2025.10.02 2025.10.02
この記事では、雨樋(あまどい)交換にかかる費用について、徹底解説していきます。
「同じタイミングで全部変えてしまった方がいいのか。一部だけの交換や補修で済ませる方法もあるか。」
「家全体の雨樋を取り替えてもらうと、総額はどのくらいか?」
「たての樋や、接続部分、支えている金属パーツまで全交換になるのか」
といった気になるポイント、費用に影響する点を詳しく見ていきます。
雨樋交換はどこに頼むかよっても費用が大きく変わってくるので、依頼前にチェックしておきましょう。
記事後半では、安く抑えるための火災保険活用のコツもご紹介。雨樋をはずすせっかくの機会に、雨樋が普段取り付けられている屋根や外壁のメンテナンスを済ませてしまうお得な方法にも触れますので、雨樋交換を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
雨樋交換の費用はどうやって決まる?m単価の相場と工事料金の見積もり方法
雨樋交換の費用は「どれくらいの長さを交換するのか」と「工事に必要な条件」で大きく変わってきます。基本的には1mあたりの単価を基準に計算され、そこに足場の設置費用や撤去作業などの追加費用が上乗せされます。
業者へ依頼する場合は、これらをすべて含めた見積もりが提示されるのが一般的です。DIYで交換することも不可能ではありませんが、高所作業の危険性や仕上がりの精度を考えると専門業者に依頼する方が安心で確実です。
以下の表では、業者依頼とDIYの費用・メリット・デメリットを比較しました。
業者依頼 | DIY | 比較ポイント | |
---|---|---|---|
費用 | ・1mあたり1,820〜2,660円+足場代 ・全交換で20〜40万円程度 |
・材料代のみで数万円程度 | ・初期費用はDIYが安い |
メリット | ・仕上がりが美しい ・保証やアフターサービス付き ・安全性が高い |
・費用を抑えられる ・工期を自由に調整できる |
・安心感かコスト削減か |
デメリット | ・DIYに比べ費用が高い | ・高所作業で危険 ・仕上がりにムラが出やすい ・不具合時は自己責任 |
・安全性とリスク管理が重要 |
このように、m単価と足場の有無でおおよその見積もりが算出できる仕組みです。次に、費用を決めるポイントを詳しく見ていきましょう。
交換する雨樋の長さ(m単価)
雨樋交換の費用は「1mあたりの単価」が基本となります。
一般的な相場は1mあたり1,820〜2,660円程度!
例えば10mだけ部分的に交換する場合と、20m以上の全交換では大きな費用差が出ます。
長さに比例して金額が上がるため、どの範囲を交換するか明確にしておくこと、見積もり時の業者の説明をよく聞くことがトラブル回避で大切なポイントです。
足場費用
2階建て以上の住宅や勾配のある屋根の場合、安全に作業するためには足場の設置が必須です。足場代は10〜20万円前後かかるのが一般的で、これが費用の大部分を占めるケースもあります。
雨樋交換だけでなく屋根塗装や外壁修理など他の工事と同時にすれば、足場を共有できるため、結果的にお得になる場合があります。
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雨樋交換の費用総額事例3パターン!ごく一部・1面のみ・家全体取り替え
雨樋交換と一口にいっても、実際の費用は交換範囲や建物の形状、足場の有無によって大きく変わります。部分的な補修で済む場合もあれば、屋根全体にわたって取り替えが必要なケースもあります。
ここでは「ごく一部のみの交換」「片側や1面だけの交換」「家全体を取り替える場合」という3つの代表的な事例を取り上げ、それぞれの費用感や注意点を見ていきましょう。
【足場なし】ごく部分的な雨樋交換の場合
割れや欠けが一部だけ生じた場合や、集水器(上からの水をまとめて竪樋へ流す部材)が外れてしまったようなケースでは、ごく部分的な交換で済みます。
足場を設置せずに脚立で作業できる場合もあり、費用は3万円前後を想定しておきましょう。範囲が限られているため工期も短く、最小限の出費で修理できます。
ただし、一部補修で済ませても周囲の雨樋がすでに劣化していると、別の箇所で再び不具合が発生することもあるため、あくまで応急的な対応と考えた方が良いでしょう。
【足場あり】片側だけなど1面の雨樋を交換する場合
屋根の片側、特に切妻屋根のように2面で構成される住宅では、片側の雨樋だけを交換するケースがあります。例として10m程度の交換をする場合、足場の設置費用が必要となるため、20万円前後からが目安。
内訳には既存雨樋の撤去・処分、新しい軒樋や竪樋の取り付け、固定用の金具交換、集水器の設置といった作業が含まれます。部分的とはいえ足場代がかかる分、費用はやや高くなりますが、仕上がりの精度や耐久性を考えると、業者に依頼し安全に施工するのが安心です。
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【足場あり】家全体の雨樋を全部取り替えた場合
経年劣化が進んで雨樋全体に歪みやサビが見られる場合や、寄棟屋根のように4方向に雨樋が設置されている建物では、家全体の交換が必要になることも。
この場合の費用は20万~40万円程度が一般的で、足場代だけで10万円~15万円ほどかかります。加えて、既存雨樋の撤去・処分、軒樋や竪樋の新設、集水器や金具の交換などが費用に含まれます。
一度にすべてを交換してしまえば、部分的に何度も修理するよりも長期的に見てコストを抑えられる点がメリット!
