2025.01.09 2025.01.09
比較的費用を抑えられるコンセント増設の方法として、「露出配線」があります。
この記事では、そんな露出配線の具体的な配線方法からメリット・デメリットまで丁寧に解説していきます。
記事後半では、費用を抑える方法や業者依頼時のポイントについてもご紹介。配線工事を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください!
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目次
コンセント増設には「露出配線」と「隠蔽配線」がある
前提として、コンセントの増設には「露出配線」と「隠蔽配線」の2つがあることを理解しておきましょう。以下で、それぞれの違いについて解説します。
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露出配線とは
露出配線とは、壁の外側に配線を通す方法です。配線を壁内に埋め込まず、モールや配管で保護しながら外部に配線を設置します。
既存の壁を壊さずに作業が可能で、短時間で設置が完了します。コストも比較的安く、賃貸物件でも採用されることが多いです。
隠蔽配線とは
隠蔽配線とは、壁の中に配線を埋め込む方法です。配線が外から見えないように施工するため、見た目がスッキリと仕上がります。
壁や床を部分的に壊して配線を通すため、露出配線よりも時間と費用がかかりますが、美観を重視する住宅で多く採用されています。
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コンセント増設で露出配線を採用するメリット
露出配線は低コストかつ短期間で施工が可能です。壁を壊す必要がなく、作業が簡単で工具や資材の費用も抑えられるためです。
例えば、一般的な露出配線の増設工事は1~2時間程度で完了し、費用も1万円前後と比較的安価です。また、賃貸物件や古い建物でも簡単に増設できます。
コンセント増設で露出配線を採用するデメリット
露出配線は見た目が目立ちやすいというデメリットがあります。配線が壁の外側に露出するため、インテリアや部屋の雰囲気を損なう場合があるためです。
例えば、白い壁に黒いモールが使われると視覚的に違和感が生じることがあります。また、配線が外部にあることで掃除がしにくい場合もあります。
見た目を気にする場合は隠蔽配線の選択肢も検討しましょう。
露出配線でコンセントを増設する際の注意点【露出配線ならDIYできる?】
露出配線でコンセントを増設する際には、下記の点に注意してください。
- 電気工事士の資格が必要
- DIYで電気工事を行うと罰則が科せられる
- 露出配線ではコンセント増設できない場所がある
最も注意すべきなのが、DIYでは露出配線のコンセント増設はできないという点です。
それぞれの注意点について、以下で解説します。
電気工事士の資格が必要
露出配線の増設工事には電気工事士の資格が必須です。法律で電気工事は有資格者のみが行えると定められています。
無資格で行うと罰則が科せられるだけでなく、感電や火災などの危険性が伴います。
DIYで電気工事を行うと罰則が科せられる
無資格で電気工事を行うと罰金や懲役の対象となります。電気工事は国家資格を持つ者のみが行うことを義務付けられているためです。
電気工事士法に違反した場合、最高で100万円以下の罰金や1年以下の懲役が科せられる可能性があります。
露出配線ではコンセント増設できない場所がある
露出配線は湿気が多い場所や防水が必要な場所では設置が困難です。露出配線は防水性能が限られているため、水回りでは安全性が確保できません。
例えば、浴室や屋外では防水性能が高い隠蔽配線が推奨されます。
露出配線でコンセントを増設する3つの方法【それぞれの所要時間や費用感も】
露出配線でコンセントを増設する方法は、主に3つあります。それぞれにかかる費用や時間を、下記にまとめました。
方法 | 費用相場 | 作業時間目安 |
---|---|---|
既存のコンセントを分岐させる | 5,000~10,000円 | 1~2時間 |
分電盤から配線を新規で引く | 15,000~30,000円 | 3~5時間 |
差込口を増やす | 1,000~3,000円 | 工事不要 |
それぞれの方法について、以下で具体的に解説します。
既存のコンセントを分岐させる
既存のコンセントを分岐させる方法は、最も簡単で費用が安い増設方法です。既存の電源から配線を引くだけで、新しいコンセントを設置できます。
作業時間は1~2時間程度で、費用は5,000~10,000円程度が目安です。特に同じ壁面に設置する場合に適しています。
