2026.02.12 2026.02.12
この記事では、漏電かどうかの調べ方、ブレーカーを使ったチェック・確認方法について解説します。
「最近ブレーカーがよく落ちる」
「家電に触れるとピリッとする気がする」
「もしかして漏電?」
このような状態は危険です。漏電は気づかないまま放置すると、感電や火災といった重大な事故にもつながるのですぐに対応しましょう。
自分で確認できる基本的な調べ方から、業者に依頼すべき安全のための判断基準まで整理していきます。安全第一で、ぜひ最後までご覧ください。
目次
漏電かどうかの調べ方【ブレーカーでのチェック方法・分電盤の見方】

漏電の疑いがあるときは、分電盤のブレーカー操作である程度まで状況を切り分けられます。専門的な機器がなくても確認できるため、まずは自宅で安全にできるチェック方法から試してみましょう。
- 分電盤にある漏電ブレーカーが「切」になっていることを確認
- 黄色や白のテストボタンを押したあと、安全ブレーカーをすべて「切」にする
- 漏電ブレーカーを「入」に戻す
- 安全ブレーカーを一つずつ「入」に切り替えていく
途中で漏電ブレーカーが再び「切」になった場合、その時に操作した安全ブレーカーの回路で漏電が起きている可能性が高いです。
この状態では、原因となっている回路の安全ブレーカーだけを「切」にしておけば、他の部屋の電気は使えます。反対に、すべての安全ブレーカーを入れても漏電ブレーカーが落ちなければ、漏電の可能性は低いと判断できます。
ここからは、それぞれのブレーカーの役割を見ていきましょう。
漏電ブレーカー
漏電ブレーカーは、建物全体の電気の流れを監視し、漏電を検知すると自動的に電気を遮断する装置です。感電や火災を防ぐための重要な役割を担っており、異常が起きたときは家全体の電気が止まります。
チェック手順の中で何度も落ちる場合は、漏電が発生しているサインと考えましょう。
安全ブレーカー
安全ブレーカーは、部屋ごとや回路ごとに電気を管理するためのブレーカーです。台所やリビングなど、場所ごとに分かれているケースが多く、どの回路で異常が起きているか見極める手がかりになります。
漏電チェックで特定の安全ブレーカーを入れた瞬間に主幹が落ちる場合、その回路に原因があると考えましょう。
アンペアブレーカー
アンペアブレーカーは、電力会社との契約容量を超えて電気を使ったときに作動するブレーカーです。
電気の使いすぎが原因で落ちるため、漏電とは直接関係しないケースがほとんどです。
なお、契約形態によってはアンペアブレーカー自体が設置されていない住宅もあります。
漏電かどうかの確認を業者依頼すべき状況とは?安全のための判断基準
ブレーカー操作によって漏電の疑いをある程度まで切り分けることはできますが、すべて自分で判断・解決できるわけではありません。状況によっては感電や火災につながる恐れがあり、素人の確認作業は危険です。
次のような状況に当てはまる場合は、漏電調査を業者に依頼すべきです。
- 漏電ブレーカーが原因不明のまま何度も落ちる
- 安全ブレーカーを切り分けても漏電箇所が絞れない
- 家電やコンセントに触れたとき違和感や熱を感じる
- 雨漏りや水漏れのあとからブレーカーが落ちやすくなった
- 分電盤や配線まわりから異臭や異音がする
- 電子機器やコンセント周辺が焦げ臭い
上記は目に見えない部分で電気トラブルが進行しているサインです。表面的に電気が使えていても、安全が確保されているとは限りません。
感電や火災のリスク大!
漏電かどうか調べたら詳細の調査を依頼【2つのパターンを解説】

ブレーカー操作で漏電の疑いが強まった場合、次は本格的な漏電調査・修理をどこへ依頼するかです。建物の用途により、適した相談先は異なります。
一般家庭と工場・ビルの2つのケースに分けて、依頼先の考え方を見ていきましょう。
一般家庭の漏電:電気工事業者に依頼
一般住宅で漏電が疑われる場合は、電気工事業者への相談がもっとも現実的です。電気工事業者は漏電調査から原因特定、修理や部品交換まで一括で対応できる点が強みです。
分電盤や配線、コンセント、家電まわりなど、生活に直結する設備を総合的に確認してもらえるため、再発防止まで見据えた対応が期待できます。
賃貸住宅に住んでいる場合は、自己判断で業者を手配する前に、大家さんや管理会社へ連絡しましょう。
調査や修理内容によっては配線工事が必要になり、管理者の許可が必要です。緊急性が高い場合、まずは状況を共有し指示を仰ぎましょう。
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工場・ビルの漏電:電気保安協会に依頼
工場やビル、事業用施設で漏電が疑われる場合は、電気保安協会への相談が基本です。電気保安協会は、事業用電気設備の安全を監督・点検する専門機関で、定期点検や緊急時の調査に対応しています。
絶縁抵抗の測定や漏れ電流の確認など、専門的な調査によって原因を切り分け、改善の指導を受けられます。
そのうえで、実際に配線の改修や機器交換が必要と判断された場合は、電気工事業者と連携して修理を進める流れです。調査と修理を役割分担することで、安全性を確保しながら効率的に復旧できる点が、工場やビルならではの対応方法となります。
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漏電かどうか確認後は修理依頼!チェックすべきポイント
ブレーカー操作などで漏電の疑いが濃くなった場合、そのまま様子を見るのは危険です。ここからは、修理を依頼する際に押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
電気工事士への依頼が結局必須
漏電の修理や配線工事は、法律上「電気工事士」の資格をもつ人しか作業できません。知識や経験がないまま触ってしまうと、感電や火災につながります。
安全面・法令順守の観点からも、調査から修理まで必ず有資格者に依頼!
修理費用の相場
漏電の修理費用は「原因を特定する調査費」と「実際の修理・改修費」に分かれます。どこで・何が原因かによって金額に幅が出るため、まずは相場感を把握しましょう。
| 作業内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 漏電の原因調査 | 13,000円~19,000円 |
| 応急処置(回路切り離しなど) | 5,000円~15,000円 |
| コンセント・スイッチ交換 | 4,000円~9,000円 |
| ブレーカーの交換・修理 | 20,000円~24,000円 |
| 分電盤の交換・修理 | 30,000円~45,000円 |
| 配線の引き直し・部分修理 | 20,000円~ |
漏電調査や修理は、専門業者に依頼したとしてもそこまで高額な費用ではありません。
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業者選びのポイント
漏電修理は安全性と専門性が強く求められる工事のため、業者選びを間違えると再発や事故につながりかねません。費用だけで判断せず、以下のポイントを押さえて慎重に選びましょう。
- 電気工事士の資格を保有しているか
- 漏電調査・修理の実績が豊富か
- 見積もりの内訳が明確か
- 調査から修理まで一貫対応できるか
- 工事後の保証やアフター対応があるか
漏電修理は「安さ」よりも「安全性」と「確実性」が最優先です。
少しでも不安があれば、複数社から見積もりや説明を受け、納得できる業者を選びましょう。
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これって漏電?似た現象を比較【チェックでわかった怪しい兆候は危険?】

