引っ越し

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引っ越し時のエアコン移設費用と適切な依頼先【転居先のコンセント・電圧が違う場合の対処法も】

2024.09.06 2024.09.06

この記事では、引っ越し時のエアコン移設工事依頼先や各種費用について解説します。

「ハイグレードな機種だから、引っ越し先でもそのまま使いたい!」
「持っていくより、買い替えた方いい年式は?」
「転居先のコンセント形状や電圧が違う時の電気工事は?」

といった疑問や要望をお持ちの方も必見です!引っ越し時、エアコンをどうするかは悩みの種。できることなら費用の安い方法を選びたいですよね。

本記事では、費用相場から依頼業者の選び方まで解説するので、ぜひ引っ越し前にご確認ください。

引っ越し時のエアコン移設工事にかかる費用相場

エアコン移設工事にかかる費用相場は、3つの状況によって異なります。

  • エアコンの取り外し(旧居)
  • エアコンの取り付け(新居)
  • エアコン用のコンセント増設/交換工事(必要に応じて)

以下で、それぞれの移設工事にかかる費用相場について解説します。

エアコンの取り外し(旧居)

エアコンの取り外し費用は、通常5,000~10,000円程度です。ただし、取り外しの目的や依頼する業者によって変動します。

具体的には、引っ越しのための移設なら引っ越し業者に依頼すると5,000円程度から。処分目的なら不用品回収業者に依頼すると5,000~10,000円(処分費込み)。家庭内での移動ならエアコン工事業者に4,000~6,000円程度です。

また、新品購入時に家電量販店に依頼すると4,000~7,000円程度かかります。ただし、取り外しと輸送を別々の業者に依頼すると、かえって高くなる可能性があるので注意が必要です。

エアコンの取り付け(新居)

エアコンの取り付け費用は、一般的に10,000〜20,000円程度です。エアコンの性能や設置環境によって変動します。

具体的には、6~12畳対応の新品エアコンなら10,000~15,000円、中古なら8,000円前後。14畳以上対応の新品エアコンは13,000~20,000円、中古なら10,000円前後です。

ただし、新居の場合は追加の整備工事が必要になる可能性があります。

エアコン用のコンセント増設/交換工事(必要に応じて)

エアコンの取り付けには、追加工事が必要になる場合があります。具体的な例としては、以下のとおりです。

  • 配管延長1mあたり…3,000~4,000円
  • 配管カバーの取り付け…14,000~20,000円
  • 配管の隠蔽工事…10,000~15,000円
  • エアコン用コンセントの設置…10,000~20,000円
  • 特殊な壁への穴開け…2,000~12,000円
  • 室外機の特殊設置…15,000円程度

これらの追加工事費用は、エアコン本体の取り付け費用に上乗せされるため、事前に詳細な見積もりを取って確認しておきましょう。

さらに詳しく知りたい方はこちら

引っ越し時のエアコン移設はどこに頼む?候補となる業者2選

引っ越し時のエアコン移設

引っ越し時のエアコン移設を依頼すべき業者について解説します。移設を依頼する業者としては、大きく分けて2つあります。

引っ越し業者 運送会社
メリット ・エアコンの運搬費用が引越し料金に含まれている
・自分でエアコン移設工事の事業者を探す必要がない
・高価な物の扱いに慣れている
・料金設定がわかりやすい
デメリット ・責任の所在が曖昧になる可能性がある
・料金が不明瞭であるケースが多い
・責任の所在が曖昧になる可能性がある

いずれにも共通するのは、どちらに頼んでも、「取り外し・取り付け・コンセント工事」の作業者は、エアコン専門施工会社・電気工事業者となる点です。引っ越し業者も運送会社も、自社のスタッフではエアコンの取り外しなどはできません。

以下では、それぞれのメリット・デメリットや特徴について解説します。

引っ越し業者

引っ越し時のエアコン移設は、引っ越し会社に依頼するケースがあります。多くの引っ越し会社がエアコン移設サービスをオプションとして提供しています。

引っ越し会社に依頼することで、エアコンの運搬費用が引っ越し料金に含まれ、別途業者を探す手間が省けます。ただし、下請け業者が作業を行う場合もあり、トラブル時の責任所在が不明確になる可能性があります。

>> エアコン移設まで対応してくれる引っ越し業者を探す

運送会社

運送会社はエアコン移設のパックプランを提供しているケースがあります。近距離の移設ではエアコン施工事業者、遠距離の場合は運送会社を選ぶと費用を抑えられる場合が多いです。