分電盤から配線を新規で引く
分電盤から配線を引く方法は、安全性を確保できる増設方法です。専用の回路を新たに設けることで、過負荷を防ぎ、トラブルを未然に防ぐことができます。
作業時間は3~5時間程度で、費用は15,000~30,000円程度が目安です。大容量の家電を使用する場合に適しています。
差込口を増やす
差込口を増やす方法は、最も手軽で安価な増設方法です。既存のコンセントに取り付けるだけで簡単に差込口を増やせます。
費用は1,000~3,000円程度で、工事不要で設置可能です。ただし、電力容量が変わらないため、過負荷に注意が必要です。
露出配線のコンセント増設にかかる費用相場
露出配線のコンセント増設費用は5,000~20,000円が相場です。ただし、工事の規模や設置場所によって費用は異なります。
既存コンセントの分岐であれば5,000~10,000円程度ですが、新規の配線を引く場合は15,000~20,000円が一般的です。見積もりを取って費用を把握し、予算に合った方法を選びましょう。
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露出配線のコンセント増設を業者に依頼する際のポイント
露出配線のコンセント増設を業者に依頼する際には、下記のポイントを重視しましょう。
- 少し多めに増設を検討する
- 複数の業者から見積もりを取る
- ブレーカーの空きを確認する
これらを確認することで、後悔しない効果的なコンセント増設を依頼できます。
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少し多めに増設を検討する
将来の利用を見据えて、少し多めにコンセントを増設しましょう。追加の工事を繰り返すよりも、初回で十分な数を設置する方が効率的でコストを抑えられます。
例えば、テレビやパソコン周辺では、想定以上に電源が必要になることがあります。必要な場所に余裕を持った数のコンセントを設置しましょう。
複数の業者から見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取り、適切な業者を選びましょう。業者ごとに価格や対応が異なるため、比較することで適正価格で依頼できます。
特に、追加費用や対応範囲を明確に確認することで、予算内で高品質な工事が可能です。
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ブレーカーの空きを確認する
工事前にブレーカーの空きを確認しておきましょう。ブレーカーに余裕がない場合、新たに増設する際に対応できない可能性があるためです。
特に高出力の家電を使用する場合は専用の回路が必要となり、ブレーカー容量の確認が重要となります。
露出配線のコンセント増設費用を抑えるコツ
露出配線のコンセント増設費用を抑える方法は、下記の2つがあります。
- 複数社から見積もりをとる
- 余計に増設しない
費用がネックになっている場合は、それぞれの方法で費用負担を抑えましょう。
複数社から見積もりをとる
露出配線のコンセント増設費用の相場はありますが、業者によって若干異なります。ですから、いくつかの業者で見積もりをとって、安い業者を選ぶと良いでしょう。
ただし、あまりにも相場とかけ離れて安い場合は、悪質な業者の可能性もあるので、必ず見積もり内容や実績を確認してください。
余計に増設しない
少し多めにコンセントを増設しておくと、工事を繰り返さずに済むと説明しましたが、だからといって余計にコンセントを増設しないようにしましょう。当然ながら、使わないコンセントを増設しても無駄に費用がかかるだけです。
そのため、コンセント増設をする際は、どこにいくつのコンセントが必要なのか?を明確にして、計画的に進めましょう。
露出配線でのコンセント増設で快適な電気環境を実現
コンセントの増設を検討しているなら、露出配線も一つの方法です。隠蔽配線ができない場合は、露出配線を検討してみましょう。しかし、コンセントの増設は、資格所有者でなければできません。ですから、業者へ依頼しましょう。
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コンセント増設時の露出配線に関するよくある質問
-
Q. 露出配線とはどのようなものですか?
A.露出配線は、建築物の壁や天井、床など、壁の外側に配線を通す方法です。
-
Q. コンセントの埋め込みと露出の違いは何ですか?
A.コンセントの差込口やコードが壁の内側にあるか、外に出しているか?という違いがあります。
-
Q. 露出配線によるコンセント増設は誰でもできますか?
A.電気工事士の資格が必要です。