防水工事とは雨から建物を守る工事!種類別費用とタイミングを解説!

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防水工事とは雨から建物を守る工事!種類別費用とタイミングを解説!

2025.02.05 2025.03.24

執筆者狩野英俊

ここでは、防水工事とは何なのか、種類別費用や相場、重要性、タイミングなどを解説します。ベランダやバルコニー、一軒家などでも施工可能な防水工事、その特徴や業者に依頼するときのポイントも確認しておきましょう。

防水工事ってどのようなもの?と疑問を持っている人にぴったりな記事内容となっています。防水工事が気になっている人は、参考にし施工について検討してみてください。

狩野英俊

監修者

狩野英俊

株式会社エコファイン・ジャパン

正直な提案と丁寧な工事を徹底して、お客様と家族の笑顔と安心をお守りするのをやり甲斐にしてます。 外装リフォーム専門。戸建てから大規模修繕工事。特にマンションの老朽化問題と修繕費用

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防水工事とは「雨から建物を守る工事」のこと

防水工事とは雨から建物を守る工事のこと

防水工事とは、雨から建物を守る工事のことです。建物の屋上やベランダ、バルコニーなど雨にさらされることの多い場所を水から守るための工事を意味しています。雨水から建物を守れるので、雨漏りを防ぐことが可能です。

防水工事は、主にコンクリートでできた建物に行なうものです。建物を建てるときに行なわれる防水工事ですが、その後経年劣化により徐々にその効果が薄れていきます。そのため、定期的に防水工事を行なう必要があります。

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防水工事は建物を守るために重要だと感じますが、具体的にはどのような内容の工事になるのでしょうか?
防水工事とは、雨水が建物内部に侵入しないようにするための工事です。特に、屋根や外壁、地下部分などの防水処理を行い、建物を雨や湿気から守ります。この工事は、構造物の寿命を延ばすためにも不可欠なものです。

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防水工事の種類別耐用年数と特徴

防水工事の種類別費用と特徴

防水工事と一言にいっても、いくつか種類があります。大きく4種類に分けられるので、種類ごとに耐用年数と特徴をみていきましょう。種類によって特徴こそ異なるものの、一度施行すると10年はもつようになっています。

種類 特徴 耐用年数
アスファルト防水 広い場所への施工に適しており、昔から取り入れられている工法 12~18年
シート防水 下地を選ばずに施工ができる 12~18年
※塩ビシートは15年、加硫ゴムシートは10年ほど
ウレタン防水 複雑な形状でも施工が可能 10~15年
※工法によって耐用年数が異なる
FRP防水 耐久性に優れている 10~12年

 

※防水工事の種類やメリット・デメリットについてはこちらをご覧ください!

さらに詳しく知りたい方はこちら

※防水工事の耐用年数についてはこちらで詳しく解説しています!

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【種類別】防水工事にかかる費用相場

【種類別】防水工事にかかる費用相場

防水工事には種類があり、どれを選ぶかによってかかる費用が異なります。ここでは、1㎡あたりの種類ごとの費用相場を押さえた上で、ベランダ・バルコニーと一軒家で施工した際の費用相場を記載します。

種類 費用相場
アスファルト防水 6,000円~10,000円/㎡
シート防水 2,500円~8,000円/㎡
ウレタン防水 3,000円~8,000円/㎡
FRP防水 4,000円~8,000円/㎡

 

防水工事を行なう場所に応じて、費用を確認してみてください。

ベランダ・バルコニーの防水工事費用

ベランダやバルコニーといった空間の防水工事の費用相場は、1㎡あたり約2,500円~8,000円となっています。施工する面積や選ぶ種類によって、合計10万円~15万円程度かかると思っておくと良いでしょう。

防水工事には種類がありますが、そのなかでも最もリーズナブルに施工できるのがシート防水です。一方、単価が高いのはFRP防水になります。

※ベランダ・バルコニーの防水工事について、こちらでさらに詳しく解説しています!

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一軒家の防水工事費用

一軒家の屋上に防水工事を行なう場合、ベランダやバルコニーといった限られた場所よりも費用が高くなりがちです。種類によって次のように費用感が異なりますが、合計50万円~100万円と幅があります。選ぶ防水工事の種類や、屋上・屋根の広さが関係しているため、このように相場に幅があるのです。

※一軒家の防水工事費用についてはこちらをご覧ください!

