いつもと同じなのにブレーカーが落ちるのはなぜ?仕組みや対処法を徹底解説 - セーフリー

いつもと同じなのにブレーカーが落ちるのはなぜ?仕組みや対処法を徹底解説

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いつもと同じなのにブレーカーが落ちるのはなぜ?仕組みや対処法を徹底解説

2025.06.19 2025.06.19

いつもと同じなのにブレーカーが落ちる現象が続いて、不安を覚えていませんか?

本記事では、日常生活でブレーカーが落ちる原因を解説していきます。

  • 落ちるブレーカーによって原因は違う?
  • どのようなケースが危険?
  • 自分では原因がわからない…

上記のような疑問や不安に向けて、対処法や予防策など、役立つ情報をまとめました。安全な生活を守るための参考にしてください。

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いつもと同じなのになぜブレーカーが落ちる?【気になる仕組み】

いつもと同じなのにブレーカーが落ちる仕組み

いつもと同じように電化製品を使用しているのに、ブレーカーが落ちる現象が起こるのはなぜか、まずブレーカーの仕組みや役割をチェックしていきましょう。

ブレーカーの仕組み

ブレーカーは、家庭の電気を安全に使うための大切な装置。電気が流れすぎて火事や感電の危険があると、自動で電気を止める仕組みになっています。具体的な仕組みは以下の通りです。

  • 過電流遮断→使いすぎて電流が一定以上になると電気を遮断
  • 漏電遮断→電気が配線から漏れていると感知し、安全のために電気を遮断
  • 回路ごとに遮断→家の部屋や設備ごとに分かれ、異常が起きた回路だけを遮断

ブレーカーごとに仕組みや役割が異なります。それぞれの役割は、次の項で解説しています。

種類ごとの役割

一般的なブレーカーには、アンペアブレーカー、漏電ブレーカー、安全ブレーカーの3種類があります。それぞれの役割を見ていきましょう。

アンペアブレーカー

アンペアブレーカーの役割は、以下の通りです。

  • 電気の使いすぎによる過負荷を防止
  • 契約容量の範囲内で安全を保つ

アンペアブレーカーは家全体の電気量を監視し、契約以上使い過ぎると家全体の電力を落とします。電気の過負荷を防ぐだけでなく、安全面でもトラブルを未然に防ぐ重要な役割を担っています。

漏電ブレーカー(漏電遮断器)

漏電ブレーカーの役割は、以下の通りです。

  • 微小な漏電電流にも反応する
  • 感電や火災のリスクを減らす安全装置

漏電ブレーカーは漏電による危険を感知し、素早く電気を遮断します。漏電から感電や火災につながるのを防ぐ、大切な安全装置です。

安全ブレーカー(分岐ブレーカー)

分岐ブレーカーとも呼ばれる安全ブレーカーは、以下の役割があります。

  • 特定の回路での過負荷を防ぐ
  • 他の回路に影響を与えずに問題部分を切り離す

安全ブレーカーは家の各回路を個別に管理しているので、トラブルが起きた部分だけを切り離して遮断できるのがポイント。家全体に影響を与えずに、回路の正常な電気供給を守ります。

いつもと同じなのにブレーカーが落ちる主な原因

いつもと同じなのにブレーカーが落ちる主な原因

では、いつも以上に電力を使用しているわけではないにもかかわらず、ブレーカーが落ちる原因を3つ、挙げていきます。

  • 契約アンペアを超える過電流
  • 電化製品の劣化や異常
  • 漏電や配線トラブル

それぞれ見ていきましょう。

契約アンペアを超える過電流

電力会社と契約しているアンペア数を超えると、アンペアブレーカーが作動して電気が遮断されます。いつもと同じ電力量だと思っていても、使用時間が重なると過電流になる電化製品もある点に注意が必要。

たとえば、エアコンや電子レンジ、ドライヤーなどの高出力家電を同時に使った場合、見た目には「いつも通り」でも、瞬間的に使用電力が契約容量を超えるケースがあるのです。

特に、夏や冬など冷暖房の使用が重なる時期は、気づかぬうちに過電流が発生し、ブレーカーが落ちる原因となるでしょう。

電化製品の劣化や異常

長く使用している家電製品は、内部の部品やコードが劣化して、目に見えない異常が起きている恐れがあります。

絶縁機能が弱まったり、ほこりや湿気が入り込んで回路がショートしたりすると、急激な電流が流れてその家電がつながっているエリアの安全ブレーカーが作動します。

特定の家電を使ったときにだけブレーカーが落ちる場合、その機器の内部トラブルや寿命が原因の確率が高く、使い続けると感電や発火のリスクも否めません。

漏電や配線トラブル

壁の中の配線が劣化している場合も、原因として挙げられます。

配線に支障が出ると、電気が本来の経路から漏れ出す「漏電」が発生します。壁や天井の内部を通る隠ぺい配線の場合は、劣化や小動物による配線をかじるなどの被害が目に見えず、気付きにくいのが怖いところ。

