芝張りの業者費用はどのくらい?各種芝生の料金相場や安く抑えるコツまで徹底解説!
2024.12.07 2024.12.13
この記事では、芝張りを業者依頼した場合の費用について徹底解説していきます。
青々とした美しい芝生を張るなら、業者へ依頼するのがベスト。業者選びで失敗しないためには、依頼先選びのポイントを押さえておくと安心でしょう。
記事では、芝種類の選び方や、張り方の違い、費用を抑えるためのコツまで丁寧にご紹介。芝導入を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
芝生張りの費用相場【業者依頼の料金目安】
業者による芝生張りの場合、「1束」の単位で費用が表記される場合があります。
1束とは、1m²分の芝生のこと。1m²は9枚の芝生で構成されるため、1束は芝生9枚で1m²分です。
芝生張りを業者へ依頼した場合にかかる費用は、天然芝か人工芝によって変わります。それぞれの費用相場について見てみましょう。
天然芝の場合
天然芝を張る場合、1m²(1束)あたり500~6,000円ほどの材料費がかかります。これに作業費などが加算され、天然芝を張る作業は1m²(1束)あたり2,000~8,000円ほどが相場です。
平均的な30坪程度(10m×10m=100㎡)の庭なら、200,000~800,000円ほどかかる計算になります。
人工芝の場合
人工芝は、材料費が天然芝よりも高めで1m²(1束)あたり2,000~8,000円ほど。作業費を合わせると、合計で1m²(1束)あたり4,000~10,000円ほどが相場。
平均的な30坪程度(10m×10m=100㎡)の庭なら、400,000~1,000,000円ほどかかります。
芝張り費用の変動要素とは【芝生の販売価格は季節かわらず?】
芝生張り作業の費用は、下記の要素で変動します。
- 土壌改良や整地が必要か
- 斜面や曲面があるか
- 芝生の種類
- 芝生の張り方
土地が芝を張るのに向いていて整地されていれば良いですが、たとえば斜面や曲面があったり、整地が必要な状態であったりすると費用が上乗せされます。
また、どの芝生を張るのかによっても費用は大きく変わります。天然芝か人工芝かの違いはもちろん、天然芝にはさまざまな種類があるためです。
芝生は大きく分けて「日本芝」と「西洋芝」に分けられますが、西洋芝には暖地型と寒地型といった種類があります。
日本芝は日本の気候に合っていて、冬は枯れてしまいますがそれ以外は青々とした芝生が楽しめ、値段もお手頃です。
西洋芝の寒地型は寒さに強く、暖地型は季節を問わず青々とした芝生が楽しめるという特徴があります。暖地型のほうが高めで、ブルーグラス類などの高級芝も含まれます。
芝生の種類に加え、どのように張るのかによっても費用が変動します。
業者による芝張りの流れ【費用と作業の質のバランスが大事】
業者による一般的な芝生張りの流れは、下記のとおりです。
- 整地をして下地を作る
- 芝生を張る
- 目土(めつち)を撒き、板を敷いて踏み固める
- 散水する
最初は、芝生を張るための下地作り。凹凸がないよう地面を掘るなどする作業です。この時、凹凸が多かったり整地に手間がかかったりすると費用が高くなりやすくなります。
また、芝生は種類や張り方で費用に差が出るので、どんな芝を張りたいのか、どのような張り方にしたいのかなどをあらかじめ考えておくと良いでしょう。
芝生を張ったら、その上に目土(めつち)を撒きます。目土を撒くことで芝生が育ちやすくなるため、全体的に馴染ませていく作業が必要です。さらに、目土の上に板を敷いて、踏んで固めていきます。
最後は、多めに水を与えて芝生張りが完了します。
費用を抑えたい!芝生張りを業者へ依頼する時の4つのコツ
芝生張りの費用を抑えるなら、以下4つのコツを押さえておきましょう。
- 相見積もりを取る
- できるだけ自分で整地する
- 費用を抑えられる張り方を選ぶ
- 張り替えなら、古い芝生を自分で剥がして処分する
それぞれの項目を確認し、できることから着手してみるのがオススメです。
相見積もりを取る
芝生張りの費用は、芝生の種類などだけでなく、地面の状況によって異なります。そこで、複数社から見積もりを取り、現状での相場を知っておくのがオススメです。
相見積もりを取ると費用を比較できるだけでなく、各社のサービスの違いや対応の違いが見えてきます。
できるだけ自分で整地する
整地にも費用がかかるため、できるだけ自分で土地を整えておくと効果的です。凹凸をできるだけなくし、スコップなどを使って平らな状態にしておきましょう。角が四角いスコップなら、地面を叩いてならせるので便利です。
さらに詳しく知りたい方はこちら
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費用を抑えられる張り方を選ぶ
芝生は張り方によって、必要な芝生の枚数が変わります。張り方は、以下4つの方法があります。
(張り方) | 特徴 | 使う芝生量 |
---|---|---|
ベタ張り | 芝生を隙間なく敷き詰める。 隙間がないので、見栄えが良く雑草も生えにくい |
