2026.02.03 2026.02.03
この記事では、業務用エアコンを新たに設置する際に知っておきたい取付費用の目安や、配線工事・天カセ設置の基本ポイントを徹底解説します。
家庭用とは異なる点も多く、事前準備が不十分だと工事がスムーズに進まないことも。初めて業務用エアコンを導入する方も、ぜひ参考にしてください。
目次
業務用エアコンの取付費用・配線工事の料金相場

標準工事には、室内機・室外機の設置、標準配管(5m程度)、真空引きが含まれます。
| 馬力(能力) | 壁掛け型 | 天井吊形 | 天井埋込カセット形 |
|---|---|---|---|
| 1.5〜2.5 | ¥40,000〜¥60,000 | ¥70,000〜¥100,000 | ¥80,000〜¥110,000 |
| 3〜5 | ¥60,000〜¥90,000 | ¥90,000〜¥130,000 | ¥100,000〜¥140,000 |
| 6〜10 | ¥100,000〜¥150,000 | ¥130,000〜¥180,000 | ¥150,000〜¥200,000 |
また、業務用エアコンは「動力(三相200V)」や「単相200V」の専用電源が必要なため、電気工事費が別途発生するのが一般的です。
| 項目 | 料金相場 |
|---|---|
| 専用回路の増設工事 | ¥20,000〜¥40,000 |
| 電源切替・電圧切替 | ¥5,000〜¥15,000 |
| ブレーカー交換 | ¥5,000〜¥10,000 |
| 幹線延長工事(1mあたり) | ¥1,500〜¥3,000 |
| 動力引き込み工事 | ¥50,000〜¥150,000 |
なお、実際の設置費用は、建物の構造や配管距離、既存の電気設備状況により大きく変動します。正確な見積もり金額を知りたい場合は、依頼する業者に直接相談しましょう。
業務用エアコンに必要な配線工事とは

ここでは、業務用エアコンに必要な配線工事を、以下の3つの項目に分けて詳しく解説します。
- 電源配線工事の概要
- 制御配線・通信配線について
- 既存配線が使えるケース・使えないケース
それぞれていきましょう。
電源配線工事の概要
業務用エアコンは、一般家庭用よりも大きな電力を必要とするため、専用の電源配線工事が必須です。主に「単相200V」または「三相200V(動力)」が使用され、分電盤にエアコン専用のブレーカーを新設し、そこから室内機・室外機へと配線を引き込みます。
特に三相200V(動力)を使用する場合は、電力会社との新たな契約や専用メーターの設置が必要になるケースも少なくありません。安全かつ安定した稼働を支えるため、電気工事士の資格を持つ専門業者による確実な施工が求められます。
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制御配線・通信配線について
制御・通信配線は、室内機と室外機、あるいはリモコンとの間でデータをやり取りするための重要な配線です。
業務用では複数台を同時に操作する「グループ制御」も多く、配線の接続ミスはシステム全体の動作不良に直結します。近年では、集中管理システムやビル管理機能(BMS)と連動させるための信号線工事も重要視されており、電源線とは別に適切なシールド線や通信規格に合ったケーブルの選定がされています。
既存配線が使えるケース・使えないケース
既存配線が使えるのは、新旧機器の電圧や容量が同じで、配線の太さが規定を満たし、被覆の劣化や断線がない場合です。一方、使えないケースは、能力アップに伴い必要な電流値が増え、既存の線では容量不足となる場合や、古い配線が現在の安全基準を満たしていない場合。
また、通信方式(極数)が旧機種と異なる場合も引き直しが必要。配線の流用はコストを抑えられますが、漏電や発火のリスクを避けるため、事前の絶縁抵抗測定によるプロの判断が不可欠となります。
業務用エアコンの取付・配線費用が高くなる主なケース

