賃貸物件はコンセント増設できる?工事可否ごとの安全な対処法とは

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賃貸物件はコンセント増設できる?工事可否ごとの安全な対処法とは

2025.05.14 2025.05.30

本記事では、賃貸物件におけるコンセント増設について解説します。

自由に設備を変更できないケースが多い賃貸物件とは言え、コンセントが足りないと日常生活に支障をきたしますよね。

「賃貸でもコンセント増設できる?」
「増設する場合の費用負担は?」
「工事不要で増やしたい場合はどうすればいい?」

上記のような疑問に向けて、許可を得てコンセントを増設する流れや、手軽に差し込み口を増やす方法をご紹介します。賃貸だからとあきらめずに、ぜひ参考にしてください。

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賃貸でコンセント増設工事は可能?

賃貸でコンセント増設工事は可能か

自分の所有ではない賃貸物件では、コンセントが足りない時には自由に増設できるのでしょうか。賃貸物件の一般的な決まりなどをご紹介します。

  • 壁の中の配線工事は管理者の許可が必要
  • 差し込み口交換のみなら可能な場合も
  • 工事が許可された場合は電気工事士の資格者に依頼

上記3点、それぞれ解説していきます。

壁の中の配線工事は管理者の許可が必要

壁にコンセントを増設する工事は、壁の中の配線を変更するため、建物の構造に影響します。そのため、管理会社や大家さんの事前許可が必須なのが一般的。

無断で施工すると原状回復義務違反とみなされ、退去時に高額な修繕費を請求されるケースもあるので、必ず管理者に相談してから進めましょう。

ただし、やみくもに相談しても却下されかねません。貸主が納得できるコンセント増設の理由としてまっとうな例をご紹介します。

エアコンを設置したいがコンセントに届かない

もともとエアコンの付いていない物件だと、エアコンを設置する際に設置場所やエアコンの大きさなどの兼ね合いからコンセントに届かないケースがあります。

昨今の温暖化気象では、エアコンがないと熱中症の危険性もあるため、エアコン専用のコンセント増設は、理由として受け入れやすいと言えます。

リビングのコンセント数が足りない

リビングは家族が集まる場所なので、必然的に家電を使う人数も多いエリア。テレビやパソコンはもちろん、ホットプレート、扇風機、加湿器、インターネットモデムなど、家電を挙げればきりがありません。

コンセントの量が多ければ多いほど利便性がUPするのが事実なので、増やしたい希望が通る可能性があるでしょう。

キッチン・ダイニングのコンセント数が足りない

キッチンは、冷蔵庫や炊飯器、電子レンジやポットなど、日常に必要な家電がもりだくさん。それに加えて、ミキサーやコーヒーメーカー、ホームベーカリーなど補助的に使う家電も多いため、コンセント数が足りない理由として挙げられています。

上記のように、増設の必要性が感じられる理由を丁寧に伝えてみると、許可をもらえる確率があがるはず。許可をもらう際には、必ず書面に残しておきましょう。

差し込み口交換のみなら可能な場合も

既存のコンセントの差し込み口を2口から3口に増やしたい程度の、表面上の交換にとどまる軽微な工事であれば、賃貸物件でも許可してくれるケースが多い傾向にあります。

ただし、必ず事前相談が必須な点は変わりません。

工事が許可された場合は電気工事士の資格者に依頼

無事に貸主からの許可を得たら、その時点ではじめて電気工事を依頼しましょう。

コンセントを増設する工事は、「電気工事士」の国家資格が必要です。無資格の工事は電気工事士法に違反するので、賃貸か否かに限らず禁止されています。建物の安全性を確保するだけでなく、後々のトラブルを防ぐ点も考慮して、信頼できる業者に依頼してください。

コンセント増設のおすすめ依頼先は、以下記事を参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

賃貸物件でのコンセント増設の費用負担者と費用額

賃貸物件でのコンセント増設の費用負担者と費用額

賃貸物件でコンセント増設する際には、借主、貸主どちらが費用負担すべきなのか気になるところ。コンセント増設にかかる費用相場や、費用負担元について、解説していきます。

