屋根+外壁塗装の費用相場と内訳!費用を左右する要素や安くするコツまで

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屋根+外壁塗装の費用相場と内訳!費用を左右する要素や安くするコツまで

2024.10.02 2024.12.05

屋根+外壁塗装を依頼した場合の費用相場と内訳について解説します。

何が費用を左右するのか、安く依頼するにはどうすれば良いかという点もご紹介するので、ご覧ください。

外壁塗装について考えるとき、屋根の状態も悪化してきていると感じることがあります。

しかし、同時に屋根の塗装も頼むとなると一体いくらかかるんだろうと費用面が不安にもなるでしょう。そのような疑問を解消できる内容となっています。

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屋根+外壁塗装の費用相場

屋根+外壁塗装の費用相場

外壁塗装と合わせて屋根の塗装も依頼する際の費用相場は次の通りです。

屋根の塗装代がおよそ30~40万円、外壁塗装日にプラスされます。坪数や屋根の大きさ、形状によっても費用は変わってくるため、以下のように費用に幅があります。

その他、選ぶ塗料のグレードの関係でも費用に差が出るので、相場を目安にしながら自宅の場合と比較してみましょう。

■屋根+外壁塗装の費用相場

坪数 費用相場
20坪 約60~90万円
30坪 約100~140万円
40坪 約110~170万円
50坪 約120~180万円
60坪 約140~200万円

屋根+外壁塗装の費用内訳

屋根+外壁塗装の費用内訳

屋根+外壁塗装の費用相場を坪数ごとに押さえたら、次に費用の内訳を確認しましょう。

何にどれくらいの費用がかかるのかを知り、適正な価格で屋根と外壁の塗装が完了できるようにしたいです。内訳の項目ごとに、詳細も記載しています。

内訳 詳細
足場代(費用全体の15%) 安全に塗装工事を行なうため必ず必要となるもの
材料費(費用全体の20%) 塗料、養生シート、飛散防止ネット、シーリング材など塗装に関するもの
人件費(費用全体の40%) 職人さんや塗装工事に関わる人たちを動かすための費用
(ベテランの職人さんが多く携わると人件費も高くなる)
その他・運搬費(費用全体の20%) 現場に向かうまでの交通費、塗装工事に関する許可を取るための費用など

 

足場は、屋根や外壁の塗装工事を行なう上で必ず必要なものなので、無料と謳う業者には気を付けましょう。その分、他の項目のところで費用を上乗せされているケースがあります。

材料費は、塗料のグレードから単価が異なり、費用が上がるほど耐久年数が長くなるのが特徴です。まとまった費用が必要にはなるものの、良い状態を長く維持できます。

その他・運搬費としては、建物の劣化具合によって下地調整などの作業が必要になる場合があります。

内訳一つずつについてよく確認をし、妥当な内容となっているか細かくチェックすることが重要です。

屋根と外壁塗装の費用を左右する要素

屋根と外壁塗装の費用を左右する要素とは

屋根と外壁塗装を同時に依頼する場合それなりの費用がかかりますが、相場では幅があるのも事実です。費用を左右する要素について詳しくみていきます。

使う塗料のグレード

屋根と外壁塗装の費用は、使う塗料のグレードによって変わってきます。アクリルやウレタン、シリコンなどのグレードがあるなかで、耐久性が高くなるとその分費用も高くなります。

