2024.12.02 2024.12.05
外壁塗装における高圧洗浄時のトラブルについてご紹介します。
外壁塗装において高圧洗浄は欠かせない工程の一つですが、トラブルが発生している事例が多いのも事実です。近隣を巻き込んだトラブルもあれば、塗装する上で問題になることもあります。
この記事では、外壁塗装時にありがちな高圧洗浄トラブル、事前対策や注意点を解説します。
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目次
外壁塗装における高圧洗浄時のトラブル
外壁塗装における高圧洗浄時のトラブルについてご紹介します。
外壁塗装工事の工程は実に様々あり、塗装するだけではなく、それ以前の下準備も大切です。その一つが高圧洗浄での外壁の清掃ですが、時にはトラブルの種になることも少なくありません。
以下のようなトラブル事例があります。
それぞれのトラブルを具体的に解説していきます。
室内に水が侵入してしまう
外壁塗装における高圧洗浄トラブルで一番多いのが、室内に水が浸入する事例です。
高圧洗浄の際はかなりの強さで水が噴射されますので、少しでも隙間があると簡単に水が漏れ入ってしまうのです。原因としては幾つかのケースが考えられます。
- 家主が窓を閉め忘れた
- 換気扇の養生を忘れていた
- 業者の水圧の調整ミス
- コーキングに不良があった
- 外壁に破損があった
窓の閉め忘れは施主の責任でもありますが、水圧の調整や外壁破損の見落とし、必要な部分の養生忘れなどは業者に依存している原因です。
室内が濡れていたり、明らかに水が侵入しているようならすぐに塗装業者に伝え、一時作業を中断してもらってください。原因を調べ、きちんと解決してから洗浄を再開しましょう。
外壁材やコーキングが破損する
高圧洗浄の目的は、壁の汚れを洗浄して塗装の下準備をすることですが、水圧が強すぎると外壁材やコーキングが破損するトラブルに見舞われます。
元々劣化で脆い状態になっていた外壁材は、強い水圧で衝撃を受け、欠けてしまうことが度々あります。また損傷しているコーキング箇所が悪化して水が漏れることも。
高圧洗浄を行う前の破損部のチェックと補修が必ず必要ですし、その箇所は洗浄を避けたり、水圧を低める工夫が必要でしょう。
近隣への水の飛散
高圧洗浄による圧が強い水しぶきは、近隣の家への飛散トラブルの元になります。
特に風が強く、水しぶきが舞い上がる日に高圧洗浄の工程が当たってしまうと、近場の家には汚水が飛び、洗濯物を干すこともままならない状態に。
また隣接した住宅地など、家同士の距離が近ければ近いほど水の飛散の影響は大きいものです。
洗浄の騒音で近隣からクレームが来る
高圧洗浄は専用の機械を使用して行いますが、このエンジン音が大きいのがデメリットです。昔に比べればマシになりましたが、住宅街で大きく響く機械音にクレームが寄せられることも。
また水圧が強い水で壁の汚れを弾き飛ばすため、噴射音や水が壁に当たった時の大きな音もします。
窓を閉めていればそうでもないのですが、夏場など近隣の家が窓を開けている時期だと、どうしても音が気になるかもしれません。
外壁の汚れが落としきれない
比較的汚れが落ちやすいと評判の高圧洗浄ですが、外壁の汚れが落としきれない場合もあります。外壁の汚れ度合いにもよりますが、大抵は水圧の調整など業者の技術不足が原因。
十分に汚れを落としきれないと塗装の下処理にならず、新しく塗装したとしてもまたすぐに剥がれやすくなってしまいます。
素人には判断が難しいですが、汚れが綺麗に落ちていないと感じたらすぐに業者に相談してください。
外壁塗装における高圧洗浄トラブルを避ける方法
外壁塗装における高圧洗浄トラブルを避ける方法についてご紹介します。
高圧洗浄のトラブルを避けるには、幾つかの対策を事前に講じておくと効果的です。それだけでトラブルを回避することができ、スムーズに施工することが可能になるのです。
- 室内に水が入らないように対策を取る
- 近隣への挨拶を済ませておく
- 近隣に迷惑が掛からないように事前に対策を取る
- 高圧洗浄に関する知識がある業者を選ぶ
それぞれの方法を詳しく解説します。
室内に水が入らないように対策を取る
高圧洗浄の日はスケジュール表で事前に分かっていますから、当日は窓を閉めるなどの対策を取ります。
全ての窓を閉めたり、スライド式の窓なら鍵を閉めて密閉すること、隙間を無くしておくことが大切です。また取り付けのタイプにもよりますが、換気扇の隙間から水が入らないように閉じてください。
養生しなければ防げない部分は業者に依頼しなければなりませんが、室内からできることであれば家主が事前に済ませておきましょう。
近隣への挨拶を済ませておく
