2025.12.21 2025.12.21
本記事では、エアコンの暖房が効かない原因に挙げられるガス不足について解説します。
暖房が効かなくなる原因のひとつに、冷媒ガスの不足や寿命が考えられるのをご存じでしょうか?
「室温とガスって関係あるの?」
「補充するにはどうしたらよい?」
などの疑問に向けて、エアコンの暖房が効かない原因や冷媒ガスの寿命、ガスが原因の場合の正しい対処方法などをまとめました。
適切な対処法で、冬でも安心して過ごせる暖かい室内環境を取り戻しましょう!
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| ブレーカー新設【配線作業込み】 | 25,300円〜 |
| ブレーカー交換 | 19,800円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 漏電調査・応急処置 | 24,200円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| シーリング照明取り付け3.5m未満 | 13,200円〜 |
| 照明器具交換(ダウンライト) 3.5m未満 | 15,400円〜 |
| 照明器具交換(ブラケットライト) 3.5m未満 | 19,800円〜 |
| 照明器具交換 (キッチンライト・洗面台照明) 3.5m未満 | 19,800円〜 |
| 照明器具增設3.5m未満 | 19,800円〜 |
| 照明器具電球交換(ダウンライト) 3.5m未満 | 13,200円〜 |
| 照明器具電球交換(ブラケットライト) 3.5m未満 | 13,200円〜 |
| 照明器具電球交換 (キッチンライト・洗面台照明) 3.5m未満 | 13,200円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| スイッチ修理・交換 | 15,400円〜 |
| スイッチ移設【配線作業込み】 | 19,800円〜 |
| スイッチ増設【配線作業込み】 | 22,000円〜 |
| センサースイッチ変更 | 14,300円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| コンセント修理・交換 | 15,400円〜 |
| コンセント移設【配線作業込み】 | 19,800円〜 |
| コンセント増設【配線作業込み】 | 22,000円〜 |
| 200vコンセント変更【ブレーカー切替含む】 | 16,500円〜 |
| 屋外コンセント新設【配線作業込み】 | 33,000円〜 |
| 専用電源新設(IH・洗面所等) 【配線作業込み】 | 33,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 防犯カメラ工事 | 12,100円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| エアコン新規 | 29,700円〜 |
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目次
エアコンの暖房が効かないならガスが原因かも

冒頭で、エアコンの暖房が効かない原因の一つに冷媒ガスの不足や漏れが考えられる、とお伝えしました。
エアコンが効かない原因には、すき間風や室外機の汚れや故障など、複数の要因があるものの、中でも、冷房・暖房の熱を運ぶ役割を担う冷媒ガスは、エアコンの温度調整に大きく影響します。
冷媒ガスが適切に循環しないと、室外機と室内機の間で熱交換がうまく進まず、期待する温風が出にくくなるわけです。
冷媒ガスがうまく循環しない原因として、ガス漏れやガス不足が挙げられますが、冷媒ガスが不足したり漏れたりする原因として、寿命は関係するのでしょうか?
次の項で、ガスの寿命に関して詳しく解説します。
エアコンの暖房が効かない時はガスの寿命をチェック

では、冷媒ガスの寿命について詳しく見ていきましょう。寿命の有無や、ガス不足を決定づけるサインをご紹介します。
冷媒ガスの寿命
実は、冷媒ガスには明確に「寿命」が存在するわけではありません。
エアコンの冷媒ガスは、循環系の一部として封じ込められていて、時間とともに消費されるものではないのです。そのため、冷媒ガスが自然に減っていくことは基本的にありませんが、配管の継ぎ目やバルブの劣化、施工不良などで、微小な漏れが長年にわたって進行する場合があります。
ガスが漏れる結果としてガス量が不足し、その状態を「寿命」と表現するケースが多く見られます。
実際、ガスが不足すると効率的な熱交換ができなくなり、暖房や冷房の効きが悪くなる症状が現れるので、エアコン自体の寿命にも関係するでしょう。
寿命が近づいてきたサイン
冷媒ガスが適量に達していないと、具体的なサインが現れ始めます。以下のようなケースは、ガス不足を疑いましょう。
- 暖房運転時に設定温度に達しにくくなる
- 長時間運転しても暖かい空気が出ない
- 室外機の配管に霜や氷が付きやすくなる
- 動作音がいつもより大きい
- 運転時間が長くなるのに電気代が上がる
暖房が効かないだけでなく、運転効率の低下を伴うさまざまな変化が挙げられます。無駄に電力を消費しかねないので、早めの対策が必要になります。
冷媒ガスの寿命については、以下記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
エアコン冷媒ガスの寿命目安は?減る原因や補充費用相場を徹底解説!
2025.07.10 2025.07.17
ガス不足でエアコンの暖房が効かない時の対処法

