2024.10.31 2026.01.09
この記事では、外壁塗装で使われるシリコン塗料の特徴やメリット・デメリットを徹底解説します。
「シリコンは塗り替え頻度が多い?メンテナンスが大変?」
「他の塗料と比べて費用相場、費用対効果はどう?オススメ?」
といった疑問をお持ちの方も必見です。
お住まいの建物の外壁塗装がシリコン塗料で十分なのか、他の塗料が適しているのか理解するための参考にしてください。
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 屋根修理 / 葺き替え | 19,800円 |
| 屋根修理 / カバー工法 | 19,200円 |
| バルコニーの屋根設置 | 23,000円 |
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目次
外壁塗装で使われるシリコン塗料の特徴

シリコン塗料は一般的な住宅であればおすすめの塗料です。こちらではシリコン塗料の特徴や、費用相場と耐用年数を解説します。
シリコン塗料は合成樹脂を使った塗料
塗料は顔料、樹脂、添加剤、水または溶剤の4つから構成されます。シリコン塗料は、樹脂の部分にシリコン樹脂を使用している塗料です。
シリコン塗料は湿気を通しやすいため、塗装膜が剥がれにくく、カビやコケが発生しにくいという特徴があります。
結露を防ぐ効果もあるため、結露対策としてシリコン塗料を採用する方も。他にも、断熱性や遮熱性が高いといった利点があります。
また、シリコン塗料は人気が高いことから、各メーカーは積極的に開発しており、豊富なカラーバリエーションがあります。たくさんの選択肢から自身の住宅にあった塗料を選べるのも、シリコン塗料のメリットです。
耐用年数は10〜15年
シリコン塗料は、約10~15年の耐久性があります。他の塗料と比べて耐用年数は中間くらいの立ち位置です。
以下の表にて塗料の種類と耐用年数をまとめましたので、参考にしてください。
| 種類 | 耐用年数 |
|---|---|
| アクリル塗料 | 5〜7年 |
| ウレタン塗料 | 5〜10年 |
| シリコン塗料 | 10〜15年 |
| ラジカル塗料 | 10〜15年 |
| フッ素塗料 | 15〜20年 |
| 無機塗料 | 20〜25年 |
シリコン塗料の耐用年数が長い理由として、撥水性と防汚性や、紫外線や雨風による劣化に強いという性質にあります。そのため、一度塗装してしまえば、メンテナンスも簡単で、長期間きれいな外壁の状態を保てます。
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よく使用される3大メーカー
シリコン塗料は多くのメーカーから販売されていますが、外壁塗装の現場で特に採用されているのが以下3社です。
- 日本ペイント
- 関西ペイント
- エスケー化研
上記3社は、戸建住宅から集合住宅まで幅広い施工実績があり、塗装業者からの信頼も厚いメーカーです。いずれも長年の実績があり、品質のばらつきが少ないのが共通点です。
外壁塗装で使うシリコン塗料と他種類の比較【費用相場・耐用年数】
外壁塗装に使用する塗料はシリコン以外にも複数あります。費用感と耐用年数を比較してみましょう。
| 施工費用相場(1㎡あたり) | 耐用年数の目安 | |
|---|---|---|
| アクリル塗料 | 1,000〜1,800円/㎡ | 5〜8年 |
| ウレタン塗料 | 1,500〜2,500円/㎡ | 5〜10年 |
| シリコン塗料 | 2,200〜2,800円/㎡ | 10〜15年 |
| フッ素塗料 | 3,000〜5,000円/㎡ | 12〜20年 |
| 無機塗料 | 4,000〜5,500円/㎡ | 20〜25年 |
表を見ると、シリコン塗料は価格・耐用年数ともに中間に位置しており、初期費用を抑えすぎず、かつ頻繁な塗り替えも避けたい層に選ばれやすいのが分かります。
「何年住む予定か」「次の塗り替えまでの間隔をどう考えるか」を基準に選ぶのもポイントです。
【比較】外壁塗装に使うシリコン塗料の種類と違い
シリコン塗料と一口にいっても、実際はいくつかのタイプがあります。外壁塗装でよく比較される「水性と油性」「1液型と2液型」、この2つの違いを比較してみましょう。
| 水性シリコン塗料(1液型) | 弱溶剤シリコン塗料(1液型) | 弱溶剤シリコン塗料(2液型) | |
|---|---|---|---|
| 主な特徴 | 臭いが少なく環境にやさしい | 扱いやすさと密着力のバランスが良い | 耐久性・密着性に優れる高性能タイプ |
| 耐久性の目安 | 標準的 | やや高い | 高い |
| 施工のしやすさ | 非常に扱いやすい | 比較的扱いやすい | 施工管理に技術が必要 |
| 対応できる外壁材 | 窯業系サイディング・モルタル中心 | 幅広い外壁材に対応 | 金属・劣化下地を含め幅広く対応 |
