法

古い引掛シーリングの交換方法

古くなった引掛シーリングは、点灯不良や火災リスクにつながることがあるため、早めの交換が推奨されます。ただし、電気設備に関する作業には法律上の制限があるため、対応できる範囲や注意点を事前に理解しておく必要があります。

引掛シーリング交換に資格は必要?

基本的に、電源直結の照明器具や引掛シーリングの新規設置・電源配線の工事には「電気工事士」の資格が必要です。ただし、既設の引掛シーリングを新しい同型に交換するだけで、配線の接続をいじらずに作業できる場合は、資格がなくても対応可能とされています。

とはいえ、安全確保や適合確認のため、可能であれば専門業者に依頼するのが望ましいでしょう。

DIYで交換できるケースと注意点

すでに引掛シーリングが設置されていて、その土台を利用した器具の交換や、同型シーリングの入れ替えであれば、DIYでも作業は可能です。

ただし、電源ブレーカーを確実に落とす・作業前に通電を確認する・感電や落下を防ぐための安全対策を徹底する必要があります。シーリングの種類(丸型・角型)や配線状態を事前に確認し、不明点がある場合は無理せず電気工事士に相談してください。

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業者に依頼する場合の流れ

引掛シーリングの種類が不明な場合や、配線工事が発生しそうな場合は、電気工事業者への依頼が安心です。一般的な依頼の流れは以下のとおりです。

  1. 問い合わせ・相談
  2. 現地確認・見積もり
  3. 工事日の調整・実施
  4. 動作確認・完了報告

安全確実な工事が求められる場合はプロに任せた方が安心です。

古い引掛シーリング交換にかかる費用相場

古い引掛シーリング交換にかかる費用相場

古い引掛シーリングを安全に交換するには、本体の購入費と交換作業の工事費が必要です。ここでは、それぞれの費用の目安と、複数箇所ある場合の総額イメージもあわせて解説します。

引掛シーリング本体の価格

引掛シーリング本体の価格は、製品の種類によって異なりますが、一般的な丸型や角型のものであれば500円〜1,500円前後が相場です。埋込ローゼットタイプや天井の材質に合った器具を選ぶ必要があるため、事前に適合確認をしておくと安心です。

LED照明などとセットになったタイプを選ぶと価格は上がりますが、今後の省エネやメンテナンス性を重視する方にはおすすめです。

工事費の目安

業者に交換を依頼する場合の工事費は、1箇所あたり3,000〜8,000円程度が目安です。ただし、作業の難易度や天井の高さ、配線の状態によっては金額が変動することがあります。また、一度に複数箇所(たとえば5箇所)をまとめて依頼する場合は、出張費が1回で済むため、1箇所ごとの単価が下がるケースもあります。たとえば5箇所で15,000〜30,000円程度が想定されます。

複数箇所の交換を検討している場合は、セットで見積もりを依頼するのが効率的です。

古い引掛シーリングを交換するならどこに頼むべき?

古い引掛シーリングの交換は、感電や火災リスクを避けるためにも信頼できる業者に依頼することが重要です。ここでは、依頼先としてよく選ばれる3つの選択肢と、それぞれの特徴や選び方のポイントをご紹介します。

街の電気工事業者

地域に密着した電気工事業者は、照明や配線のトラブルに幅広く対応してくれます。直接相談しやすく、現地調査や見積もりにも柔軟に対応してくれるケースが多いため、複数箇所の引掛シーリング交換や配線状態の確認も一括で頼みやすいです。

費用は作業内容に応じて異なりますが、施工の質と対応力を重視したい方にはおすすめです。

 

\まずは相談!/

近くの業者を探してみる>>

家電量販店・ホームセンター

一部の家電量販店やホームセンターでは、照明器具購入とあわせて取付・交換工事をセットで依頼できます。商品の選定から工事までワンストップで完結できる点がメリットです。

ただし、対応範囲が限られることがあり、古いタイプの引掛シーリングや複雑な配線には対応していない場合もあるため、事前確認が必要です。

比較サイト・マッチングサービス

マッチングサービスを利用すれば、複数の電気工事士から料金や口コミを比較して選べます。費用感を掴みやすく、日程調整や問い合わせもオンラインで完結するため、手軽に依頼先を見つけたい方に向いています。

ただし、サービスによっては工事保証が別途設定されているため、事前に保証内容やキャンセルポリシーを確認しておきましょう。

古い引掛シーリングは早めの交換を!

引掛シーリングが古くなると、発火や接触不良といった思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。特に築年数の経った住宅では、照明が点かない、器具がグラつくなどの症状が出始めたら要注意です。

10年以上使用している場合は、見た目に異常がなくても一度点検することをおすすめします。安全を確保するためにも、無資格での作業は避け、電気工事士などの資格を持つプロへ相談しましょう。

 

セーフリーでは、引掛シーリングの点検や交換に対応した電気工事業者を地域から簡単に検索できます。相見積もりも可能なので、費用や対応を比較しながら、納得のいく業者選びができます。まずはお気軽にご相談ください。>近くの電気工事業者を探して、照明設置について相談する

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