2025.04.06 2025.04.06
この記事では、砂利敷きの費用相場、平米単価や総額目安について詳しく解説します。
お庭や玄関アプローチ、駐車場のリフォームなどでよく使われる砂利敷きですが、「どれくらいの費用がかかるのか?」「業者依頼とDIYのどちらが安いのか?」と目安が知りたい方、他の整地方法と比較検討したい方は多いでしょう。
記事後半では、砂利の種類ごとのコスト比較や、施工費用を抑えるポイントも紹介します。砂利敷きを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
砂利敷きの費用相場!平米単価とかかる総額目安
砂利敷きは、見た目を整えるだけでなく、雑草対策・水はけ改善にも効果的な施工です。業者に依頼する場合、砂利代+施工費+下地処理費が基本構成となり、施工する場所や広さによって費用が変わります。
施工ケースごとの費用総額
まずは、場所ごとのおおよその総額目安をチェックしてみましょう。
広さの目安 | 総額の目安(税込) | 備考 | |
---|---|---|---|
庭(家庭用) | 約10㎡ | 約40,000〜70,000円 | 防草シート+砂利+施工費込 |
駐車場(1台分) | 約15㎡ | 約60,000〜100,000円 | 耐荷重のある砕石など使用 |
土の状態や既存の撤去作業の有無によって費用は変動するため、その都度業者に確認しましょう。
平米単価の目安
次に、砂利の種類別に平米単価の目安を見てみましょう。
平米単価の目安(税込) | 特徴 | |
---|---|---|
白砕石(5号〜) | 約3,500円〜4,500円/㎡ | 明るい見た目で庭向け。水はけも良好。 |
防犯砂利 | 約4,000円〜5,500円/㎡ | 踏むと音が鳴るタイプで防犯効果あり。色も豊富。 |
施工面積が広くなるほど、単価は若干下がることもありますが、防草シートの有無や整地の必要性によって総額は前後します。
砂利敷きの費用相場を左右する変動要素
砂利敷きの費用は一律ではなく、施工条件や敷地の状態によって大きく変動します。以下のような要素が単価や総額に影響を与えるため、見積もり前に把握しておくと安心です。
- 施工前の整地・処分の有無
- 使用する砂利の種類と量
- 防草シートの有無・グレード
- 施工場所の条件(搬入・作業性)
以下、それぞれのポイントを解説します。
施工前の整地・処分の有無
既存の庭に雑草・残土・古い砂利や植栽などがある場合、その撤去や処分費が加算されます。目安としては、軽い整地なら+500円〜1,000円/㎡、重機が必要な整地や処分があると+2,000円〜5,000円/㎡ほど費用が上がることも。
使用する砂利の種類と量
同じ面積でも、砂利の種類や敷く厚み(通常は5cm前後)によって使用量と価格が変わります。防犯砂利やカラー砂利などは白砕石より1㎡あたり1,000円以上高くなることもあります。
防草シートの有無・グレード
防草シートを敷くかどうかでも価格は変わります。さらに、安価な薄手タイプか高耐久タイプかでも差が出やすく、1㎡あたり500円〜1,200円の価格差が出ることもあります。
施工場所の条件(搬入・作業性)
庭が狭い、搬入経路が悪い、段差や傾斜があるといったケースでは作業時間が長くなるため、施工費が上がる可能性があります。人力作業が増えると、+10,000円〜20,000円程度の追加費用がかかるケースも。
【砂利敷き各種の費用相場】主要3種・グレードを徹底比較
砂利とひとくちに言っても、種類によって価格・見た目・用途の向き不向きが異なります。ここでは、家庭の施工でよく使われる砕石・玉砂利・白砂利の3種類について、特徴と費用感を比較します。
砕石・玉砂利・白砂利の比較
以下の表で、砕石・玉砂利・白砂利のポイントをまとめました。
砕石 | 玉砂利 | 白砂利 |
---|---|---|
・安価でコスパ◎ ・防犯性、耐久性に優れる |
・駐車場や防犯用に人気・見た目が丸く上品 ・歩いても音が静か |
・装飾性が高く庭園におすすめ・明るく清潔感のある仕上がり ・水はけが良く、庭向き ・やや汚れやすく補充が必要なことも |
仕上がりの印象や使い方の目的に応じて、適した砂利を選ぶのが費用対効果を高めるポイントです。
防草シート付き砂利の費用対効果
防草シートを併用すると、雑草の発生を大きく抑えられ、長期間きれいな状態を維持できます。初期費用は上がりますが、メンテナンスの手間とコスト削減につながるため、結果的にコスパが良い選択です。以下のようなタイプがあります。
- 安価タイプ:約300円〜500円/㎡
- 高耐久タイプ:約800円〜1,200円/㎡
- 防草シート込みの施工:+1,000円〜1,500円/㎡程度が目安
砂利のグレードと選び方
同じ種類でも、粒の大きさ・色味・加工の仕方などによって価格帯は異なります。たとえば、カラー砂利や磨き加工された玉砂利は高めの傾向です。
選ぶ際は「見た目・機能性・予算」のバランスを考慮し、施工場所(歩く場所か、車が通るかなど)に合った素材を選ぶのが大切です。
砂利敷き費用・平米単価をDIYと業者依頼で徹底比較【業者依頼の3大メリット】
砂利敷きは自分でやるのも可能ですが、仕上がり・時間・体力の面で差が出やすい作業です。まずは、DIYと業者依頼の特徴を比較してみましょう。
DIY | 業者依頼 |
---|---|
・費用を抑えられる(約1,000〜2,500円/㎡) ・自分のペースで作業できる |
・短期間で仕上がる ・整地〜防草シートまで一括対応 ・仕上がりがきれいで長持ちしやすい |