| 臭い・近隣への配慮 | ほとんど気にならない | 弱めで住宅地向き | 弱溶剤特有の臭いあり |
| 価格帯の傾向 | 比較的安価 | 中価格帯 | やや高め |
| 向いているケース | 住宅密集地・臭いを抑えたい場合 | 一般的な戸建住宅全般 | 耐久性重視・長期保護をしたい場合 |
水性・油性のシリコン塗料については以下の記事でも解説しているので、併せて参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
水性セラミシリコンの硬質と弾性の違いや特徴!価格・評判も解説
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シリコン塗料がおすすめな外壁塗装のケース
シリコン塗料は「価格・耐久性・性能」のバランスが良く、外壁塗装では定番です。以下の条件に当てはまる場合は、シリコン塗料で十分満足できると考えて良いです。
標準的な性能を求める場合
多くの戸建住宅では特に高性能な塗料でなくても、十分に外壁を保護できます。シリコン塗料は耐用年数10〜15年と実用性が高く、費用も中価格帯に収まるため、「無駄なく、失敗しにくい選択肢」として選ばれやすい塗料です。
初めての外壁塗装や、前回の塗装から10年前後が経過している住宅であれば、シリコン塗料を選んでおけば問題ないでしょう。
初期費用を抑えながら塗り替え頻度も減らしたい場合
外壁塗装では、塗料代だけでなく足場代や人件費もかかるため、トータル費用が高額になりがちです。フッ素塗料や無機塗料は長持ちする一方で、初期費用が大きくなります。
その点、シリコン塗料は初期費用を抑えつつ、10年以上の耐久性を確保できるため、予算と性能のバランスを取りたい方に向いています。「できるだけ費用は抑えたいが、安すぎる塗料は不安」という方にとって、現実的な選択肢といえます。
外壁塗装にシリコン塗料を使用するメリット

こちらでは、外壁塗装にシリコン塗料を使うメリットを解説します。
シリコン塗料は費用だけみるとアクリル塗料やウレタン塗料よりも高額です。そのため、本当にシリコン塗料でいいのか感じる方も多いです。
結論、コストパフォーマンスなどの面からメリットがあります。シリコン塗料を検討している方は参考にしてください。
コストパフォーマンスが高い
シリコン塗料は、アクリル塗料やウレタン塗料に比べて耐久性が高く、長寿命です。約10~15年の耐久性があるため、他の塗料に比べて塗り替えの頻度を減らせます。
つまり、初期費用は少し高いかもしれませんが、長い目で見ると、塗り替え費用を抑えられます。そのため、アクリルやウレタンに比べてコストパフォーマンスが高いです。
また、汚れが付きにくく、雨で洗い流されやすいという特徴からも、次回の塗装時にも、高圧洗浄などの費用を削減できます。
| 種類 | 耐用年数 | 費用相場 |
|---|---|---|
| アクリル塗料 | 5〜7年 | 1,500円〜1,800円 |
| ウレタン塗料 | 5〜10年 | 2,000円〜2,500円 |
| シリコン塗料 | 10〜15年 | 2,200円~2,800円 |
| ラジカル塗料 | 10〜15年 | 2,400円〜3,000円 |
| フッ素塗料 | 15〜20年 | 3,500円〜4,500円 |
| 無機塗料 | 20〜25年 | 4,500円〜5,500円 |
上記のように比較すると、シリコン塗料は、耐久性と価格のバランスが最も優れていることがわかります。
ラジカル・フッ素・無機塗料はシリコン塗料よりもより長持ちしますが、比例して費用も高くなります。
フッ素塗料とシリコン塗料の比較についてはこちら!
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外壁塗装におけるフッ素とシリコンを徹底比較!特徴の違いを解説
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色の種類が豊富
シリコン塗料は、その高い耐久性や撥水性だけでなく、カラーバリエーションも豊富です。
シリコン塗料は、多くの住宅の外壁塗装で採用されています。
そのため、各塗料メーカーがさまざまな色を開発しており、住宅の外観に合わせて色を選びやすいというのがメリットです。
明るい色を選ぶと開放的で明るい印象になりますし、落ち着いた色を選ぶとシックな印象になります。
外壁のメンテナンスが楽
シリコン塗料は、水をはじく性能に優れているため、汚れを浮き上がらせて雨水で洗い流すセルフクリーニング効果があります。
そのため、外壁に汚れが付きにくく、カビやコケが生えにくくなります。
また、紫外線や雨風、大気汚染など、外的要因による劣化に強く、長寿命です。こういった特徴によって外壁洗浄やメンテナンスの手間を大幅に削減できます。
ウチの外壁、塗装するなら塗料はどれ?
