2025.12.22 2025.12.22
本記事では、業務用エアコンから異音がする時の対処法を解説します。
仕事中のエアコンの異音は、作業効率にも影響します。
「業務用エアコンからキュルキュル音がする…」
「カラカラ音が気になるけれど、故障なのか判断できない」
上記のようなお悩みの方に向けて、異音の種類や発生原因、自分でできる対処法などをまとめました。異音を放置するリスクもお伝えしますので、業務に差しさわりのある気になる不具合は、早めに解消しましょう。
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| ブレーカー新設【配線作業込み】 | 25,300円〜 |
| ブレーカー交換 | 19,800円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 漏電調査・応急処置 | 24,200円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| シーリング照明取り付け3.5ｍ未満 | 13,200円〜 |
| 照明器具交換(ダウンライト) 3.5m未満 | 15,400円〜 |
| 照明器具交換(ブラケットライト) 3.5m未満 | 19,800円〜 |
| 照明器具交換 (キッチンライト・洗面台照明) 3.5m未満 | 19,800円〜 |
| 照明器具增設3.5m未満 | 19,800円〜 |
| 照明器具電球交換(ダウンライト) 3.5m未満 | 13,200円〜 |
| 照明器具電球交換(ブラケットライト) 3.5m未満 | 13,200円〜 |
| 照明器具電球交換 (キッチンライト・洗面台照明) 3.5m未満 | 13,200円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| スイッチ修理・交換 | 15,400円〜 |
| スイッチ移設【配線作業込み】 | 19,800円〜 |
| スイッチ増設【配線作業込み】 | 22,000円〜 |
| センサースイッチ変更 | 14,300円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| コンセント修理・交換 | 15,400円〜 |
| コンセント移設【配線作業込み】 | 19,800円〜 |
| コンセント増設【配線作業込み】 | 22,000円〜 |
| 200vコンセント変更【ブレーカー切替含む】 | 16,500円〜 |
| 屋外コンセント新設【配線作業込み】 | 33,000円〜 |
| 専用電源新設(IH・洗面所等) 【配線作業込み】 | 33,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 防犯カメラ工事 | 12,100円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| エアコン新規 | 29,700円〜 |
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目次
業務用エアコンから聞こえる異音の種類
まず、業務用エアコンから聞こえる異音の種類をチェックしてみましょう。
- カラカラ音
- キュルキュル音
- ブーン音
- ゴトゴト音
上記のような異音が聞こえる場合は、それぞれ確認してみてください。
カラカラ音
「カラカラ音」は、異物が内部のファンや送風経路で動いている時に生じる音です。
業務用エアコンは、多数の可動部や大型ファン、フラップがあるため、ほこりや小さなゴミが入り込みやすい傾向にあります。異物が混入すると、回転部に当たってカラカラと乾いた衝撃音がするでしょう。
また、長時間運転による部品のゆるみから、音が発生するケースもあります。異物が入り込んだのか部品がゆるんでいるのか、どちらにしてもすぐに対処すれば大事には至らないため、早めに点検してもらうのをおすすめします。
キュルキュル音
金属同士の擦れるような高い「キュルキュル音」は、モーター内部やベアリング、駆動ベルトの摩耗・油切れが主な原因です。
特にベアリングが摩耗すると、回転運動に伴って金属面が直接擦れるので、キュルキュル、キーキーなどの高い異音が発生します。また、ベルト駆動式の部品やモーター軸受けの潤滑油が足りないと同様の音が聞こえます。
定期的なメンテナンスができていない証拠なので、早めに点検を依頼してください。
ブーン音
「ブーン」などの低い連続的な振動音は、エアコンのコンプレッサーや大型送風ファンの振動が壁面や床に伝わっているケースが多いでしょう。
業務用エアコンは、大型の圧縮機や大きなファンが運転するため、通常の運転音としてある程度のブーン音は発生します。ただし、最近明らかに音が大きくなった、または耳につく振動を伴うようになった、という場合は、振動対策や修理が必要です。
ゴトゴト音
「ゴトゴト」と連続的または不規則な衝撃音がする場合は、内部の回転部品がバランスを失っている、または部品に不具合があると考えてください。