コンセントの増設費用

賃貸物件で需要の多いコンセント増設メニューと費用相場を、以下の表にまとめました。

工事メニュー 工事内容の概要 費用相場
コンセントの差し口のみ増設 既存コンセントのプレートを交換して差し込み口を増やす 約3,000円〜8,000円
既設配線を利用した増設 既存のコンセントから分岐して新たな差し込み口を設置 約8,000円〜15,000円
配線工事が必要な新規コンセントの設置 電源を分岐して新しい場所にコンセントを増設 約15,000円〜25,000円
コンセント+USBポート付きへ交換 USB差し口を備えたコンセントへ交換 約6,000円〜12,000円
表面配線+露出型コンセントボックス設置 モールなどを使い、壁内配線を避けて露出型で設置 約10,000円〜18,000円

賃貸物件では、おおがかりな配線工事は疎まれる傾向にあるため、既存配線を生かしたり露出型の配線にしたりする事例が多く見られます。

コンセント増設費用の相場は、以下記事で詳しく解説しています。

コンセント増設の費用負担

賃貸物件でコンセントを増設する際の費用負担は、借主が負担するケースが一般的です。

賃貸物件におけるコンセント増設は、あくまでも借主の希望によるものであり、必須条件とは言えない点が、理由として挙げられます。また、退去時に原状回復を求められるため、増設したコンセントの撤去や壁の修復などの費用も借主の負担になります。

ただし、物件の価値や次の入居者の利便性の向上につながると判断された場合、貸主が増設費用を負担する、もしくは原状回復を不要とするケースもありえます。例えば、増設前にエアコンがなく健康を害するほどの環境などは、わざわざ撤去を命じられるケースは少ないでしょう。

いずれにせよ、事前に貸主としっかり協議して、費用負担や原状回復の有無について書面で合意しておくのが重要です。

賃貸でも工事不要でコンセントを増設する方法

賃貸でも工事不要でコンセントを増設する方法

必要性が認められず、コンセントの増設工事の許可が下りなかった場合でも、差し込み口を増やす方法はあります。この項では、以下2点の方法をご紹介します。

  • 延長コードで口数を増やす
  • テーブルタップ付き家具やラックを活用する

それぞれ解説するので、ぜひ参考にしてください。

延長コードで口数を増やす

延長コードや電源タップは、既存のコンセントに付けるだけで差し込み口が一気に増やせる手軽な方法です。

個別スイッチ付きのモデルも普及しているため、使用しない機器の電源を切れば待機電力の削減にもつながります。

ただし、コンセント自体の電力容量には上限があるため、差し込み口を増やすと過電流になりがち。タコ足配線がよくあるNG例です。過熱や火災のリスクがあるため、使用する機器の合計消費電力が、電源タップの定格容量(一般的に1,500W)を超えないよう注意してください。

テーブルタップ付き家具やラックを活用する

もし、家具の買い替え予定があるなら、テーブルタップ付きのデスクやラックを選ぶのもおすすめの方法です。

コンセント付きのラックや、タップが設置されたデスクは、床にコードが散乱するのも防げて見た目もすっきり。特に、家電の多いキッチンや、リモートワークに使用するデスクまわりで重宝するでしょう。

賃貸でコンセント増設する際の避けるべきNG行為

賃貸でコンセント増設する際の避けるべきNG行為

電気工事を伴うにせよ伴わないにせよ、賃貸でコンセントを増設する際のNG行為をお伝えします。

  • 100均タップなど品質が不明な製品を使用する
  • タコ足配線する
  • 水まわり箇所には増やさない
  • 無断で工事依頼、もしくはDIYしない

上記4点を、しっかりチェックしてください。

100均タップなど品質が不明な製品を使用する

最近は、100円ショップなどでも購入できる電源タップも多く存在します。しかし、コスト重視で作られた電源タップや延長コードは、安全基準を十分に満たしていない場合がある点に注意してください。

