2024.12.02 2026.03.10
この記事では、外壁塗装の手順・流れを詳しくご紹介していきます。
事前に外壁塗装工事の流れを把握しておきたいと思っても、素人にはなかなか分からないもの。特に初めて依頼する場合、不安は大きくなりがちです。
そこでこの記事では、外壁塗装の手順に加え、各工程の作業内容も詳しく解説します。各工程でのポイントもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

目次
外壁塗装の工程・期間の全体像

外壁塗装は10~14日ほどかけて施工するのが一般的で、着工前から完工までさまざまな工程があります。ここでは、以下のように3つのフェーズに分け、全17のステップでご紹介します。
①着工前(準備)
- 現地調査と見積もり依頼
- 契約と工程表の確認
- 工事1週間前~:近所へのあいさつ回り
②塗装(本番)
- 足場の設置作業
- 高圧洗浄作業
- 乾燥のための時間取り
- 下地補修・調整作業
- コーキング処理作業
- 養生作業
- 下塗り作業
- 中塗り作業
- 上塗り作業
- 付帯部など細部の塗装作業
③完工(確認)
- 最終点検・補修
- 足場の解体作業
- 完工・引き渡し
- 支払いの確認と引き換えの保証書渡し
実際に塗装をする本番以外にも、いくつも手順があるのが特徴です。また、雨天時には施工が延期されてしまったり、職人の休日が入ったりと、スケジュール通りに進まないケースもあるため、余裕を持って日程を組むのが大切です。
【着工前(準備)】外壁塗装の見積もりから着工までの工程|納得できる契約を!

まずは、施工までの流れです。
- 現地調査と見積もり依頼
- 契約と工程表の確認
- 工事1週間前~:近所へのあいさつ回り
ここでのポイントは、納得できる契約ができるかどうかにあります。施工を成功させるための重要なフェーズなので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
①現地調査と見積もり依頼
外壁塗装の第一歩は、現地調査と見積もりを依頼するステップ。外壁塗装と一口にいっても、広さや状況などによって必要な工程や金額は大きく異なるためです。
現地調査によって、正確な工程や日数、金額が把握できます。
現地調査や見積もりは、複数の会社に依頼して比較検討するのが重要。納得できる依頼先を見つけるためには、3社以上を相見積もりするのがおすすめです。
②契約と工程表の確認
依頼する業者が決まったら、いよいよ契約に入ります。契約の際は、詳しい工程表をもらい、いつどんな作業をするのかを把握しておきましょう。
また、何日に何の作業をするのかの詳細をしっかり聞いておき、それぞれの工程における注意点も押さえておくと安心です。
③工事1週間前~:近所への挨拶回り
まずはご近所への挨拶回りから始まります。塗装工事前に、外壁塗装をする予定があることや期間などを伝えておきます。
外壁塗装が近隣に及ぼし得る影響は幾つかあります。たとえば塗料の臭いや騒音、業者の出入りによる車両の不便など、細かいことですが意外にストレスになりがち。
ただ事前に情報が耳に入っていたり、迷惑をかけることを詫びる挨拶があれば、大きなトラブルに発展する可能性は格段に低くなります。ご近所の問題はお互い様だからです。
もちろん業者も挨拶に回りますが、事前に個人で伺ったり、業者と一緒に回るなど近隣の方の心証をよくする挨拶を忘れないようにしましょう。
挨拶回りの重要性やマナーの詳細を確認したい方はこちら!
さらに詳しく知りたい方はこちら
外壁塗装前に近所に挨拶へ行くべき理由!トラブルは事前に回避可能!
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【外壁塗装(本番)】着工から塗装完了まで|各工程のポイントも!

