2024.12.07 2024.12.31
コンセントの差込口がひび割れしていたら、「使っても大丈夫かな?」 と心配になる方も多いでしょう。ひび割れしているコンセントは、使用を続けると事故につながるリスクもあるため、正しい対処方法を把握しておきましょう。
この記事では、コンセントがひび割れした際の注意点や修理・交換方法を紹介します。自分でできる応急処置の方法や、ひび割れ再発を防ぐ対処法もまとめていますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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目次
ひび割れたコンセントは使える?【破損箇所・亀裂サイズ別のリスクチェック】
ひび割れしているコンセントは使えるのか、破損個所や亀裂サイズ別のリスクを解説します。
- ひび割れしている箇所による
- 亀裂の大きさにかかわらず、基本的には使用しない
- ひび割れ放置の危険性
ひび割れしているコンセントが使えるかどうかは、ひび割れしている箇所にもよりますが、亀裂の大きさに関係なく、基本的には使用しないと考えておきましょう。また、ひび割れしているコンセントは放置すると事故につながる危険もあります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
ひび割れしている箇所にもよる
ひび割れしているコンセントの使用可否は、「どの部分がひび割れしているのか」 「ひび割れの程度」によって変わります。
例えば、コンセントのひび割れ箇所がコンセントカバーの端っこなら、コンセント内部は損傷していない可能性があります。
しかし、コンセントの差し込み口がひび割れしている、中の金属が見えているような場合は、コンセント内部の損傷が考えられるため使用するのは危険です。
コンセントが使用できるのか確認するために、まずはコンセントのひび割れ箇所や程度を見てみましょう。その際は、必ず電源を落とし、安全を確保してから行ってください。
亀裂の大きさにかかわらず、基本的には使用しない
コンセントカバーのみのひび割れではなく、差し込み口がひび割れしている場合には、亀裂の大きさに関係なく使用は止めましょう。安全確保のため、プラグを抜き、電源を落としておくことも大切です。
コンセントの差し込み口がひび割れしていると、中のケーブルや接続端子なども損傷している可能性があります。
少しのひび割れなら使っても大丈夫なのでは?と思う方もいるかもしれませんが、感電や漏電の恐れ、さらには火災につながるケースもあるのです。命にかかわることも考えられますので、安易に使用せずコンセントの交換を検討しましょう。
漏電の危険性は以下の記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
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ひび割れ放置の危険性
コンセントのひび割れは、差し込み口のひび割れの程度を確認したうえで使用しないのが基本ですが、そのまま放置して良いわけではありません。
ひび割れしているコンセントを長期間放置していると、内部に埃が溜まり発熱する可能性があります。2口コンセントのうち、1口だけひび割れている場合も同様の危険があります。火災につながる恐れがあるため、早めにコンセントを交換しましょう。
ひび割れというより、差し込み口が完全に割れている場合は、以下の記事もチェックしてみてください。
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コンセント差し込み口が割れた/壊れたらどうする?修理費用や応急処置を徹底解説!
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コンセントのひび割れ時の対処法!DIYは可能?
コンセントがひび割れしてしまった際は、以下の方法で対処しましょう。
- コンセント内部の修理は専門業者に依頼
- すぐに交換・修理できない場合は応急処置
コンセントの修理は専門の資格が必要です。そのため、専門業者への依頼が基本ですが、修理・交換までの応急処置なら自分でできることもあります。
それぞれ解説します。
コンセント内部の修理は専門業者に依頼する
コンセントの差し込み口がひび割れしていて、内部の修理が必要な場合は「電気工事士」の資格を持つ人でないとできません。
コンセントカバーのひび割れで、カバーの交換のみで済むなら資格がなくてもDIYが可能です。しかし、コンセントの差し込み口がひび割れしている場合は、中のケーブルや接続端子なども損傷している可能性があります。
コンセント内部の仕組みは複雑なため、修理・交換は専門知識がないと、事故のリスクを伴う危険な作業です。無資格で修理・交換をすると違法になりますので、コンセントカバーの交換以外は専門業者に依頼してください。
すぐに交換・修理できない場合は応急処置を
コンセントの交換・修理をすぐに依頼できない場合は、自分で応急処置をして安全確保しましょう。
ホームセンターなどで販売されている「絶縁テープ」を使い、コンセントの差し込み口をふさいでおくだけなので簡単にできます。
絶縁テープは電気を通さないだけでなく、コンセントの差し込み口から入る埃を防ぎ、子どもが誤って触る危険も回避できます。500円程度で購入できるため、いざというときに備え用意しておくと安心です。
ひび割れたコンセントの修理交換工事とは?【依頼の流れと費用相場】
ひび割れたコンセントの修理を依頼する際は、以下の2つを押さえておきましょう。
- ひび割れたコンセントの修理・交換の流れ
- コンセントの修理・交換費用の相場
それぞれの項目を解説します。
ひび割れコンセントの修理・交換の流れ
ひび割れたコンセントの修理・交換の流れは以下の通りです。
- 専門業者へ問い合わせ、状況を伝え見積もり日時を相談する
