2025.08.31 2025.08.31
今回は、電柱に防犯カメラを設置に関する役立つ情報をお届けします。
電柱にカメラを取り付ければ、不審者の抑止やトラブル時の証拠収集に効果的です。ただ、電柱への防犯カメラ設置の可否や費用を知りたい方も多いでしょう。
この記事では、防犯カメラを電柱に設置する際の取り付け手順や必要な手続き、導入時の注意点をわかりやすく解説します。防犯カメラの取り付けを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
電柱に防犯カメラを設置できるのか?
ここでは、電柱に防犯カメラを設置できるのか、以下の3つの項目に分けて解説していきます。
- 道路占用許可
- 電力会社への申請
- プライバシーへの配慮
それぞれ詳しくみていきましょう。
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道路占用許可
電柱に防犯カメラを設置する場合、設置場所が公道に面している場合は「道路占用許可」が必要となります。市区町村の道路管理者に申請を行い、占用の可否を確認しましょう。
一方で、電柱が私道にある場合は道路占用許可は不要ですが、土地の所有者や管理者の承諾が必須です。
設置場所によって必要な手続きが異なるため、事前に公道か私道かの確認が重要です。
電力会社への申請
防犯カメラを電柱に設置する際は、電柱を管理する電力会社への申請が欠かせません。手続きの流れは次のとおりです。
- 電力会社に問い合わせ
- 申請書・設置図面など必要書類を提出
- 審査・許可の取得
- 設置工事を実施
- 完了報告を提出
これらの手順を経て初めて正式に設置が認められます。無断で設置した場合は撤去や罰則の対象となる可能性があるため、必ず正規の手続きを踏むことが重要です。
プライバシーへの配慮
防犯カメラを電柱に設置する際は、防犯効果だけでなく周囲のプライバシーにも十分な配慮が求められます。
例えば、隣家の敷地や室内、通行人の顔を不必要に映し続けるような角度は避けるべきです。撮影範囲を防犯目的に必要な最小限に絞り、レンズの向きや高さの調整が重要となります。
さらに、録画データの保存期間や閲覧範囲を限定し、管理体制を明確にしておくことも住民への安心感につながるでしょう。
電柱に防犯カメラを設置するメリット・デメリット【注意点も】
電柱に防犯カメラを設置すれば、広範囲をカバーでき犯罪抑止に効果的です。しかし、申請手続きやプライバシー配慮など注意点も多くあります。
ここからは、メリット・デメリットとあわせて設置時のポイントを解説します。
メリット
電柱に防犯カメラを設置するメリットは、以下の通りです。
- 高い位置から広範囲を監視できる
- 犯罪や不審行動の抑止に効果的
- 専用支柱が不要で設置コストを抑えられる
- 電柱の既存電源を活用できる場合がある
このように、防犯効果と効率性を兼ね備えているのが電柱設置の大きな魅力といえます。
デメリット
電柱に防犯カメラを設置する際はメリットが多い反面、いくつかのデメリットや注意点もあります。デメリットは、以下の通りです。
- 電力会社や自治体への申請が必須
- 手続きや工事に時間と費用がかかる
- プライバシー侵害リスクがある
- 設置後も点検や維持管理が必要
このように、導入には防犯効果と同時に責任も伴うため、事前の調整と配慮が欠かせません。
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電柱への防犯カメラ取り付け手順
電柱に防犯カメラを設置する手順は、大きく3つのステップに分けられます。
- 近隣住民の同意を得る
- 導入するカメラを選定する
- 設置工事の依頼
それぞれ詳しく解説していきます。
1.近隣住民の同意を得る
電柱に防犯カメラを設置する前に、まず近隣住民への説明と同意を得ましょう。防犯目的であっても、カメラの向きや撮影範囲によってはプライバシー侵害と受け取られる可能性があります。
そのため、導入の目的や設置場所、撮影範囲、データの扱いについて丁寧に説明し、不安を取り除くことが大切です。
事前に理解を得ておけば、設置後のトラブルを防ぎ、地域全体の安心感にもつながります。
2.導入するカメラを選定する
設置環境や目的に合わせて適切な防犯カメラを選ぶことも欠かせません。
夜間や逆光に強いタイプ、防水・防塵性能に優れた屋外用、録画機能や遠隔監視に対応したモデルなど、必要な機能を整理して比較検討しましょう。
また、電柱の高さや角度を考慮し、広角レンズや高画質モデルを選ぶと効果的です。目的に応じたカメラを選定すれば、防犯効果をより発揮できます。
3.設置工事の依頼
カメラの設置は、電気工事士など専門業者に依頼するのが安全で確実です。電柱は電力会社の管理下にあるため、無断で取り付けることはできません。