ファンやブロワー、ローターが回転する際にバランスが崩れると、衝撃が繰り返されてゴトゴトと異音が発生し、単なる振動よりも高い衝撃が発生します。
放置しておくと、内部部品の摩耗や損傷につながるので、騒音だけでなく性能や安全性の低下を防ぐためにも早めの点検が必要です。
業務用エアコンから異音が発生する原因
続いて、業務用エアコンから異音が発生する原因を掘り下げていきましょう。
- 汚れや異物が混入している
- 部品が劣化している
- 施工不良の可能性も
上記3点を、それぞれ解説していきます。
汚れや異物が混入している
長時間稼働している業務用エアコンは、フィルターやファン、ダクト内部にほこりや細かいゴミなどが溜まりやすい傾向にあります。
汚れや異物が混入すると、送風ファンやブロアに抵抗が生じて、通常の運転音とは異なる異音が発生しやすくなります。
特に、飲食店や工場などでは油分や粉塵が付着しやすく、清掃が不十分だとそのまま蓄積します。フィルターの目詰まりにも直結するので、異音だけでなく全体の効率低下も避けられないでしょう。
部品が劣化している
可動部や機構部品が摩耗・劣化している場合も多く見られます。
ベアリングと呼ばれるモーターの軸受けが摩耗したり、駆動ベルトが伸び・劣化したりすると、部品同士が摩擦して高い金属音が生じます。また、ファンブレードや取り付け部のゆるみが進むと、振動音や衝撃音が発生するケースも。
業務用エアコンの劣化は、経年使用だけでなく高負荷運転や過酷な環境条件下での稼働も影響するので、通常よりも早く劣化が来る可能性も視野に入れておきましょう。
施工不良の可能性も
大型機器である業務用エアコンは、設置環境や施工の精度が通常運転に大きく反映されます。
設置時に据付が水平でなかったり、防振パッドの設置が不十分だったりすると、稼働時の振動が建物構造に伝わって異音が生じやすくなるのです。
配管や金具の取り付けに不良がある場合も同様、部品同士が接触して異音の原因になります。稼働直後には目立たなくても長時間運転で顕在化するケースもあるので、設置したばかりだからと放置せず、気になる場合は早めに点検しましょう。
業務用エアコンから音がする時の対策
では、異音が聞こえる際の対策をご紹介します。異音に気づいたらまず、すぐに運転停止してから対処するようにしてください。
- フィルターやファンを掃除する
- エアコンの設置状況を確認する
- 部品の点検・交換を検討する
運転停止後の上記3つの対処法を、それぞれチェックしていきましょう。
フィルターやファンを掃除する
業務用エアコンは、稼働時間が長い分汚れが溜まりやすいため、家庭用エアコンより頻繁にフィルターやファンの掃除が必要です。
月1回程度のフィルター清掃が望ましいですが、家庭と違って業務中にエアコンクリーニングをするのは非効率なため、プロのエアコンクリーニングを定期的に利用するのがおすすめ。
複雑な分解洗浄もプロなら迅速に対応できるので、空気環境が良くなるだけでなく、異音発生の予防にもなるはずです。
エアコンの設置状況を確認する
業務用エアコンは、本体の設置状態が正常でないと振動が発生しやすく、異音の原因になります。
急にガタガタという異音が気になり始めたら、まずは自社で目視できる範囲で、水平に固定されているかどうか、防振対策がなされているかどうかを確認してみましょう。
天井埋め込み型や大規模ダクト接続型は設置調整が難しく、振動や共振が改善されないケースも多いので、施工業者やエアコン修理業者に相談するのをおすすめします。
部品の点検・交換を検討する
フィルター清掃や設置調整で音が収まらないなら、内部部品の摩耗や劣化が進行している確率が高いでしょう。
特に、業務用エアコンは連続稼働が多いので、経年劣化が進みやすい傾向にあります。設置年数が浅くても、過度な負荷がかかっている場合もあるので、早めに点検を依頼してください。
劣化した部品を放置すると他の機構部にも負担がかかり、大きな故障・運転停止につながりかねません。
業務用エアコンの異音を放置するリスク
ここで、業務用エアコンの異音を放置するリスクを解説します。
- エアコンの故障リスクが高まる
- エネルギー効率が低下する
- 安全性に支障が出る
業務に支障が出かねないので、しっかりチェックしていきましょう。
エアコンの故障リスクが高まる
業務用エアコンの異音を放置すると、内部部品の摩耗やズレが進行し、故障リスクが大きく高まります。ファンやモーター、ベアリングなどの可動部は、異音が出ている時点で負荷が偏っている証拠。そのまま運転を続けると、全体の故障に発展するでしょう。
結果として、軽微な修理で済んだはずの不具合が、大規模修理や運転停止を強いられかねません。
エネルギー効率の低下
異音が発生している業務用エアコンは、内部で空気の流れや回転動作が乱れている確率が高く、エネルギー効率の低下を招きます。
汚れや部品劣化で負荷が増すと、設定温度を維持するために余分な電力を消費し、消費電力量が増加するのです。そのまま運転を続けていると、電気代の上昇や設備コストの無駄につながるでしょう。
