ブレーカー(分電盤)に空きがないときの対処法!【増設・交換の基準と注意点】 - セーフリー

ブレーカー(分電盤)に空きがないときの対処法!【増設・交換の基準と注意点】

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ブレーカー(分電盤)に空きがないときの対処法!【増設・交換の基準と注意点】

2025.08.06 2025.08.06

 

この記事では、ブレーカー(分電盤)に空きがないときの増設・交換工事について解説します。

新たに電源を使いたいとき、ブレーカーに空きがないと困っている方もいるでしょう。そんなときは増設、交換で対応可能です。

増設か交換かの判断基準や注意点、それぞれの費用についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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ブレーカー(分電盤)に空きがないときの対処法【増設or交換】

ブレーカー(分電盤)に空きがないとき

エアコンやIHクッキングヒーター、エコキュートなど、消費電力の大きな家電を導入するときに必要となるのが「専用回路」です。専用回路を新たに設けるには、分電盤にブレーカーを追加する工事が必要です。

分電盤に空きスペースがない場合の選択肢として「増設」と「交換」について解説します。

ブレーカーを増設する

一般的なのは、今ある分電盤の横に新たな分電盤を増設する方法です。既設の分電盤に物理的な空きスペースがなかったとしても、分電盤自体を追加することでブレーカーを増やせます。

追加された分電盤には安全ブレーカーを設置し、エアコンや食洗機など専用回路が必要な機器のために個別スイッチを確保できます。

既存の住宅に後付けで設置する場合でも、屋内の美観を損ねないよう配線を整理したり、壁面にすっきりと収まるように施工できる場合がほとんどです。

ブレーカーを交換する

もう一つは、分電盤そのものをより多くの回路を収容できるタイプへ交換する方法です。今ある分電盤が古く、すでに容量や構成に限界がある場合は、交換対応が適切でしょう。

交換によって分電盤の内部構造を一新すれば、空き回路が確保できるだけでなく、漏電ブレーカーや主幹ブレーカーの性能も見直され電気全体の安全性も向上します。

また、古いタイプの分電盤では対応できない最新家電や高効率機器にも、柔軟に対応できるようになるでしょう。

ブレーカー(分電盤)に空きがないか確認する方法【素人でも分かる見方】

エアコンやEVなどの専用回路を増やしたいとき、まず確認すべきは「分電盤に空きがあるかどうか」です。しかし、普段分電盤を意識する機会がない方にとって、どこをどう見ればいいのか分からないというのが本音でしょう。

ここでは、専門的な知識がなくても簡単に確認できる基本の見方を分かりやすくご紹介します。

  1. 分電盤のカバーを開けて中を確認する
  2. 右側の並んだ小さなスイッチを見て「空き」があるか確認する
  3. 「使っていないブレーカー」がないかも合わせてチェックする
  4. 空きがなければ「増設」または「交換」を検討する

分電盤の見方は決して難しくはありません。まずは落ち着いて確認し、必要に応じて専門業者に相談しましょう。

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ブレーカー(分電盤)に空きがないときの増設工事【6つの注意点!】

ブレーカー(分電盤)に空きがない時の工事

高出力家電を導入するにあたり、分電盤に空きがあれば問題ありませんが、空きがない場合は増設工事を進めていきます。

ブレーカーの増設には注意すべき点がいくつかあるので、工事を進める前に以下6つのポイントを確認しておきましょう。

増設数は2つまで

基本的に増設できるブレーカーは2つまでとされています。分電盤内部に熱がこもりやすくなる、許容量を超えることで漏電リスクが高まることが理由です。

すでにブレーカーを増設済みで、さらに追加したいという場合は分電盤そのものを容量の大きなタイプに交換する必要があります。

分電盤ボックスの増設が必要になる可能性がある

既存の分電盤にスペースが残っていない場合、ブレーカーを収めるためのボックス自体を新たに取り付けることになります。つまり、今ある分電盤の横に増設用のボックスを設置し、その中に新しいブレーカーを組み込む方法です。

ボックスを追加するには壁面スペースや配線経路の確認が必要で、建物の構造や設置場所によっては設置が難しいケースもあるでしょう。業者に現地調査を依頼し、対応方法を確認してもらいましょう。

配線工事が必要

ブレーカーの増設工事は、専用の配線工事もセットです。分電盤内の空きスペースの有無にかかわらず、コンセントの新設や回路の分岐にともなって屋内に新たな電線を引く必要が出てきます。

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壁や天井内の配線ルートによっては、思ったより大掛かりな工事になる場合もあるため、見積もりの段階で所要時間や料金を細かくチェックしましょう。

契約電力を変更する可能性がある

ブレーカーの増設に伴い、電気の使用容量が現在の契約範囲を超えてしまうことがあります。アンペアブレーカーや漏電遮断器が想定している以上の負荷がかかると、安全装置が作動しやすくなったり、最悪の場合は設備が故障する原因に。

このようなケースでは、電力会社に連絡して契約アンペアを上げる必要があります。増設工事と合わせて、契約内容の見直しも検討してください。

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設置場所に制限がある

ブレーカーや分電盤は、安全性や点検のしやすさを考慮して設置する必要があります。分電盤の近くに家具が置かれていたり、天井が低くてスペースが確保できない場合は、設置が難しくなるでしょう。

また、屋外設置の場合は防水性や耐候性の確保が求められるため、使用する機器や設置方法にも制限が出てきます。

そもそも増設が難しい場合もある

住宅の状況によっては、ブレーカーの増設自体できないケースがあります。例えば、分電盤がかなり古く、対応する部品がもう製造されていない場合や、ブレーカー内部に異常な発熱・劣化が見られる場合は、安全上の理由から工事を断られることもあります。

