剪定しているイヌツゲ

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イヌツゲの剪定時期とお手入れ方法を徹底解説!美しく仕上げるコツも

2025.02.07 2025.02.07

この記事では、イヌツゲの剪定について徹底解説していきます。

萌芽力が強いイヌツゲを健康的に育てていくためには、定期的に剪定していかなければなりません。剪定に適した時期もあるため、正しい知識を身につけておく必要があります。

ここでは、イヌツゲの剪定方法や時期について詳しくご紹介します。記事後半では、お手入れを成功させるポイントについても徹底解説。イヌツゲのお手入れをされている方は、ぜひ最後までご覧ください。

イヌツゲの剪定時期【お手入れのタイミングは?】

剪定したイヌツゲ

生長が早いイヌツゲは、年に2回剪定するのがオススメです。

  • 6~7月頃
  • 9~10月頃

イヌツゲはどんどん枝分かれするため、春に芽吹いた枝を夏前に一度切っておくと良いでしょう。冬は休眠期となるため、寒くなる前にもう一度剪定することにより、翌年春まで樹形を維持しやすくなります。

イヌツゲの剪定に必要なアイテム【お手入れ7つ道具】

イヌツゲの剪定に必要なのは、下記7つです。

  • 剪定用手袋
  • 剪定バサミ
  • 庭木バサミ
  • 剪定ノコギリ
  • 刈り込みバサミ
  • 癒合剤(ゆごうざい)
  • 脚立

剪定作業でのケガ防止のため、剪定用手袋は必ず着用しましょう。剪定バサミや庭木バサミは、手にフィットして使いやすいものがベストです。

メインで使うのは剪定バサミですが、込み入った部分のお手入れや細かい部分の仕上げのために庭木バサミもあると安心です。

太い枝を切る再は、剪定ノコギリが役立ちます。太めの枝を切るなら、切り口保護のための癒合剤も用意しておきましょう。刈り込み剪定で形を整える予定がある場合は、刈り込みバサミも必要です。

高い場所での作業が想定されるなら、脚立も必要。庭木の剪定などでよく使われる三脚タイプが便利です。

イヌツゲの剪定【2つのお手入れ方法】

剪定が必要なイヌツゲ

イヌツゲは、「透かし剪定」と「刈り込み剪定」のどちらかの方法で剪定します。それぞれのお手入れ方法について、具体的に見ていきましょう。

透かし剪定

透かし剪定は、不要な枝や混み合っている枝を切って全体的に日当たりや風通しを良くしながら樹形を整えていくお手入れです。イヌツゲの健康を保つために、透かし剪定は欠かせません。

  • 勢い良く伸びすぎている枝
  • 枯れている枝
  • 交差している枝
  • 幹へ向かって伸びている枝
  • 幹から直接生えている枝
  • 根元付近から生えている細い枝

上記を中心に、全体的に枝を減らして幹にも日が当たるようにします。枝は、根元からバッサリ切り落として問題ありません。

刈り込み剪定

刈り込み剪定は、どの枝を切るのかを選ばず表面を切っていき、樹形を整えるためのお手入れ。生垣など、希望の形に仕立てる際に有効な剪定方法です。

  1. 仕上がりの形を決めておく
  2. 伸びすぎている枝や混み合っている枝を剪定しておく
  3. 刈り込みバサミを使って表面を希望の形に整える

刈り込み剪定の場合も、希望する形から大きく飛び出ている枝は先に剪定しておきます。内側も、混み合っている枝は剪定しておくと害虫や病気の発生を防ぎやすくなります。

刈り込みバサミで、全体的に形を整えたら完成です。

イヌツゲ剪定!主な仕立て方

刈り込みに強いイヌツゲは、さまざまな仕立てを楽しめるのも魅力のひとつです。

  • 筒状に仕上げる「円筒形」
  • 全体的に球体に仕上げる「玉仕立て」
  • 丸い葉のまとまりが上から下へと流れる形状に仕立てる「玉散らし仕立て」
  • 四角く仕立てる「角仕立て」
  • 幾何学形状や動物の形に仕立てる「トピアリー」

