2025.03.02 2025.03.02
本記事では、ブレーカーが落ちた時の戻し方を解説します。
ブレーカーと一言で言っても、実は複数の種類があるのをご存じでしょうか。
- 落ちたブレーカーによって戻し方が違う?
- 漏電ブレーカーがないのは古いモデル?
- ブレーカーがなぜ落ちたのかわからない・・・
上記のような疑問にお答えして、ブレーカーの種類ごとの原因や復旧方法をご紹介します。その他、自力で復旧できない場合の対処法や費用相場、今後の予防策など、役立つ情報満載です!
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目次
落ちたブレーカーの種類をチェック【復旧方法につながる電気の流れ】
まず、落ちたブレーカーの種類を見てみましょう。復旧方法を探るには、まずブレーカーごとの機能や電気の流れを把握するのが先決です。以下のように、ブレーカーの種類が異なります。
- アンペアブレーカー
- 漏電ブレーカー
- 安全ブレーカー
それぞれ、解説していきます。(上のイラスト、左より順番に確認ください。)
アンペアブレーカー
アンペアブレーカーは、メインブレーカーとも言われ、住宅などの建物全体の電気の総量を管理するブレーカーです。
アンペアブレーカーに記載されている「30A」「40A」などの数字が契約アンペア数。契約しているアンペア数の上限を超過すると、ブレーカーを落として電気を遮断させます。つまり、アンペアブレーカーが落ちると、建物全体が停電して電気を使用できなくなるわけです。
漏電ブレーカー
漏電ブレーカーは、建物内の漏電を検知すると電気の流れを遮断するブレーカーで、漏電による感電や火災などを防ぐために分電盤内に設置されています。
漏電にいち早く気づける重要な役割を担っているので、もし漏電ブレーカーが設置されていない古い分電盤を使用しているなら、早いタイミングで漏電ブレーカーの増設や分電盤交換するのをおすすめします。
漏電時の症状などは、以下記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
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安全ブレーカー
安全ブレーカーは、アンペアブレーカーをより細分化したブレーカー。建物内の各エリアや消費電力の大きい家電ごとの電気供給量を管理していて、そのスイッチ一つひとつを安全ブレーカーと呼びます。
建物全体のアンペア数が超過すると落ちるアンペアブレーカーと異なり、安全ブレーカーは、決められたエリア内で上限を超えると、そのエリアのブレーカーだけが落ちて電気供給が止まるという仕組みです。
どこかの安全ブレーカーが落ちても、建物全部の電力が切れるわけではないのが、アンペアブレーカーや漏電ブレーカーとの大きな違いと言えます。
ブレーカーごとの落ちた原因と復旧方法
それぞれのブレーカーは、どういう時に落ちるのでしょうか。ブレーカーごとの落ちる原因と復旧方法を解説していきます。
落ちたブレーカーの項目を参考にしてください。
アンペアブレーカーが落ちた原因と復旧方法
まず、アンペアブレーカーが落ちる原因と復旧方法を見ていきましょう。
主な原因として、電気の使い過ぎが挙げられます。同じタイミングで使用する電気量が、契約アンペア数以上になるとブレーカーが落ちます。特に、電子レンジやドライヤーなど、消費電力の大きい電化製品を同時に使用していると落ちるケースが多く見られます。
復旧させる手順を紹介しましょう。
- 使用していた電化製品の電源を、一度すべてオフにする
- 落ちたアンペアブレーカーをオンに戻す
- 一度に使用する電気量を減らす
アンペアブレーカーの復旧方法は、上記のようにいたってシンプル。基本的に、落ちたブレーカーを再びオンにするだけで完了します。ただし、電気のつかいすぎによってブレーカーが落ちている以上、復旧後は使用する電気量をできるだけ減らしましょう。
漏電ブレーカーが落ちた原因と復旧方法
漏電ブレーカーが落ちる原因は、建物内の電気回路の漏電。感電や火災につながる恐れもあるため、すぐに対処する必要があります。漏電ブレーカーが落ちたらすぐにオンにするのではなく、適切な手順で復旧させて漏電箇所を特定しましょう。
漏電ブレーカーを復旧させて漏電箇所を見極める方法は、以下の通りです。
- 分電盤内の安全ブレーカーをすべて下げる
- 漏電ブレーカーを上げる
- 一度下げた安全ブレーカーを端から順に一つずつ上げていく
- 安全ブレーカーを上げたときに再び漏電ブレーカーが落ちる箇所を確認する
- その箇所の安全ブレーカーを落としたまま、他箇所の電気を復旧させる
漏電ブレーカーが落ちたタイミングで、その安全ブレーカーの管轄エリアで漏電していると特定できます。応急処置として、該当のエリアの家電のコンセントを抜き、早めに電気工事業者へ相談してください。
もし、漏電箇所が特定できない場合も、放置せず専門業者に点検してもらってくださいね。