- 現地にて状況の確認を行い、工事内容と費用の説明を受ける
- 同意を得られたら修理・交換作業を開始する
- 作業完了後、支払いをして終了
なお、専門業者を選ぶ際は、いくつか問い合わせ、比較して決めるのがおすすめです。専門業者選びの詳しいポイントは後述します。
コンセントの修理・交換費用の相場
コンセントの修理・交換費用の相場は、5,000円~10,000円程度です。修理・交換費用、コンセント本体費用(材料費)、出張費用が含まれます。
なお、コンセントの修理・交換費用は以下の記事で詳しく紹介していますので、併せてチェックしてみてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
コンセント交換費用の相場は?値段を抑えるコツと料金表【取替え工事の流れも解説】
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コンセントひび割れ修理の業者選び【4つのチェックポイント】
コンセントのひび割れ修理を業者に依頼する際は、以下4つのチェックポイントを押さえて選んでみてください。
- 電気工事士の資格がある
- 工事実績が豊富
- 対応が丁寧
- 近隣の業者
それぞれ解説します。
電気工事士の資格がある業者が大前提
コンセントの修理・交換を行うには、電気工事士の資格を持っていることが大前提となります。業者を探す際は、電気工事士の資格保有者がいると分かる業者を選びましょう。
工事実績が豊富な業者を選ぶ
コンセントの修理・交換の実績が豊富な業者を選ぶのもポイントです。
ひび割れや亀裂、破損などによる、コンセントの修理・交換事例や、実績数の明記などを確認すると良いでしょう。
対応が丁寧な業者を選ぶ
見積り額や工事内容の詳細説明、質問への返答などの対応が丁寧な業者を選ぶようにしましょう。
説明が少ない、話をしっかり聞かずに作業を進めようとする場合には、完了後に不備が発覚するなどトラブルが起きる可能性があります。
近隣の業者の中から選ぶ
コンセントの修理・交換は、近隣の業者の中から選ぶのも重要です。
遠方の業者だと、出張費用が多くかかるのが一般的なため、近隣の業者よりも費用が高額になります。
近隣の業者なら、問い合わせから作業開始までも短時間で済むのもメリットです。
コンセントの交換・修理業者の選び方は、以下の記事でも詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
コンセントの交換・修理はどこに頼む?適切な依頼先と選び方のポイント
2024.11.06 2025.01.11
コンセントのひび割れ再発を防ぐ方法【修理後の3つの対策】
コンセントのひび割れは経年劣化による場合に加え、強い衝撃や負荷がかかることでも起こります。ひび割れ再発を防ぐためにも、以下にの修理・交換後の対策を押さえておきましょう。
- コンセントに物や足がぶつからないようにする
- プラグを抜き差しする際に力を入れすぎない
- 使用年数10年を目安にコンセントを交換する
それぞれ解説します。
コンセントに物や足がぶつからないようにする
コンセントは外部の強い衝撃が加わることでひび割れすることがあります。物や足がぶつかりやすい位置にコンセントがある場合は注意しましょう。
コンセントにぶつかりにくい位置に物の配置を変える、コンセントカバーで衝撃から守るなどの対策が必要です。
プラグを抜き差しする際に力を入れすぎない
プラグを抜き差しする際に力を入れすぎてしまうことも、ひび割れの原因になります。コンセントをしっかりと差し込むのは大切ですが、力を入れすぎないよう注意して扱いましょう。
使用年数10年を目安にコンセントを交換する
コンセントの使用年数は約10年とされています。使用年数を超えると、経年劣化によりひび割れが起きる可能性があるため、早めに交換すると良いでしょう。
なお、賃貸のコンセントの場合は、交換前に大家さんや管理会社に連絡する必要があります。
コンセントのひび割れを見つけたらまずは修理依頼を
ひび割れしたコンセントは、そのまま使用したり放置したりすると、火災・漏電につながる危険があります。安全にコンセントを使用するためにも、ひび割れしたコンセントは使用を中止し、専門業者へ修理・交換を依頼しましょう。
セーフリーでは、豊富な専門業者の中から、お住いの地域や条件、日程に合う業者を選択できます。口コミ評価を参考にできるので、あなたにピッタリな業者を比較検討できますよ。コンセントのトラブル時には、ぜひご活用ください。
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- ひび割れが危険
- 資格者のみ修理可
- 放置で事故が心配
- 早めの修理が安心
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コンセントのひび割れ・亀裂に関するよくある質問
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Q. ひび割れたコンセントを使い続けても大丈夫?
A.ひび割れたコンセントを使い続けると、感電や漏電、火災が起きる危険があります。コンセントカバーのみのひび割れで、内部に影響がないと確認できる場合を除き、ひび割れたコンセントの使用は止めましょう。
-
Q. 賃貸のコンセントがひび割れした場合はどうする?
A.賃貸のコンセントがひび割れした場合は、まず大家さんや管理会社に連絡しましょう。故意によるひび割れは自己負担となるのが一般的ですが、経年劣化などによるひび割れの場合は、大家さん側の負担で修理できる場合があります。
-
Q. コンセントがひび割れする原因は?
A.コンセントがひび割れする原因は、経年劣化によるもの、強い衝撃や負荷が加わることが挙げられます。
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