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外壁塗装にシリコン塗料を使用するデメリット

外壁塗装にシリコン塗料を使用するデメリットを紹介します。シリコン塗料の取り扱いは簡単ではありません。
シリコン塗料のデメリットを理解して外壁塗装の塗料選びの参考にしてください。
塗装には技術が必要でDIYには向かない
シリコン塗料は、外壁塗装に多く用いられる高性能な塗料ですが、DIYでの施工が難しいという一面もあります。
他の塗料に比べて塗膜が硬く、塗料の飛散やムラができやすいという特徴から丁寧な下地処理が不可欠です。
また、シリコン塗料は、一度塗ると他の塗料との密着性が悪くなるため、重ね塗りが非常に難しいです。
下地処理が不十分な場合、塗膜が剥がれたり、ひび割れができてしまいます。古い塗膜の処理やヒビ割れの補修など、専門的な知識と技術が必要です。
DIYをするなら以下の記事を参考に!
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外壁塗装はDIYでも可能!必要な道具・手順・費用など徹底解説
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ヒビ割れしやすい
シリコン塗料の特徴として挙げられるのは硬い塗膜です。裏を返すと外壁の伸縮に追従できず、ヒビ割れを起こしやすいともいえます。
大きな地震など、外力が加わると、ヒビ割れを起こすことも。しかし、現代のシリコン塗料は、 弾性剤が配合されており、ある程度の伸縮に対応可能に。
外壁塗装業者に依頼すれば、シリコン塗料のデメリットも考慮した上で施工を行なってくれます。
外壁の素材に合った塗料を把握しているプロと相談して、住宅の外壁に適した塗料を選びましょう。
外壁塗装にシリコン塗料を使う際の2つの注意点

シリコン塗料にはメリットもある一方で、押さえておくべきポイントもあります。
ポイントを押さえておかないと思っていた施工にならないケースも。こちらで紹介するポイントをふまえた上でシリコン塗料の検討を進めてください。
シリコン樹脂の含有率を確認して劣化を避ける
シリコン塗料は、名前の通りシリコン樹脂を主成分とする塗料です。シリコン含有量が低いものでは20%以下、高いものでは45~65%程度です。
シリコン樹脂の含有率が高いほど、塗料の耐久性や撥水性、防汚性といった性能が高くなります。
しかし、シリコン樹脂の含有率が低いと、塗膜の劣化が早く、短いスパンでの塗り替えが必要になる可能性があります。
業者に依頼する際では、シリコンの含有量は確認しにくいもの。悪徳業者はシリコン含有率が高いと言いながら粗悪品を使われるといった事例もあります。
信用できる塗装業者と相談し、「シリコン含有率の高い塗料を使って欲しい」との旨を伝えてください。高品質なメーカーのシリコン塗料を選んでもらうことをおすすめします。
業者に依頼するなら施工実績を確認しておく
シリコン塗料はメリットの大きい塗料ですが施工業者の技術力が重要です。シリコン塗料を使用する際には、必ず業者の施工実績を確認するようにしましょう。
◾︎業者の施工実績を確認する方法
- ホームページ
- ポータルサイト
- Googleマップ
ホームページは外壁塗装業者の伝えたい強みが見れます。とはいえ悪いところや外壁塗装業者の弱みは見えにくいです。
そのためポータルサイトやGoogleマップの口コミといった客観的な情報も確認してください。
悪徳業者やトラブルの多い業者であれば、口コミの悪い評価が目立ちます。ホームページの内容と口コミに矛盾が無い業者を選びましょう。
インターネットで検索しても出てこないような外壁塗装業者には要注意です。
外壁塗装でシリコンを使うなら業者に相談がベスト
外壁塗装でシリコン塗料を使用するのは、コストパフォーマンスからもおすすめの塗料です。多くの塗料メーカーが開発をしていることもあり、カラーバリエーションも豊富!
海岸近くや工業地帯近くといった過酷な環境でない限りはシリコン塗料で十分といえます。
とはいえ、シリコン塗料をDIYで使用するには取り扱いが難しいという側面もあり、プロに任せる方が安心です。
シリコン塗料の実績が多く、信頼できる業者を複数比較し、ご自身にあった業者を見つけてください。
- 塗料選びで迷っている
- 費用相場が知りたい
- 外壁の汚れも解消したい
- 塗料のお悩みは外壁塗装のプロに相談する!



