事前に電力会社へ申請し、許可を得たうえで工事を依頼しましょう。配線の取り回しや固定方法も専門知識が必要となるため、自己判断での設置は危険です。
許可と技術の両面を満たした工事で、安心して防犯カメラを運用できます。
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電柱に防犯カメラを設置する費用相場
電柱に防犯カメラを設置する場合の、費用相場を以下の表にまとめます。
項目 | 内容 | 費用相場(目安) |
---|---|---|
防犯カメラ本体 | バレット型・ドーム型などの機器代 | 2万~10万円/台 |
録画機器・保存媒体 | HDD・SDカード・クラウド利用料など | 1万~5万円 |
電柱使用手数料 | 電力会社への申請・使用料 | 年間1万~3万円程度 |
設置工事費 | 取付工事・配線作業など | 3万~10万円 |
ネットワーク環境整備 | 通信回線・ルーター等 | 月額数千円~ |
メンテナンス費用 | 点検・修理・更新など | 年間1万~3万円程度 |
電柱に防犯カメラを1台設置する場合、初期費用は約10万~20万円程度が目安となります。
さらに、電柱使用手数料やメンテナンス費用、クラウド保存料などのランニングコストも発生するため、長期的な運用コストも考慮した計画が大切です。
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電柱に設置する防犯カメラの選び方
電柱に設置する防犯カメラの選び方として、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
- カメラの画角
- ネットワークを通じた録画
- ローカル録画
- 防水性・耐塵性があるタイプ
ここからは、これら4つをそれぞれ詳しく解説します。
カメラの画角
防犯カメラを選ぶ際は、まず画角の確認が大切です。広角タイプなら広い範囲を一度に映せるため、駐車場や交差点などに適しているでしょう。
一方で、望遠寄りのレンズは特定の場所を詳細に監視するのに向いています。
また、カメラの形状には直線的で屋外に設置しやすい「バレット型」と、目立ちにくく屋内外で利用できる「ドーム型」があります。
設置目的と環境に合わせて画角と形状を選びましょう。
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ネットワークを通じた録画
インターネット経由で録画や監視ができるカメラは、遠隔からでも映像を確認できる点が大きなメリットです。スマートフォンやパソコンからアクセスでき、異常があればすぐに把握できます。
また、クラウド保存に対応した機種なら、データが消失するリスクを減らせるのも強み。ただし、安定した通信環境が必要となるため、設置場所のネットワーク状況を事前に確認しておくと安心です。
ローカル録画
録画データをSDカードやHDDなどに保存するローカル録画方式は、ネット環境に依存せず利用できるのが特徴です。
通信トラブルの影響を受けず、確実に映像を残せます。一方で、保存容量には限りがあり、定期的なデータ入れ替えや機器の管理が必要です。
長期間の保存や遠隔確認には不向きな場合もあるため、必要に応じてネットワーク録画と併用するとより安心でしょう。
防水性・耐塵性があるタイプ
電柱に設置する防犯カメラは屋外環境にさらされるため、防水性や耐塵性を備えたモデルを選ぶこともポイントです。
中でも、IP66以上の防水・防塵性能を持つ機種なら、雨や砂ぼこりに強く、長期間安定して使用できます。
バレット型は筐体(ケース)がしっかりしており屋外向き、ドーム型は防犯性が高く破壊されにくい特徴があります。
設置環境や目的に応じて、耐久性と形状を考慮して選びましょう。
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今回は、防犯カメラを電柱に設置する際の手順や注意点について詳しく解説してきました。
設置にあたっては、申請・許可とカメラ選びが重要。機種選定や具体的な工事方法は、専門業者へ相談すると安心です。
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防犯カメラを電柱に設置する際のよくある質問
-
Q. 防犯カメラを電柱に設置する際の業者の選び方
A.防犯カメラを電柱に設置する際は、電力会社への申請実績があり、施工やアフターサポートまで対応できる専門業者を選ぶことが重要です。
-
Q. 防犯カメラを電柱に設置するのには高額な費用がかかる?
A.防犯カメラを電柱に設置するには本体代や工事費に加え、電柱使用料などもかかるため高額になりやすいです。
-
Q. 防犯カメラを電柱に設置する際の注意点は?
A.防犯カメラを電柱に設置する際は、電力会社への許可取得と周囲のプライバシーへの配慮が必要です。