2025.02.07 2025.02.07
この記事では、植栽の伐採・撤去について徹底解説していきます。
伸びすぎてしまった植木は、伐採して撤去すると日当たりが改善したり景観が良くなり効果的なケースが多いです。「庭じまいで庭木や生垣、植え込みを取り除きたいケース」や、「店舗オフィスなどで管理が行き届かなくなった植栽を処分したいケース」もあるでしょう。
ここでは、そんな植栽の伐採や撤去の手順や、自分でできる範囲について詳しくご紹介します。記事後半では、業者に依頼するとかかる費用まで徹底解説。植栽の伐採を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
植栽の伐採・撤去は自分でできる?
植栽の伐採や撤去を考えているなら、まずは自分でできるかどうかを考えてみましょう。自分でできるケースと業者へ依頼すべきケースがあるので、まずはそれぞれの目安についてご紹介します。
自分でできる範囲の目安
伐採作業は、ノコギリなどを正しく使い、安全に配慮して作業しなければなりません。大木になればなるほど作業の難易度は上がり、ケガをするリスクも高くなります。
自分で作業できるかどうかは、下記を目安に考えましょう。
- 樹高:3m未満
- 幹の直径:20cm未満
ただし、上記はあくまでも目安。作業に不安がある場合は、樹高や幹の直径が目安より小さくても業者へ依頼すると安心です。
脚立を使う際は、2人以上で伐採を進めましょう!脚立を支えてもらったり、万が一ケガをした際に迅速に対応できたりと、複数人いれば安全性が高まるためです。
業者へ依頼すべきケース
業者へ依頼すべきなのは、まず樹高3m以上や幹の直径が20cm以上のケースです。大きな木の伐採は、専門知識があり経験豊富なプロに任せましょう。
また、下記の場合も、業者への依頼がベストです。
- 近くに電線がある
- 近くに建物がある
- 斜面に生えている
- 足場が安定しない場所に生えている
ちなみに、すでに枝が電線にひっかかっているなら、作業する前に電力会社へ連絡しましょう。自分で剪定すると感電する危険があるためです。
植栽の伐採・撤去に適した時期【急ぎ対処すべきケースも】
植栽を伐採するなら、冬がオススメ。冬なら空気が乾燥していて樹木の中の水分も少ない状態なので、軽くて作業がしやすいためです。また、落葉樹なら、葉が落ちて幹が確認しやすく、作業がスムーズに進みます。
逆に、梅雨の時期は雨により樹木の中の水分量が多くなるため、作業の難易度が高くなります。雨の中での作業も簡単ではないため、できるだけ避けましょう。
ただし、以下の場合は冬を待たずにすぐに伐採を検討すべきです。
- 病気や害虫が発生している
- 枝や根などが隣家の敷地へ入ってしまっている
- 倒木に危険がある
トラブルや危険のリスクがあるなら、なるべく早めに伐採を進めましょう。
ちなみに、「つちの日」や「土用の時期」は土に触れてはいけなかったり伐採に向かなかったりする時期とされる場合があります。
科学的根拠はありませんが、特に「つちの日」は多くの森林組合連合会のサイトにも掲載されているので、少し意識してみるのも良いかもしれません。
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植栽を自力で伐採・撤去する方法【抜根まで】
自分で伐採・撤去をするなら、安全対策を講じてできるだけ危険なく進める心掛けが必要です。まずは、ここで必要なモノや手順を確認しておきましょう。
揃えておきたいモノ
植栽の伐採・撤去では、事前に下記アイテムを揃えておきます。
- 軍手
- ノコギリやチェーンソー
- 剪定バサミ
- ロープ
- ゴミ袋
- ガムテープ
- スコップ
作業時にケガをしないよう、軍手は必ず着用しましょう。伐採のメイン道具となるのは、ノコギリ。
チェーンソーは特に危険度が高く、重大なケガや死亡事故が発生する危険があります!