つまり、普段と同じように電気を使用している一方で、不要な電気が漏れ出ている状態なので、過電流となってブレーカーが落ちるか、漏電ブレーカーが作動するかで、電気が遮断されるのです。

ブレーカーが頻繁に落ちる時の対処法は、以下記事を参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

いつもと同じなのにブレーカーが落ちるときの対処法

ブレーカーが落ちた時の対処法

実際にブレーカーが落ちた時の復旧方法や、自分でできる範囲での対処法を解説していきます。

  • アンペアブレーカーが落ちた時の対処法
  • 漏電ブレーカーが落ちた時の対処法
  • 安全ブレーカーが落ちた時の対処法

上記それぞれのブレーカーごとに見ていきましょう。

アンペアブレーカーが落ちている

アンペアブレーカーが落ちている時は、まず、以下の手順で復旧を試みましょう。一般的に、分電盤の一番左上にある大きなブレーカーがアンペアブレーカーです。

<復旧手順>

  1. すべての安全ブレーカーを「切」にする
  2. アンペアブレーカーを「入」に戻す
  3. 一つずつ安全ブレーカーを入れ直して、落ちる安全ブレーカーがあるか確認
  4. 再び落ちた時、一緒に落ちている安全ブレーカーのエリアを確認する

アンペアブレーカーが落ちるのは、過電流が主な原因だとお伝えしました。以下のような対処法を試してみてください。

<その後の対処法>

  • 消費電力の家電(電子レンジ・ドライヤーなど)を同時に使わないようにする
  • エアコンや洗濯機の使用時間帯をずらす
  • 節電タップやエコ家電に切り替える

電気の使い方を見直してもブレーカーが頻繁に落ちるなら、契約アンペア数が生活に合っていない可能性も出てきます。

リモートワークなどが増えた昨今は、契約アンペア数が足りなくなるケースも多く見られるので、実際の原因解明とあわせて電気工事業者に連絡してみてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

漏電ブレーカーが落ちている

漏電ブレーカーが落ちるのなら、どこかで漏電している可能性が高いので、早急な対応が必須です。漏電ブレーカーは、漏電遮断器とも呼ばれ、分電盤内に記載があるはず。

通常より少し赤い表示があるか「OFF」になっているなら、以下手順で、漏電箇所を確かめられます。

<復旧手順>

  1. すべての安全ブレーカーを切る
  2. 漏電ブレーカーを入れる
  3. 一つずつ安全ブレーカーを入れていき、再度落ちる回路内で漏電が起きていると特定できる

漏電しているエリアが特定できれば、その他の安全ブレーカーや漏電ブレーカーは元に戻して構いません。

エリアが特定できたら、無理のない範囲で、以下の点をチェックしてみましょう。

<その後の対処法>

  • 家電に不具合がないかチェックする
  • 雨漏りや湿気でコンセントが濡れていないかチェックする
  • 古いタコ足配線や延長コードを使っていないか見直す

原因がわからないまま何度も漏電ブレーカーが落ちるなら、すぐに電気工事業者に点検を依頼してください。漏電は、無駄な電気が漏れ続けるだけでなく、火災や感電の重大リスクをともないます。

さらに詳しく知りたい方はこちら

安全ブレーカーが落ちている

安全ブレーカーは、分電盤内に複数設置されている小さいブレーカー。そのエリア内で一時的に電力を使いすぎただけのケースも多く、自分で復旧しやすいでしょう。

<復旧手順>

  1. 「切」になっている安全ブレーカーの担当エリアを見極める
  2. 該当する部屋や家電の電源を切り、ブレーカーを「入」に戻す
  3. 1つずつ家電を復活されて、再度安全ブレーカーが落ちた家電をチェックする

復旧後、自分でできる対処法として、以下を実践してください。

<その後の対処法>

  • 電気の使用方法や使用時期を見直す
  • コンセント周りのほこりや湿気を拭き取る
  • 家電が故障しているようなら処分・買い替えを検討する

電力量を減らしても解消されなかったり、不具合の原因となる家電が特定できない場合時は、配線トラブルの恐れもあるので、電気工事業者に点検を依頼してください。

注意喚起アイコン

自己判断での放置は危険です!少しでも不安を感じたら、信頼できる電気工事業者へ相談しましょう。

ブレーカーが落ちた時の対処法は、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

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いつもと同じなのによくブレーカーが落ちるなら要点検!

