2025.10.02 2025.10.02
この記事では、外壁塗装や屋根塗装の際の「雨どい(雨樋)」の扱いについて徹底解説していきます。
「外壁塗装や屋根塗装を頼んだら、雨樋も塗装範囲に含まれるもの?」
「そもそも、雨樋の塗装って必要?」
「色を変えられる?どんな塗料が使われる?」
といった点が気になる人は多いでしょう。外壁・屋根の塗装を検討しているなら、建物の各面に多数存在する、雨樋についての知識も持っておくと安心です。
記事後半では、雨樋の劣化度合いの見極め方についてもご紹介。全体の交換ともなれば多額の費用が発生する雨樋。すでに不具合が出ているケースに限らず、今ある雨どいを長く使っていきたい方も、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
外壁・屋根と一緒に雨樋の塗装は必要?同時施工するメリットも
雨水のスムーズな排水のために欠かせない、雨樋。重要な役割を担っている雨樋ですが、塗装が必要なのかどうかは悩む人が多いもの。そこで、まずは雨樋の塗装は本当に必要なのかについてご紹介します。
また、雨樋だけで塗装するよりも、外壁や屋根と同時に塗装するほうが良いとされる理由についても見ていきましょう。
雨樋の塗装が必要な理由
雨樋は塩化ビニール樹脂やガルバリウム鋼板などさまざまな素材で作られていますが、塗装をすると表面に塗膜ができ、素材を紫外線や雨風によるダメージから保護できます。
紫外線や雨風は雨樋を少しずつ劣化させ、サビや腐食などの劣化を早めてしまいます。素材を守り雨樋が劣化しにくくするには、塗装するのが有効です。
また、雨樋は建物の外観に大きく影響します。塗装が剥げていると美観が損なわれるため、定期的に塗装すると建物全体を美しく保てます。
外壁・屋根と同じタイミングで塗装するメリット
塗装の必要がある雨樋ですが、単体で塗装するのではなく、外壁や屋根と同じタイミングでの塗装が推奨されます。同時施工が勧められる理由は、足場設置費用が節約できるためです。
雨樋の塗装では足場設置が必須となるケースが多く、足場設置費用だけでもまとまった費用が必要です。また、外壁や屋根の塗装でも足場設置は必要なので、別々のタイミングで塗装すると足場設置費用が2~3倍も必要になります。
同じタイミングで施工すれば、1回の足場設置で屋根や外壁と雨樋をまとめて塗装でき効率的かつ費用を大幅に抑えられるのがメリットです。
外壁塗装・屋根塗装での雨樋の扱いは通常どうなる?
外壁塗装や屋根塗装では、雨樋は「付帯部」の一部として扱われるのが一般的。付帯部には、主に以下が含まれます。
- 雨樋
- 軒天
- 破風板
- 鼻隠し
- 雨戸
- 戸袋
- シャッターボックス
- 水切り
- 幕板など
付帯部の塗装は、基本的な外壁や屋根塗装に含まれる場合と含まれない場合があります。雨樋が基本メニューに含まれるかどうかは業者によって異なるため、事前に付帯部について詳しく調べておく必要があります。
雨樋単体での塗装費用はいくら?外壁/屋根塗り替え時の同時施工との違いとは
雨樋を単体で塗装する場合、1m²あたり500~1,000円ほどかかるのが一般的です。塗装ではなく交換するなら、1m²あたり3,000~4,500円ほどが相場。どちらの場合にしても、塗装や交換費用に加えて足場設置費用が必要です。
足場の設置には、1m²あたり600~1,000円ほどかかります。一般的な2階建て住宅であれば、足場設置だけでも150,000~200,000円はかかる計算です。
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雨樋単体でも塗装すべき劣化症状3選!修理とどっち?【外壁屋根工事でも要チェック】
外壁や屋根と同時の塗装が推奨される雨樋ですが、以下の劣化症状が出ているなら早急な対処が必要です。
- 素材の劣化が進んでいる
- サビや腐食が目立つ
- 詰まりがひどい
ただし、状況によっては塗装ではなく修理や交換が勧められるケースもあります。基本的に不具合が発生しているなら修理や交換がベストですが、状況を詳しく見て判断しなければなりません。
