2026.02.03 2026.02.03
この記事では、手すりの塗装について徹底解説していきます。
「手すりの定期塗装って本当に必要?効果ある?」
「はがれ・変色があっても塗装で隠せるもの?」
「塗り替えは全体でいくらかかる?」
などの各種疑問に丁寧にお答えしていきます。
記事後半では、塗り替えの適切なタイミングもご紹介。手すりの劣化や見栄えの悪化が気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
手すり塗装の必要性・塗り替えの3大メリットとは【ベランダ・階段】

手すりの塗装や塗り替えは必須ではないものの、実施するのには大きなメリットが3つあります。
- サビや劣化を防ぐ
- 美観を保てる
- 安全性を保てる
塗装や塗り替えの必要性について、実施するメリットとともに検証していきましょう。
サビや劣化を防ぐ
サビや劣化を防ぐには、手すりの素材そのものを保護する必要があります。塗装をして手すり表面に塗膜ができれば、雨や風、紫外線、塩にさらされても、素材そのものを守れるのが大きな特徴です。
階段やベランダなど、屋外にある手すりは特に雨風や紫外線、塩の影響を受けやすいため、塗膜が薄くならないよう定期的に塗り替えるのが大切です。
美観を保てる
手すりが美しい状態を保っていると、建物全体の美観をキープできるのもメリットです。特に、正面玄関やベランダなどの手すりは建物の第一印象に大きく影響する部分なので、手すりが劣化していると残念な印象になってしまいます。
また、サビて劣化が進んでいる手すりは、建物全体の価値を下げる要因に。賃貸であれば、入居者が決まりにくい状況にもなりかねません。
安全性を保てる
手すりは、転倒や転落防止、移動の補助をするのが主な役割です。大人はもちろん、小さな子どもや高齢者、妊婦、身体が不安定な人など、さまざまな人が安全に生活できるよう、サポートする役割を担います。
しかし、塗装されていないと手すりの安全性は低くなります。劣化によりケガをしたり転倒したりする危険があるため、手すりを長く安全に使い続けるためには、定期的な塗装が欠かせません。
手すりの塗装・塗り替えの費用相場
手すりの塗装・塗り替えにかかる費用は、1mあたり1,500~12,000円ほどが相場です。相場に開きがあるのは、手すりの素材によって費用が変動するため。以下で、主な素材別の費用相場を見てみましょう。
| 種類 | 費用相場 |
|---|---|
| 金属製 | ・鉄製:1,500~8,000円ほど ・アルミ製:4,000~10,000円ほど |
| 木製 | 5,000~12,000円ほど |
上記が基本ですが、劣化が進んでいる場合は費用が高くなりがち。塗料の種類によっても、料金は変動します。
ちなみに、アルミ製の手すりは基本的に塗装なしでも劣化しにくいのが特徴。また、一般的な塗料は長持ちしにくいため、アルミに適した塗料を選ぶ必要があります。
では、ベランダや階段など、場所別での手すり塗装費用についても以下で相場を見てみましょう。
| 場所 | 費用相場 |
|---|---|
| ベランダ | 8~15万円ほど |
| 外階段 | 1~10万円ほど |
| 屋内 | 1~2万円ほど |
上記は一般的なベランダなどを想定しているため、長さや状況により費用は大きく変わる場合があります。
特に足場設置が必要な場合は別途で5~15万円ほど必要になるため、詳しい費用は見積もりを取って確認しましょう。
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手すりの塗装は「付帯部」に含まれるケースも
手すりの塗装は、外壁塗装などで「付帯部」に含まれる場合もあります。手すりだけでなく外壁など全体的な塗り替えをするのなら、どこまでが付帯部として塗装範囲に含まれるのかを事前に確認しておくのが必須です。
付帯部に含まれるかどうかは、業者によって異なるのが特徴。見積もりでは、どこの手すりが付帯部に含まれるのかを細かくチェックしましょう。
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手すりを塗装しなかった場合のリスク【塗り替えで対策可能!】

