メリットデメリットがある人工芝

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人工芝のメリット・デメリット完全版!12のチェックポイント【天然芝との比較も】

2025.04.04 2025.04.04

 

この記事では、人工芝のメリット・デメリットについて徹底解説していきます。

メリットが多く使い勝手が良さそうに見える人工芝ですが、知っておくべきデメリットもあります。良い面も悪い面も知っていれば、デメリットをカバーしながらメリットを活かした使い方ができるでしょう。

記事後半では、人工芝と天然芝、どちらかがオススメの場合についてもご紹介。人工芝にするか迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

人工芝の主要メリット・デメリットまとめ

人工芝のメリット・デメリット
人工芝には良い面も注意すべき面もあるため、まずはメリット・デメリットをざっくりまとめて比較してみましょう。

メリット デメリット
・どこでも簡単に敷ける
・1年中緑の芝を楽しめる
・手入れも維持費もほとんど必要ない
・まとまった初期費用が必要
・8~10年で交換する必要がある
・火気厳禁

どこでも簡単に敷けて1年を通して生き生きとした緑色を楽しめるのは、人工芝ならではの魅力です。また、手入れも維持費もほとんど必要ないため、長く気軽に人工芝を楽しめます。

その一方で、人工芝を導入する際にはある程度まとまった費用がかかる上、8~10年ごとに交換する必要がある点はデメリットでしょう。火気厳禁で人工芝の上でできることには制限がある点も、覚えておくべきポイントです。

以下、デメリットから詳しく解説していきます。

人工芝のデメリットは?設置にあたって検討したいポイント6選

人工芝を敷く際に知っておきたいデメリットは、以下6つです。

  • まとまった初期費用が必要
  • 8~10年で交換する必要がある
  • 火気厳禁
  • 夏は表面温度が高くなる
  • 季節感がない
  • 経年劣化で芝が寝てしまう

どのような点に注意すべきなのか、人工芝の知識を深めていきましょう。

まとまった初期費用が必要

人工芝を敷くためには、最初にまとまった初期費用が必要です。天然芝を敷く際も初期費用は必要ですが、素材となる人工芝は天然芝よりも高くなっています。

人工芝と天然芝、それぞれの初期費用を1m²単位で比較すると下記のようになります。

  • 人工芝:5,000円~10,000円ほど
  • 天然芝:2,000円~7,000円ほど

人工芝も天然芝もさまざまな種類がありますが、一般的に人工芝のほうが高額です。また、芝だけでなく防草シートや施工費用が必要なので、人工芝は初期費用が高額になりがちです。

さらに詳しく知りたい方はこちら

8~10年で交換する必要がある

耐久性が高い人工芝ですが、永久的に使用できるわけではありません。一般的には8~10年ほどが寿命とされているため、定期的に交換する必要があります。

交換する際は、一度芝を撤去してから新しい芝を敷くため、まとまった費用が必要です。

ただし、上記はあくまでもプロが施工した場合の寿命です。DIYした場合には1~3年ほどで交換が必要になるケースもあります。

少しでも人工芝の寿命を延ばしたい場合は、プロに施工を依頼しましょう。

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火気厳禁

人工芝は高温にさらされると溶けたり燃えたりしてしまうため、火気厳禁です。たとえば夏にバーベキューや花火をしたいといった場合、人工芝を敷いていると難しくなってしまいます。

防炎機能に優れた人工芝もありますが、それでも全く燃えないわけではありません。あくまでも燃え広がりにくくするだけなので、火気厳禁である点に違いはないのです。

注意喚起アイコン

人工芝の上では火気厳禁!!

夏は表面温度が高くなる

葉に水分が含まれる天然芝に比べると、合成樹脂でできている人工芝は、夏に表面温度が高くなります。合成樹脂は熱を吸収しやすいため、内水をするなどして表面温度を下げる必要があります。

季節感がない

人工芝は、1年中その姿が変化することはありません。そのため、季節感がない点もデメリットです。

冬になると茶色く変化する芝が季節に合っていて風情だと感じる場合は、変化がない人工芝向きではないかもしれません。

経年劣化で芝が寝てしまう

人工芝は、経年劣化により少しずつ芝が寝てしまう点もデメリットです。デッキブラシなどで逆方向にブラッシングすると芝を起こせますが、それでも寿命が近くなれば起こすのも難しくなってきます。

