2025.11.02 2025.11.02
この記事では、玄関ドアの塗装料金について徹底解説していきます。
住宅の入口であり、家全体の印象に大きく影響する「玄関ドア」。玄関ドアも外壁などと同様に劣化するため、定期的な塗装が必要です。適切なタイミングで塗装していけば、扉を長く大切に使っていけるでしょう。
そこでここでは、玄関ドアの塗装料金相場について詳しくご紹介します。記事後半では、費用を抑える方法についても徹底解説。玄関扉の塗装を検討しているなら、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
玄関ドアの塗装料金【費用相場と4つの変動要素】
玄関ドアの塗装にかかる料金は、3万円～20万円が相場です。
相場の金額に開きがあるのは、さまざまな要素によって費用が異なるため。
- ドアの大きさ
- ドアの劣化状態
- 塗料の種類
- ドアの素材
ドアの大きさはもちろん、劣化状況によっても塗装金額は変わります。ドアが古くダメージを受けている部分があるなら、塗装の前に修復が必要になり費用が高くなります。また古い塗料が残っている場合は、塗膜を剥がす作業も必要に。
また、塗料にはさまざまな種類があり、比較的安価なウレタン系に比べ、耐久性が高いフッ素系やシリコン系塗料はコストがかかります。塗装が長持ちする塗料の方が、長い目で見ればコストパフォーマンスは良いでしょう。ド
アの素材については、次の項目で解説します。さらに、ドア本体や塗料以外にも、施工する地域や業者によっても費用は異なります。自宅の玄関ドアの塗装料金を詳しく知るためには、見積もりを取ってみるのがオススメです。
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玄関ドアの塗装料金は素材でも変動！それぞれの特徴も
どのような素材の玄関ドアなのかによっても、料金は変動します。
- 木製ドア
- スチールドア
- アルミドア
主な上記3つの素材について、その特徴や塗装料金を見てみましょう。
木製ドア
多くの住宅で採用されている、木製のドア。天然素材の風合いや温もりが人気です。ヒノキやナラ、杉など、さまざまな木が使われています。
木製ドアは、紫外線や雨風の影響を受けやすいのが特徴。特に南向きだと、紫外線の影響を強く受けてしまいます。また、結露によって収縮・膨張しやすいのも注意すべきポイントです。
木製ドアの場合、費用相場は1枚あたり5～15万円ほど。5～10年ごとの塗り替えが推奨されています。
スチールドア
スチールドアは、防犯性や遮音性に優れているのが特徴です。木製と同様に多くの住宅で採用されていて、特にマンションなどの集合住宅で多く取り入れられています。
一方で、スチールドアはサビに注意が必要です。サビが広がると素材全体がダメージを受ける場合もあるため、下塗りではエポキシ系のサビ止めを使うのが一般的です。
スチールドアは5～10万円ほどが塗装相場で、比較的安め。ただし、塩害などからサビを予防できるよう耐久性が高い塗料を選ぶのがポイントです。地域に大きく左右されますが、塗り替えは10～15年が目安です。
さらに詳しく知りたい方はこちら
塩害対策に塗装は効果アリ？海沿い建物・構造物の耐塩完全ガイド【費用相場・施工箇所etc.】
2025.10.02 2025.10.02
アルミドア
金属製でもサビにくいのが魅力な、アルミドア。耐久性にも優れていて、モダンなデザインが多いのが特徴です。サビにくいのは大きな魅力ですが、紫外線や雨風による影響は受けるため、定期的な塗装が欠かせません。
アルミドアの場合、塗料選びは慎重に進める必要があります。一般的な塗料を選んでしまうと、たった数年ほどで塗膜が剥がれてしまう危険があるためです。シリコン系やフッ素系、金属ドアに特化した塗料などを使うのがオススメです。
アルミドアの塗装費用は、5～20万円ほどが相場。塗料によりますが、10～15年ごとの塗り替えが一般的です。
玄関ドア塗装は必須？費用をかけるべき扉の劣化症状4つ
玄関ドアは、紫外線や雨などの影響を受け、日々劣化していきます。室内と屋外との気温差によって結露するのも、劣化の原因の1つです。
劣化を防ぐために、玄関ドアは定期的に塗り替える必要があります。ただし、定期的な塗装年数ではない場合でも、以下の劣化症状があるなら塗装を検討するのがオススメです。
- 表面がザラザラしている
- 色褪せ・変色
- 剥がれやひび割れ
- スムーズに開閉できない
自宅の玄関ドアに当てはまる症状が出ていないか、それぞれ確認してみましょう。
表面がザラザラしている
玄関ドアの表面がザラザラしているのは、塗膜が劣化しているサインです。塗膜が薄くなって素材そのものが出てきている状態で、塗装による保護機能が低下しています。
早急な対応が必要なわけではないものの、ザラつきが気になったら早めに対処するのがオススメです。
色褪せ・変色
塗膜は、太陽の紫外線や雨風の影響を受け、少しずつ劣化していきます。ドアが色褪せてきていたり変色してきたりしているのは、塗膜が薄れてきている証拠です。
特に、太陽光が当たりやすい部分は劣化しやすいため、色褪せや変色が現れやすいです。劣化が進んでいる状態なので、できるだけ早めに対処しましょう。