では、ガス不足の症状が出た時のチェック事項や対処法をお伝えします。
- 検知器などを用いてガス漏れをチェック
- 室外機につながる配管をチェック
- 自力で冷媒ガスを補充する
- 専門業者に相談する
それぞれ、順に確認していきましょう。
検知器などを用いてガス漏れをチェック
冷媒ガスは通常目に見えないため、漏れがあるかどうかの確認は、専用の冷媒検知器や検知液を使います。
検知器は、配管継ぎ目やバルブ周辺など、ガス漏れが起こりやすい部分に近づけると、警報や反応が出ます。また、市販の漏れ検知スプレーや検知液を配管継ぎ目に塗布すると、ガスが漏れている場所から泡が出てくるので、場所を特定できるでしょう。
ただし、家庭でのチェックはあくまで簡易的な確認手段に留まります。検知器で異常を見つけたら、すぐに点検を依頼してください。
室外機につながる配管をチェック
室外機と室内機を繋ぐ冷媒配管をチェックすると、冷媒不足や漏れの兆候を把握できます。
運転中に配管の一方が極端に冷たくなると、霜や氷が付き始めます。配管に霜や氷が付くのは冷媒圧が不適正になっている証拠。つまり、ガス量不足や漏れが疑われます。
また、配管の接続部分に油汚れがある場合もガス漏れの痕跡と考えられ、気密性が損なわれている可能性があります。
目視で簡単にチェックできるものの、正確なガス量や圧力を測るには専門機器が必要です。自分で見ても異常がわかる場合は、速やかに専門業者へ相談してください。
自力で冷媒ガスを補充する
自力で冷媒ガスを補充できれば、暖房が効かない事態を解消できると考える方もいるはず。しかし、エアコンの冷媒ガスを補充するのは、かなり難しい作業です。
構造上、ガスは封じ込められた状態で循環しており、補充や充填には専用の機器と正確なガス量の管理が不可欠です。単にガスを足すだけではなく、真空引きや気密試験をしながら正確な量を導入する必要があるのです。
「暖房が効かないエアコンの冷媒ガス補充方法」で補充手順を紹介していますが、一方で、簡易チェックで状況を把握する程度にとどめて、プロの専門業者に確実に対処してもらう方が得策です。
専門業者に相談する
冷媒ガスが不足している疑いがあるなら、速やかに専門の点検・修理を依頼するのをおすすめします。
冷媒漏れのチェックや配管の状態確認、ガス量の測定は、正確な診断がなければ根本的な対応ができません。
冷媒ガスの補充や配管補修は、技術と安全性を要する作業です。機器全体への負担が増したり故障が進行したりする恐れもあるので、早めにプロによる点検を受けましょう。
暖房が効かないエアコンの冷媒ガス補充方法

ここで、エアコンの冷媒ガスの補充方法をご紹介します。実際の作業はかなり複雑なので、以下に手順の概要を記載しました。
- エアコンの型番から、冷媒の種類(R32・R410Aなど)と規定充填量を確認する
- マニホールドゲージを接続し、運転中の低圧・高圧を測定してガス不足かを判断する
- 配管接続部や室外機周辺を確認し、ガス漏れが疑われる箇所がないか点検する
- 必要に応じて漏れ箇所を修理・増し締めし、真空ポンプで配管内の空気と水分を除去する
- 規定量を厳守しながら冷媒ガスを充填し、圧力と吹き出し温度を確認する
- 異音や霜付き、異常停止がないかを最終確認して作業を終了する
上記手順だけではピンとこない方も多いでしょう。
冷媒ガスはエアコンの種類ごとに扱いが異なるうえ、量の過不足や空気混入は、本体の故障や性能低下を引き起こします。
工具・知識が不足した状態での補充はリスクが高く、結果的に修理費が増える確率が高いため、専門業者による対応が現実的です。
ガス不足などでエアコンの暖房が効かない時は業者がおすすめ