寝てしまうだけでなく抜ける場合もあるため、定期的な張り替えが必要です。

人工芝のメリット6選!施工をオススメしたい6つの理由

メリットもある人工芝で遊ぶ子どもの足

いろいろなデメリットがある一方で、人工芝には魅力的なメリットもあります。

  • 敷く場所を選ばず簡単に敷ける
  • 1年中緑の芝を楽しめる
  • 遊んでも土がつかない
  • 手入れがほとんど必要ない
  • 維持費がほとんどかからない
  • 雑草や虫が発生しにくい

どんな魅力があるのか、それぞれ見ていきます。

敷く場所を選ばず簡単に敷ける

天然芝は土があり日当たりが良い場所でないと敷くのは難しいですが、人工芝であればどこでも敷けます。コンクリートの上やベランダなどでも敷けるだけでなく、日当たりが悪くても問題ないのがメリットです。

敷いて固定するだけで施工が完了するため、作業が比較的簡単な点も魅力です。

1年中緑の芝を楽しめる

人工芝は枯れる心配がないため、1年を通してキレイな緑色の芝生を楽しめます。雨が続いたり日照りが続いたりしても基本的に色は変わらないため、美しい緑色をキープできます。

紫外線や雨風による色褪せも発生しにくいため、景観維持に役立つのが特徴です。

遊んでも土がつかない

子どもやペットがいる家庭では、芝の上での遊びを満喫するケースもあるでしょう。そんな時、天然芝だと土が付いてしまいますが、人工芝であれば土で汚れる心配はありません。

手入れがほとんど必要ない

天然芝の場合、年間を通して適切な時期に適宜お手入れが必要です。芝刈りや水やりなどもしなければなりませんが、人工芝であればお手入れはほとんど必要ありません。

必要なお手入れは、基本的にゴミ拾いや落ち葉広い、汚れた際の水洗いのみ。

手軽に芝を楽しめるのは、人工芝だからこそのメリットです。

維持費がほとんどかからない

初期費用こそ高額になりがちな人工芝ですが、維持費に関してはほとんど発生しないのが大きな特徴です。肥料をあげたり水をあげたり刈り込んだりする必要がないため、維持費はほとんどかかりません。

初期費用や交換費用は発生しますが、維持費がかからないためコスパは良いと言えるでしょう。

雑草や虫が発生しにくい

人工芝を敷く際には、防草シートも一緒に敷くのが一般的です。

この防草シートによって雑草は発生しにくくなりますが、人工芝には分厚い基布(きふ:芝が縫い付けられている布地)があるため、太陽光を遮ってより雑草が発生しにくい環境になります。また、人工芝の表面は密度が高くなっているため、雑草の種が飛来しても発芽しにくくなっています。

人工的な素材でできている人工芝は、虫を寄せ付けないのも大きな魅力です。

ただし、施工の際に隙間ができてしまうと、その隙間から雑草が生えてきたり虫が発生したりします。正しく施工すれば雑草や虫対策の効果をアップできるため、DIYではなく専門の業者へ依頼して施工してもらうのがオススメです。

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人工芝と天然芝どっち?メリット・デメリットを徹底比較

ここまで人工芝のメリット・デメリットを見てきましたが、天然芝のメリット・デメリットも知っておくと比較がしやすくなります。そこで、ここでざっくりと人工芝と天然芝の特徴を比較してみましょう。

人工芝 天然芝
・初期費用がかかるが維持費がかからない
・お手入れがほとんど必要ない
・1年中、緑色を楽しめる
・人工芝に比べて初期費用は安いが維持費がかかる
・芝刈りや水やりなどのお手入れが必要
・冬は枯れて茶色くなるのが一般的

このように、両者は一長一短です。どちらが自宅に適しているかを知るために、ここからは天然芝のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

天然芝のメリット

天然芝の主なメリットは、以下です。

  • 初期費用が安い
  • 寿命が長い
  • 自然を身近に感じられる
  • 芝の生長や変化を楽しめる
  • 人工芝と比べると夏場は涼しい
  • 花火やBBQができる

天然芝は人工芝よりも安く手に入るため、初期費用を抑えられます。また、きちんとお手入れしていれば寿命は数十年と長い点もメリットです。ただし、お手入れが適切にできていないと寿命は短くなってしまいます。

