2025.09.08 2025.09.08
「屋根が飛んで大変…誰を頼ればいいの…」
「業者に連絡?保険会社が先?非難してこない業者さんは?」
「飛んだ破片などで大きなトラブルにならない?大ごとにならない対策は?」
といった屋根が飛んだ際、飛びそうな際によくある疑問に対して、以下、丁寧に解説していきます。
台風や強風で屋根がはがれたり、さらにはがれた箇所が飛ばされてしまうと、パニックで頭が真っ白になってトラブルを大きくしがちなもの。緊急事態にあってもなるべく冷静に、応急処置から修理業者への連絡、そして保険会社への申請まで、正しい手順を踏んで一つずつ問題を解決していきましょう。
記事後半では、実績豊富で親身に対応してくれる業者の選び方やトラブル事例にも触れます。頼れる依頼先を見つけたい方はいったん落ち着いて、ぜひ最後までご覧ください。
目次
屋根が飛んだときの対処法!強風被害共通の3ステップ【台風・竜巻も】
台風や突風で屋根がはがれてしまうと、慌ててしまい何から手をつけていいのか分からなくなるものです。被害を最小限に抑えるには、正しい順序で落ち着いて行動しましょう。
以下3つのステップは、強風・台風・竜巻といった、屋根が飛んでいく全ての原因に共通する対処法です。
- 応急処置ができるならする
- 修理業者に連絡する
- 保険会社に連絡・申請する
強風による屋根被害は、迅速な対応がその後の修理費用や生活への影響を大きく左右します。
安全を第一に行動し、応急処置・業者への依頼・保険申請を順序よく進めることが被害を最小限に抑えるポイント!
続いて、各ステップのポイント・注意点を細かく見ていきましょう。
屋根が飛んだときの対処法ステップ1:応急処置
まずはご家族と近隣の安全確保が最優先です。屋外で瓦や板金の落下が続いている場合は近づかず、停電や漏電の不安があるときはブレーカーを落として二次被害を防ぎましょう。
室内では雨水の侵入を広げないよう、濡れている場所の下にブルーシートや新聞紙を敷き、その上にバケツを置いて飛び散りを抑えます。バケツの中に雑巾を入れておくと水はねが減り、床材の傷みを抑えられます。
傷んだ屋根に自分で登るのは極めて危険です。濡れた屋根は想像以上に滑りやすく、ブルーシートの固定が不十分だと再び飛散して他所の被害につながることもあります。
応急的な止水や養生は、できるだけ業者の到着を待って任せるのが得策です。
被害の様子はスマホで写真・動画を残しておくと、見積もりや保険申請で役立つでしょう。
屋根が飛んだときの対処法ステップ2:修理業者に連絡する
被害の拡大を防ぐには、応急処置と並行して早めの連絡が肝心です。台風後は依頼が集中しがちなので、状況を端的に伝えつつ「仮養生の可否」と「現地調査の最短日程」を優先して押さえましょう。
- 業者選定・見積もり依頼
- 契約
- 修理
- 引き渡し
各ポイントを整理していきます。
1.業者選定・見積もり依頼
連絡の際は、破損箇所・雨漏りの有無・築年数・発生日を整理して伝えると、必要な人員や道具の手配がスムーズになります。相見積もりも良いですが、緊急性が高いときはまず仮養生を迅速に実施できる一社に連絡を入れて確保し、見積り費用をしっかり検討する程度にした方が時間がかかりません。
見積もりでは工法、使用部材、工程、養生費、廃材処分費、諸経費、保証の範囲まで明記されているか確認します。
2.契約
金額・工期・保証・支払い条件(前金の有無と割合)に合意できたら契約へ進みます。火災保険や自治体補助金の活用予定がある場合は、申請に必要な写真や書類(見積書・被害報告書・工程写真)を「着工前から」用意してもらえるよう契約書に盛り込むと安心です。
契約を急かす過度な値引きや当日限定の勧誘には注意し、疑問点は書面で確認してからサインしましょう。
3.修理
部分補修なら1〜3日、金属屋根のカバー工法や葺き替えでは1〜2週間程度が目安です(天候や資材手配で前後)。工事前に近隣への挨拶や養生計画を確認しておくと、騒音・粉じん・落下物リスクのトラブルを予防できます。
