業務用エアコン

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業務用エアコンから水漏れ!?適切な対処法と被害を抑える予防策を徹底解説

2025.04.08 2025.04.08

この記事では、業務用エアコンの水漏れ対処法について徹底解説していきます。

「自分でできることはある?」
「これは水漏れ?結露どっち?」
「放置したらどうなる?」

といった疑問をお持ちの方も必見!

記事後半では、業務用エアコンの水漏れを予防するための方法もご紹介。被害を最小限に抑えられるよう、ぜひ最後までご確認ください。

業務用エアコンの水漏れ症状の見分け方【結露や一時的なもの?それとも故障?】

水漏れ

水漏れは放置すると設備全体の故障や建物内部の損傷につながるため、早期発見が肝心です。

業務用エアコンの水漏れが疑われる際は、「エアコン周囲の天井・エアコン本体・エアコン吹き出し口の濡れ具合」に注目してみてください。

エアコン周囲の天井から水滴がポタポタ落ちてきたり、本体の外側から水がにじんでいたり、吹き出し口周辺に濡れや結露が確認できた場合は、水漏れの初期症状と考えて良いでしょう。以下では、これらの代表的な水漏れ症状を具体的に解説していきます。

天井からポタポタ水滴が垂れる

天井から水が垂れてくる場合、エアコン内部の排水不良が起きている可能性が高いです。業務用エアコンは天井埋込型が多いため、排水経路が詰まるとドレンパンに溜まった水があふれ、天井から水滴が漏れ出します。この状態では天井材のシミ拡大や最悪の場合崩落が起きるリスクもあります。

エアコン直下に水たまりができるほどであれば、早急な対応が必要です。

エアコン本体から水がにじんでいる

エアコン本体の外側がじんわり濡れている場合は、結露やドレン経路の不具合が疑われます。配管の断熱材が劣化している、もしくは内部の水が正常に排出されていない可能性があります。本体の表面に水がにじんでくると、そこから水が垂れて壁や床を濡らすケースもあります。

空調機器が作動していて、外気との温度差が大きい時期に多く見られる現象です。

吹き出し口やパネルが濡れている

吹き出し口やカバーの内側が濡れている場合も、水漏れの初期症状として注意が必要です。冷風が吹き出す部分に結露が発生し、そこから水滴が垂れ落ちるケースがあります。

特に湿度が高い日や、内部のフィルターや熱交換器が汚れていると、空気の流れが乱れて水滴が外へ逃げやすくなります。パネルの開閉部からの水滴や、周囲に湿り気がある場合は要注意です。

業務用エアコンが水漏れを起こす3つの原因

業務用エアコン

業務用エアコンの水漏れは、以下が原因となっているケースが多いです。

  • 排水経路の詰まり
  • 内部部品の不具合
  • 本体の傾き

エアコンは冷房運転時に内部で結露が発生し、その水を排出する仕組みになっていますが、その排水がうまくいかなくなると水漏れが起こります。特に業務用エアコンは稼働時間も長く、使用環境も多様なため、詰まりや劣化などのトラブルが蓄積しやすい傾向があります。

以下で、それぞれの原因について詳しく解説します。

ドレンホースの詰まり

業務用エアコンの水漏れ原因で最も多いのが、ドレンホースの詰まりです。ドレンホースは結露水を屋外へ排出する役割を持ちますが、長年の使用でホコリやカビ、虫の死骸などが溜まると排水がうまくできなくなります。

その結果、水が逆流し、エアコン本体や天井から水漏れする原因になります。特に、定期的な清掃をしていない施設や湿気が多い環境では詰まりやすくなります。

エアコン内部の部品の不具合

冷却フィンやドレンパンなど、内部部品の不具合も水漏れの原因になります。例えば、冷却フィンが汚れて空気の流れが悪くなると、通常より多くの結露が発生し、排水が追いつかなくなる場合があります。

これら不具合は経年劣化によって徐々に進行します。

エアコンの傾き

設置されたエアコン本体の水平バランスが崩れていると、ドレン水が正常に排水されずに水漏れします。本体が傾いていると、排水口から水がうまく流れ出ず、ドレンパン内で水が偏ってあふれてしまいます。

視でわかりづらいため、見落とされがちな原因ですが、点検時に水平器で傾きチェックをするだけでも予防につながります。

業務用エアコンの水漏れを放置することで起きるリスク

業務用エアコンの水漏れを放置すると、以下のようなリスクがあります。

  • 悪臭
  • 建物の劣化
  • 漏電事故

一見軽微に思える水滴も、時間が経つにつれてカビや腐食の温床となり、衛生面や安全面で深刻な問題につながります。以下で、それぞれのリスクについて具体的に解説します。

エアコンからの悪臭

水漏れによって機器内に水が溜まると、カビや細菌が繁殖し、悪臭が発生します。

特にドレンパンやホース内に残った水が停滞すると、カビや雑菌が発生しやすくなります。

その結果、エアコン稼働時にニオイのついた風が室内に広がり、顧客や従業員に不快感を与えることになります。飲食店や美容室、医療施設などでは衛生面の信頼にも関わる問題です。

室内・床・壁の劣化

水漏れを放置すると、天井や壁材、床材にまで水が染み込み、建物全体の劣化を招きます。天井にシミができるだけでなく、カビが発生しやすくなり、最悪の場合には天井材が剥がれ落ちたり、フローリングが反ってしまうこともあります。