漏電ブレーカーの仕組みは、以下記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
漏電ブレーカー(漏電遮断機)の仕組み・原理とは?【なぜ感電を防げるのか】
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安全ブレーカーが落ちた原因と復旧方法
安全ブレーカーが落ちる原因も、アンペアブレーカーと同じく電気の使い過ぎ。アンペアブレーカーと異なる点は、建物全体ではなく安全ブレーカーが対応する場所のみのトラブルに収まる点です。エリアごとに決められたアンペア数があり、それを超過するとその場所だけ停電します。
安全ブレーカーの戻し方も、基本的にアンペアブレーカーと同じ。停電した場所で使用している電化製品を一度すべてオフにしてから、落ちたブレーカーを上げます。
一部の安全ブレーカーのみ落ちた状態なら、漏電などのトラブルではなく、単純に電気量超過と考えて問題ありません。部屋や場所ごとに割り当てられているアンペア数は、当然ながら住宅全体の契約アンペア数よりも少ないため、同時に使用する電力量を意識するようにすると良いでしょう。
ブレーカーが落ちた原因や戻し方がわからないなら
もし、ブレーカーがうまく戻らず原因が特定できないようなら、ブレーカーや分電盤そのものに不具合が生じている場合もあります。例えば、以下のようなケースでは、本体の故障も考えられるでしょう。
- 明らかに契約アンペア数の上限を超えていないのにアンペアブレーカーが落ちる
- 同時に多くの電気を使用していないに安全ブレーカーが落ちる
- 漏電原因が特定できないのに漏電ブレーカーが落ちる
ブレーカーが寿命を迎える交換時期は、13~15年程度といわれています。経年劣化は避けては通れないため、必要に応じてブレーカーや分電盤を交換しましょう。ブレーカーの修理や交換は、電気工事業者に相談してください。
落ちたブレーカーの戻し方を電気工事業者へ相談するメリット
電気工事業者へ相談するメリットを、詳しく見ていきましょう。
- 原因に応じて適切に対応してくれる
- ブレーカーが落ちないようにアドバイスしてくれる
- ブレーカー修理・交換も対応してくれる
上記3点、順番に解説していきます。
原因に応じて適切に対応してくれる
ブレーカーが落ちる原因は、過電流・漏電・経年劣化などさまざまです。
素人判断で復旧を試みると、根本的な問題を解決できないまま状況が悪化するだけでなく、火災や感電につながりかねません。
その点、電気工事業者に相談すれば、状況を確認した上で適切に対処してくれるでしょう。特に、漏電時は一刻も早く修理対応する必要があるので、手遅れになる前に点検してもらうのが得策です。
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ブレーカーが落ちないようにアドバイスしてくれる
もし、電気消費量を考慮しているにもかかわらずブレーカーが頻繁に落ちるなら、そもそもの配線や契約アンペア数を変更する必要があるかもしれません。
電気工事業者は、現在の使用状況やライフスタイルを踏まえて、適切なアンペア数の提案や安全ブレーカーの配線変更など、安全に電気を使うための具体的なアドバイスをしてくれます。
ブレーカー修理・交換も対応してくれる
ブレーカーが頻繁に落ちたり、スイッチを戻してもすぐに切れたりする場合、故障の恐れもあります。また、古い分電盤は漏電ブレーカーが設置されていないタイプもあり、安全面に不安がぬぐえないでしょう。
電気工事業者に、修理が必要か、交換が必要か、漏電ブレーカーを増設できるか、などを判断してもらい、迅速に対処してもらうのをおすすめします。
落ちたブレーカーの復旧費用相場
ブレーカーが落ちたまま戻せない状態が続いて、ブレーカーの修理・交換が必要になる場合もあるでしょう。ブレーカーの修理・交換時に多く見られるメニューと費用相場を、以下の表にまとめました。
ブレーカー修理・交換にかかわる工事メニュー | 費用相場 |
---|---|
ブレーカーや分電盤の調査費用 | 4,000~7,000円 |
分電盤交換 | 50,000円~100,000円前後 |
アンペアブレーカーの交換 | 3,000円~10,000円 |
安全ブレーカーの交換 | 4,000円~10,000円 |
漏電ブレーカーの交換・増設 | 6,000円~20,000円 |
回路の増設 | 1回路あたり5,000円~10,000円 |
主幹ブレーカー容量変更 | 10,000円~30,000円 |
上記のような工事費用以外にも、業者によって基本料金や出張費用などが上乗せされるケースがあります。複数業者から相見積もりを取り、納得できる業者を見つけましょう。
ブレーカーの修理・交換の費用相場は、以下記事で詳しく解説しています。
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ブレーカーが落ちないための対策【復旧方法と一緒にチェック】
