2024.10.31 2024.12.05
この記事では、外壁塗装で使われるシリコン塗料の特徴やメリットデメリットを紹介します。
また費用の相場についても解説するので、シリコン塗料についての概要がわかるようになります。
お住まいの外壁塗装はシリコン塗料で十分なのか理解するための参考にしてください。
PR
外壁塗装
今週No.1おすすめ優良業者!!
DEED
DEEDは、埼玉県川越市で雨樋・屋根・外壁・バルコニーなどのなどの工事を行っています。お客様の状況に応じた最適な修理方法を提案し、できるだけ負担の少ない工事を心がけているのが最大の魅力です。強風や大雨で屋根や雨樋や外壁の修理が必要になった際には、ぜひご依頼をご検討ください。
目次
【結論】外壁塗装はシリコンで十分!
シリコン塗料は高い耐久性と撥水性から外壁塗装の塗料としてよく選ばれます。
シリコン塗料の耐用年数は10〜15年程度です。費用も耐用年数も他の塗料と比べて中間の立ち位置となっており、コスパを重視する方にはおすすめです。
また、性能面では汚れが付きにくく、付いたとしても雨で洗い流されやすいという特徴があります。一般的な住宅であればシリコン塗料で十分です。
ただし、海岸近くなど、塩害を受ける地域や、震動や大気汚染が激しい工業地帯の近くに住んでいる方は、不十分なことも。
こういった地域にお住まいの方は、より耐久性のある塗料を選びましょう。
フッ素塗料や無機塗料は費用が高くなりますが、シリコン塗料よりもさらに耐久性が高いです。
外壁塗装で使われるシリコン塗料の特徴
先述の通り、シリコン塗料は一般的な住宅であればおすすめの塗料です。こちらではシリコン塗料の特徴や、費用相場と耐用年数を解説します。
シリコン塗料は合成樹脂を使った塗料
塗料は顔料、樹脂、添加剤、水または溶剤の4つから構成されます。シリコン塗料は、樹脂の部分にシリコン樹脂を使用している塗料です。
シリコン塗料は湿気を通しやすいため、塗装膜が剥がれにくく、カビやコケが発生しにくいという特徴があります。
結露を防ぐ効果もあるため、結露対策としてシリコン塗料を採用する方も。他にも、断熱性や遮熱性が高いといった利点があります。
また、シリコン塗料は人気が高いことから、各メーカーは積極的に開発しており、豊富なカラーバリエーションがあります。
たくさんの選択肢から自身の住宅にあった塗料を選べるのも、シリコン塗料のメリットです。
耐用年数は10〜15年
シリコン塗料は、約10~15年の耐久性があります。他の塗料と比べて耐用年数は中間くらいの立ち位置です。
以下の表にて塗料の種類と耐用年数をまとめましたので、参考にしてください。
種類 | 耐用年数 |
---|---|
アクリル塗料 | 5〜7年 |
ウレタン塗料 | 5〜10年 |
シリコン塗料 | 10〜15年 |
ラジカル塗料 | 10〜15年 |
フッ素塗料 | 15〜20年 |
無機塗料 | 20〜25年 |
シリコン塗料の耐用年数が長い理由として、撥水性と防汚性や、紫外線や雨風による劣化に強いという性質にあります。
そのため、一度塗装してしまえば、メンテナンスも簡単で、長期間きれいな外壁の状態を保てます。
外壁塗装の種類を詳しく知りたい方はこちら!