高圧洗浄によるトラブルを回避するには、やはり近隣への事前の挨拶が欠かせません。工事が始まる1週間前、もしくは高圧洗浄の工程に入る前には必ず挨拶しましょう。
直接顔を合わせ、高圧洗浄の工程があることを説明し、期間や水の飛散の可能性があることも伝えます。前もって分かっていれば近隣の方の不安や不満も解消しやすいはずです。
挨拶するのは両隣だけでなく、後ろや向かいの家にも行くほうがよいでしょう。高圧洗浄は家の四方で行いますので、どこに影響が及ぶか分かりません。
近隣に迷惑が掛からないよう事前に対策を取る
近隣に迷惑が掛からないように事前に対策を練りましょう。
なるべく水しぶきがかからないように、飛散防止シートやブルーシートなどで養生してから高圧洗浄を行うのがおすすめ。
もちろん対策方法は業者の方が詳しいですが、事前にこのような対策を取ってほしいと依頼しておくことも大切です。これで100%トラブルにならないわけではありませんが、最小限に収めることができるでしょう。
高圧洗浄に関する知識がある業者を選ぶ
外壁塗装における高圧洗浄トラブルをできるだけ減らすためには、業者選びにも気を遣いましょう。トラブルの発端となる水しぶきは、作業者の技術に掛かっていると言っても過言ではないからです。
高圧洗浄の作業に対して知識があり、多くの実績と経験を積んでいるスタッフが在籍している業者を選ぶとよいでしょう。
建物の構造に精通していたり、水圧を状況に応じて上手に調整できる熟練した業者にお願いしてください。
高圧洗浄をする際の工程別の注意点
高圧洗浄をする際の工程別の注意点についてご紹介します。
外壁塗装において高圧洗浄の工程は欠かせませんが、幾つかの注意点を留意しておくと作業全体がスムーズに進みます。ぜひ事前にご確認ください。
洗浄の下準備
まずは高圧洗浄に取り掛かる前に下準備を行います。
下準備とはつまり養生作業のことですが、内部につながる隙間を塞いだり、水が掛かると困る場所をカバーしたり、漏水・漏電の恐れがある箇所を覆う作業です。以下のような箇所を養生します。
- 窓回り
- 換気扇
- 外回りの照明類
- 野外のコンセント
- インターホン
- ポスト
- 花・植物類
また「バイオ洗浄」を使用する場合は、洗剤が植物に掛かると悪影響があるため、観葉植物や庭の木にも養生カバーをかぶせることも。何を養生すればいいか業者とも話し合ってください。
飛散防止シートの設置
各箇所の養生が済んだら、今度は全体に飛散防止シートを設置します。
この飛散防止シートは、家の周りの足場を覆うように取り付けるもので、洗浄の水しぶきを外に飛ばさないように遮る役目があります。業者の中にはブルーシートで代用するケースも。
全て完璧に水をシャットアウトできるわけではありませんが、汚水が飛び散らないように最小限に抑えることは可能で、大切な工程の一つです。決して省かないようにしてください。
高圧洗浄作業
外壁塗装の場合、高圧洗浄の作業は経験豊富な作業員が行いますが、幾つかの注意点があります。
- 水圧を調整しながら使用すること
- 高圧洗浄機は外壁に近づけ過ぎない
- 同じ場所に何度も水を掛けない
もちろん業者はよく理解している点ですが、高圧洗浄の知識が少ないスタッフが担当した場合、方法によっては壁を傷めてしまうことも。
高圧洗浄機器の使用時の注意点をきちんと遵守しているか、時折チェックするのもおすすめです。
また外壁塗装の高圧洗浄作業時間は、一般的な一軒家でも3~4時間が目安です。汚れが酷かったり、家の大きさや形状によってはそれ以上かかる場合もあります。
異常に洗浄作業が早い場合は手抜き工事されている可能性もありますので、きちんと確認してください。
乾燥作業
高圧洗浄した後には外壁を乾かす必要がありますが、最低でも1日程度は乾燥させなければなりません。春や秋などの時期なら温度がちょうどよいですが、冬場なら2~3日掛かる場合も。
乾燥が不十分で湿気があると、塗膜のめくれや塗料が接着しにくいなどの影響があるので、きちんと乾燥のための時間を取ってください。
外壁塗装の高圧洗浄は実績豊富な業者選びが重要!
外壁塗装においてよくある高圧洗浄のトラブルについてご紹介しました。
高圧洗浄は外壁塗装の工程において欠かせない作業ですが、素人が思っているよりも難しく、トラブルの元になる可能性を秘めています。
とはいえ、外壁塗装時の高圧洗浄に関するトラブルを未然に防ぐ方法や注意点がありますので、ぜひ参考にしてください。
外壁塗装時の高圧洗浄でトラブルを抱えないためには、やはり業者選びが大切になってきます。高圧洗浄に関して知識があり、多くの実績を積んだ塗装業者に依頼しましょう。
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