ブレーカーが落ちないための対策も、日頃から意識しておくのがおすすめです。以下4点をあわせてチェックしてみてください。
- 使用する電力量を減らす
- コンセントを増設する
- 契約アンペア数を変更する
- 水まわりの電化製品はアース線を接続する
順番に紹介していきます。
使用する電力量を減らす
一度に使用する電力量が一定数を超えると、ブレーカーは落ちるとお伝えしました。そのため、消費電力の大きい電化製品は、なるべく時間をずらして使用する習慣を付けましょう。
消費電力の大きい家電製品をリストアップしました。
- IHクッキングヒーター:20~30A
- 電子レンジ:15A
- 食器洗い乾燥機:13A
- ドラム式洗濯乾燥機:乾燥時13A
- ヘアードライヤー:12A など
例えば、キッチンの電子レンジと洗面所のドライヤーを同時に使用するとブレーカーが落ちる、などのケースは、安全ブレーカーの配線を変更して電力を分散させるのも一つの手ですよ。
コンセントを増設する
タコ足配線や延長コードでコンセントを増やして使用していませんか?同時に使える電気量自体は変わらないにもかかわらず、多くのプラグをコンセントに挿す状況は、電力超過や漏電の原因に直結します。
もし使用したい家電に対してコンセントが足りないようなら、コンセントの増設工事を依頼しましょう。適切なコンセント数と、それに見合った電力量を確保できれば、プラグを挿す場所に悩まず、日々のストレスも軽減されるはずです。
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契約アンペア数を変更する
電化製品の使い方を工夫しても頻繁にブレーカーが落ちるなら、電気会社との契約アンペア数を見直して、上限の高いプランに切り替えるのを検討しましょう。
まず、実際に使用しているアンペア数を計算して、現在の契約アンペア数に対してどの程度不足しているのかをチェックしてみてください。自力で全体量を把握するのがむずかしければ、電気工事業者に相談するのをおすすめします。
水まわりの電化製品はアース線を接続する
冷蔵庫や温水便座などの水まわりで使用する電化製品には、アース線を接続しましょう。
アース線は、万が一漏電しても電気を地面へ流してくれる役割をになっています。水に濡れる可能性のある家電製品に接続すれば、感電や漏電の大きな防止策になりますよ。
アース線の後付け工事に関しては、以下記事をチェックしてみてください。
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コンセントにアース差込み口がない!後付け設置?交換や増設?【おすすめ工事の徹底比較】
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落ちたブレーカーの最短の戻し方は電気工事業者へ相談しよう
今回は、ブレーカーが落ちた時の戻し方や予防策などをご紹介しました。
落ちたブレーカーの種類によっては、早急に対処が必要な事態もあります。感電や火災のリスクと隣り合わせなので、原因が分からない時や漏電が疑われる時には、早めに電気工事業者へ相談しましょう。
セーフリーでは、全国の電気工事専門業者を多数掲載しています。ブレーカー修理や交換を得意とした業者、漏電対応に長けた業者、などニーズにあわせて絞り込み検索できるので、ぜひ活用してみてください!
- ブレーカーはなぜ落ちるの?
- ブレーカーによって戻し方が違う?
- 漏電ブレーカーがないのは古いから?
ブレーカーが落ちた時の
復旧方法は、
プロの専門業者へ相談!
落ちたブレーカーの戻し方に関するよくある質問
-
Q. 冬場にブレーカーが落ちて困る!対処方法は?
A.暖房器具やエアコンなどの使用で電力消費が増える冬場は、ブレーカーが落ちやすくなる傾向にあります。まずは、使用中の電化製品を減らし、一度にかかる負荷を分散してください。
それでも頻繁に落ちるなら、全体の契約アンペア数の見直しを検討するべき。適正なアンペア数の判断が難しければ、電気工事業者に相談しましょう。
-
Q. 漏電ブレーカーが落ちたら自分で戻すだけでいい?
A.漏電ブレーカーが落ちた場合、単に戻すだけでは不十分。漏電の原因を特定しないまま復旧すると、感電や火災のリスクがあります。
漏電原因が分からない場合は、以下記事を参考にチェックしてみてください。
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漏電原因がわからない場合のチェック方法【キケン!業者依頼すべき判断基準も解説】
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-
Q. ブレーカーが落ちた時の戻す順番は?
A.ブレーカーが落ちた場合の戻す順番やその後の対応は、『ブレーカーごとの落ちた原因と復旧方法』を参考にしてみてください。
迷う場合は、電気工事業者に相談してくださいね。