いつもと同じなのによくブレーカーが落ちるなら点検が必要

ブレーカーが落ちる原因が特定できてもできなくても、電気工事業者に点検を依頼すべき。

その理由を、以下に解説してきます。

  • 見えない漏電や配線トラブルの可能性がある
  • 家電の異常や劣化に気づかない
  • 重大な事故につながるリスクがある

日常生活を脅かしかねないので、しっかりチェックしてください。

見えない漏電や配線トラブルの可能性がある

ブレーカーが何度も落ちる場合、壁の中や床下など目に見えない場所で漏電や配線の劣化が進んでいる恐れがあります。特に、古い住宅やリフォーム時に手を加えた配線では、絶縁が弱まって火災リスクが高まります。

見た目では問題がなくても、ブレーカーが頻繁に作動するのは異常のサイン。早めに点検するれば、原因が判明して必要な対策を講じてくれるでしょう。

家電の異常や劣化に気づかない

古くなった家電製品も、気付かぬうちに劣化しているケースが多く見られます。ただし、絶縁不良や微量な漏電が発生していても、そのまま使い続けてしまいがちなのも現実。

わかりやすく故障していなければ、自身で特定するのは難しいケースもあるので、原因が家電にあるかを特定するためにも、業者による電気点検をおすすめします。

重大な事故につながるリスクがある

頻繁にブレーカーが落ちる現象を放置しておくと、感電や火災などの重大事故につながる危険性があります。

ブレーカーは電気トラブルを防ぐための安全装置。繰り返し作動する事態は、危険がすぐ近くにあると言わざるをえません。大事に至る前にトラブルを回避するためにも、定期点検や専門業者への相談は必須なのです。

いつもと同じなのによくブレーカーが落ちる現象の予防策

いつもと同じなのによくブレーカーが落ちる現象の予防策

最後に、ブレーカーの不具合を未然に防ぐための予防策をご紹介しましょう。

  • 家電の使い方を見直す
  • ブレーカー容量や回路を見直す

日々の習慣で、ブレーカーや分電盤の寿命を引き延ばす結果になりますよ。

家電の使い方を見直す

同時に複数の電化製品を使うと、一時的に大きな電力が流れてブレーカーが落ちる、とお伝えしました。

消費電力大きい家電の例を見てみましょう。

ドライヤー・電子レンジ・電気ポット・エアコン(起動時)・食洗機・IHヒーター(強火時)洗濯乾燥機 など

朝、食事の用意をしながら支度する場合などは、意外にあっという間に過電流になりがち。使う時間帯を分けたり、高効率な省エネ家電に買い替えたりすると、いつもと同じ電力量でも電気の負担を減らせるでしょう。

ブレーカー容量や回路を見直す

古い住宅や契約アンペア数が低い家庭では、日常的な家電使用でも容量オーバーになりやすく、ブレーカーが頻繁に落ちる原因になります。

また、部屋ごとの回路が偏っていると一部のブレーカーに負荷が集中するので、契約アンペア数の変更や、回路の見直しを相談すると良いでしょう。

少しの工夫で、日常のストレスが大きく軽減されるかもしれません。

定期的に、電気工事サービスで点検してもらう計画を立てるのも安心安全な得策です!

分電盤の交換費用相場は、以下記事を参考にしてください。

いつもと同じなのによくブレーカーが落ちるなら『セーフリー』で業者を探そう!

日常生活の中で、ブレーカーが落ちる原因や対処法をご紹介しました。

無意識に電気を使ってしまっているケースもゼロではありませんが、いつもと同じなのによくブレーカーが落ちるなら、何かしらの不具合が生じている確率が高いでしょう。大事に至る前に、電気工事サービスに相談してください。

セーフリーは、全国の電気工事業者を絞り込み検索できる便利なサイトです。ブレーカーの不具合を相談できる近隣業者がすぐに見つけられますよ!
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いつもと同じなのにブレーカーが落ちる時によくある質問

  • Q. 電気の使い過ぎ以外でブレーカーが落ちる原因を教えてください。

    A.

    電気の使い過ぎ以外でブレーカーが落ちる原因には、漏電や配線の劣化、コンセントの不具合、家電の内部故障などが挙げられます。

    詳しくは、「いつもと同じなのにブレーカーが落ちる主な原因」を参考にしてください。

  • Q. ブレーカーが落ちたら戻せば問題ないですか?

    A.

    一時的な電気の使い過ぎで落ちた場合は、戻した後に使用量を見直せば問題ありません。

    ただし、頻繁に落ちる、すぐに再び落ちる、焦げ臭いなどの場合は、漏電や故障の恐れがあるため、業者の点検が必要です。

  • Q. ブレーカーが落ちる原因が分からない時はどちらに相談すべきですか?

    A.

    原因が分からない場合は、速やかに電気工事士などの有資格業者に相談しましょう。漏電など、一刻も早い対処が必要なケースもありますよ。

    >> 近くの電気工事サービスを探してみる

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