業務用エアコンの取付・配線費用が高くなる主なケースとして、以下が挙げられます。
- 配線の新設・延長が必要な場合
- 天井補強・開口工事が必要な場合
- 夜間・休日工事の場合
それぞれ詳しく解説します。
配線の新設・延長が必要な場合
分電盤から設置場所までの距離が長い場合や、新設する機器の容量に合わせて電源線を引き直す必要がある場合に費用が上昇します。
特に、壁や天井の中に隠す「隠蔽配線」でルートが複雑な場合や、標準的な配線距離を超える現場では、追加の材料費と工賃が発生するケースも。
また、動力電源を新たに引き込むための幹線工事を伴う場合は、電力会社への申請費用等も加算されるため注意が必要です。
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天井補強・開口工事が必要な場合
天井埋込カセット形を設置する際、既存の穴とサイズが合わない場合や、新しく穴を開ける必要がある場合に費用が高くなります。業務用エアコンの室内機は非常に重いため、天井の強度が不足していると、ユニットを支えるための吊り込み用補強工事が欠かせません。
また、仕上げ材の張り替えが必要なケースや、アスベストが含まれる可能性がある古い建材を扱う現場では、特殊な処理・養生費が発生し、総額が大きく膨らみます。
夜間・休日工事の場合
オフィスビルや商業施設など、日中の営業を止められない現場では、夜間や休日の工事を指定されることが多くあります。この場合、作業員の人件費に「夜間・休日割増料金(通常2割〜5割増)」が適用されるため、平日の日中作業に比べて費用が大幅に上がります。
さらに、搬入経路の制限による搬入費の増加や、騒音対策の徹底、夜間警備員の配置が必要になるケースもあり、施工環境の制約が厳しいほど諸経費が重なる傾向にあります。
業務用エアコンの取付を業者依頼する際のポイント【費用を安く抑えるコツは?】

業務用エアコンの取付を業者に依頼する際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 見積もり内容がわかりやすく明確
- 業務用エアコンの施工実績が豊富
- アフターサービス
それぞれ詳しく解説します。
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見積もり内容がわかりやすく明確
費用を安く抑えるには、見積もり内容が細かく明示されている業者を選ぶのがポイントです。本体価格・基本工事・追加工事の内訳が不明確だと、後から高額な追加請求が発生する恐れがあります。
事前に「どんな場合に費用が増えるのか」を説明してくれる業者なら、不要な工事を省いた最適なプランを提案してもらいやすく、結果的にコスト削減につながります。
業務用エアコンの施工実績が豊富
業務用エアコンの施工実績が豊富な業者は、設置環境に応じた最短・最小限の工事方法を熟知しています。
経験不足の業者では不要な工事が増え、費用が高くなるケースも少なくありません。店舗・オフィス・工場など多様な実績がある業者なら、配管や電源工事を含めて無駄のない施工が可能です。
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アフターサービス
初期費用だけでなく、長期的なコストを抑える視点も重要です。アフターサービスが充実している業者なら、施工後の不具合やトラブルにも迅速に対応してもらえ、修理費や再工事費の発生を防げます。
保証内容や点検対応の有無を事前に確認しておけば、結果的に「安く済んだ」と感じられるケースは多いでしょう。信頼できる業者選びが総合的な節約の近道です。
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今回は、業務用エアコンの取付費用の目安や、配線工事・天カセ設置で注意すべきポイントについて解説しました。業務用エアコンは工事内容が複雑なため、知識や経験が不足しているとトラブルや追加費用につながる恐れがあります。
安心して設置を進めたい場合は、実績や口コミを比較できる「セーフリー」で信頼できる業者を探すのがおすすめです。業者選びで失敗したくない方はぜひチェックしてみてください。
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業務用エアコンの取り付けに関するよくある質問
-
Q. 取付工事にはどれくらい時間がかかる?
A.機種や設置条件にもよりますが、半日〜1日程度が一般的です。大規模工事の場合は数日かかることもあります。
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Q. 営業しながら工事は可能?
A.可能なケースもあります。騒音や一時的な空調停止が発生するため、事前に業者と工程調整をするのがポイントです。
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Q. 補助金や助成金は使える?
A.条件を満たせば利用できる場合があります。制度や申請要件は地域や時期で異なるため、業者に確認するのがおすすめです。































