2024.09.22 2024.12.05
30坪住宅の外壁塗装の費用相場についてご紹介します。
外壁のメンテナンスには欠かせない外壁塗装ですが、やはり気になるのは費用の概算です。総額の費用相場はもちろんのこと、価格の条件となる要素や塗料別の費用相場も詳しく解説していきます。
外壁塗装を予定されている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
30坪の外壁塗装の費用相場:50万円~
30坪の外壁塗装の費用相場についてご紹介します。
結論から述べると、30坪の住宅の外装塗装費用の相場は、50万円~160万円です。
外壁に加えて屋根も同時に塗装する場合は、さらに上乗せの金額となり、30坪の住宅で70万円~180万円が目安です。屋根の塗装費用が約20万円加算されると覚えておくとよいでしょう。
ただ金額はあくまで目安で、外壁の面積や塗料の種類、外壁の状態、修繕の有無、塗装の時期などによっても大きく変動します。
特に比較的新しい塗料での塗装となると、価格も大きく跳ね上がりますので、予算を検討する際の参考にしてください。
30坪の外壁塗装費用の具体的な内訳
30坪の外壁塗装費用の具体的な内訳をご紹介します。
外壁塗装には、塗料だけの費用ではなく、塗装に入るまでの作業に必要な諸経費も必要です。足場代や洗浄費なども関わりますので、すべての工程に掛かる費用を把握しておきましょう。
費用内訳 | 30坪の場合の費用 |
---|---|
足場代 | 約10~20万円 |
養生代 | 約2~5万円 |
飛散防止ネット代 | 約1.5~6万円 |
高圧洗浄代 | 約2~5万円 |
シーリング代 | 約8~18万円 |
補修費(下地の補修・ひび割れ補修・ケレンなど) | 約2~5万円 |
現場管理費 | 約2~5万円 |
廃材処理費 | 約1~3万円 |
塗装費(塗料の種類によって変動あり) | 約15~70万円 |
外装塗装の費用の内訳は、基本的に材料費と足場代が全体の20%ずつ、施工費とその他の撤去費用などが全体の30%ずつを占めています。ただこの内訳は、業者によって割合が微妙に異なるため、見積もりの際に必ず確かめて、不透明な点があれば質問してください。
30坪の外壁塗装の面積目安
30坪の外壁塗装の面積目安についてご紹介します。
延べ床面積30坪の住宅で外壁塗装する場合、塗装する外壁の面積は「概算で約120㎡」となります。
- 3.3㎡/坪×30坪×1.2=118.8㎡
計算方法としては、1坪が約3.3㎡とすると、30坪なら「99㎡」となります。これに係数(一般的に1.2)を乗じると「118.8㎡」となり、約120㎡の計算になるのです。これは概算ですので、あくまで目安です。
住宅の形状やデザイン、階数、窓のサイズや数によっても総面積は変わりますので、正確な数値を知りたい方は業者に見積もりをしてもらうことをおすすめします。
塗料別に解説!30坪住宅の外壁塗装の費用相場
30坪住宅の外壁塗装の費用相場を塗料別に解説します。
外壁塗装の費用は、選んだ塗料の種類やグレードによって大きく変動します。既存の外壁に使用できないタイプの塗料もあるので、費用だけを考えて選べるものではありません。様々な種類の塗料での費用相場を想定しておいてください。
塗料の銘柄 | 耐用年数 | 30坪外壁塗装の総費用相場 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 5~8年 | 約50~75万円 |
ウレタン塗料 | 7~10年 | 約60~90万円 |
シリコン塗料 | 10~15年 | 約70~100万円 |
フッ素塗料 | 15~20年 | 約90~115万円 |
断熱・遮熱塗料 | 15~20年 | 約90~120万円 |
無機系・光媒体塗料 | 15~25年 | 約100~130万円 |
もちろんグレードの高い塗料は費用相場も高くなりますが、耐用年数が長いメリットがあるため、数十年の単位で考えれば塗り替えの回数が少なく経済的です。予算や塗り替えの回数を考慮して選ぶことになるでしょう。
外壁塗装に使う塗料の種類について詳しく知りたい方はこちら!