また、漏電の疑いがある場合や、配電バランスが大きく崩れているような環境では、根本的に電気設備の見直しが必要となるでしょう。

ブレーカー(分電盤)に空きがないときは増設?交換?【交換の判断基準について】

分電盤に空きがなく、新たな専用回路が必要でもすべてのケースで増設が適しているとは限りません。ブレーカーや分電盤の状態によっては、増設よりも本体の交換が必要になるケースがあります。

ここでは、ブレーカーの交換基準について4つのケースを見ていきましょう。

寿命を超えているブレーカー

ブレーカーにはおよそ13年程度の寿命があるとされており、設置から長い年月が経っている場合は、内部の劣化が進んでいるでしょう。特に漏電ブレーカーが設置されていない古いタイプの分電盤は、安全面でも現代の住宅設備に適していません。

このような古いブレーカーに増設を試みると、かえって機器全体に過剰な負荷がかかり、増設後にブレーカーそのものが故障する危険があります。年数が経過している分電盤で新たな設備を追加したい場合は、まず交換を前提に検討すべきでしょう。

ブレーカーに不具合・故障がある

ブレーカーに異常が見られる場合、増設工事する前に本体の状態を確認すべきです。ブレーカーが熱を帯びている、異音がする、焦げているといった症状は、すでに内部の故障が始まっている可能性を示しています。

こうした状態で増設工事すれば、故障が進行するだけでなく最悪の場合は発火や漏電のリスクにもつながるでしょう。外見で分かる異常がある場合は、増設よりも交換を優先しましょう。

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電気供給が安定していない

照明が突然チカチカ点滅する、テレビの画面が天候に関係なく乱れるといった症状がある場合、電気の供給が安定していない可能性があります。このようなトラブルは、分電盤や配線の不良、もしくはブレーカーの内部に異常があることが原因として考えられます。

こうした状態のままブレーカーを増設しても、電気が正常に供給されないどころか、故障の範囲が広がってしまうかもしれません。電圧や電流の安定が確認できない場合は、増設よりもまず原因を特定し、必要に応じてブレーカーを交換するのが適切です。

漏電している

家電に触れるとビリビリとしびれる感覚がある、あるいは電気代が明らかに高くなっている場合は漏電が疑われます。漏電はブレーカーだけの問題とは限りませんが、ブレーカーが漏電を感知して遮断しないようであれば、それ自体が正常に機能していないということになります。

この状態でブレーカーを増設してしまうと、トラブルが見えにくくなり、結果として被害が拡大するでしょう。漏電の疑いがある場合はまず専門業者による点検を受け、必要があれば分電盤ごと交換してもらいましょう。

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ブレーカー(分電盤)に空きがないときの増設・交換費用

ブレーカー(分電盤)に空きがない時の工事費用

ブレーカーの増設や分電盤の交換にかかる費用は、設置状況や工事内容によって幅があります。おおよその費用について順番に見ていきましょう。

増設費用

分電盤に予備のブレーカー用スペースが残っている場合は、比較的安く増設が可能です。既存の分電盤に分岐ブレーカー1つ追加するだけの工事となるため、費用は数千円程度で済むでしょう。

一方で、分電盤に空きがない場合は新たに分電盤ボックスを追加する必要があります。ブレーカーだけでなく、ボックスや配線の取り回しも関わるため工事費用は1万円前後となります。

また、エアコンやIH機器用のコンセントの配線工事が伴う場合は、1〜3万円ほどの追加費用が発生する点も理解しておきましょう。

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交換費用

ブレーカーの交換が必要なケースでは、分電盤本体の回路数や契約アンペア数によって費用が異なります。相場としてはおおむね5万円〜10万円程度が目安となります。

電気工事の例を2つ見てみましょう。

  • 8回路・40Aのタイプ:5万円前後
  • 20回路・60Aの大容量タイプ:10万円程度

費用には分電盤の設置工事に加え既存設備の撤去、配線の調整、処分費用、出張費などが含まれています。

設置場所の条件や地域差、使用する機材のメーカーによっても費用は変動するため、最終的な費用を正確に知るには複数業者から見積もりを取得しましょう。

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ブレーカー(分電盤)に空きがないときは増設か交換対応!専門業者に相談を!

本記事では、ブレーカー(分電盤)に空きがないときの増設・交換工事について解説しました。工事の注意点や交換すべき判断基準、費用についてもお分かりいただけたかと思います。

「そもそも既存のブレーカーに空きがないのか」「ブレーカーの中を見てもよく分からない」といったケースもあるかと思います。増設すべきか交換すべきかの判断も含め、専門業者に見てもらうのが安心でしょう。

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ブレーカー(分電盤)に空きがない状況に関するよくある質問

  • Q. ブレーカーを増設か交換か判断するには?

    A.

    ブレーカーの使用年数や状態によって判断するのが基本です。

    • 設置から13年以上経過している
    • 異音や発熱がある
    • ブレーカー本体が焦げている
    • 漏電の疑いがある

    上記に当てはまる場合は、増設ではなく交換が適しています。

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  • Q. ブレーカーの増設工事は1日で終わる?

    A.

    通常のブレーカー増設工事であれば、半日から1日以内で完了するケースがほとんどです。ただし、分電盤に空きがない場合や、ボックスの新設・配線距離が長い場合、あるいは住宅の構造によっては作業時間が延びることもあります。

  • Q. ブレーカーの増設工事は自力でも出来る?

    A.

    ブレーカーの増設工事は自分でやってはいけません。電気工事士の資格を取得している専門業者しか対応できないと法律で定められています。

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