2025.08.06 2025.08.06
この記事では、テレビ視聴時にE202（放送が受信できません）エラーが出たときの原因と対処法を解説します。
E202のエラーはちょっとしたことで解決できる場合がありますが、アンテナに不具合があると自力で解決するのは難しいです。自力で対応できること、専門業者を呼ぶべき状況で分けて紹介しているので、チェックしてみましょう。
エラーが解決しない場合の相談先や、業者選定のポイントも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
PR
アンテナ工事
今週No.1おすすめ優良業者!!
クラシアン
水道トラブルでお馴染みのクラシアンが電気トラブルにも対応！漏電、ブレーカー工事、照明工事、アンテナ工事、エアコンの新規設置、交換から防犯カメラ工事まで幅広く対応します。最短30分、出張費無料で駆けつけてくれるので急ぎの時も安心。まずはお気軽にご相談ください！
対応エリア東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山（一部エリア除く）
目次
E202（放送が受信できません）の原因は6つ！【内部・外部のチェックポイント】
テレビを見ている最中、またはスイッチを入れた直後に「E202 放送が受信できません」という表示が出たら、電波の受信が正常ではないことを示しています。
ただし、テレビ本体に問題があるとは限りません。原因はテレビの内部設定から外部の設備や天候の影響までさまざまです。
ここでは、E202エラーが起きる代表的な6つの原因について詳しく解説します。
ケーブル配線に接触不良がある
テレビ裏のアンテナケーブルや接続機器の配線がしっかり接続されていない場合、電波がテレビまで届かずにエラーが発生します。テレビ周辺の掃除後や、録画機器・ゲーム機などを新しく接続した直後は、わずかな揺れや接触ミスによってケーブルが緩んでしまうケースもよくあります。
また、差し込み口が劣化していたり、ケーブルそのものが断線しかけていたりするケースもあり、見た目だけでは判断しづらいでしょう。テレビや周辺機器が問題なく作動しているように見えても、配線のわずかな異常が受信エラーの原因になっている可能性があるのです。
チャンネル設定に不具合がある
引っ越し直後や新しいテレビを設置したタイミングでは、地域に応じたチャンネル設定が正しく出来ていないかもしれません。また、突然映らなくなったときも設定がリセットされたり、周波数の変更によりズレが生じているケースがあります。
地上デジタル放送では、地域ごとに受信するチャンネルの周波数が異なるため、正確にスキャンできなければ電波を正常に受信できません。初期設定や再スキャンが不十分なままだと、テレビは信号を受け取れず、E202の表示が出ることになります。
アンテナに不具合がある
テレビ電波を受信するためのアンテナが何らかの理由で正常に機能していない場合も、E202の原因となります。代表的なのは強風や落雷、動物の接触などでアンテナの向きがズレてしまうケースです。
アンテナは非常に微妙な角度で電波を捉えているため、わずかな傾きでも受信レベルに影響する！
また、アンテナ本体が劣化している場合も要注意。設置から10年以上経過していると、部品の腐食や内部配線の劣化によって受信性能が落ちる場合があります。屋外に設置されたアンテナは常に風雨にさらされているため、年数が経つごとに故障リスクが高まります。
B-CASカードに不具合があり
地デジやBS放送の視聴に必要なB-CASカードが正しく認識されていない場合も、E202エラーが発生する場合があります。B-CASカードはテレビ本体に挿入されているICチップで、暗号化された信号を解読し映像として表示する重要な役割を担っています。
しかし、長期間テレビを操作していない場合や、何度も抜き差しを繰り返していると、カードの端子部分にホコリや汚れが付着し接触不良を起こすケースも。また、ICチップ自体に不具合がある場合も、正常に信号を受け取れなくなります。
電波障害で見れない
テレビが受信している地上波デジタル信号は、周囲の環境に強く影響を受けます。家の近隣に高層ビルが新たに建設されたり、大型施設の機器が強い電波を発していると、それが障害となって電波が届きにくくなることがあるのです。
電波障害は自宅だけでなく周辺地域の広範囲に影響を及ぼすため、近隣でも同様の症状が出ていないか確認してみると良いでしょう。
個人で解決するのが難しい時は、状況に応じて管理会社や自治体に相談しましょう。
悪天候が影響している
台風や大雨、大雪、雷などの悪天候が原因で、一時的に電波の受信状態が不安定になる場合があります。このような気象状況では、アンテナは問題がなくても受信レベルが低下し、テレビが映らなくなることも。
また、強風によってアンテナの向きが変わってしまったり、雨水の侵入でケーブルが一時的にショートしてしまうこともあり、天候が回復しても受信エラーが続く場合は設備そのものの点検が必要でしょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
