2025.04.06 2025.04.06
この記事では、花壇の撤去・解体の方法や費用相場について徹底解説します。
「庭をスッキリさせたい」「使わない花壇を撤去したい」そんなときに気になるのが、その進め方や実際にかかる費用でしょう。
「業者に全部頼むと高い?」
「DIYなら安く済む?どんな流れ?大変?」
「解体後の処分や、跡地の処理はどうすべき?」
そんな疑問まで丸ごと解決します。
記事後半では、花壇の構造による撤去費用の違いや、業者選びのポイントまで詳しくご紹介。花壇の解体撤去や庭じまい、庭のリフォームを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
花壇の撤去・解体はどこに頼む?
花壇を撤去したいけど、「誰に頼めばいいの?」と迷う方は多いはずです。花壇の解体・撤去をお願いできる業者にはいくつかの種類があるため、目的や希望に合わせて選びましょう。
代表的な3つの業者タイプは以下の通りです。
- 外構エクステリア業者
- リフォーム工事業者・ハウスメーカー
- 解体業者
外構エクステリア業者は、庭や外まわりの施工を専門にしている業者で、撤去後の整地やリフォームにも対応。仕上がりの美しさを重視する人におすすめです。
リフォーム工事業者・ハウスメーカーは、住まい全体の改修を請け負う業者で、玄関まわりや駐車場の工事と合わせて依頼したい人向け。外構含めた広範囲の相談にも強いです。
なお、解体業者は、コンクリートやブロックなど頑丈な構造の花壇を素早く撤去できるプロ。重機を使った効率的な作業を希望する方に適しています。
花壇撤去・解体費用の相場はどれくらい?レンガ・土の処分〜整地の総額も
花壇の撤去にかかる費用は、「どこまで作業を依頼するか」によって大きく変わります。
単純な解体だけなら費用は抑えられますが、レンガや土の処分、撤去後の整地まで含めると、総額がふくらむケースも。
整地についても、砂利敷き・土の入れ替え・芝張りなど仕上げ方で価格が変わるため、自分の希望に合った内容を明確にしておくのが大切です。
以下の表では、 花壇撤去・整地の費用相場目安を紹介しています。
費用相場 | 内容 | |
---|---|---|
A.解体撤去のみのケース | 約10,000〜30,000円 | 花壇を壊す作業のみ。廃材や土の処分は含みません。 |
B.解体撤去〜処分までのケース (レンガ・土・伐採した低木etc.) |
約30,000〜70,000円 | 撤去+処分のセット。レンガ・土・伐採した低木などを含みます。 |
C.解体撤去〜処分後の整地までのケース | ・砂利敷き:約3,000〜5,000円 ・土:約2,000〜4,000円 ・芝張り(天然芝):約4,000〜7,000円 ・芝張り(人工芝):約7,000〜10,000円 |
処分後に整地まで行うパターン。仕上げ方法により差があります。 |
解体撤去〜処分後の整地までのケースでは、仕上げ方によって、費用だけでなくその後の使い勝手も変わります。
砂利敷きは雑草対策や排水性に優れ、メンテナンスも少なめで人気があります。土の整地はそのまま植栽に活かせるナチュラルな仕上げですが、雑草管理や水はけには注意が必要です。
芝張りは景観がぐっと良くなる反面、天然芝は手入れの手間がかかり、人工芝は初期費用がやや高め。どの方法もメリット、デメリットがあるため、「見た目・機能・将来の活用方法」を踏まえて選ぶと後悔が少なくなります。
以下、それぞれの費用の詳細を紹介します。
解体費用
花壇の解体費用は、構造や使用されている素材・作業の難易度によって大きく異なります。
料金の目安は以下の通りです。
- 軽量ブロック・レンガの花壇:10,000円〜20,000円
- 石積み・コンクリート花壇:30,000円〜50,000円以上になることも
軽量ブロックやレンガを手作業で壊すような小規模な花壇なら1万円台から対応可能ですが、積み石やコンクリートで作られた頑丈な花壇では、機械を使ったり複数人での作業が必要になり、費用がかさむケースもあります。
処分費用
解体後に出る廃材の運搬・処分にもコストがかかります。レンガやコンクリートブロックは産業廃棄物として扱われるため、一般ごみとは異なる専門処分が必要です。
また、花壇の土をどう処理するかも重要なポイントです。広い庭なら再利用できることもありますが、スペースが限られていたり、周囲が舗装されている住宅では処分が必要になり、費用がかかることも。