雨天時は安全と品質確保のために中断される場合があるため、予備日を含めた工程表を持っておくと安心です。
4.引き渡し
完了後は仕上がりを一緒に確認し、施工前後や途中工程の写真、使用資材の納品書、保証書、清算書などを受け取ります。雨天後の再点検日を決めておくと、止水状況の確認ができて安心です。
保険申請する場合はこれら一式がそのまま提出資料になるため、大切に保管してください。
屋根が飛んだときの対処法ステップ3:保険会社に連絡・申請する
修理手配と並行し、加入中の保険の補償対象か早めに確認します。被害から時間が経つほど因果関係の説明が難しくなるため、写真・動画・見積書・被害報告をセットで揃えるのが重要です。
火災保険
多くの火災保険は「風災」を補償対象としており、棟板金の飛散、瓦のずれ・割れ、雨樋や下地の損傷などが認定される場合があります。自己負担額(免責)が設定されている契約もあるため、保険証券の補償内容・支払い条件・請求期限を窓口で確認しましょう。
申請では被害写真、修理見積書、業者の被害報告書、罹災証明(自治体で必要とされる場合)が求めらます。
仮復旧に要した費用の領収書も残しておくと、対象経費として扱われる可能性があります。
個人賠償責任保険
飛散した瓦や板金で第三者に怪我を負わせたり、他人の車・建物を損傷させたりした場合は、個人賠償責任保険の出番です。火災保険や自動車保険、クレジットカードの特約として付帯しているケースが多いので、契約先を確認し速やかに事故受付します。
被害者対応や示談交渉サービスの有無、自己負担額、対象範囲を把握し、現場写真や相手方の連絡先、事故状況のメモを整理しておくと手続きが円滑に進みます。
屋根が飛んだときの頼れる修理業者の探し方!はがれて飛びそうなケースでも
強風被害は時間との勝負です。いち早く仮養生と本修理の段取りを進めるために、探し方そのものを間違えないことが肝心です。
特に比較・紹介サイトは、状況入力だけで複数社に一括打診できるため、緊急の際、最短で候補を揃えたいときにおすすめです。以下の比較を踏まえ、自分に合った方法でまずは連絡を入れましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
比較・紹介サイトを 活用する |
・複数社へ簡単に見積もり依頼が可能 ・掲載基準があるため悪徳業者を避けやすい ・地域ごとの絞り込みなどが簡単 |
・登録されていない業者は候補に出ない ・繁忙期は返信や対応に時間がかかる場合がある |
SNSで探す | ・最新の施工実例を写真や動画で確認できる ・地域タグで近場の業者を探しやすい |
・情報の信頼性にバラつきがある ・料金や条件が不透明なことが多い |
ネットや広告で探す | ・地元から大手まで幅広く調べられる ・会社概要や許認可を直接確認できる |
・候補の絞り込みに時間と手間がかかる ・広告は実態と条件が異なるケースがある |
迷ったら、まずは比較・紹介サイトで「即日対応可能か」「土日祝日でも対応しているか」を条件に絞り込み、同時に近隣の事業者へも直接連絡して最短訪問枠を確保すると復旧の初動が早まります。
最終決定は費用だけでなく、説明の明瞭さや連絡の丁寧さ、保証内容まで含めて総合的に判断しましょう。
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屋根が飛んだときに焦って失敗しがち!優良業者の見極め方【5つチェックして連絡を】
屋根が飛ばされるような被害に遭うと、どうしても気持ちが焦ってしまいがちです。しかし、慌てて業者を選ぶと不当に高額な請求を受けたり、不適切な工事をされてしまう恐れがあります。
ここでは、信頼できる業者を見極めるために確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。冷静に判断して優良業者へ連絡することが、早期解決への近道です。
見積もり・工事内容を細かく説明してくれるか
優良業者は見積もりの内訳を明確に提示し、工事内容についても丁寧に説明してくれます。
「屋根修理一式」といった曖昧な表記しかない場合は要注意!