塗料のグレード 耐久年数
アクリル 5~7年
ウレタン 8~10年
シリコン 10~15年
フッ素 15~20年

外壁や屋根の状態、コストの面から塗料のグレードは依頼者側で選べるようになっているので、いくつかのグレードで見積もりを出してもらうと良いです。

素材の特徴や外観も確認しながら、使う塗料のグレードを決めてみてください。

屋根や外壁の種類

塗装の際に選ぶ屋根や外壁の種類によっても、費用は左右されます。

たとえば外壁では、サイディングであれば目地のメンテナンスが必要になりますが、モルタル外壁の場合は目地がないのでメンテナンス費用が発生しません。

屋根については、スレート屋根の場合において棟板金の釘打ちなどが必要になるため費用がプラスされます。

自宅の屋根や外壁の種類を確認し、見積もりの際にメンテナンスが必要かどうか尋ねてみましょう。

階数・屋根の勾配

建物の階数や屋根の勾配により、屋根と外壁塗装の費用は変わってくるという点にも注意したいです。

足場の費用に直結してくる部分になり、たとえば3階建ての家であれば足場の組み立てに人手と時間がかかるため費用は高くなります。

屋根の勾配が急なときにも屋根足場を組むことになるので、費用がかかってくるのです。階数や屋根の勾配も、塗装の費用を左右する要素であると理解しておきましょう。

使用する塗料の色の数

屋根+外壁塗装の費用は、使用する塗料のグレードだけでなく色の数によっても変わります。

外壁に2色以上使用する場合、塗り分けを行なう際にも手間がかかるため費用がプラスされることになるのです。

外壁や屋根の色・デザインにこだわりたいときは、塗料の塗り分けによって費用がどれくらいかかるか見積もりの際に確認しておいてください。

附帯物の個数

附帯物の個数も、塗装費用の左右する要素となります。

附帯物には、雨どいや雨戸、水切り、換気フードなどが挙げられ、外壁と屋根以外に塗装が必要なところがある場合のことを指します。

外壁や屋根を塗装するにあたって、これらの附帯物も塗装しなければならない場合はその分費用がプラスされる形です。

窓が多い関係から雨戸も多いような家は、塗装する面積は減るものの附帯物を塗装する費用が高くなりやすいです。

外壁・屋根の劣化状態

外壁と屋根の塗装は、それぞれの劣化状態によってもトータルの費用に幅が出てきます。

屋根や外壁がひどく劣化していると、塗装に入る前に補修作業をしなければならないのでその費用が発生するのです。

状況ごとに補修内容は異なりますが、以下を参考にしてください。

補修内容 費用相場
スレート屋根の差し替え 1枚あたり1~2万円
外壁張り替え 1枚あたり1~5万円

劣化状態により余分な費用が発生するのを抑えるためには、状態が悪くなる前に塗装を行なうことが大事です。

屋根と外壁塗装の費用を抑えるコツ

屋根と外壁塗装の費用を抑えるコツ

屋根と外壁塗装を同時に行なう場合、面積や劣化状態などから数百万円の費用が発生することがあります。

きちんと仕上げてもらいたいものの、あまりに高い費用では困るという人も多いはずです。ここでは、屋根と外壁塗装の費用を抑えるコツをご紹介します。

相見積もりをとる

屋根と外壁塗装を業者に依頼する際、必ず行ないたいのが相見積もりをとることです。

気になる業者をいくつか選び、それぞれで見積もりを出してもらって比較するのが相見積もりです。相見積もりをとると、内訳ごとにどれくらいの費用がかかるのか把握できます。

同じ項目でも費用に大きな差があれば、その部分について尋ねて疑問を解消しておくことも可能です。

また、足場代が安くないか、他の項目で費用が上乗せになっていないかも確認してみましょう。

塗料にかかる費用を下げる

屋根や外壁の塗装を行なう場合、選ぶ塗料のグレードや数によっても費用が変わると説明しました。

色の塗り分けをやめて1色にする、今後何年住む家かわからないのでグレードを下げて塗装を依頼するなどで、塗料にかかる費用を抑えられます。

高機能な塗料が増えている今、防カビ機能が備わっているものなども登場しています。

業者からは質の高い塗料を勧められることが多いので、よく考えた上で決断することが大切です。

塗料にかかる費用を抑えられたら、屋根と外壁の両方を塗装するとしても納得のいく形で依頼できるでしょう。

補助金を利用する

屋根や外壁の塗装では、補助金が利用できるケースがあります。

自治体によって制度の名称や内容が異なるので、一部を以下に記載します。

地域 補助金制度の名称 詳細
東京都品川区 エコ&バリアフリー住宅改修 ・外壁などのリフォーム工事費用のうち10%を補助
・区民の場合は上限20万円まで、賃貸住宅個人オーナーなどの場合は上限100万円まで
千葉県我孫子市 住宅リフォーム補助金制度 屋根や外壁の修繕・塗装などに20万円以上かかる場合、工事費の20%を補助

お住まいの地域でも補助金制度があるか調べ、適用できる場合はぜひ利用してみてください。塗装にかかる費用を、すべて自身で負担しなくて済みます。

職人がいる屋根・外壁塗装専門業者に依頼する

住宅の屋根や外壁を塗装する場合、ハウスメーカーや工務店など家を建ててもらったところに相談するのが一般的な流れでしょう。

しかし、この流れで塗装を依頼すると、ハウスメーカーなどは塗装業者に依頼する形になり仲介手数料が発生します。

塗装費用を少しでも安くするためには、職人が在籍する屋根・外壁塗装専門業者に頼んでみてください。

依頼する本人と専門業者だけの取引になるため、手数料が抑えられるのです。

屋根・外壁塗装を検討している際は、ぜひ職人さんが揃う塗装の専門業者に尋ねてみましょう。

屋根と外壁の塗装を行なうタイミング

屋根と外壁の塗装を行なうタイミング

最後に、屋根と外壁の塗装を行なうタイミングについても簡単に確認しておきましょう。

以下のような状態であれば、屋根と外壁の塗装を考えるときがきたといえます。

  • ヒビ割れしているところがある
  • カビや苔が生えている
  • チョーキング現象が起きた
  • コーキングが劣化している
  • 塗膜に浮きや剥がれがみられる

住宅の築年数、日当たりや風通しの具合によっても屋根や外壁の状況によって上記のような症状がみられるようになります。

屋根の状態を細かく確認するのは難しいですが、外壁だけでも普段から塗装がどうなっているか見ておくと良いでしょう。

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屋根+外壁塗装の場合にかかる費用相場から内訳、費用を抑えるポイントなどをみてきました。

塗装が必要な面積や塗料のグレード・数、足場の状況などによって費用は大きく変わることがわかります。

相場より安く、信頼できる優良業者をお探しの場合は、ぜひ「セーフリー」でも業者検索をしてみてください。

利用者の口コミや料金の目安も記載されているため、相見積もりをとる業者を選ぶときにも役立てられます。

外壁塗装に対応している業者を、効率よく見つけられるのでぜひご覧ください。

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