剥がれやひび割れ
塗膜が一部剥がれていたりひび割れていたりするのは、劣化が進んでいるため。結露などにより収縮・膨張が繰り返されると、剥がれやひび割れが起こりやすくなります。
剥がれやひび割れが発生した部分は、素材がむき出しの状態になってしまいます。素材にダメージを与えないためには、少しでも早い対処が必要です。
スムーズに開閉できない
塗装の劣化は、玄関ドアがスムーズに開閉できなくなる原因の1つに挙げられます。塗膜が薄くなって保護機能が低下し、ドアが膨張したり反ったりするためです。
スムーズに開閉できないと、密閉度が下がり隙間風が入ってしまう場合があります。快適な生活を妨げる要因になってしまうため、早急に対処しましょう。
玄関ドアを塗装しないとどうなる？しっかり料金をかけるべき理由4つ
玄関ドアを塗装しないと、以下の状況が起こりやすくなります。
- サビや腐食が進むと後々高額出費に
- ドアの性能が下がる
- 美観を損なう
- 資産価値が下がる
毎日使っているのに意外と見落としがちな玄関ドアですが、放置せず定期的なお手入れが欠かせません。
サビや腐食が進むと後々高額出費に
雨や結露などでサビや腐食が発生すると、じわじわと範囲が拡大してしまいます。スチールドアではサビ、木製ドアでは腐食が発生しやすいので注意しなければなりません。
塗装をすると、素材表面に塗膜ができてサビや腐食を防いでくれます。塗装しなかったり定期的な塗装を怠ると、塗膜が剥がれて保護機能がなくなり、サビや腐食が発生しやすくなります。
サビや腐食が進むと、補修やドアそのものの交換が必要になるケースもあるので注意しましょう。
ドアの性能が下がる
住宅への入口である玄関ドアの塗装を怠ると、ドアそのものの素材が劣化して性能が下がってしまいます。たとえば、防犯性や遮音性、断熱性、耐火性、耐久性です。
素材それぞれで性能の高さは異なりますが、壊れやすくなったり外気の影響を受けて室内で快適な室温を維持できなくなったりします。
ドアだけでなく住宅全体の安全や快適に関わる事態にも、なりかねません。
美観を損なう
玄関ドアは、住宅の印象を大きく左右します。ドアの塗装が剥げるなどで古びた印象になっていれば、それだけで住宅全体の美観を損なう恐れもあります。
特に、お客様にとって、玄関ドアは住宅の第一印象に大きく影響するため、残念な印象になりがちです。
資産価値が下がる
塗装せずにいると塗装が剥がれ、玄関ドアの劣化は加速します。ドアが劣化していると、住宅全体の資産価値にも大きく影響するのも大きなデメリットです。
将来的に売却したり貸し出したりなどの活用を考えているなら、資産価値維持のためにも玄関ドアの塗装は必要です。
玄関ドアの塗装料金を安く抑える3つの方法！
玄関ドアの塗装料金を少しでも抑えるなら、以下3つの方法を実践してみましょう。
- 他の場所とあわせて施工する
- 補助金を活用する
- 相見積もりを取る
定期的な塗装が必要だからこそ、少しでもコスパ良く塗装していくのがオススメです。
他の場所とあわせて施工する
外壁など他の場所と一緒に施工すると、割安で依頼できる場合が多いです。
補助金を活用する
地域によっては、リフォーム費用に対して補助金が完備されています。
補助金を活用できれば、出費を大幅に減らせるのがメリット。ただし、補助金は後払いが基本なので、一度は費用を全額支払う必要があります。また、地域によって補助金の有無は異なるため、事前の調査が必須です。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2025.01.01 2025.11.06
相見積もりを取る
費用は業者によって異なるため、1社だけから見積もりを取っても高いのか安いのかの判断が難しいです。そこで、3社以上から見積もりを取って比較してみるのがオススメです。
相見積もりを取れば、料金面だけでなくサービス面なども含めて納得できる業者を見つけやすくなります。
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玄関ドアの塗装料金は相見積もりで少しでも安く！
玄関ドアの塗装は、定期的に施工していく必要があります。費用を抑えるなら、相見積もりを取って各社の料金やサービス内容を比較検討しましょう。
相見積もりでは、3社以上から見積もりを取るのがポイント。料金だけではなく、全体的に納得できる業者を選びましょう。
- 玄関ドアの塗装が劣化している…
- 玄関扉は長く大切にしていきたい！
- 美しい扉にしたい！
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玄関ドアの塗装料金に関するよくある質問
-
Q. 玄関ドアの塗装料金はいくらが相場？
A.玄関ドアの塗装料金は、3～20万円ほどが相場です。
-
Q. 玄関ドアを塗装しないとどうなる？
A.玄関ドアを塗装しないリスクでは、以下が挙げられます。
- サビや腐食が進む
- ドアの性能が下がる
- 美観を損なう
- 資産価値が下がる
-
Q. 玄関ドアの塗装料金を安く抑える方法は？
A.玄関ドアの塗装料金を安く抑えるなら、以下の方法を実践してみましょう。
- 他の場所とあわせて施工する
- 補助金を活用する
- 相見積もりを取る