処分対象となる主な素材と処分費用の目安をまとめました。
- レンガ:約200円〜500円/個または5,000円〜15,000円/m²相当
- 積み石:約10,000円〜20,000円/㎥
- コンクリート:約5,000円〜15,000円/㎥
上記は処分費のみの目安で、運搬費や人件費が別途加算される場合があります。事前にご確認ください。
伐採した庭木の処分費用について、詳しくは以下の記事もご参照ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
伐採した庭木の処分費用はいくら?サイズ・本数別の料金相場を解説【お得な捨て方はどれ?】
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整地費用
処分後の仕上げは、整地するかどうかで見た目・安全性が大きく変わります。平らにならすだけの簡易整地なら費用は抑えられますが、砂利敷き・芝張り・土の入れ替えなど、目的に応じた施工を加えるとプラス費用が発生します。
整地は見た目の印象だけでなく、雑草防止・水はけ改善・安全性確保などにも効果があるため、将来の活用に合わせて選びましょう。
庭の整地費用の相場については、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
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花壇の撤去・解体方法は?業者依頼の流れ ステップ
花壇の撤去を業者に依頼する場合、あらかじめ流れを把握しておくとスムーズです。以下、一般的な依頼〜完了までのステップをまとめました。
- 花壇の状態を確認
- 業者を探す
- 複数の業者に見積もりを依頼
- 作業範囲や処分費をチェック
- 契約し、作業日や注意点を確認
- 当日の立ち会い&作業後の仕上がりチェック
撤去作業は事前準備と業者選びがスムーズな進行のカギです。見積もり時点でしっかり情報共有して、トラブルなく撤去を進めましょう。
花壇の撤去はDIY可能?解体作業〜処分までの手順5ステップ
小さな花壇や簡易的な構造であれば、自分で解体・撤去することも可能です。ただし、重さ・処分・手間を考えると、労力はそれなりにかかります。以下、DIYで撤去する際の基本的な手順をまとめました。
- 必要な道具を準備する(スコップ・バール・手袋・ゴミ袋など)
- 植栽や飾りを取り除く
- レンガやブロックを一つずつ外していく
- 土を掘り返して撤去・袋詰めする
- 廃材(レンガ・土など)を自治体のルールに従って処分する
道具の扱いや処分ルールに不安がある場合は、無理せず専門業者へ依頼しましょう。
花壇の撤去・解体方法は業者依頼とDIYどっち?メリット・デメリット徹底比較
花壇の撤去は、業者に頼むかDIYするかで悩むポイント。以下、それぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめました。
メリット◎ | デメリット△ | |
---|---|---|
業者にお任せの場合 | 手間がかからず、仕上がりもきれい | 費用がかかる(相場:1万円〜数万円) |
DIYの場合 | 費用を抑えられる、自分のペースで進められる | 体力・時間がかかる、処分が面倒 |
撤去の規模や自分の体力・時間に応じて、無理のない方法を選ぶのがポイントです。
花壇撤去・解体依頼時の注意点【見積もり時に確認すべき2つのポイント】
業者に花壇撤去を依頼する際は、見積もりの内容を事前にしっかり確認するのが大切。特に以下の2点は要チェックです。
希望する整地方法の費用がどれくらいか
整地には砂利敷き・芝張り・土の整地などがあり、仕上げ方で費用が大きく変わります。希望する仕上がりが決まっている場合は、見積もりに含まれているか、追加料金がかかるかを確認しましょう。
処分費用がどれくらいか
撤去後に出るレンガ・土・伐採木などの処分費用が別途必要になることがあります。「処分込み」と書かれていても、詳細を明記してもらうのがおすすめです。
なお、コンクリートブロックや積み石を使用した頑丈な花壇は、重機や特殊作業が必要になる場合があり、費用が高額になりがちです。