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2024.09.21 2024.12.05
30坪住宅の外壁塗装の価格を左右する条件
30坪住宅の外壁塗装の価格を左右する条件についてご紹介します。
外壁塗装と一言で言っても、費用の相場には大きな幅があり、様々な要素が関係しています。どのような条件が塗装価格を左右するのか、具体的に見ていきましょう。
塗料の種類
外壁塗装の費用に直結する条件は、やはり塗料の種類です。様々な種類が揃う外壁用の塗料ですが、物によって価格が異なり、またメーカーによっても多少の違いがあります。
一般的によく外壁に使用される「アクリル塗料」や「ウレタン塗料」は比較的リーズナブルですが、耐用年数が15年を越える「シリコン」、「フッ素」、「断熱・無機系塗料」などになると価格もそれなりにアップします。
もちろん塗料選びには個人差がありますが、好みの色で選ぶのか、低コストの塗料を選ぶのか、長持ちする塗料を選ぶのかなど、自分なりの譲れないポイントを見つけてから選ぶことが大切です。
住宅の階数
たとえ同じ30坪の住宅だとしても、階数によって塗装の面積は異なってくるものです。
もちろん階数が多ければ多いほど総面積は広くなり、1階建てより2階建て、2階建てより3階建ての方が総面積は上がっていきます。塗料がそれだけ必要になりますし、階数が高ければ必要な足場も多くなり、費用に直結していくでしょう。
住宅の形状やデザイン
住宅の形状やデザインによっても塗装の費用相場は微妙に変わります。
同じ30坪だとしても、間取りが違えば高さや形状が異なり面積が変動しますし、窓の数が少なく壁が多ければ塗装の量も増えます。また雨樋・幕板・雨戸・戸袋などの付帯部の数によっても変わってくるでしょう。
住宅の築年数
これは当然ですが、住宅の築年数が経っていればいるほど劣化が進み、大規模な補修が必要になります。毎日紫外線や雨風を受けている外壁は傷みやすく、ひび割れや亀裂などが入る可能性があります。
これらの補修は塗装の前に行われるため、塗装料金に補修費が加算されると考えれば、住宅の築年数は外壁の塗装費用に大きく関係すると言えるでしょう。
塗装の時期
外壁塗装の繁忙期は、気候も良く塗料が乾燥しやすい春と秋で、気温管理が難しい夏と冬は閑散期になります。
業者としては繁忙期に外壁塗装の受注が殺到するため、人員を増やし、その分割高な費用を見積もる場合があります。一方、閑散期には依頼が減るので、割安な費用で依頼を受けることも。
価格設定は業者により異なりますが、一般的に費用と依頼時期が深く関係する職種ですので、依頼する時には念頭においてください。
依頼する業者の規模
依頼する塗装業者の規模によっても費用は大きく左右されます。
通常、外壁塗装を請け負う業者は、大手の工務店や大手の塗装会社、地元の塗装業者です。大手の工務店に依頼すると、下請け業者に仕事を流すため、その分仲介料が掛かり割高になる傾向に。
ただ地元の小規模な塗装会社は、自社施工のパターンが多いため、中間マージンが取られずリーズナブルな費用に抑えることができる場合があります。小規模な分、職人の人数も少なめですが、丁寧で変更などもしやすいメリットもあるでしょう。
30坪住宅の外壁をリーズナブルに塗装するポイント
30坪住宅の外壁をリーズナブルに塗装するポイントをご紹介します。
外壁塗装をするのであれば、やはりできるだけ安い費用で抑えたいというのが本心でしょう。外壁塗装の費用をリーズナブルな価格に抑えるには幾つかのポイントがあります。ぜひ参考にしてください。
完全自社施工の業者に依頼する
完全自社施工の業者に依頼することで、塗装費用を抑えることが可能です。
大手の塗装会社の場合、下請けに工事を任せるため仲介料が費用の中に含まれ、割高になります。一方、完全自社施工の業者なら足場の組み立てから塗装、片付けまですべて自社で行いますので、リーズナブルな価格で引き受けてくれるというわけです。
もちろん大手の塗装会社にも依頼するメリットがありますが、リーズナブルな費用を重視するのであれば、完全自社施工の業者の方がおすすめです。
人気のない時期を狙う
先ほども述べた通り、外壁塗装には繁忙期や閑散期があります。もしできるだけリーズナブルな価格で外壁塗装をしたいなら、一般的な閑散期である夏や冬がおすすめ。
特に雨が多い梅雨の時期は依頼が極端に少ないため、かなり安い金額で受けてくれることもあります。ただ天候によって工期が長くなるので、その分の費用も念頭に置いておく必要があるでしょう。
地域の補助金や助成金制度を利用する
地域によっては、自治体の補助金や助成金制度を利用することも可能です。
地域活性化のため地元業者に依頼することで割引を受けることができる制度や、断熱塗料で塗装することで省エネ化の推進制度の助成金などもあります。塗装業者は自治体の補助制度について知っている場合が多いので、ぜひ見積もりの際に聞いてみてください。
相見積もりで比較・検討する
相見積もりをして比較・検討することで、リーズナブルな費用で外壁塗装ができます。
塗装費用の内訳は業者により大きく異なりますので、相場を知りたい時には必ず1社の見積もりだけで決めないようにしてください。相見積もりして幾つかの見積書を見れば、相場の金額はもちろん、どの業者が良心的で信頼できるかがすぐに分かります。
優良の外装塗装業者を探すなら「セーフリー」へ!
30坪住宅の外壁塗装の費用相場についてご紹介しました。
30坪の住宅の外装塗装費用の相場は、約50万円~160万円程度ですが、実際には外壁の状態や築年数、塗料の種類によって大きく変動します。ここでは塗料別の費用相場も詳しく解説していますので、塗料を決定する際の参考にして頂けます。
とはいえ、専門的な知識が必要な外壁塗装の場合、信頼できる業者に依頼したいと思うもの。どの業者に依頼すればいいか不安な時には、ぜひ「セーフリー」をご活用ください。
「セーフリー」には多数の業者が掲載されていますので、その中から選んで比較検討し、自分にあった業者を見つけることが可能です!初めての外壁塗装で不安な方におすすめのサイト!ぜひ参考にしてください。
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