土地の広さ分の芝生が必要 |
目地張り | 芝生の間に3~5cmほどの隙間を開けて張る。 しっかり生長するまでは、隙間から出てくる雑草をこまめに除去する必要がある |
ベタ張りの80%ほどの芝生が必要 |
市松張り | 市松模様に、1つ飛ばして張っていく。 隙間が大きく開く |
ベタ張りの50%ほどの芝生が必要 |
筋張り(一条張り) | 1列目をベタ張りし、2列目は飛ばして3列目をベタ張りしていく。 一般家庭向きではない |
ベタ張りの50%ほどの芝生が必要 |
費用を抑えるなら目地張りや市松張りですが、仕上がりもそれぞれで特徴があります。そのため、業者へ見積もりを依頼する前に、まずは張り方をある程度検討しておくと良いでしょう。
張り方の判断が難しい場合は、見積もり時に相談してみるのもオススメです。
張り替えなら、古い芝生を自分で剥がして処分する
芝生を張り替える場合は、古い芝生を剥がす作業にも費用がかかってしまいます。そこで、古い芝生を剥がす作業は自分で済ませておくと費用を抑えられます。
ただし、芝生を剥がす作業は時間がかかるだけでなく、思った以上に体力を消費します。広さや手間も考えて、自分でできるかどうかを検討してみましょう。
古い芝生の処分も、業者に依頼するとゴミ袋1つにつき1,000円ほどかかるため、自治体のゴミ処理センターに持ち込むなどして自分で処理すると効果的です。
また、古い芝生を剥がしたら、整地しておくと費用をより抑えられます。
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費用だけじゃない!芝生張りの業者を選ぶ際のポイント5つ
芝生張りの業者を選ぶ際には、費用面だけでなくさまざまなポイントをチェックして、ベストな1社を見極める必要があります。
- 芝工事の実績や口コミ
- 芝工事の知識量
- 質問への対応
- 取り扱っている芝の種類
- 土質調査の有無
見極めるには、上記5つのポイントを見ていくと安心です。
芝工事の実績や口コミ
芝工事の実績がどれくらいあるのかは、必ずチェックしておきましょう。実績豊富な業者であれば、それだけ信頼度が高いためです。
また、業者を利用した人の口コミを確認すると、実際の評判も見えてきます。ある程度口コミ数が多く、悪い口コミばかりではない業者を選びましょう。
芝工事の知識量
芝工事には、専門的な知識も欠かせません。適した時期の工事を提示してくれたり、芝の用途に合わせて適切な種類を提案してくれたりする業者なら、安心して工事を任せられます。
質問への対応
芝生についての専門的な質問に、丁寧に答えてくれるかどうかもチェックポイントです。
専門用語ばかりを事務的に羅列するような説明ではなく、納得できる分かりやすい説明をしてくれる業者なら、納得感をもってお任せできるでしょう。
取り扱っている芝の種類
芝の種類はとても多いため、住んでいる地域に適した芝があるか、希望する芝があるかは事前に必ずチェックしましょう。
住んでいる地域別では、おおまかに下記の芝が適しています。
- 北海道:西洋芝(寒地型)
- 東北:西洋芝(寒地型)
- 東北南部:西洋芝(暖地型)、日本芝(暖地型)
- 関東以南:西洋芝(暖地型)、日本芝(暖地型)
詳しくは、見積もりの際に業者に相談してみると良いでしょう。
土質調査の有無
芝生の生育に適した土質かどうかを事前に調査してくれるかどうかも、ぜひチェックしておきたい点です。適した土質であれば、長く芝生を楽しめるためです。
また、土質が適さない場合は、土質改良すると芝生を生育しやすくなります。土質改良についても相談できる業者であれば、なお安心です。
芝生張りの業者は費用以外もしっかりチェック!ベストな1社を見つけよう!
業者なら、整地から敷き詰めまでを徹底的にプロの技で仕上げてくれます。費用を少しでも抑えるなら、相見積もりを取ったりできるだけ自分で整地したりすると良いでしょう。
芝生張りの業者を探すなら、セーフリーをご利用ください。多数の業者を比較し、ベストな依頼先を見つけられます。まずは自宅近くの業者を検索して、見積もりを取ってみましょう。
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芝張りの費用に関するよくある質問
-
Q. 芝生張りを業者に依頼するといくらくらいかかる?
A.天然芝を張る場合は1m²(1束)あたり2,000~8,000円ほど、人工芝を張る場合は1m²(1束)あたり4,000~10,000円ほどが相場です。
-
Q. 芝生張りの業者を選ぶ際のポイントは?
A.芝生張りの業者を選ぶ際のポイントは、以下5つです。
・芝工事の実績や口コミ
・芝工事の知識量
・質問への対応
・取り扱っている芝の種類
・土質調査の有無 -
Q. 芝生張りの費用を安く抑えるためのポイントは?
A.芝生張りの費用を安く抑えるためのポイントは、下記4つです。
・相見積もりを取る
・できるだけ自分で整地する
・費用を抑えられる張り方を選ぶ
・張り替えなら、古い芝生を自分で剥がして処分する