「手すりくらいなら…」と塗装せずにいると、以下のリスクを負ってしまいます。
- 剥がれや腐食でボロボロになる
- ケガをする危険がある
定期的に塗り替えていく理由にもなるため、塗装しないリスクを理解しておきましょう。
剥がれや腐食でボロボロになる
塗装が劣化すると、表面が剥がれてきたり腐食でボロボロになってきます。これは、塗膜による保護がされておらず、素材そのものがダメージを受けている状態。放置すればするほど素材の劣化は進み、手すりそのものの交換が必要になるケースもあります。
剥がれや腐食でボロボロになった手すりは、建物の価値や美観を下げるだけでなく、修繕にもまとまった費用が必要になるのが特徴です。
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ケガをする危険がある
サビや劣化が広範囲に広がった手すりは、触れただけでケガをするリスクがあります。そこまでサビや劣化が広がっていない場合でも、表面が滑らかでないと衣類がひっかかりケガをする可能性も。
また、サビや劣化により耐久性が下がれば、少し体重をかけただけで崩壊する危険も出てきます。万が一崩壊してしまえば、大きなケガに繋がりかねません。
手すり劣化の放置は、崩壊・落下の大リスク!
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手すり塗り替えのタイミングと判断基準
手すりの塗り替えは、基本的に以下のタイミングで実施します。
- 塗装から5~10年経った時
- 剥がれなどの劣化症状が出てきた時
塗り替えすべきかどうかで迷った時のために、それぞれの判断基準をご紹介します。
塗装から5~10年経った時
手すりの塗装は、基本的に5~10年が塗り替えの目安です。使用した塗料の種類によって耐用年数は異なりますが、一般的な年数として5~10年と心得ておきましょう。屋外の手すりは、5~7年で考えておくと安心です。
ただし、海が近く塩の影響を受けやすい場所の塗装は劣化が早いため、3~5年を目安に塗り替えを検討するのがおすすめです。
剥がれなどの劣化症状が出てきた時
塗り替え時期でも塗装の必要性を感じない場合は、以下の劣化症状が出ていないかをチェックしてみましょう。
- さわると白い粉がつく(チョーキング現象)
- 表面がザラザラしている
- 表面の塗料が剥がれたりひび割れたりしている
- サビが発生している
塗装から5~10年経っていなくても、劣化症状が出ているなら早めの塗装がおすすめです。
\近くの塗装業者に状況を見てもらおう!/
手すりの塗装はDIY可能?作業手順と注意点

手すりの塗装は、DIYも可能です。最後に、自分で塗装する場合の作業手順やおすすめ塗料、注意点をご紹介します。
作業手順
手すりを自分で塗装するなら、以下の手順で作業します。
- 高圧洗浄機などを使って汚れやカビを落とす
- サビや古い塗膜を落とすケレン作業によって下地を整える
- サビ止め塗料を塗る(下塗り)
- 中塗り・上塗りをする
塗料を素材に密着させるためには、汚れやサビなどを徹底的に落として下地を整えるのが重要。高圧洗浄機での洗浄のほか、サンドペーパーなどを使ったケレン作業を念入りに念入りに進めましょう。
おすすめ塗料
DIYするなら、以下の塗料がおすすめです。
| 種類 | おすすめ塗料 |
|---|---|
| 鉄製 | ・水性シリコン系 ・油性シリコン系 ・水性多用途塗料(建物用) ・2液ウレタンスプレー |
| 木製 | ・オイルステイン系 ・水性ステイン ・水性ウレタンニス ・油性木部保護塗料 |
鉄製手すりの場合は、油性速乾さび止めなどで下塗りしてから塗料を塗ります。油性シリコン系は耐久性・耐候性に優れているのが特徴。水性多用途塗料(建物用)は速乾タイプなので手軽に塗装できます。
木製手すりの場合は、木目を生かすならオイルステイン系やワックスが良いでしょう。水性ステインや水性ウレタンニスは、DIY初心者でも扱いやすく安全性が高いのがメリット。屋外で耐久性を重視するなら、油性木部保護塗料がおすすめです。
屋内の手すりなら、鉄製でも木製でもニオイが少ない水性塗料を選びましょう。
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注意点
自分で塗装すると塗りムラができやすかったり塗膜による保護機能が十分に発揮されなかったりするリスクがあります。
せっかく塗装してもすぐに剥がれてしまったり、塗膜が薄くなりすぐに劣化してしまったりする可能性が。再度塗り直すとなると、ケレン作業で古い塗膜を除去してから塗り直すため手間も時間も費用も掛かってしまいます。
高所での作業は非常に危険!業者依頼が大原則
安心・安全かつ塗装の効果を最大限に活かすなら、手すりの塗装は専門業者に依頼しましょう。
手すりは剥がれなどの劣化症状が出たらすぐに塗装・塗り替えを!
手すりに剥がれなどの症状が出てきているなら、塗り替え・修繕するのがおすすめ。ケガをする危険もあるため、早めに対処しましょう。
DIYでも可能ですが、塗装による保護効果を最大限に活かし美観アップを目指すなら、業者に依頼するのがベストです。
手すり塗装は、「付帯部」として扱われる場合とそうでない場合があるため、まずは業者に相談し、詳しい料金や作業内容をチェックしてみましょう。
- 手すりの塗装は必須なのか知りたい
- いつ塗り替えるべきか知りたい…
- 手すりの安全性を維持したい!

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手すりの塗装に関するよくある質問
-
Q. 木製の手すりにおすすめの塗料は?
A.DIYで木製の手すりを塗装するなら、以下の塗料がおすすめです。
- オイルステイン系
- 水性ステイン
- 水性ウレタンニス
- 油性木部保護塗料
-
Q. サビついた外階段の手すりも塗装でどうにかなる?
A.サビついた外階段の手すりは、ケレン作業でサビを落としてから塗装するのが基本です。ただし、サビの程度によっては手すりそのものの交換が必要になるケースもあります。
-
Q. 手すりを塗りかえたら、何年くらいもつ?
A.手すりの塗装は、基本的に5~10年はもつとされています。ただし、使用環境により劣化の進み具合は異なります。屋外なら5~7年が目安、塩害を受けやすい地域では3~5年が目安です。




