外壁塗装や屋根修繕などと同時に進めれば、足場を共有できるため費用を節約できます。
雨樋交換の費用を決める3つの要素とは
雨樋交換の費用は一律ではなく、建物の条件や依頼内容によって変わります。見積もりを依頼するときに必ず確認しておきたいのが「足場の有無」「交換する範囲」「依頼先の種類」の3つです。
- 足場が必要かどうか
- 交換箇所・範囲
- 交換の依頼先
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
足場が必要かどうか
雨樋の修理や交換は高所での作業になるため、2階建て以上の住宅や屋根の勾配が急な建物では足場の設置が必須となります。足場を組むだけで10万円以上かかるケースもあり、費用の大部分を占めることもあります。
一方で、1階部分だけの補修や脚立で対応できる範囲であれば足場が不要となり、費用を大きく抑えられるでしょう。
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交換箇所・範囲
雨樋交換の費用を左右する大きな要因が「どの範囲を交換するか」です。
部分的なひび割れや外れであれば数万円程度の補修で済むケースもありますが、屋根片側の雨樋を交換する場合は20万円前後、全体的に劣化している場合は20万~40万円程度が目安となります。
全交換を選ぶか部分交換で済ませるかは、既存の雨樋の状態と周囲の劣化具合で判断します。長期的に安心して使いたいなら全交換が適しており、応急的な修繕でよいなら部分交換というように、業者と相談しながら決めましょう。
交換の依頼先
雨樋工事は依頼先によって費用やサービス内容が異なります。屋根に取り付けられた横方向の軒樋は屋根工事の業者、外壁に沿った竪樋は外壁リフォーム業者や板金屋が対応するのが一般的です。
さらに、地域密着の工務店や大手リフォーム業者、ハウスメーカーなど、依頼先によって保証や費用感に違いがあります。下記の表では、それぞれの依頼先の特徴を比較しました。
メリット | デメリット | 特徴 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | ・保証が充実していて安心感がある ・費用体系が明確 |
・費用が割高になりやすい ・実際の施工は下請け業者 |
施工実績が豊富で信頼性が高い |
地域の工務店 | ・柔軟に対応してくれる ・費用を抑えやすい |
・技術力に差がある ・保証が弱いこともある |
地域密着で親身に相談に乗ってくれる |
専門業者(板金屋・リフォーム業者) | ・雨樋工事の知識が豊富 ・比較的安価に施工可能 |
・業者によって品質差がある ・悪質業者に注意が必要 |
費用と技術のバランスが取りやすい |
ホームセンター | ・料金プランが分かりやすい ・保証制度が整っている |
・施工事業者を選べない ・細かい要望に対応しにくい |
大手の安心感はあるが選択肢が限られる |
依頼先ごとの強みと弱みを理解したうえで、複数業者の見積もり依頼し納得できる工事につなげましょう。
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雨樋の交換費用を安く済ませる方法3選!取り替えでも料金を抑えられる!