さまざまな形に仕立てられますが、理想的な形に仕上げるのには技術が必要です。円筒形や玉仕立てならチャレンジしやすいですが、不安がある場合はプロに依頼するのも検討してみましょう。

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イヌツゲの剪定で失敗しないためのコツ【3つのポイント】

イヌツゲの剪定でのポイントを教える女性

イヌツゲの剪定で失敗しないためには、下記3つのポイントを押さえておきましょう。

  • ツゲ枝枯病(ツゲえだかれびょう)にかかった枝は必ず剪定する
  • 害虫はすぐに駆除する
  • 理想的な形に仕立てるならプロの手を借りる

それぞれ、詳しく見ていきます。

ツゲ枝枯病(ツゲえだかれびょう)にかかった枝は必ず剪定する

ツゲ枝枯病は、イヌツゲに大きなダメージを与える深刻な病気です。糸状菌による感染症で、進行すると枝が枯れて樹勢が低下してしまいます。

感染初期は、枝や葉に褐色の斑点が現れるのが一般的。お手入れの時に褐色の斑点を見つけたら、すぐに剪定して対策しましょう。銅剤や有機系の殺菌剤を使うのも効果的です。

ツゲ枝枯病は高湿度で通気性が悪い場所で発生するため、こみ入った枝を切るなどして通気性を良くし、湿度管理にも注意すると良いでしょう。

害虫はすぐに駆除する

イヌツゲには、ハダニやハマキムシ、カイガラムシなどが発生しやすいです。害虫を放置すると大量発生してしまうため、剪定の際に見つけたら、すぐに殺虫剤で駆除しましょう。

理想的な形に仕立てるならプロの手を借りる

イヌツゲを理想的な形に仕立てるためには、プロの技術が必要です。そこで、プロの業者へ依頼する方法も検討しておきましょう。特に、玉散らし仕立てやトピアリーなどに仕立てたいなら、プロに依頼するのがベストです。

プロに依頼すると、職人一人あたり下記の料金がかかります。

  • 1日あたり15,000~30,000円ほど
  • 1時間あたり2,000~3,000円ほど

上記はあくまでも目安なので、実際の料金については見積もりを取ってみると良いでしょう。また、業者によっては木1本あたりの単価制を採用している場合もあります。

  • ~3m:2,500~5,000円ほど
  • 3~5m:5,000~10,000円ほど
  • 5~7m:15,000~20,000円ほど

上記が単価制の相場ですが、地域や状況などによって料金は変動する点には注意しましょう。

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イヌツゲにはさまざまな仕立て方があり、唯一無二の形に仕上げられるのが魅力です。理想的な形に仕上げるなら、プロの力を借りる方法も検討してみましょう。

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イヌツゲの剪定に関するよくある質問

  • Q. イヌツゲの剪定に適した時期はいつ?

    A.

    イヌツゲの剪定に適した時期は、6~7月頃と9~10月頃です。

  • Q. イヌツゲを剪定する際のコツは?

    A.

    イヌツゲを剪定する際のコツは、下記の3つです。

    ・ツゲ枝枯病(ツゲえだかれびょう)にかかった枝は必ず剪定する
    ・害虫はすぐに駆除する
    ・理想的な形に仕立てるならプロの手を借りる

  • Q. イヌツゲの仕立て方にはどんなものがある?

    A.

    イヌツゲの仕立て方には、主に下記の種類があります。

    ・筒状に仕上げる「円筒形」
    ・全体的に球体に仕上げる「玉仕立て」
    ・丸い葉のまとまりが上から下へと流れる形状に仕立てる「玉散らし仕立て」
    ・四角く仕立てる「角仕立て」
    ・幾何学形状や動物の形に仕立てる「トピアリー」

    美しく仕立てるなら、プロへ依頼するのがオススメです。

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