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.09.21 2024.12.05
費用相場は2,200~2,800円/㎡
シリコン塗料の費用相場は、1㎡あたり2,200円~2,800円という価格帯が目安です。
シリコン塗料は、「1液型」か「2液型」に分けられます。「1液型」は塗料缶が1つで、「2液型」は主剤と硬化剤の2缶を混ぜて使われます。
1液型は2液型に比べて価格が安く、塗装するときに水もしくはシンナーで薄めればすぐに使用可能。
塗装できる外壁は限られますが、取り扱いが簡単なため施工できる業者が多いです。
一方、2液型は、正しい比率で主剤と硬化剤を混ぜて塗料にします。混ぜてしまうとどんどん固まるため、経験と実績のある業者でないと扱えません。
2液型は1液型よりも耐久性が高く、さまざまな素材に対応できるという特徴があります。
外壁塗装にシリコン塗料を使用するメリット
こちらでは、外壁塗装にシリコン塗料を使うメリットを解説します。
シリコン塗料は費用だけみるとアクリル塗料やウレタン塗料よりも高額です。そのため、本当にシリコン塗料でいいのか感じる方も多いです。
結論、コストパフォーマンスなどの面からメリットがあります。シリコン塗料を検討している方は参考にしてください。
コストパフォーマンスが高い
シリコン塗料は、アクリル塗料やウレタン塗料に比べて耐久性が高く、長寿命です。約10~15年の耐久性があるため、他の塗料に比べて塗り替えの頻度を減らせます。
つまり、初期費用は少し高いかもしれませんが、長い目で見ると、塗り替え費用を抑えられます。そのため、アクリルやウレタンに比べてコストパフォーマンスが高いです。
また、汚れが付きにくく、雨で洗い流されやすいという特徴からも、次回の塗装時にも、高圧洗浄などの費用を削減できます。
種類 | 耐用年数 | 費用相場 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 5〜7年 | 1,500円〜1,800円 |
ウレタン塗料 | 5〜10年 | 2,000円〜2,500円 |
シリコン塗料 | 10〜15年 | 2,200円~2,800円 |
ラジカル塗料 | 10〜15年 | 2,400円〜3,000円 |
フッ素塗料 | 15〜20年 | 3,500円〜4,500円 |
無機塗料 | 20〜25年 | 4,500円〜5,500円 |
上記のように比較すると、シリコン塗料は、耐久性と価格のバランスが最も優れていることがわかります。
ラジカル・フッ素・無機塗料はシリコン塗料よりもより長持ちしますが、比例して費用も高くなります。
フッ素塗料とシリコン塗料の比較についてはこちら!
さらに詳しく知りたい方はこちら
外壁塗装におけるフッ素とシリコンを徹底比較!特徴の違いを解説
2024.10.28 2024.12.05
色の種類が豊富
シリコン塗料は、その高い耐久性や撥水性だけでなく、カラーバリエーションも豊富です。
シリコン塗料は、多くの住宅の外壁塗装で採用されています。
そのため、各塗料メーカーがさまざまな色を開発しており、住宅の外観に合わせて色を選びやすいというのがメリットです。
明るい色を選ぶと開放的で明るい印象になりますし、落ち着いた色を選ぶとシックな印象になります。
外壁のメンテナンスが楽
シリコン塗料は、水をはじく性能に優れているため、汚れを浮き上がらせて雨水で洗い流すセルフクリーニング効果があります。
そのため、外壁に汚れが付きにくく、カビやコケが生えにくくなります。
また、紫外線や雨風、大気汚染など、外的要因による劣化に強く、長寿命です。こういった特徴によって外壁洗浄やメンテナンスの手間を大幅に削減できます。
外壁塗装にシリコン塗料を使用するデメリット
外壁塗装にシリコン塗料を使用するデメリットを紹介します。シリコン塗料の取り扱いは簡単ではありません。
シリコン塗料のデメリットを理解して外壁塗装の塗料選びの参考にしてください。
塗装には技術が必要でDIYには向かない
シリコン塗料は、外壁塗装に多く用いられる高性能な塗料ですが、DIYでの施工が難しいという一面もあります。
他の塗料に比べて塗膜が硬く、塗料の飛散やムラができやすいという特徴から丁寧な下地処理が不可欠です。
また、シリコン塗料は、一度塗ると他の塗料との密着性が悪くなるため、重ね塗りが非常に難しいです。
下地処理が不十分な場合、塗膜が剥がれたり、ひび割れができてしまいます。古い塗膜の処理やヒビ割れの補修など、専門的な知識と技術が必要です。
DIYをするなら以下の記事を参考に!