雨樋の交換は高額になりやすい工事ですが、工夫次第で費用を抑えられます。安く済ませる3つの方法について、順番に見ていきましょう。
3社程度の業者に見積もり依頼して比較する
雨樋交換を依頼する際は、必ず複数業者から見積もりを取りましょう。1社や2社だけでは相場が分からず、割高な契約をしてしまうリスクがあります。
同じ条件で3社以上に依頼すれば、金額の差だけでなく工事内容や保証の違いも比較でき、より納得できる業者を選べます!
「適正価格」を把握できるため、悪質業者の高額請求も避けられます。
地域密着業者に依頼する
大手のハウスメーカーや工務店は中間マージンや指定材料によって高額になりやすいですが、地域密着業者は人件費や広告費が少ない分、工事費用を安く抑えられる傾向にあります。
さらに、自宅から近い距離にあるため出張費が安く済み、対応もスピーディー。緊急時に駆けつけてくれるので、被害が広がる前に修理対応してくれます。
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火災保険が適用されるか確認する
台風や大雪などの自然災害で雨樋が破損した場合、火災保険が適用されるケースがあります。風災や雪災・雹災といった条件に当てはまれば、修理や交換にかかる費用を補償してもらえます。
ただし、経年劣化による破損や地震による損害は対象外です。保険の適用範囲は契約内容によって異なるため、必ず保険会社に確認しましょう。
雨樋交換の費用を抑えようとやりがちなNG行為2選!事故・トラブルに注意
費用を安くしたい気持ちから、誤った方法を選んでしまうとかえって大きなトラブルや修繕費用の増加につながります。特に以下2つはNG行為として覚えておきましょう。
- 高所のDIYは非常に危険
- 放置すると建物自体の寿命を縮める
ここでは代表的な2つのNG行為を紹介します
高所のDIYは非常に危険
雨樋交換は屋根の端や高所作業となるため、DIYは非常に危険です。
脚立や簡易足場を使っても転落のリスクが高く命に関わる事故につながる!
また、施工技術が不十分だと勾配が合わず水が流れにくくなり、取り付けが甘くてすぐに外れる場合もあります。短期的に安く済んだように見えても、後から再修理が必要になれば結局は高くついてしまいます。
放置すると建物自体の寿命を縮める
雨樋の破損や劣化をそのままにしておくと、雨水が適切に排水されず、外壁や基礎に水が回り込んでしまいます。
外壁材の腐食やひび割れ、シロアリ被害の原因にも!
さらに、建物全体の耐久性を損ない、大規模な修繕工事が必要になるケースもあります。小さな不具合でも早めに修理・交換するのが、長期的に見て費用を抑える最良の方法です。
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2024.03.06 2025.05.20
雨樋交換費用を抑えるなら状態悪化前の依頼を!良心価格のプロにまず相談!
本記事では、雨樋交換にかかる費用や内訳、事例を紹介しました。依頼前の注意点についてもお分かりいただけたかと思います。
雨樋の劣化や破損を放置すると、外壁や屋根だけでなく室内にも被害が及び、修理費用がかさんでしまいます。少しでも不具合を感じたら、早めに業者に相談し交換を検討しましょう。
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- 雨樋を修理?交換?判断できない…
- だいぶ劣化しているからそろそろ交換したい
- 雨樋の交換が必要か点検してほしい
雨樋交換をDIYするのはリスク大!
早めに業者に相談し
修理・交換対応を!
雨樋交換に関するよくある質問
-
Q. 雨樋交換にはどのくらいの費用がかかる?
A.雨樋交換の費用は交換する範囲や建物の条件によって異なります。部分的な補修であれば3万円前後から、屋根片側のみの交換なら20万円前後、家全体の取り替えとなると20万~40万円程度が相場です。
-
Q. 雨樋交換に足場は必ず必要?
A.2階建て以上の住宅や屋根勾配の急な建物では、安全のため足場が必須です。足場は施工費の大きな割合を占めますが、作業効率や安全性を考えると欠かせません。
-
Q. DIYで雨樋交換は可能?
A.高所での作業となるため、転落の危険性が高く、施工技術が不足していると水の流れが悪くなるなど不具合が生じやすくなります。
安全性と仕上がりを考えると、基本的には専門業者へ依頼する方が安心です。