冷媒ガスの補充は、素人には難しい作業。業者に依頼するメリットや業者選びのポイントをお伝えします。
業者に依頼するメリット
改めて、業者に依頼するメリットを4つ挙げました。
- 正確な原因が判断できる
- 冷媒ガス補充から配管不良の修理まで対応できる
- 安全性が確保できる
- 長期的に効率よく使用できる
冷媒ガスの不足は、漏れや内部不具合が関係しているケースも多く、補充だけでは改善しないケースも少なくありません。プロによる適切な点検と修理をすれば、安全性を確保しつつ性能低下や再発を防げます。
結果として、無駄な出費や故障リスクを抑え、長期的に安心して使用できるでしょう。
業者を選ぶポイント
冷媒ガスの補充を、安心して任せられる業者を選ぶのも重要です。
- 冷媒ガス補充の実績が豊富
- 料金体系やサービス内容が明確
- 口コミ評価が安定している
- 損害補償やアフターフォローが充実している
まずは、さまざまなエアコンに対応できるガス補充の実績があるかを確認しましょう。複雑なガス補充作業は、経験値が信頼度に比例します。信頼できる業者は、必然的に口コミにも反映されるはず。
アフターフォローや補償内容を明記していると、より安心して依頼できるでしょう。
エアコンの不調はどこの業者に依頼すべきか、以下の記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
エアコン修理はどこに頼む?適切な依頼先と優良業者の選び方を徹底解説
2025.03.10 2025.07.01
エアコンの冷媒ガスを補充する費用相場

最後に、エアコンの冷媒ガスを補充する際の費用相場をお伝えします。ガス補充や関連する作業の相場を、以下の表にまとめました。
| 修理・点検メニュー | 内容の概要 | 費用相場(税込) |
|---|---|---|
| 冷媒ガス補充 | 不足分のみを補充 | 10,000~25,000円 |
| 冷媒ガス回収+再充填 | 全量回収後、規定量を再充填 | 20,000~40,000円 |
| ガス漏れ点検 | 検知器・検知液による漏れ確認 | 8,000~15,000円 |
| 配管フレア修理・締め直し | 接続部の不良修正 | 5,000~15,000円 |
| 真空引き作業 | 配管内の空気・水分除去 | 5,000~10,000円 |
| 暖房不良の点検のみ | 圧力測定・動作確認 | 5,000~10,000円 |
| 室外機部品交換 | ファンなどの劣化・破損部品の交換 | 15,000~30,000円 |
| コンプレッサー交換 | 重度故障時 | 50,000円以上 |
ガス補充のみや締め直し程度の修理であれば、そこまで費用はかかりませんが、暖房が効かない原因がガス不足以外の基板・センサーにある場合は、修理費が高額になる恐れも。使用年数が10年以上の場合は、買い替えも含めて検討しましょう。
冷媒ガスを補充する費用相場は、以下の記事を参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
エアコンの冷媒ガス補充料金はいくらくらい?【クーラーのガス入れ費用を安く抑えるコツも】
2024.08.05 2025.09.26
ガス不足などでエアコンの暖房が効かない時は
ガス不足でエアコンの暖房が効かない時の対処法などをご紹介しました。
エアコンの暖房が効かない原因として、冷媒ガスの不足はよく見られるトラブル。素人では原因の特定や補充作業が難しいため、エアコンの不具合を感じたら速やかに専門業者に相談してください。
業者を探す際には、全国の電気工事業者を絞り込み検索できる『セーフリー』がおすすめ。
ガス不足をはじめとした、エアコンの不具合にすぐ対処してくれる実績豊富な業者が見つかりますよ!
>> エアコン修理業者を比較検討してみる
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- エアコンの暖房が効かない…
- 暖房とガスって関係しているの?
- 自分でガス補充できるのかな…

エアコンの暖房効かないのは
ガス不足かも?
専門業者へ相談!
エアコンの暖房が効かない時によくある質問
-
Q. 暖房と冷媒ガスは関係していますか?
A.エアコンの暖房で、冷媒ガスは重要な役割を担っています。
冷媒ガスが室外の熱を吸収して室内へ運ぶ循環によって、暖房が成立します。ガスが不足すると熱交換がうまく行えず、暖房が効かない不具合になるのです。
-
Q. 冷媒ガスの補充は自分でできますか?
A.冷媒ガスの補充は、専用機材と知識が必要な作業。素人が自分で補充するのはおすすめできません。
量や種類を誤ると、性能低下や故障、事故につながる恐れがあります。ガス不足が疑われる場合は、安全面からも業者へ依頼してください。
-
Q. エアコンの暖房が効かない原因がわかりません。
A.エアコンの暖房が効かない原因は、冷媒ガス不足だけでなく、室外機の不具合や部品劣化など複数考えられます。
外見や動作確認だけで特定するのは難しいうえ、原因不明のまま使い続けると悪化するので、早めに専門業者に相談しましょう。

