さらに詳しく知りたい方はこちら

防水工事の重要性

防水工事の重要性

防水工事は、一定の年数が過ぎた段階で行なっておきたいです。きちんと施工しておくことで、様々なメリットがあるためです。防水工事の重要性を知り、自宅のベランダなどの状態を調べてみましょう。防水工事の重要性として、以下3点を説明します。

  • 建物の耐久性を維持できる
  • 健康被害から身体を守れる
  • 雨漏り対策ができる

建物の耐久性を維持できる

防水工事は、建物が雨水による被害を受けることから守り、耐久性を維持してくれる役割があります。一方、防水工事をしていない建物は、雨水が建物の内部に入り込んできて建材を傷めてしまいます。そのような状態が長く続くうちに、カビやサビが発生して耐久性が大きく落ちてしまうのです。

適切なタイミングで防水工事をしていなかったがために、建物の倒壊を招く場合もあります。長く住み続けるのが困難になるので、大切な家を守るためにも防水工事は必要なのです。

健康被害から身体を守れる

健康被害から身体を守れるのも、防水工事を行なっておく重要性といえます。雨水が建物内部に入り込みカビが発生することで、そのカビを吸い込み喘息や肺炎を引き起こす要因になる可能性があるのです。家の中でいつもカビを吸い込んでいる状態になるので、身体に不調が現れるようになります。

建物内部にカビが生えているかどうかは、すぐに気づくのが難しいです。そのため、定期的に防水工事をしておくことが望ましいです。

雨漏り対策ができる

防水工事をきちんとしておくと、建物の雨漏り対策ができます。十分に防水工事がなされていなかったり劣化が激しい場合などは、徐々にひび割れや剥がれがみられるようになります。ひび割れや剥がれの部分から水が入り込み、雨漏りが発生する場合があるのです。

雨漏りは、建物内部に被害が出るだけでなく外部も傷めることになります。防水工事よりも大がかりなリフォームが必要になる場合があるので、費用を抑えるためにも定期的な防水工事は重要なのです。

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防水工事がどれほど重要かはよくわかりますが、もし防水工事を怠ると、どんなリスクがあるのでしょうか?
防水工事を怠ると、雨水が建物に浸透し、構造物にカビや腐食を引き起こします。これにより、建物の耐久性が低下し、最終的には修理や再工事が高額になる可能性があります。早期の防水工事は、長期的なコスト削減にもつながります。

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防水工事が必要となるタイミング

防水工事が必要となるタイミング

ベランダや屋上などの防水工事は、定期的に行なっておくことで建物を長持ちさせることができます。そこで、適した時期に防水工事ができるよう、必要となるタイミングも理解しておきましょう。防水工事が必要となるタイミングには、次の5つがあります。

  • 雨漏りしたとき
  • ひび割れが起きているとき
  • 色褪せが起きているとき
  • パラペットなどが劣化・破損しているとき
  • 最後の防水工事から10年以上経っているとき

自宅などにおいて当てはまる部分があったら、防水工事について検討してみてください。

雨漏りしたとき

雨漏りが発生したときは、防水工事のタイミングといえます。防水層が原因で雨漏りが起きているとは限らないので、まずは雨漏りの原因を探ることから始めましょう。防水層の劣化により雨漏りが発生しているとわかったら、防水工事について考えていきます。

ひび割れが起きているとき

ベランダやバルコニー、屋上などでひび割れが起きている場合も、防水工事の時期といえます。トップコートが剥がれてひび割れが起きており、そのまま放置していると防水層が劣化してしまいます。

防水層の劣化は雨漏りの要因となるため、ひび割れが確認できたら防水工事を行なうのがおすすめです。

色褪せが起きているとき

防水工事が施されている部分で色褪せが起きているときも、工事を行なうタイミングといえるでしょう。ひび割れのときと同じく、トップコートが剥がれることで色褪せが生じています。

防水層にまで影響が及ぶ前に、防水工事を行なうと安心です。

パラペットなどが劣化・破損しているとき

パラペットなどが劣化・破損している状態も、防水工事のタイミングと考えられます。パラペットとは、屋根と外壁との間にある立ち上がり部分のことです。通常は雨水が外壁に流れるのを防ぐ役割がありますが、この部分に剥がれや割れが起きていると雨漏りする恐れがあります。

できるだけ早く防水工事を行なって、雨漏りにより建物が傷むのを防ぐようにしたいです。

最後の防水工事から10年以上経っているとき

最後に防水工事をしてから10年以上が経過するような場合も、防水工事について考えていきましょう。種類によって耐用年数に違いがありますが、防水工事の周期は10年~15年といわれています。