強風でテレビアンテナが倒れた！修理の費用相場とすべき対処【安く抑えるコツも】
2025.08.05 2025.08.05
E202（放送が受信できません）の直し方【自力対応／業者依頼の判断も】
テレビに「E202 放送が受信できません」の表示が出たとき、故障を疑う方も多いでしょう。実際はちょっとした接触不良や設定のズレが原因であることも少なくありません。
まずは自分での対処を試してみて、それでも改善しない場合は専門業者へ相談しましょう。
- 【自分で】配線を確認してみる
- 【自分で】チャンネル設定し直す
- 【自分で】テレビを再起動してみる
- 【自分で】B-CASカードを挿し直してみる
- 【業者依頼】アンテナの向きを調整してもらう
- 【業者依頼】アンテナや周辺機器をチェックしてもらう
ここでは、E202エラーを解消する「自力でできる方法」と「業者に依頼すべき判断ポイント」を解説します。
【自分で】配線を確認してみる
配線確認のときは、以下の点に注意してよく見てみましょう。
- すべてのケーブルが適切な端子に挿さっているか
- 断線や劣化がないか
- 端子の金属部分が折れたり曲がったりしていないか
テレビ周りを掃除した直後や、機器を接続した直後に起きる場合は、ケーブルが少し動いただけでも影響が出る場合があります。
【自分で】チャンネル設定し直す
突然テレビが映らなくなった場合、設定の不具合や一時的なエラーによってチャンネル情報がリセットされているかもしれません。
リモコンの「メニュー」や「ホーム」ボタンからチャンネルを再スキャンし、設定し直してみましょう。取扱説明書を参考にしながら進めれば、それほど難しい作業ではありません。
【自分で】テレビを再起動してみる
意外と効果があるのが、テレビ本体の再起動です。パソコンやスマートフォンと同様、テレビも長時間の使用や軽微なシステムエラーによって内部処理が不安定になる電子機器です。
電源を完全に切って再起動すれば、不具合が解消されるかもしれません。やり方はとても簡単で、テレビの電源をオフにした上でコンセントから電源プラグを抜き、1〜2分ほど待ってから再度差し込み直して電源を入れるだけです。
【自分で】B-CASカードを挿し直してみる
B-CASカードは、テレビ放送の視聴に必要なICカードです。接触不良やホコリの付着、ICチップの汚れがE202エラーの原因となるため、一度カードを抜いて軽く拭き取り、再度正しく差し込んでみてください。
カードの抜き差しは必ずテレビの電源を切った状態で実施しましょう。破損や摩耗が見られる場合は再発行の手続きが必要ですが、正常に挿し直すだけでエラーが解消するケースも多いです。
【業者依頼】アンテナの向きを調整してもらう
自分で確認できる範囲の対処をしても改善されない場合、アンテナの向きが原因になっている可能性があります。地デジやBS・CS放送のアンテナは、受信方向に非常に敏感で、わずかなズレでも電波が届かなくなる場合があるのです。
屋根の上に設置された八木式アンテナや高所のアンテナは、自力での調整が難しく危険を伴います。
また、調整は電波レベルを確認しながら角度を細かく合わせる必要があり、専用の測定機器がないと正確な調整は難しいでしょう。アンテナの向きが疑わしいと感じたら、無理をせず専門業者に依頼しましょう。
【業者依頼】アンテナや周辺機器をチェックしてもらう
10年以上使用しているアンテナや、外壁を這わせるような配線は、知らぬ間に損傷している可能性が高いです。しかし、アンテナ本体やブースター、配線ケーブルなどの周辺機器に経年劣化や故障が起きていても、見た目で判断できないと思われます。
このようなときは、専門業者に電波受信に関わる機器全体を点検してもらいましょう！
配線の張り替えや機器の交換など、必要な処置をプロの視点で判断してもらうとアンテナ周辺のトラブルを一気に解決できます。
E202（放送が受信できません）のエラー表示が解決しない！【適切な相談先は2つ】
E202のエラー表示は、接触不良やチャンネル設定の乱れといった簡単な問題から、アンテナ本体の不具合や地域的な電波障害まで、幅広い要因で起こると解説しました。
ここでは、エラー表示が解決しない場合の相談先をシチュエーション別に解説します。
一戸建ての場合
一戸建て住宅でE202のエラーが解消しない場合、テレビや周辺機器の不具合を除外した上で、アンテナ本体やケーブルの劣化が疑われます。屋根上に設置されたアンテナの向きがずれていたり、部品が経年劣化していると電波を正常に受信できなくなります。
修理や交換が必要な場合は、アンテナ修理専門業者へ相談するのが適切です。また、地域一帯で同じ症状が出ている場合は、自治体の広報や総務省の電波障害相談窓口で状況を確認してみましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