テナントビルや賃貸物件では、原状回復費用の対象になる可能性もあり、コスト負担が大きくなるので注意しましょう。

漏電事故

エアコン内部で水漏れが起こると、電気部品に水が触れて漏電事故を引き起こす危険性があります。湿気や水分が電装部分にかかると、電気がショートしてブレーカーが落ちたり、火災を引き起こすこともあるので注意が必要です。

特にエアコン周辺には高電圧が流れているため、事故のリスクが高くなります。漏電遮断機能が作動して電源が切れた場合は、安全装置が作動しているサインです。

業務用エアコンの水漏れの対処方法【自分でできそう?】

業務用エアコン

業務用エアコンの水漏れには、自分で改善できる対処法がいくつかあります。特に初期の水漏れであれば、フィルターの掃除やホースの簡単な詰まり除去で改善することもあります。

ただし、無理に分解するのは故障の原因になるため、手順と範囲を正しく理解した上で行動することが大切です。以下では、自力で対応できる具体的な対処方法を2つご紹介します。

フィルターのクリーニング

フィルターが汚れていると空気の流れが悪くなり、結露が増えて水漏れにつながるため、こまめな掃除が効果的です。汚れたフィルターはエアコンの効率を下げるだけでなく、内部の冷却フィンに結露水が溜まりやすくなる原因になります。

清掃は、フィルターを取り外して中性洗剤で洗い、しっかり乾かしてから戻すのが基本です。週に1回程度の掃除が理想ですが、使用頻度の高い時期はよりこまめなメンテナンスが望ましいです。

ドレンホース詰まりの改善

ドレンホースに詰まりがある場合、簡易的な洗浄や吸引で水漏れが改善することがあります。専用のドレンホースクリーナーや市販のエアポンプを使えば、ホース内の汚れや空気の詰まりを解消できます。

屋外側のホースをチェックし、水が出ているか確認するのも大切です。もし水がまったく流れていない場合は、詰まりの可能性が高いと考えられます。

ただし、屋内側や本体内部の清掃は無理に行わないよう十分な注意が必要です。

業務用エアコンの水漏れ発生時の基本は業者依頼!準備や費用について

業務用エアコンの修理業者

業務用エアコンの水漏れが深刻な場合や、自力での対処が難しいときは専門業者への依頼してください。内部の分解や電気系統の確認が必要なケースでは、知識や資格のない人が触れると故障や感電のリスクが伴います。

専門業者であれば安全かつ確実に修理でき、原因の根本解決にもつながります。以下では、業者選びのポイントや依頼時の注意点について詳しく解説していきます。

業務用エアコンの水漏れに対応できる業者

業務用エアコンの水漏れは、エアコンサービス専門業者か空調設備会社に依頼するのが基本です。家庭用と異なり、業務用エアコンは天井埋め込み型や大型のものが多く、対応には専門的な知識と資格が必要です。

施工実績が豊富で、業務用対応を明記している業者を選ぶと安心です。また、メーカー認定の修理業者なら純正部品での対応も可能になります。

さらに詳しく知りたい方はこちら

業者へ依頼する前に準備しておくこと

業者に依頼する前に、症状・発生場所・状況などを整理しておくと、スムーズな対応につながります。

  • いつから水漏れが発生しているのか
  • どこから水が漏れているか
  • エアコンのメーカー・型番・設置年

などをメモしておくと、業者側の診断や見積もりが正確になります。また、室内の家具移動や作業スペースの確保も、当日の作業をスムーズにする準備です。

業者へ依頼した場合の費用目安

業務用エアコンの水漏れ修理費用は、症状の軽重によって1万円〜3万円が相場です。フィルター清掃や簡易詰まり除去など軽微な作業であれば1万円前後、ドレンパン交換や部品交換などの中程度の修理で2〜3万円程度が一般的です。

さらに天井開口や配管工事が必要な場合は、5万円以上になることもあります。頼れるプロを見つけて、まずは相談してみましょう。

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業務用エアコンの水漏れを予防するための対策

業務用エアコンの水漏れは、定期的なメンテナンスと清掃で予防が可能です。汚れや詰まりによるトラブルは、ほとんどが日常の点検不足から生じています。

設備として長く使うためには、予防的な管理が欠かせません。以下では、定期クリーニングと業者による保守点検という2つの主要な予防策について解説していきます。

定期的なクリーニング

フィルターや内部のクリーニングを定期的に行うことで、汚れの蓄積を防ぎ、水漏れの原因を未然に取り除けます。フィルターは月に1~2回の清掃を目安にし、熱交換器やドレンパンも年1回程度は内部清掃を行うのが理想です。

業務用の場合、使用頻度が高い分だけ汚れも早く溜まるため、業務スケジュールに合わせて計画的に行うと効果的です。

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業者によるメンテナンス

専門業者による定期点検とメンテナンスを依頼すれば、異常を早期に発見し、重大なトラブルを防げます。目視では確認できない配管や内部部品の劣化も、プロの点検であれば見逃されません。

年1〜2回の定期保守契約を結ぶことで、トラブル時の優先対応や料金割引などのメリットが得られるケースもあります。

業務用エアコンの水漏れ等不具合は専門業者に見てもらおう!

この記事では、業務用エアコンの水漏れの対処法について解説しました。自分でできる対処法についても解説しましたが、それでも改善しない場合は業者へ相談してください。

セーフリーでは、電気工事業者を多数掲載しています。お近くのエリアから検索できるので、すぐに来てくれる業者も見つかるでしょう。ぜひセーフリーを活用して、お悩みに合った業者を見つけてください。

 

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業務用エアコンの水漏れに関するよくある質問

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