劣化症状や不具合が出ているなら、早めに専門家に相談しましょう。
素材の劣化が進んでいる
塗装の剥がれや変色、ひび割れなどの劣化症状が確認できるなら、早めに対処するのがベスト。軽度の劣化であれば、塗装で対処できる場合があります。
ただし、重度のひび割れや変形など、ダメージが大きいケースでは修理が必要です。
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サビや腐食が目立つ
金属製の雨樋は、雨水によってサビや腐食が発生しやすいです。金属製の雨樋ではない場合でも、金属製の金具部分にサビや腐食が目立ってくるケースがあります。
サビや腐食は、放置するとどんどん広がり、最終的に穴が開くなどの深刻な事態を引き起こします。サビや腐食が進行すると交換が必要になるため、深刻化する前に対処しましょう。
詰まりがひどい
雨樋の詰まりがひどくなると、雨水をスムーズに排水できまくなります。
落ち葉やゴミなどが詰まっているだけならば、除去するだけで解決します。それでも解決しない場合は雨樋のどこかで不具合が起こっていると考えられ、修理や交換が必要になるかもしれません。
詰まりの除去や点検も高所作業になるため、専門業者へ依頼するのがベスト。排水がスムーズにできていないと感じたら、早めに相談してみましょう。
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雨樋を塗装する方法!【外壁・屋根と一緒に業者依頼すべき理由も】
雨樋の塗装を自分でしたいと考えているなら、ここでご紹介する手順で進めましょう。ただし、雨樋の塗装は専門の業者に任せるのがベストです。業者依頼が推奨される理由についても、ここで確認しておきましょう。
自分で塗装する方法
自分で雨樋を塗装する場合でも、基本的には業者と同じ手順で進めます。
- コケや汚れを落とす
- 下地処理をする
- 下塗り・中塗り・上塗り
最初にコケや汚れを落とし、補修やケレン作業を含む下地処理をしておけば、塗料が雨樋に密着しやすくなります。
塗料は、下塗り・中塗り・上塗りと3回に分けて塗りましょう。プライマーなどの下塗り材での下塗りは、塗料と雨樋をしっかり接着するためにも重要です。
雨樋の塗装では、安定した足場を設置して作業するのも大切なポイントです。
業者依頼がオススメな理由
雨樋塗装は高所作業となるため、プロの業者に任せるのがベスト。足場が安定しない中での作業は、転落などのケガにつながりやすいためです。
業者に依頼すれば、安定した足場を組んで安全に配慮しながら丁寧に作業してもらえます。
また、下地処理はもちろん塗りも丁寧かつ正確に進めてもらえるため、塗装による保護効果を最大限に活かせるのもメリット。美しく仕上げてもらえるので、美観もアップします。
雨樋は外壁・屋根塗装と一緒にプロに依頼して美観アップ!
雨樋の塗装は、単体ではなく外壁や屋根と同時に施工するのがオススメです。足場費用を節約できるため、コストを抑えて施工できます。
塗装業者を選ぶ際は、3社以上から見積もりを取って比較検討してみましょう。
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外壁・屋根塗装と雨樋に関するよくある質問
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Q. 外壁・屋根塗装での雨樋の扱いはどうなる?
A.外壁・屋根塗装において、雨樋は「付帯部」として扱われます。外壁や屋根塗装の基本的な作業範囲として含まれる場合と含まれない場合があるため、事前の確認が必須です。
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Q. 外壁・屋根と一緒に雨樋の塗装はすべき?
A.外壁・屋根と一緒に雨樋の塗装をすると、足場設置などの費用を節約できます。塗り替えのタイミングも分かりやすくなるため、同時施工がオススメです。
-
Q. 雨樋の塗装はいくらかかる?
A.雨樋の塗装は、1m²あたり500~1,000円が相場です。