ここからは、いよいよ塗装の本番です。
- 足場の設置作業
- 高圧洗浄作業
- 乾燥のための時間取り
- 下地補修・調整作業
- コーキング処理作業
- 養生作業
- 下塗り作業
- 中塗り作業
- 上塗り作業
- 付帯部など細部の塗装作業
さまざまな工程があるため、全体的な流れだけでなく、それぞれのポイントも押さえておきましょう。
①足場の設置作業
外壁全体を塗装する際には足場の設置が必須となります。
足場の設置を行う時は、塗装業者が自社で対応することもありますが、塗装業者が足場専門の業者に設置を委託していることもあります。足場の取り扱いは国家資格が必要だからです。
その場合は、塗装業者に加えて足場の業者も出入りしますので、人も車両も混雑するでしょう。車両が邪魔にならないように近隣へ配慮したり、騒音に気を付けるなど注意してください。
②高圧洗浄作業
足場が揃ったら、今度は塗装の下準備の段階に入っていきます。
高圧洗浄を行いますが、これは塗装面の壁の汚れを落としたり、前の塗装剥がれを取り除くのが目的です。この下準備によって塗装面を均一して、外壁塗装の仕上がりを綺麗にすることができます。
一般的な住宅の場合でも、高圧洗浄には8時間程度必要であり、建物の形状や状態によってはもっと時間が掛かることがあります。
③乾燥のための時間を取る
洗浄の後、乾燥の時間を設ける必要があります。
湿度や温度も関係するので乾燥時間は一律ではありませんが、最低でも24時間は空けます。確実に乾燥させるために48時間程度空ける業者も少なくありません。
乾燥が不十分だと塗料の仕上がりにも影響しますし、塗料の耐用年数も短くなりますので要注意です。
④下地補修・調整作業
洗浄後に十分乾燥させたら、今度は下地補修や調整を行います。
劣化している箇所を補修していくわけですが、これを怠ると仕上がりに大きく響きますので、多くの業者がこの工程に時間を掛けます。
具体的には壁のひび割れや穴を樹脂を使って埋めたり、出っ張りを削ったり、ほこりを取り除いていきますが、これは塗料がしっかりと密着するように塗装面を平らにするために行うのです。

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⑤コーキング処理作業
下地補修が終わったら、コーキング処理を行います。これはコーキングが劣化してくると、いずれはその箇所から水漏れが酷くなるため必要な工程です。
外壁塗装におけるコーキング処理には、「打ち替え」と「増し打ち」の2つの方法があります。
「打ち替え」は既存のコーキングを完全に取り除き新しくコーキングをやり直す方法で、「増し打ち」は既存コーキングを部分的にだけ取り、新たにコーキング処理を増やす方法です。
施工箇所やコーキングのつき具合によって最適な方法を職人が判断します。このコーキング処理作業はかなりの技術と知識が必要ですので、正しい専門知識を持った職人に施工してもらってください。
コーキング処理の重要性について確認したい方はこちら!
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⑥養生作業
下地処理やコーキング処理が終わったら、次は塗装前の最終準備段階の養生作業になります。
養生作業とは、塗装面以外に塗料や汚れなどが付着しないように養生シートで覆うことです。玄関回りやサッシ、窓ガラス、室外機など、塗料がかかってほしくない箇所全てを覆います。
この作業を怠ると至る所に塗料が飛び散り、塗装後にシンナーで落として回らなければならなくなるため、きちんと行う必要がある下準備なのです。
家の大きさや塗装の予定範囲にもよりますが、養生作業は約1日掛かります。車やバイクなどが近くにある場合は、カバーをかけるなどの配慮も必要です。
⑦下塗り作業
養生まで終えたら、いよいよ下塗り作業に入っていきます。
外壁塗装は一度塗装を行えば終わりではなく、下塗り・中塗り・上塗りと段階があります。塗料によって塗り重ねる量は異なり、職人が微妙に調整してくれるでしょう。
下塗りは、下地である外壁と塗料の密着をよくするために行う作業です。これを簡略化すると仕上げに影響が出ますので、業者が必ずこの工程を行っているか確認してください。
⑧中塗り作業
次にある程度の乾燥期間を置いてから、中塗り作業に移行します。中塗り作業の目的は、塗装に均一な厚みを作り、上塗りのために滑らかな下地を確保することです。
業者によってはこれを中塗りとは呼ばず、上塗りを2回行うところもありますが、この1回目の上塗りが中塗りの役割に相当します。
中塗りので使用する塗料は上塗りと同じものが基本で、約半日~1日かけて行い、乾燥の時間を最低でも約4時間は確保します。環境によっては6時間以上待つことも。
⑨上塗り作業
最後に仕上げのトップコートといわれる上塗り作業を行います。一番最後の塗装工程ですので、塗り残しやローラーの跡が残らないように細心の注意を払いながら行われる作業です。
素人からすれば塗り残しが心配ですが、中塗りの塗料は十分に乾燥させているため、上塗りと色が同じでもはっきり見分けることができ、塗り残しの問題はありません。
もし艶あり・艶なしの指定がある塗料なら、この塗装工程が色艶の一番の決め手になります。艶がありすぎる、または艶がなさすぎるなど、気になる点があればこの時点で伝えておかなければなりません。