DIYの費用と必要な道具
DIYでは、砂利・防草シートのほか、以下のような道具が必要になります。
- スコップ・トンボ(整地用)
- 軍手・一輪車(運搬用)
- 土のう袋・防草シート用ピン
防草シート+砂利で約1,000円〜2,500円/㎡が目安ですが、道具代や処分費を含めると意外とコストがかさむことも。
業者依頼の3大メリット
砂利敷きを業者に依頼するメリットは、見た目だけでなく施工の安定性・耐久性にも直結します。少し費用はかかりますが、以下のメリットが挙げられます。
- 仕上がりがきれいで均一
- 防草シートや下地処理まで一括で任せられる
- 短期間で完了し、労力がかからない
プロが整地・転圧まで丁寧に実施するため、見た目のムラや歩きにくさが出にくく、見栄えが長持ちします。また、防草対策・排水処理なども含めてまとめて施工できるため、あとからの追加作業が不要です。
詳しい費用相場などについては、以下の記事もご参照ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
庭リフォームの費用相場!整地・デザインは頼むべき?【依頼先別のガーデニング料金例も】
2024.10.06 2025.03.31
砂利敷き費用を抑えたい!DIY施工の手順【基本のポイントを解説】
DIYの砂利敷きでは、人件費をカットできるため費用は抑えられます。ただし、道具や手間がかかるため、作業内容を把握したうえで「自分でできるか」を判断するのが大切です。
砂利敷きDIYの基本手順は、以下をご覧ください。
- 必要な道具を準備する
- 雑草や不要物を除去し、地面を整地する
- 防草シートを敷いてピンで固定する
- 砂利を均一に敷き詰め、表面をならす
DIYは1㎡あたりの材料費を抑えられる一方、作業時間や体力負担が大きいため、広範囲なら業者依頼も検討する価値ありです。
砂利敷き費用を安く抑える2つのコツ
砂利敷きは施工範囲が広くなるほどコストも増えますが、ちょっとした工夫で費用を抑えることも可能です。以下の2つを意識してみましょう。
砂利の量を調整する
砂利を厚く敷きすぎると材料費がかさむため、適正な厚さ(3〜5cm)を守るのがコツです。人がよく通る部分だけ厚めにし、目立たない場所は薄めにするなど、場所によって調整すると無駄がありません。
見た目や防草効果を重視するなら「防草シート+適量の砂利」で十分。砂利だけを厚く敷くよりも、長い目で見るとコスパが高いです。
コストパフォーマンスの良い砂利を選ぶ
高価なカラー砂利や装飾用砂利にこだわりすぎると、単価が一気に上がってしまいます。駐車場や目立たない場所には、砕石や白砕石など安価で実用性の高いものを選ぶのがおすすめです。
砂利敷き費用が良心的な業者の選び方【依頼時チェックポイント3つ】
砂利敷きを安心して依頼するには、「安すぎず、高すぎず」な業者選びが重要です。費用だけで決めず、以下の3つのポイントをチェックしておきましょう。
費用相場をチェックする
あらかじめ平米単価や施工内容の相場を把握しておけば、見積もりが高すぎる・安すぎる場合の判断がしやすくなります。不明点があれば、項目ごとの内訳も遠慮せず確認しましょう。
口コミ実績をよくチェックする
施工写真・評価・レビューは、業者選びの信頼材料になります。対応の丁寧さや仕上がりの満足度など、実際の利用者の声を確認すると安心です。
複数見積りを取る
2〜3社に見積もりを依頼して価格・提案内容・対応の比較をしましょう。一括比較すると、相場とかけ離れた料金や過剰なオプションも見抜きやすくなります。
庭の整地費用の相場については、以下の記事もあわせてご覧ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
庭の整地費用の相場は?目的別の総額目安や料金を抑えるコツを解説
2024.11.06 2025.03.31
砂利敷きは費用を抑えてプロにお任せ!業者比較は重要
砂利敷きは、庭の見た目を整えたり、防草対策としても有効ですが、費用は平米単価や施工方法によって変わります。コストを抑えながら満足のいく仕上がりにするには、相場を理解し、適切な業者を選ぶのが重要です。
「DIYと業者依頼で迷っている」「信頼できる業者を探したい」という方は、業者比較ができる「セーフリー」で口コミや評判を確認しながら、最適な依頼先を見つけましょう!まずはいくつかの業者に問い合わせて、比較してみてください。
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- 砂利の間から雑草が生えてくる…
- 雨の日に砂利が流れてしまう
- 敷き直しのタイミングがわからない
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砂利敷きの費用に関するよくある質問
-
Q. 砂利敷きを業者依頼した際の費用はどのくらい?
A.一般的に、1㎡あたり約3,000円〜5,000円が目安です。防草シートの有無や整地の難易度、砂利の種類によっても費用は変動します。
-
Q. DIYで砂利敷きをする際の費用は安い?
A.材料費だけで見れば1㎡あたり1,000円〜2,500円程度と割安です。ただし、整地や道具の購入、処分の手間を考えると、想像以上に労力がかかることもあります。
-
Q. 砂利敷きだとどんな維持費用がかかる?
A.基本的に維持費は少なめですが、経年で砂利が減った場合の補充費用(数千円)や、防草シートの張り替え費用が数年おきにかかることがあります。定期的な手入れで長持ちさせることができます。