2024.12.04 2024.12.05
防水工事と塗装工事の違いを比較してご紹介します。
家のメンテナンス工事として防水・塗装工事どちらも大切ですが、2つの工事はそもそもの目的や工事の内容が異なるもの。適切なメンテナンスを行うために違いを理解しておくことは必要です。
この記事では、防水工事と塗装工事の違いに加え、それぞれの目的や工程を詳しく解説します。
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目次
防水工事と塗装工事の違いを比較!
防水工事と塗装工事の違いを比較していきます。
以下の表は、防水工事と塗装工事双方の目的と工程を分かりやすく表にしており、比較の参考にして頂けます。それぞれの工事の目的と工程の違いが一目瞭然です。
目的 | 工程 | |
---|---|---|
防水工事 | ・建物内部を水から守ること ・建物を湿気やカビから守ること ・建物内への雨漏りを防ぐ |
高圧洗浄 下地処理 下塗り作業 シート処理作業 ドレンの設置・処理 脱気処理作業 防水材の塗布 トップコート処理 完了検査・引き渡し |
塗装工事 | ・建物の美観を保つこと ・建物の防水性の維持 ・遮熱・防寒など特殊機能の向上 ・外壁を様々な要因から守ること |
足場設置 高圧洗浄 下地補修・コーキング作業 養生作業 下塗り・中塗り作業 仕上げ塗り作業 養生剥がし・足場解体 完了検査 引き渡し |
防水工事の特徴
防水工事の特徴をご紹介します。
一般的に防水工事とは、建物の屋上やバルコニーに防水材を施工する工事のことで、新築の建物はもちろんのこと、古い建物でも定期的にメンテナンスとして施工を行う必要があるのです。
ここからは、防水工事の目的や主な種類、工程について解説していきます。
防水工事の目的
防水工事の主な目的は、建物を水のトラブルから守ることです。
特にバルコニーや屋上は雨風の影響を直接受ける場所であり、そのままでは雨漏れして建物内部を傷めてしまいます。また雨漏れは湿度を高め、カビやシロアリの発生などの原因にもなります。
そこで必要不可欠になってくるのが防水工事。様々な工法を駆使して防水層を形成し、雨水が建物内に入って来ないように保護する役目を果たしてくれるのです。
建物を良い状態のまま長期間維持するためには、絶対に欠かせないメンテナンス工事なのです。
防水工事の主な種類
防水工事には幾つかの工法がありますので、建物の形状やサイズ、状況などに応じて選択する必要があります。防水工事の主な種類には、以下のものが挙げられます。
- シート防水
- アスファルト防水
- FRP防水
- ウレタン防水
一般家庭でよく採用されるのはウレタン防水やシート防水ですが、近年では耐久性に優れておりコスパがよいFRP防水も人気が高い工法です。
アスファルト防水は高い防水効果を誇る工法ですが、広い場所の防水工事に向いており、一般家庭よりもビルの屋上や学校などの公共施設の屋上によく採用されます。
それぞれの工法に特徴があり、さらにメリットやデメリットも異なるため、環境や状況に応じて業者が選ぶことになるでしょう。
防水工事の工程
防水工事の工程をご紹介します。
防水工事の工程は工法によって幾らか違いがありますが、基本的な作業の流れは以下の通りです。
- 高圧洗浄
- 下地処理
- 下塗り作業
- シート処理作業
- ドレンの設置・処理
- 脱気処理作業
- 防水材の塗布
- トップコート処理
防水工事では、特に下地処理の重要性が高いと言われています。下地の仕上がり次第で施工全体の仕上がりも決まると言われるほどで、下地の処理にはかなり丁寧に時間を掛けます。
この出来によって防水機能の耐用年数も左右されるので、職人も大切にしている工程の一つです。
塗装工事の特徴
塗装工事の特徴をご紹介します。
塗装工事とは、一般的に建物の外壁や屋根の塗装のことを指します。家の美しい色合いを維持するためには欠かせないメンテナンスであり、カラーを変えるだけで大きくイメージチェンジできるのも魅力。
また見た目だけでなく、雨風や紫外線、汚染物質などから住まいを守る役割も果たしています。ここからは、塗装工事の目的や工程について解説していきます。
塗装工事の目的
一般的に塗装工事の目的は、「美観」、「機能」、「保護」の3つです。外壁や屋根に塗料を塗ることで素材を腐食から守り、家の見た目を良くし、防カビ・抗菌などの機能面も助けます。
- 美観を保つ
- 外壁の保護剤としての役目
- 外壁と屋根の防水機能を保つ
- 紫外線から外壁材・屋根材を守る
塗料には外壁材や屋根材を守る防水機能が備わっていますが、これは防水工事とは目的も機能もまったく異なるもの。
ただ雨漏りを防いで、雨や台風などの外的要因からバリア的な役割を果たすという面では、似たような働きをすることもあります。
建物の外壁や屋根は、日々多くの雨風や紫外線などの要因によって劣化するものです。塗装の塗膜によって、これらの外的要因から建物内部を守り、建物全体の耐用年数を伸ばす役割を果たしています。
塗装工事の工程
塗装工事の工程をご紹介します。
塗装工事の内容は、大きく分けて「外壁塗装」と「屋根塗装」に分かれますが、基本的に工程の内容や流れは同じです。以下が塗装工事の工程の手順になります。
- 近隣への挨拶
- 足場設置
- 高圧洗浄
- 下地補修・コーキング作業
- 養生作業
- 下塗り・中塗り作業
- 仕上げ塗り作業
- 養生剥がし・足場解体
- 完了検査・引き渡し
防水工事の工程と同じく、塗装工事の工程でも下地処理・補修はとても大切な工程と言われています。事前の洗浄や補修の出来によって仕上がりや質に大きく差が出るのです。
塗装工事が防水工事と大きく異なるのは、近隣への挨拶が必須という点。防水工事も臭いなどの問題があるので近隣に挨拶に行く場合がありますが、外壁・屋根塗装の場合は必ず必要です。
足場設置で大きな音が出ますし、高圧洗浄の水しぶき、塗料の臭いや飛散など近隣への影響も多大です。また防水工事に比べて工期が長い傾向もあります。
外壁塗装工事の手順を詳しく確認したい方はこちら!