さらに詳しく知りたい方はこちら
外壁塗装はDIYでも可能!必要な道具・手順・費用など徹底解説
2024.10.01 2024.12.05
ヒビ割れしやすい
シリコン塗料の特徴として挙げられるのは硬い塗膜です。裏を返すと外壁の伸縮に追従できず、ヒビ割れを起こしやすいともいえます。
大きな地震など、外力が加わると、ヒビ割れを起こすことも。しかし、現代のシリコン塗料は、 弾性剤が配合されており、ある程度の伸縮に対応可能に。
外壁塗装業者に依頼すれば、シリコン塗料のデメリットも考慮した上で施工を行なってくれます。
外壁の素材に合った塗料を把握しているプロと相談して、住宅の外壁に適した塗料を選びましょう。
外壁塗装にシリコン塗料を使う際のポイント
シリコン塗料にはメリットもある一方で、押さえておくべきポイントもあります。
ポイントを押さえておかないと思っていた施工にならないケースも。こちらで紹介するポイントをふまえた上でシリコン塗料の検討を進めてください。
使用するシリコン樹脂の含有率を確認しておく
シリコン塗料は、名前の通りシリコン樹脂を主成分とする塗料です。シリコン含有量が低いものでは20%以下、高いものでは45~65%程度です。
シリコン樹脂の含有率が高いほど、塗料の耐久性や撥水性、防汚性といった性能が高くなります。
しかし、シリコン樹脂の含有率が低いと、塗膜の劣化が早く、短いスパンでの塗り替えが必要になる可能性があります。
業者に依頼する際では、シリコンの含有量は確認しにくいもの。悪徳業者はシリコン含有率が高いと言いながら粗悪品を使われるといった事例もあります。
信用できる塗装業者と相談し、「シリコン含有率の高い塗料を使って欲しい」との旨を伝えてください。高品質なメーカーのシリコン塗料を選んでもらうことをおすすめします。
業者に依頼するなら施工実績を確認しておく
シリコン塗料はメリットの大きい塗料ですが施工業者の技術力が重要です。シリコン塗料を使用する際には、必ず業者の施工実績を確認するようにしましょう。
◾︎業者の施工実績を確認する方法
- ホームページ
- ポータルサイト
- Googleマップ
ホームページは外壁塗装業者の伝えたい強みが見れます。とはいえ悪いところや外壁塗装業者の弱みは見えにくいです。
そのためポータルサイトやGoogleマップの口コミといった客観的な情報も確認してください。
悪徳業者やトラブルの多い業者であれば、口コミの悪い評価が目立ちます。ホームページの内容と口コミに矛盾が無い業者を選びましょう。
インターネットで検索しても出てこないような外壁塗装業者には要注意です。
外壁塗装でシリコンを使うなら業者に相談がベスト
外壁塗装でシリコン塗料を使用するのは、コストパフォーマンスからもおすすめの塗料です。多くの塗料メーカーが開発をしていることもあり、カラーバリエーションも豊富!
海岸近くや工業地帯近くといった過酷な環境でない限りはシリコン塗料で十分といえます。
とはいえ、シリコン塗料をDIYで使用するには取り扱いが難しいという側面もあり、プロに任せる方が安心です。
シリコン塗料の実績が多く、信頼できる業者を複数比較し、ご自身にあった業者を見つけてください。
外壁塗装の
地域からおすすめ業者を探す
外壁塗装の関連記事
-
外壁塗装前に近所に挨拶へ行くべき理由!トラブルは事前に回避可能!
-
クリアの外壁塗装とは?メリット・デメリットや費用相場など詳しく解説
-
外壁塗装にコーキングは必要不可欠!役割とメンテナンス必須の理由
-
外壁塗装の塗料は8種類!選び方・費用相場や特徴も解説
-
ヤマダ電機の外壁塗装サービスをご紹介!特徴や費用を詳しく解説
-
外壁塗装の色でよくある6つの失敗例!失敗しないためのポイントや人気色まで
-
40坪の外壁塗装にかかる費用相場!計算方法や安く抑えるコツまで解説
-
外壁塗装における高圧洗浄時のトラブル!対策と注意点を解説
-
50坪外壁塗装の相場は100万円~!費用が変わる要因も解説!
-
外壁塗装におけるフッ素とシリコンを徹底比較!特徴の違いを解説