これくらいの年数を目安に防水工事を行ない、丈夫な建物を維持できるようにしましょう。

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防水工事が必要になるタイミングについて、特に気を付けるべき点があれば教えていただけますか?
防水工事が必要となるタイミングは、主に建物の築年数や、外部環境による影響を受けます。特に、屋根や外壁が劣化している場合や、雨漏りが発生した際には早急に対応することが重要です。定期的な点検を行い、早期に問題を発見することが予防につながります。

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DIYでベランダ防水工事をすることは可能

DIYでベランダ防水工事をすることは可能

防水工事というと専門業者に依頼することになると思いがちですが、状況によってはDIYすることも可能です。防水工事のDIYが可能な範囲としては、ベランダやバルコニーが挙げられます。その手順をご紹介するので、防水工事のDIYについても考えてみてください。

  1. ベランダの掃除と洗浄を行なう
  2. 壁や窓などをビニール防水材で養生する
  3. 下地塗りをする
  4. 中塗りをする
  5. トップコート処理を行なう
  6. 養生を剥がして清掃する

防水工事のDIYについては、こちらで詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

防水工事業者の選び方

防水工事業者の選び方

防水工事は、限られた範囲であればDIYが可能ですが、広範囲や仕上がりのことを考えるとやはり業者に頼むのがおすすめです。しかし、防水工事業者と調べると多くの業者が出てきて、どのように選べば良いか悩んでしまいます。

そこで、以下に挙げる点に注目しながら、信頼できる防水工事業者を探してみましょう。

  • 相見積もりをとる
  • 施工実績が豊富なところを選ぶ
  • スタッフが丁寧に対応してくれる
  • アフターサービスの有無も確認する
  • 自社施工している業者に注目する

防水工事の見積もり時のポイント

防水工事の見積もり時のポイント

防水工事では、業者に見積もりを出してもらい施工内容や内訳を確認していきます。そこで、見積もりをとるときに以下のポイントを押さえ、納得のいく業者に依頼できるようにしてください。

  • 工事の内容や仕様が詳しく記載されているか
  • 相場から大きくかけ離れていないか
  • 追加費用が発生する場合の条件について説明があるか
  • 保証内容がきちんと書かれているか

※防水工事の見積もり時に確認すべきポイントはこちらでも説明しています!

さらに詳しく知りたい方はこちら

優良防水工事業者をお探しならセーフリーをチェック!

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防水工事とはどのような工事なのか、種類別費用や特徴、必要となるタイミングなどを解説しました。建物を維持するため、快適に過ごすために必要なのが防水工事です。

防水工事業者をお探しの場合は、セーフリーもぜひチェックしてみてください。口コミを比較しながら業者の比較ができるので、信頼できるプロが見つかります。こだわりの条件を追加して検索ができるので、効率よく業者選びができるのもポイントです。

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防水工事についてよくある質問

  • Q. 防水工事とはどのような工事ですか?

    A.

    防水工事とは、雨から建物を守るための工事です。種類によって費用が異なるので、以下を参考に自宅の防水工事について考えてみてください。

    • アスファルト防水・・・6,000円~10,000円/㎡
    • シート防水・・・2,500円~8,000円/㎡
    • ウレタン防水・・・3,000円~8,000円/㎡
    • FRP防水・・・4,000円~8,000円/㎡

    ベランダや一軒家の屋上など、施工する場所に応じてトータルの費用もしっかり把握しておきましょう。

  • Q. 防水工事はなぜ重要なのですか?

    A.

    防水工事は、以下のような理由から定期的にしておくべきといえます。

    • 建物の耐久性を維持できる
    • 健康被害から身体を守れる
    • 雨漏り対策ができる

    防水工事をしてからどれくらいの年数が経ったかを調べ、次にいつ工事をすべきか考えてみましょう。

  • Q. どのようなサインが出たら防水工事をすべきですか?

    A.

    防水工事は、以下のようなサインがみられたら検討してみてください。

    • 雨漏りしたとき
    • ひび割れが起きているとき
    • 色褪せが起きているとき
    • パラペットなどが劣化・破損しているとき
    • 最後の防水工事から10年以上経っているとき

    症状がみられた段階で、できるだけ早く行なっておくのが防水工事では大事です。ベランダなどであればDIYも可能なので、施工する場所や広さからどのように防水工事を進めるか考えましょう。 

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