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.12.02 2024.12.05
それぞれの工事を検討するべきケース
防水工事、さらには塗装工事それぞれを検討するべきケースについてご紹介します。
防水工事と塗装工事の目的や役割は異なりますので、それぞれの工事を検討するケースも異なるはずです。どのようなケースの場合に工事を検討すべきなのか、具体的に解説していきます。
防水工事
防水工事を検討するべきケースは以下のような場合です。
- 天井に水のシミがある
- 壁にカビが生えている
- すでに雨漏れしている
- 外壁や屋根にひび割れがある
すでに雨漏りしている場合はもちろんのことですが、バルコニーに水溜まりができていたり、外壁や屋根に大きなひび割れができていたら、すぐに防水工事が必要です。
雨漏りが進むと外壁材や室内の建材に大きな負担がかかり、建物の耐久性が短くなります。安全面でもリスクとなりますので、早急に検討することをおすすめします。
塗装工事
塗装工事を検討するべきケースは以下のような場合です。
- 屋根や外壁の塗装に劣化が見られる
- 外壁の色がくすんで家が古びて見える
- 塗膜の剥がれや膨れが見られる
塗装工事の検討のタイミングは、外壁と屋根の塗装劣化が見られる時です。色の変色、チョーキング現象、塗膜の剥がれなどは、塗膜が役目を果たしていないことの証拠です。
塗膜が剥がれかけているということは、見た目の美しさが損なわれるのはもちろん、保護機能も低下しています。なるべく早い段階でのメンテナンスを検討してください。
防水工事と塗装工事を検討する際のポイント
防水工事と塗装工事を検討する際のポイントをご紹介します。
防水工事と塗装工事を的確に依頼するためには、建物の状態に合った適切な業者を選ぶ必要があるでしょう。そのためには双方の違いをよく理解してください。
では、2つの工事を検討する際に覚えておきたいポイントを解説します。
- それぞれの専門業者に依頼する
- 外壁塗装と防水塗装は種類が異なる
それぞれの専門業者に依頼する
今まで触れてきた通り、防水工事と塗装工事は全くの別物であり、対応する業者も異なります。
ですから、建物の状態に合わせてそれぞれの専門業者に依頼してください。雨漏りしているなら「防水工事業者」、外壁が色褪せているなら「塗装業者」という風に見分けます。
検討する際のポイントに含まれている唯一の共通点は「ひび割れ」ですが、防水と塗装どちらを優先させるか分からない時には、専門の業者に判断してもらう方がよいかもしれません。
見積もりや相談という形で相談して、最適な工事内容もしくは業者を選択しましょう。
外壁塗装と防水塗装は種類が異なる
塗装には外壁塗装と防水塗装がありますが、これらは種類が全く異なります。
それぞれに専門の知識を有した職人がおり、使用する材料も施工方法も異なるため注意が必要です。両方一度に施工することもできますが、依頼する業者は別ですのでご注意を。
まれに外壁塗装業者の中には、外壁塗装と防水塗装を一手に引き受けてくれるところもあります。防水塗装の職人も一緒に抱えているためです。
依頼する時には、どちらの職人がいるのか事前にきちんと確認しましょう。
防水工事と塗装工事の違いを理解して依頼するのがポイント
防水工事と塗装工事の違いを比較してご紹介しました。
家のメンテナンス工事として必要な防水・塗装工事ですが、一見似ているようで、工事の目的や役割は大きく異なります。
また専門として対応する業者もそれぞれ異なりますので、家の症状をよく見極めてから、どちらの工事を依頼するべきなのか判断する必要があるのです。
とはいえ、どうしてもどちらの業者に相談するべきか分からない時には、ぜひ「セーフリー」をご活用ください。
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