材料費や人件費、工事工程をきちんと説明できる会社ほど、施工後のトラブルを避けられます。
屋根修理の相場に近いか
修理費用が相場よりも極端に高い、あるいは安すぎる業者に注意しましょう。高額な場合は不当な請求のリスクがあり、安すぎる場合は手抜き工事や追加請求につながる可能性があります。
複数業者に見積もりを取り、相場と大きくかけ離れていないかを確認しましょう。
契約を急かしてこないか
「今日契約すれば安くなる」などと契約を急がせる業者は避けたほうが安心です。優良業者であれば、施主が十分に内容を理解し納得してから契約できるよう時間を与えてくれます。
また、しつこい訪問業者や電話でのアポイントも同様に、冷静に断れるようにしましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2025.06.20 2025.07.03
口コミ・実績は問題ないか
過去の施工実績や利用者の口コミは、業者の信頼性を見極める重要な材料です。公式HPで実例を公開しているか、第三者サイトの口コミで評価が安定しているか確認しましょう。
施工写真や細かな説明がある業者ほど、透明性が高く信頼できると言えます。
即日対応できるか
屋根の被害は放置すると雨漏りや二次被害につながるため、迅速な対応力が業者選びの大事な基準です。即日調査や応急処置が可能な会社であれば、被害拡大を防げます。
特に台風後は依頼が殺到するため、早急に動ける業者を優先的に探しましょう。
屋根がはがれて飛んだときの責任はどうなる?気になるトラブル事例
台風や強風で屋根が飛ぶと、自宅だけでなく近隣の家や車、人に被害を及ぼすケースもあります。瓦や金属の破片で事故が起きた場合、所有者に賠償責任が生じる可能性も。
自然災害であっても、老朽化を放置していたと判断されれば責任を問われるでしょう。
過去に修繕を怠った結果、破片が隣家に被害を与えて賠償に至った例がある一方、すぐに応急処置と業者へ連絡し、二次被害を防げたケースもあります。
屋根被害は初動の早さで結果が大きく変わるため、発見したら速やかに業者と保険会社へ連絡し、被害を記録しておくことがトラブル回避のポイントです。
屋根が飛んだときは早めに対処!信頼できる修理業者へ連絡を!
屋根が飛んでしまった場合、時間が経てば経つほど雨漏りや家全体の劣化につながり、被害がどんどん拡大してしまいます。まずは応急処置で安全を確保し、次に信頼できる修理業者へ早めに連絡しましょう。
余裕があれば見積もりや工事内容を比較し、納得できる業者を選べるとベストです。
セーフリーでは、屋根修理業者を多数掲載しています。現地調査・見積もり無料の業者や土日祝・即日対応可能な業者も豊富!口コミや料金を確認しながら、自分にぴったりの業者を効率よく探せます。
まずは気になる業者を無料見積もりで比較し、安心の修理につなげましょう!
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屋根飛んだときの対処法に関するよくある質問
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Q. 屋根が飛んでしまったら、まず最初に何をすれば良い?
A.まずは安全を最優先に行動しましょう。屋根に自ら上るのは危険なので避け、雨漏りがあればバケツやシートで室内を保護するなど最低限の応急処置にとどめます。その後、できるだけ早く屋根修理の専門業者に連絡し、現地調査と応急対応を依頼してください。
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Q. 屋根修理はどの業者に依頼すれば安心?
A.屋根修理の実績が豊富で、見積もりや工事内容を丁寧に説明してくれる業者が安心です。紹介サイトや比較サービスを利用すれば、悪徳業者を避けつつ、複数の候補から自分に合った業者を見つけやすくなります。
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Q. 火災保険で屋根修理費用は補償される?
A.多くの火災保険には「風災補償」が含まれており、台風や突風で屋根が破損した場合は補償対象となる場合があります。まずは加入中の保険会社に連絡し、必要な書類や写真を確認して申請を進めましょう。