目先の価格につられた結果、過熱やショートの確率が増えて、火災や感電事故につながるリスクがあるため、信頼できるメーカー製の製品を使用するのをおすすめします。

安全性能や耐久性に関しては、「PSEマーク」の有無を確認すると良いですよ。

タコ足配線する

1つのコンセントに、延長コードや電源タップで複数の電化製品をつなぐ「タコ足配線」は、コンセントの定格容量を超えやすく、過熱・発火の原因になります。

特に、賃貸住宅では、部屋ごとの電力容量の上限が大きくないケースが多いので、火災につながりやすい傾向にあります。一ヵ所に電力負荷が偏らないよう、タコ足配線や大容量の電源タップは避けましょう。

水まわり箇所には増やさない

浴室やキッチン周辺など、水がかかりやすい場所でのコンセント増設は、漏電や感電事故のリスクが否めません。

賃貸での増設時は、管理会社や電気工事業者としっかり防水対策を練り、無理な増設は控えるべきと言えます。

無断で工事依頼、もしくはDIYしない

賃貸物件にもかかわらず、無断でコンセント増設工事を実施するのは、契約違反になるケースが一般的だとお伝えしました。

無断で工事を依頼するだけでなく、DIYによる電気工事も絶対にNG!必ず管理会社の許可を得て、資格を持つ電気工事士に依頼するのが大前提である点を、しっかり把握しておきましょう。

賃貸のコンセントが足りないなら【増設できない場合でも】

賃貸のコンセントが足りない時のアイデア

もし増設の許可が下りなくても、ちょっとした工夫で既存のコンセントが使いやすくなるケースがあります。以下2点を見直してみてください。

  • 家具の配置を見直す
  • 使わない家電をコンセントに差しっぱなしにしない

それぞれ、解説していきます。

家具の配置を見直す

賃貸でコンセントが足りないと感じたら、まず家具の配置を見直してみてください。

大型家具がコンセントの前に置かれていると使いづらく、延長コードやタップを無駄に増やす必要が出てきます。使いやすく配置を変えてみると、既存のコンセントを最大限活用でき、安全性も利便性も、さらには見た目も向上するでしょう。

使わない家電をコンセントに差しっぱなしにしない

使っていない家電をコンセントに差しっぱなしにしていませんか?

継続的に使用しない電化製品を常時差したままにすると、無駄な待機電力が消費されるだけでなく、過熱や火災リスクも高まります。

賃貸物件の限られたコンセントを効率よく使うために、使わない家電はこまめに抜き、必要な機器だけを接続する習慣を付けましょう。電力の過負荷も防止できて一石二鳥ですよ。

賃貸でコンセント増設許可が出たら『セーフリー』で業者を探そう

賃貸でコンセント増設したい場合の対処法について解説しました。

賃貸物件でのコンセントの増設は、事前に管理会社や大家さんに連絡するのが先決。なぜコンセントを増やしたいのか、足りない理由とあわせて相談してみましょう。

もし、無事に増設の許可が下りたら、セーフリー』で電気工事サービスを探すのをおすすめします。便利な絞り込み検索で、簡単に比較検討できますよ。

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  • 賃貸でもコンセント増設できる?
  • 増設する場合の費用負担は?
  • 工事せずに増やす方法はある?

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賃貸物件でのコンセント増設に関するよくある質問

  • Q. 賃貸物件のコンセント増設は許可が必要ですか?

    A.

    賃貸物件でのコンセント増設工事は、基本的に管理会社や大家の許可が必要です。

    無断で工事を依頼すると、契約違反と見なされトラブルの原因になるので、必ず事前に相談してください。

  • Q. 賃貸でのコンセント増設費用はどちらが負担すべきですか?

    A.

    借主が希望した賃貸のコンセント増設費用は、借主負担が一般的です。

    ただし、設備の老朽化や安全上の理由による場合は、貸主負担になるケースも少なくないので、増設したい理由をしっかり伝えてみるのをおすすめします。

  • Q. 退去時、増設したコンセントはそのままでも平気ですか?

    A.

    退去時、増設したコンセントは原状回復義務により元に戻すのが原則です。

    ただし、管理会社や大家の許可があればそのまま残せる場合もあります。増設の段階で、原状回復の有無を決めておくと良いでしょう。

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