電気トラブルの中には、漏電と勘違いしやすい現象があります。混同しやすいケースを比較してみましょう。
| 症状・現象 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 家電や水に触れると ビリッとする |
漏電の可能性が高く、感電リスクがある即危険な状態 |
| 電気代が急に高くなった | 使用量の増加や料金改定が主因で、漏電とは限らない |
| ブレーカーが 頻繁に落ちる |
使いすぎによる遮断か、漏電ブレーカー作動かの見極めが必要 |
| 延長コードやタコ足配線が 熱を持つ |
過電流による発熱で、使い方の問題が原因の場合が多い |
似た症状でも、原因によって対処法は異なります。判断に迷う場合や少しでも危険を感じたときは、無理せず専門業者に相談するのが一番確実です。
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漏電だけじゃない!ブレーカーが落ちる原因【4つの確認ポイント】
ブレーカーが落ちると「漏電かもしれない」と不安になりますが、実際は別の原因が隠れています。ここでは、漏電と間違えやすい代表的な原因を整理し、今の状況を切り分けるための考え方を解説します。
ブレーカーの故障
意外と見落とされがちなのが、ブレーカー本体の不具合です。長年使われたブレーカーは内部部品が劣化し、正常な電流でも誤作動を起こすことがあります。
テストボタンを押しても反応がない、あるいは頻繁に落ちる場合は、漏電ではなく機器の寿命が原因の可能性も考えられます。この場合、原因調査よりも交換対応が必要です。
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古い家電を使用しているか
ブレーカーが特定の部屋でだけ落ちる場合、その部屋にある家電の影響も疑ってみましょう。年数が経過した家電は内部の絶縁材が劣化し、目に見えないレベルで電気が逃げてしまうことがあります。
外観に異常がなくても使用時にだけブレーカーが落ちるなら、その家電が引き金になっているかもしれません。一時的に使用を控え、症状が改善するか確認しましょう。
コードが破損していないか
電源コードや延長コードの傷みも、ブレーカーが落ちる原因です。家具に挟まれていたり、踏みつけられたりしたコードは内部が断線しかけている場合があります。
また、熱がこもる使い方を続けると被覆が弱くなり、異常電流が流れることも。コードに違和感がある場合は漏電を疑う前に使用を中止し、別の電源で試すなど慎重な対応が必要です。
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雨漏りや水漏れが起きていないか
雨の日だけブレーカーが落ちる、水回りの近くで不具合が起きるといった場合は、水の影響を疑いましょう。屋根や外壁から侵入した水分、結露、水漏れが配線やコンセントに触れると、漏電と同じような状態を引き起こします。
このケースは感電や火災のリスクが高く、自己判断での対応は危険!
異変に気づいた時点で、無理せず専門業者に点検依頼しましょう。
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漏電かどうか不安なら!しっかり調べてくれる業者へ!安全第一の対処を
本記事では、漏電かどうか自分で調べる方法や、注意すべきポイントについて解説しました。
ブレーカー操作で確認できるケースもありますが、原因の特定が難しかったり、感電や火災のリスクを感じる場合は、無理せず専門業者に任せましょう。
セーフリーでは、電気トラブルに対応できる業者を多数掲載しています。即日対応、出張や見積もり無料の業者も簡単に検索できますよ。
対応エリアの業者が見つかったら、まずは無料相談から始めてみましょう!
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- 漏電か確認するのが不安…
- 古いブレーカーでよく分からない
- 色々触るのが怖い

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漏電の確認方法に関するよくある質問
-
Q. 漏電かどうかは自分で安全に確認できる?
A.分電盤のブレーカー操作で大まかな切り分けは可能ですが、感電リスクがあるため無理は禁物です。異音やビリッとした感覚、水濡れがある場合は自分で触らず業者に任せましょう。
-
Q. 漏電ブレーカーが落ちたら、すぐに漏電と判断して良い?
A.必ずしも漏電とは限らず、使い過ぎやブレーカー本体の不具合でも落ちるケースがあります。安全ブレーカーやアンペアブレーカーの状態を確認し、再現性があるかで判断します。
-
Q. 漏電の確認や修理はどの業者に依頼すれば良い?
A.一般家庭は電気工事士が在籍する電気工事業者に依頼するのが基本です。工場やビルなど事業用設備は、電気保安協会への相談が適しています。


