慣れていない場合は、無理せずノコギリを使いましょう。
ノコギリを使う際に、作業の邪魔になる枝がある場合があります。そんな時用に、剪定バサミも用意しておきましょう。ロープは、樹木を倒す方向を決めるために使うため、直径1cm以上で耐久性が高いモノを選ぶと安心です。
ゴミ袋やガムテープは、伐採した樹木を廃棄する際に使います。スコップは根を掘り出す際に使うため、伐根までするなら必須です。
伐採の手順
では、実際の伐採手順を見ていきましょう。
- 倒す方向を決定する
- 倒したい方向へ引っ張るようにロープを張る
- 切り口まわりで邪魔になる枝を剪定する
- 幹を切る
- 押して倒す
どの方向に樹木を倒すかを決めたら、倒したい方向へ引っ張るようにロープを張ります。家や隣家、通行人などに被害が出ないよう、安全な方向を見極めましょう。
次に、切り口まわりで作業の邪魔になる枝を剪定バサミやノコギリで剪定します。剪定した枝は離れた場所で1ヶ所にまとめておきましょう。
切り口は、伐根作業を考慮して根元から10cmほど残した位置がベストです。細い木は、倒したい方向の反対側から切り込みを入れていきます。この時、自分の肩ほどの高さまで幹を切っておくと、安全に倒せるのがポイントです。
太い木の場合は、倒したい方向に「受け口」と呼ばれる30~40度の「く」の字の切り込みを入れ、反対側に「追い口」と呼ばれる切り込みを入れて伐採します。おい口は、直径の3分の1ほどまで、水平に切っていきます。
切り込みを入れると木は自然に倒れますが、倒れない場合は押して倒しましょう。
伐根・撤去の手順
伐採した後、根を抜いて完全に撤去する伐根作業の手順です。
- 幹のまわりをスコップで掘る
- 根を引っ張って抜く
- 除草剤を撒く
- 土を戻す
残った幹のまわりをスコップで掘り、引っ張りやすくします。土が硬くて掘りにくい場合は、水をまいて柔らかくすると良いでしょう。根が分岐する深さまで掘ったら、引っ張って抜きやすくなります。
伐根後は、除草剤を撒くと地中に残った根も枯らせます。最後は、掘った土を戻しておきましょう。
伐採・伐根した植栽の処分方法
伐採や伐根した樹木の処分方法では、下記が挙げられます。
- 可燃ゴミとして出す
- ゴミ処理場に持ち込む
- リサイクル会社に依頼する
可燃ゴミで出せる自治体なら、土を落としてゴミ袋に入る長さに剪定すればそのまま処分できます。ただし、自治体によっては可燃ゴミ扱いにならないため、事前に確認が必須です。
ゴミ処理場まで自分で持ち込む方法もあります。一般的なゴミとして出せない場合や量が多い場合は、持ち込む必要があるでしょう。軽トラックの貸し出しサービスを実施している自治体もあるので、チェックしておくと安心です。
リサイクル会社が回収してくれるケースもあるので、近くのリサイクル会社を調査してみると良いでしょう。
その他、自治体によっては無料で引き取ってくれる場合もあります。お住まいの地域の情報を調査しておくと、お得に処分できるかもしれません。
植栽の伐採・撤去で覚えておきたいポイント3つ
これから植栽の伐採や撤去をするなら、ここでご紹介する3つのポイントを押さえておきましょう。
- 伐採した樹木は早めに処分する
- 作業前に供養をすると安心
- 天気が良い日の作業がベスト
作業をスムーズに進めるためにも、計画的な伐採をオススメします。
伐採した樹木は早めに処分する
伐採した樹木は、放置すると腐ってしまい、害虫が大量発生しやすいです。そのため、なるべく早く処分するのがオススメ。シロアリも発生する可能性があり、住宅へ移り住んでしまうリスクもあるためです。
伐採した樹木は邪魔にならない場所にまとめておき、できるだけ早く処分しましょう。
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作業前に供養をすると安心
古くから、木には神様や精霊が宿るとされています。そこで、伐採作業の前に供養するケースも多いです。絶対すべきというわけではありませんが、今までの感謝の気持ちも込めて供養しておけば、安心して伐採を進められるでしょう。
神社などに依頼して供養してもらうのが本格的な方法ですが、専門の業者へ依頼すると供養も伐採もあわせて実施してもらえる場合もあり、効率的です。
天気が良い日の作業がベスト
樹木は水分を含むと重くなるため、雨を避けて作業するのがベストです。作業日だけでなく処分する予定の日までの期間も、できるだけ天気が良いタイミングを選ぶと運搬作業もラクになります。
植栽の伐採・撤去を業者へ依頼した場合の費用相場
植栽の伐採を業者へ依頼した場合、下記が1本あたりの費用相場です。
- ~3m:3,000~5,000円ほど
- 3~5m:8,000~10,000円ほど
- 5m~:20,000円ほど
また、伐根費用は下記が目安です。
- 幹の直径15cm未満:3,000円ほど
- 幹の直径30~50cm:7,000~20,000円ほど
なお、重機が必要な場合は費用が高くなります。伐採した樹木の処分も依頼する場合は、10,000円ほどかかるのが一般的。
伐採・撤去の具体的な費用については、複数社から見積もりを取って比較してみるのがオススメです。
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植栽の伐採・撤去は業者へ依頼するのがベスト!
大きく成長した庭木を自分で伐採や撤去するのは、とてもリスクが高いです。ケガをする場合もあるため、無理せず業者へ依頼しましょう。
セーフリーには、植栽の伐採や撤去を依頼できる業者を多数掲載しています。口コミや最低料金をチェックしやすい環境が整っているので、いくつか業者をピックアップして比較検討するのがオススメです。
セーフリーで納得できる依頼先を見つけて、植栽を安全に伐採・撤去しましょう。
- 庭の植栽を伐採・撤去したい!
- 大きすぎて自分での伐採は難しい…
- 安全に庭木を撤去したい!
植栽の伐採・撤去は安全第一!
信頼できる業者に
まずは相談してみよう!
植栽の伐採・撤去に関するよくある質問
-
Q. 自分で植栽を伐採する方法は?
A.自分で植栽を伐採する手順は、下記のとおりです。
1.倒す方向を決定する
2.倒したい方向へ引っ張るようにロープを張る
3.切り口まわりで邪魔になる枝を剪定する
4.幹を切る
5.押して倒す -
Q. 植栽の撤去を業者へ依頼すべきケースとは?
A.植栽の撤去を業者へ依頼すべきケースは、下記3つです。
・病気や害虫が発生している
・枝や根などが隣家の敷地へ入ってしまっている
・倒木に危険がある -
Q. 業者へ依頼すると植栽の撤去にはいくらかかる?
A.業者へ依頼する場合の植栽撤去費用の相場は、下記です。
・~3m:3,000~5,000円ほど
・3~5m:8,000~10,000円ほど
・5m~:20,000円ほど