安全リスクの発生
安全面でのリスクも見逃せません。部品のゆるみや破損が進行すると、内部部品の脱落や振動の増幅により、周囲設備へ影響を及ぼす恐れが出てきます。
また、電装部品やモーターに異常負荷がかかると、過熱や異常停止を引き起こすため、店舗の利用者や事業所の従業員の安全確保の観点からも、異音は早期対応が重要です。
業務用エアコンの異音は業者に相談
業務用エアコンの異音に気付いたら、速やかに業者に点検を依頼するのがベスト。この項では、業者に依頼するメリットや業者を選ぶポイントをご紹介します。
業者に依頼するメリット
まず、業者に依頼するメリットを、以下3点挙げていきます。
- 原因を正確に切り分けできる
- 安全面のリスクを抑えられる
- 再発防止まで対応できる
業務用エアコンの異音は、汚れ・劣化・施工不良など、さまざまな原因が複雑に絡むケースもあり、外観確認だけでは判断が困難。その点、業者に依頼すれば、運転音・振動・内部状態を総合的に点検し、原因を正確に切り分けられます。
高所作業や電装部点検もさることながら、必要に応じて部品交換や据付調整まで一括で依頼できるため、再発防止につながる点も大きなメリットです。
業者を選ぶポイント
安心して任せられる業者を選ぶポイントも、3つ見ていきましょう。
- 業務用エアコンの対応実績がある
- 点検内容と費用が明確
- アフターフォローがある
大前提として、家庭用だけでなく、業務用エアコン修理の実績がある業者を選びましょう。機種や設置形態によって点検ポイントが異なるため、経験の差が結果に直結します。
作業前に点検範囲や費用目安を提示してくれる業者であれば、不要な追加作業を避けやすく安心です。修理後のアフターフォローもしっかりしていると、継続して依頼しやすいですね。
さらに詳しく知りたい方はこちら
業務用エアコン修理はどこに頼む？安心して依頼できる業者選びのポイント
2025.08.22 2025.12.04
業務用エアコンの異音修理費用
最後に、業務用エアコンの修理費用相場を表にまとめました。
| 修理・点検メニュー | 主な対応内容 | 費用相場（税込） |
|---|---|---|
| 異音点検・原因調査 | 運転音確認、振動・内部状態の点検 | 8,000～15,000円 |
| フィルター・簡易清掃 | フィルター、見える範囲の汚れ除去 | 5,000～10,000円 |
| 内部ファン清掃 | 送風ファン・ブロワの清掃 | 15,000～30,000円 |
| 防振対策・据付調整 | 防振ゴム設置、水平調整 | 10,000～25,000円 |
| ファンモーター交換 | 回転不良・異音対策 | 30,000～60,000円 |
| ベアリング・部品交換 | 摩耗部品の交換 | 20,000～50,000円 |
| 室外機振動対策 | 架台調整・共振対策 | 15,000～40,000円 |
| 大規模修理（圧縮機関連） | 重度異音・性能低下時 | 80,000円以上 |
トラブル初期であれば、費用も抑えられます。一方、使用年数が10年を超え、修理費が高額になる場合は入替えも視野に入れて相談してみましょう。
業務用エアコンからの異音は早めに業者点検を
業務用エアコンから音がする時の原因や対処法をご紹介しました。
業務用エアコンの異音は、汚れやフィルター詰まりなど軽度の原因もあれば、部品の摩耗や設置不良などのトラブルが隠れている場合も。
音の種類だけで原因を特定するのは難しいので、早めに専門業者に点検を依頼しましょう。
業者を探す際には、全国のエアコン工事業者を掲載している『セーフリー』がおすすめ。絞り込み検索でスムーズに業者を比較検討できますよ！
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- 異音の原因は？
- どこに相談すればいい？
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気になる異音は
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業務用エアコンの異音が気になる場合のよくある質問
-
Q. キュルキュルと音がするのは故障でしょうか？
A.業務用エアコンからキュルキュルという音が発生する場合は、部品が摩耗していたり潤滑の役割を担う油が不足していたりする事態が考えられます。
定期的なメンテナンスができていない証拠なので、早めに専門業者に点検してもらいましょう。
-
Q. 業務用エアコンの掃除も依頼できますか？
A.はい、業務用エアコンの掃除も専門業者に依頼できます。
フィルター清掃だけでなく、内部のファンや熱交換器まで洗浄できるので、異物混入や効きが悪くなっている時の対策にも有効です。
定期清掃として依頼する事業者も多く見られますよ。
-
Q. 業務時間外に修理に来てもらえるでしょうか？
A.業務時間外や夜間、土日祝日にも対応している専門業者も多く存在します。
異音が店舗や事業所の営業に影響しないよう、柔軟に受付してくれる業者を探してみましょう。