アンテナ修理はどこに頼むべき？依頼先ごとの特徴や選び方と依頼時の注意点を解説
2025.04.17 2025.04.27
賃貸住宅の場合
アパートやマンションなどの賃貸住宅でE202が表示され続ける場合、自分でアンテナや配線を修理・交換するのは原則できません。共用部に設置されている設備に不具合がある可能性も高いため、まずは管理会社や大家へ連絡を取り対応してもらいましょう。
必要に応じて管理側からアンテナ業者に連絡が入り、修理や点検が実施されます。
オフィス・店舗の場合
業務用のテレビ設備を使用しているオフィスや店舗では、E202の原因が業務用アンテナの劣化やブースターの故障にあるケースも少なくありません。個人向けのテレビ修理業者では対応が難しい場合があるため、法人向けの電気工事業者やアンテナ設置業者に依頼しましょう。
また、建物がビル全体の共用設備を使っている場合、ビル管理会社へ状況報告し、点検や修理対応を仰いでください。
E202（放送が受信できません）のエラー表示を直す業者選び【3つのポイント】
E202エラーが何度も表示され、自分で対処できないと感じたら早めに専門業者へ依頼しましょう。E202の修理を依頼する前に、信頼できる業者を見極める3つのポイントをご紹介します。
アンテナ工事の実績が豊富
E202のエラーはテレビや配線の不具合だけでなく、アンテナ本体の劣化や方向ズレが原因も少なくありません。そのため、テレビ修理だけでなくアンテナ工事に詳しい業者を選びましょう。
屋根上や高所での作業を伴うため、安全対策を含めた適切な対応ができる経験豊富な業者を選ぶと安心です。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2025.04.01 2025.05.17
見積もり内容・料金が適正か
業者を選ぶときはしっかりと見積もりを出してもらい、料金内容に不明点がないか確認してください。出張費や作業費、部品交換が必要な場合の料金など、すべてを含んだ総額での見積もりを提示してくれる業者であれば、後から費用が増える心配もありません。
安すぎる見積もりは手抜き工事の可能性もあるため、相場に合った適正価格かどうかも判断の目安にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
テレビアンテナの工事費用を徹底解説！料金を抑えて安く依頼するコツ・方法も
2024.10.08 2025.03.31
台風などの保証があるか
自然災害が原因でアンテナの向きがずれた場合や、設備に不具合が起きた場合、再発するリスクもゼロではありません。そのため、施工後に一定期間の保証を付けている業者を選ぶと、万が一のときにも安心です。
台風や強風による再調整に無償で対応してくれる保証内容であれば、今後の気象トラブルにも備えられます。保証の期間や範囲が明記されているかチェックしてみましょう。
E202（放送が受信できません）のエラー表示が解決できないときは専門業者に頼ろう！
本記事では、E202（放送が受信できません）の原因と対処法を解説しました。解決しない場合の相談先、業者選びのポイントもお分かりいただけたかと思います。
テレビ側の不具合であれば自力で直せる場合がありますが、アンテナの不具合であれば業者を呼ぶ必要があります。「何をしても直らない」「何か変になりそうで不安…」という方は、無理に直そうとせず専門業者に相談しましょう。
アンテナ関係の専門業者はセーフリーに多数掲載しています！口コミ・実績を確認しながら、気になる業者が簡単に見つかりますよ。まずは3社程度ピックアップし、無料見積もりに進んでみましょう！
＼現地調査・見積もり無料の業者多数掲載！／
- E202のエラー表示でテレビが全然見れない…
- E202のエラー表示が直らない…
- E202のエラー表示が頻繁に出てくる
E202のエラー表示はアンテナ絡みかも！？
内部の設定で直らない場合は
専門業者に相談して確実に解決を！
「放送が受信できませんE202」エラー表示に関するよくある質問
-
Q. E202のエラー表示が頻繁になる場合は？
A.E202の表示が何度も繰り返し出る場合、一時的な不具合ではなく、アンテナや配線、機器そのものに根本的な問題がある可能性が高いです。専門業者に点検依頼し、原因を特定してもらいましょう。
-
Q. E202のエラー表示は簡単に直せる？
A.E202のエラーは、原因によっては比較的簡単に解消できるケースもあります。
- 配線の接触不良
- B-CASカードの挿し直し
- チャンネル設定の再スキャン
この程度のトラブルなら、説明書を見ながら自力で解決できるでしょう。
-
Q. E202のエラー表示がどうしても改善されない場合は？
A.あらゆる自己対処法を試してもE202の表示が解消しない場合は、業者への依頼が必要です。専門のアンテナ業者に依頼して、アンテナ本体の向きや劣化、ブースター・ケーブルの状態、周辺環境の電波障害などを総合的に点検してもらいましょう。