天然芝の魅力では、自然な緑を身近に感じられ、生長や変化を楽しめる点も挙げられます。また、人工芝よりも夏場は涼しいだけでなく花火やBBQなどのアウトドアも楽しめる点もメリットです。

天然芝のデメリット

天然芝のデメリットでは、主に下記が挙げられます。

  • 日当たりの良い場所に設置する必要がある
  • 冬になると枯れて茶色くなる
  • 年間を通してお手入れが必要
  • 芝刈り機などのお手入れ道具を購入する必要がある
  • 維持費が発生する
  • 雑草や虫が発生しやすい

天然芝の生長には太陽光が必要なので、日当たりが良い場所に設置しなければなりません。また、冬になると枯れて茶色くなるのも、天然芝のデメリットと言えます。

天然芝の場合、芝刈りや水やり肥料やりなどのお手入れをしていくのも欠かせません。お手入れには芝刈り機などの道具が必要になるほか、肥料などの費用も必要です。雑草や虫が発生しやすい点も、天然芝ならではのデメリットです。

人工芝と天然芝結局どっち?メリット・デメリットを踏まえたオススメ

人工芝のメリットとデメリットを教える人の手

人工芝と天然芝は、それぞれにメリットとデメリットを持ち合わせています。では、どちらが適しているのか、それぞれにオススメなケースをご紹介します。

人工芝がオススメなケース

人工芝がオススメなのは、以下のケースです。

  • 1年を通して緑色の芝を楽しみたい
  • お手入れの手間をかけたくない
  • 日当たりの悪い場所に芝を敷きたい
  • 子どもやペットを庭で遊ばせたい
  • 虫が苦手

人工芝なら、手間なく1年中緑色の芝を楽しめます。日当たりが悪い場所に敷きたい場合も、人工芝が良いでしょう。土で汚れない人工芝なら、子どもやペットがいる家庭でも安心です。

虫を寄せ付けにくいため、虫が苦手な人にもオススメです。

天然芝がオススメなケース

天然芝をオススメするのは、以下のケースです。

  • 芝の生長やお手入れを楽しみたい
  • 季節感を楽しみたい
  • 庭で花火やBBQを楽しみたい
  • 初期費用を抑えたい

なにかと手間がかかる天然芝ですが、お手入れや生長を楽しめるのは大きな魅力です。また冬には茶色になり違った表情を楽しめる点も、天然芝ならではのメリットでしょう。

庭で花火やBBQなどを楽しみたい場合も、天然芝のほうが安全性は高いです。また、初期費用を抑えたい人にも、天然芝がオススメです。

人工芝はメリット・デメリットを知って上手に活用しよう!

人工芝は初期費用こそかかるものの、維持費はほとんどかからずメンテナンスも必要ない点が大きな魅力です。しかし、火気厳禁な点などもふまえて、自宅にベストな芝を選ぶと良いでしょう。

セーフリーには、芝業者を多数掲載しています。芝を検討中なら、一度専門業者に相談して、ベストな選択肢を探ってみるのも良いかもしれません。

セーフリーを活用して、自宅に最適な芝を選んで施工しましょう!

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人工芝のメリット・デメリットに関するよくある質問

  • Q. 人工芝のデメリットは?

    A.

    人工芝のデメリットは、以下のとおりです。

    ・まとまった初期費用が必要
    ・8~10年で交換する必要がある
    ・火気厳禁
    ・夏は表面温度が高くなる
    ・季節感がない
    ・経年劣化で芝が寝てしまう

  • Q. 人工芝のメリットは?

    A.

    人工芝のメリットは、以下6つです。

    ・敷く場所を選ばず簡単に敷ける
    ・1年中緑の芝を楽しめる
    ・遊んでも土がつかない
    ・手入れがほとんど必要ない
    ・維持費がほとんどかからない
    ・雑草や虫が発生しにくい

  • Q. 人工芝と天然芝はどちらが良い?

    A.

    人工芝と天然芝は、状況によってオススメな場合が変わります。手間をかけずに1年中緑を楽しみたいなら人工芝、初期費用を抑えてお手入れを楽しみたいなら天然芝を選ぶと良いでしょう。

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