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⑩付帯部など細部の塗装作業
家の壁の全体的な塗装が終われば、後は細かい部分の塗装に移ります。
軒天や樋、破風、幕板、戸袋、雨戸、笠木など付帯部も、外壁と同じように常に紫外線や雨風にさらされているので、劣化防止のために外壁塗装の時に一緒に塗装します。
どの部分を塗装するか、どの範囲まで塗装したいかは家主の希望次第ですので、事前に業者に伝えておいてください。塗装の必要がない箇所は養生で保護しておけば影響はありません。
外壁と付帯部を含めて全ての箇所の塗装が済んだ時点で、養生をすべて外していきます。
【完工(確認)】外壁塗装の点検から引き渡し・支払い|最後の工程

施工そのものが終わっても、まだいくつか工程が残っています。
- 最終点検・補修
- 足場の解体作業
- 完工・引き渡し
- 支払いの確認と引き換えの保証書渡し
仕上がりを確認する大切なステップなので、各項目ごとに詳しく見ていきましょう。
①最終点検・補修
塗装がすべて終わったら、最終点検を行います。仕上がりの状態のチェックはもちろん、塗り残しや塗りムラ、塗料の飛び散りなどを確認します。
まずは業者が行って、その後に施主も立ち会い、責任者と一緒に最終の仕上がりチェックして回ります。気になることがあればその時に伝え、補修や手直しをしてもらいましょう。
支払いをしてから、もしくは足場を解体してから手直しを依頼しても、すぐには対応できず時間が掛かりますので、最終点検には必ず立会ってください。
②足場の解体作業
業者と家主双方の立ち合い確認が終了し、修正点もクリアしたら足場の解体に移ります。
足場の設置時と同じように塗装業者が自社で行うならスムーズですが、足場業者に委託しているなら多少時間が掛かるかもしれません。
とはいえ、足場の解体が済んで足場が運び出され、塗装業者が片付けと清掃を終えれば、現場での作業はすべて完了となります。
③完工・引き渡し
全ての塗装工事内容に問題がなく、業者と施主が納得すれば完工・引き渡しとなります。
また加えて、近隣の住宅に迷惑をかけたことのお詫びと挨拶、工事完了の報告を行います。これは業者が単独で行う場合もありますが、家主と一緒に挨拶に回る場合も。
挨拶と同時に近隣の住居や車、所有物にトラブルがなかったかなどを確認してください。
④支払いの確認と引き換えの保証書渡し
最後に業者が支払いの確認を行います。
支払いの方法は業者により様々ですが、大抵は全ての工事が完了した「完工払い」が一般的で、施工完了後1週間以内、もしくは何週間か待ってくれる業者もあります。
業者側が支払いを確認したら保証書が引き換えで渡されますが、具体的な保証内容や期間が記載されているか確認してください。
一定期間内に塗装剥がれや色褪せなどのトラブルが起きた場合、業者はすべて無料で補修するという証明書となります。
条件や内容は業者で異なるので、きちんと内容を確認してから受領する必要があるでしょう。
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外壁塗装の手順と流れをご紹介しました。
初めての外壁塗装なら塗装工事の手順を知っておきたいオーナー様も多いはず。業者によって工程には多少違いがありますが、大まかな手順や工程の流れ、作業内容は共通しています。
ただ外壁塗装を成功させるには、優良な塗装業者の選択が欠かせません。とはいえ、素人には業者選びは至難の業ですので、そんな時には業者の比較サイト「セーフリー」をご利用ください!
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- 作業工程を詳しく知りたい
- 近所への配慮も気になる
- 劣化の進行を防ぎたい
- 信頼できる外壁塗装業者を選びたい

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