素材の種類によって見積もりが大きく変わるため、事前に写真などで構造を伝えておくとスムーズです。
花壇撤去・解体費用を安く抑える4つのコツ
花壇の撤去は業者に任せると費用がかかりますが、工夫次第でコストを抑えることも可能です。以下の4つのポイントを意識して、予算に合わせて賢く依頼しましょう。
相見積もりを取って業者を比較する
複数業者に見積もりを依頼し、作業内容や費用を比較しましょう。同じ条件でも価格や対応の丁寧さに差が出る場合があります。価格だけでなく、信頼性や対応力もチェックが大切です。
庭全体のリフォームや外構エクステリア工事をまとめて依頼する
花壇だけでなく、不要な木の伐採や庭の整地などを一括で依頼すると割安になることがあります。外構エクステリア業者はまとめて相談しやすく、セットプランがある場合も。
以下の記事では、庭フォームの費用や流れを詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
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庭リフォームの費用相場!整地・デザインは頼むべき?【依頼先別のガーデニング料金例も】
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建物のリフォームとまとめて依頼する
実家じまいや空き家活用など、家全体の改修を検討している場合は、花壇の撤去も一緒に相談するのが効率的です。リフォーム業者なら、外構含めて全体調整できるため、費用も管理もスマートです。
花壇の撤去解体でよくある3つのトラブルと対処法
花壇の撤去は一見シンプルでも、予想外のトラブルが起こることも少なくありません。依頼後に後悔しないよう、事前に注意ポイントを抑えておきましょう。
撤去後に地面が凸凹…
花壇のあった場所だけ地盤が沈んでいたり、土の量が足りず表面が凸凹になる場合があります。整地作業を含めて依頼するか、「仕上げまで希望」と明確に伝えるのがポイントです。
見積もりより高くなってしまった
現地調査なしの見積もりや、処分費が別途だったケースで追加請求が発生することがあります。「どこまでが見積もりに含まれているか」を事前に確認し、書面で残しておくと安心です。
隣家との境界問題
花壇が敷地ギリギリにある場合、撤去時に隣家との境界やトラブルが発生する可能性があります。事前に境界線を確認し、必要であれば隣家にも声をかけておくとスムーズです。
花壇撤去・解体時の信頼できる業者の選び方【3つのポイント】
トラブルなく安心して任せるには、業者選びがとても重要です。以下の3つを意識して選ぶと失敗しにくくなります。
- 口コミをよくチェックする
- 実績をHPなどで確認する
- 撤去・整地まで一括で対応できる業者を選ぶ
どの業者に依頼するかで、作業のスムーズさや仕上がりは大きく変わります。費用だけでなく、信頼性と対応範囲も重視して選びましょう。
花壇撤去・解体は相場を知って賢く依頼しよう!業者見積もり必須!
花壇撤去は、業者依頼とDIYのどちらを選ぶかで費用や手間が変わります。 自分でやる場合は手間がかかり、業者に頼む場合は追加費用に注意が必要です。
「費用を抑えて撤去したい」「確実にきれいにしたい」という方は、複数の業者を比較して最適な依頼先を見つけるのがポイント!
「セーフリー」なら、口コミや料金を比較しながら、自分に合った業者を探せます。まずはいくつか業者を見つけて、問い合わせてみましょう!
- 花壇をスッキリ片付けたい
- レンガなどの処分方法がわからない
- 庭のリフォームも検討中!
花壇撤去はプロに依頼!
スムーズ&安全に
撤去しよう
花壇の撤去解体に関するよくある質問
-
Q. 花壇撤去の費用はどのくらい?
A.解体のみなら1万〜3万円程度、処分や整地まで含めると5万〜12万円前後が目安です。構造や規模、整地方法によって費用は変動します。
-
Q. DIYで花壇を撤去する場合、何が必要?
A.スコップ・バール・手袋・土のう袋などが必要です。レンガや土の処分も含め、体力と時間の必要な作業です。
-
Q. 花壇撤去後の整地はどれくらいの費用がかかる?
A.整地方法によりますが、砂利敷きで3,000円〜5,000円/㎡、土の整地で2,000円〜4,000円/㎡ほどが相場です。人工芝や芝張りの場合はさらに費用が上がります。