ただし、下請け業者が作業を行う可能性があり、トラブル時の責任所在が不明確になる場合があります。

引っ越し時のエアコン移設の業者選びで失敗しない3つのポイント

引っ越し時のエアコン移設の業者選びで失敗しないために、以下の3つを意識しましょう。

  • 実際に利用した人の口コミや評判を確認する
  • 事前に見積もりを発行してもらう
  • 保証やアフターサービスが付いている業者を選ぶ

上記のポイントをおさえて、複数の業者で比較する方法がおすすめです。以下で、それぞれの具体的な方法について解説します。

実際に利用した人の口コミや評判を確認する

エアコンの移設業者選びでは、実際の利用者の口コミや評判を確認しておきましょう。インターネットの口コミサイトや業者のホームページで施工実績を確認できます。

事前に見積もりを発行してもらう

エアコン移設業者を選ぶ際は、詳細な見積もりを発行してもらいましょう。具体的には、内容が明確で、各作業項目が細かく分かれているものを発行してもらってください。

保証やアフターサービスが付いている業者を選ぶ

保証やアフターサービスが付いている業者を選ぶことも重要です。移設後にトラブルが発生した場合に、追加費用なしで対応してもらえるためです。

保証のない業者を選ぶと、トラブルの度に修理費用がかかり、結果的に高くつく可能性があります。

移設よりもエアコン買い替え推奨!3つのケース【引っ越し時の家電寿命の見極め方】

エアコン買い替え

移設すべきか買い替えすべきかを検討しているのであれば、買い替えをおすすめします。ただし、状況によって異なるので、以下を判断軸としてください。

  • エアコンを10年以上使用している場合
  • 移設費用よりも安いエアコンを使用している場合
  • 部屋の広さが大きく異なる場合

以下で、上記の場合に買い替えた方が良い理由について解説します。

エアコンを10年以上使用している場合

エアコンを10年以上使用している場合、移設よりも買い替えを検討してください。エアコンの平均寿命が約10年であり、それ以降は故障リスクや性能低下が著しくなるためです。

また、10年以上使用したエアコンは部品の製造が終了している可能性があり、修理が困難または高額になりやすいです。

目安としては、7~8年以上使用したエアコンの場合、残りの寿命と移設費用を比較すると、買い替えの方がお得になるケースが多いです。

移設費用よりも安いエアコンを使用している場合

エアコンの価格が移設費用よりも安い場合は、買い替えを検討すべきです。安価なエアコンの場合、新品購入の方がお得になります。

具体的には、40,000円以下で購入した安価なエアコンの場合であれば、買い替えた方が良いです。ただし、高性能なエアコンやお気に入りのモデルの場合は、移設を選択しましょう。

部屋の広さが大きく異なる場合

引っ越し先の部屋の広さが現在の部屋と大きく異なる場合、エアコンの買い替えを検討しましょう。エアコンの能力と部屋の広さのミスマッチが、快適性や電気代に大きな影響を与えるためです。

例えば、小さな部屋用のエアコンを広いリビングに移設すると、冷暖房効果が不十分になり、結局買い替えが必要になる可能性があります。逆に、大きな部屋用のエアコンを小さな部屋に設置すると、電気代が高くなる可能性があります。

また、家族の増加や子供の成長に伴い部屋数が増える場合も、新しいエアコンの購入を検討しましょう。

引っ越しでエアコンを移設する前に確認するべきこと

エアコンを移設する前には、以下の3点を確認してください。

  • 取り付ける場所に配管穴が空いているか
  • エアコンの電源プラグがコンセントの形状に対応しているか
  • 室外機を配置するスペースがあるか

それぞれが揃っていないと、適切にエアコンを設置できません。自分で確認するのが難しい場合は、業者に相談してみてもらいましょう。

取り付ける場所に配管穴が空いているか

エアコンの移設前に、取り付け先の配管穴とコンセントの有無を確認しましょう。配管穴やコンセントがない場合、追加工事が必要となります。

穴あけ工事は、木造やモルタル壁では2,000円程度ですが、壁の材質によっては5,000~10,000円かかることもあります。また、コンセントがない場合、新設工事が必要で、約15,000円の費用がかかります。

エアコンの電源プラグがコンセントの形状に対応しているか

エアコン移設前に、電源プラグとコンセントの形状を確認しておきましょう。形状が合わない場合、追加工事が必要となります。

エアコンの電源プラグは電圧や電流によって4種類あり、対応するコンセントが必要です。形状が異なる場合、電圧切替(約2,000円)やコンセント交換(約3,000円)の工事が必要になります。

室外機を配置するスペースがあるか

エアコン移設前に、室外機の設置スペースを確認しておきましょう。適切なスペースがない場合、追加工事や費用が発生し、場合によっては移設自体が困難になる可能性があります。

十分なスペースがない場合、壁掛けや屋根置きといった特殊な設置方法を選択しなければなりません。これらの工事を行う場合は、数万円単位の追加費用がかかります。

エアコン移設は引越し業者に!新居のコンセント工事や設置工事は電気工事業者へ相談を

引っ越し時のエアコンの移設または新規購入して設置する際には、業者への依頼をおすすめします。自身で取り付けようとすると、予期せぬトラブルになる恐れがあるからです。

引っ越し業者や電気工事業者を見つける際は、

セーフリーをご活用ください。多くの専門業者から、希望条件で業者を絞り込んで納得の業者が見つかります。お近くの業者も検索できるので、「近場で見つけたい」「すぐに来てほしい」といったケースに対応してくれる業者も見つかるでしょう。

無料見積もりも可能なので、まずは気になった業者に相談してみましょう。

>> エアコン移設対応の「引っ越し業者」を探す

(※旧居のエリアを選択)

>> 新居のコンセント工事などが頼める「電気工事業者」を探す【買い替えに伴う設置依頼も】
(※新居のエリアを選択)

さらに詳しく知りたい方はこちら

引っ越し時のエアコン移設費用と適切な依頼先【転居先のコンセント・電圧が違う場合の対処法も】のよくある質問

  • Q. エアコンの移設は自分でできますか?

    A.

    専用工具や専門知識が必要になるため、自身で行うのは難しいです。

  • Q. エアコンを同じ家の中で移設する際の費用はどの位ですか?

    A.

    取り外しと取り付けの合計で約2万円~3万円程度です。

  • Q. エアコンの移設と買い替えならどちらがおすすめですか?

    A.

    状況によって異なります。長く利用しているエアコンであれば、買い替えをおすすめします。

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