重曹でフローリングをキレイに掃除する方法!【ナチュラルクリーニングの注意点も】
2023.07.05 2024.12.05
体にも環境にも優しい重曹なら、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使えることが魅力です。
この記事では、フローリング掃除におけるナチュラルクリーニングの手順を詳しくご紹介します。
注意点についてもしっかり解説するので、お手軽アイテム「重曹」を安全に使ってフローリングをキレイに掃除しましょう。
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目次
フローリング掃除に重曹が効果的な理由
ナチュラル洗剤である重曹は、弱アルカリ性なので酸性の汚れに強いことが特徴です。
フローリングは、足の裏の皮脂による油汚れやべたつき、食べこぼしによる油汚れ、黒ずみなどができやすくなっています。
油汚れやべたつき、黒ずみは酸性の汚れなので、弱アルカリ性の重曹を使った掃除が効果的です。
重曹でフローリングを掃除する方法
重曹でフローリングを掃除する際の手順は、下記の通りです。
- 必要なアイテムをそろえる
- 重曹水、クエン酸水を作る
- フローリングのホコリを掃除機などで取り除く
- 重曹水で拭き掃除をする
- クエン酸水で拭き掃除をする
- 乾拭きをする
1つずつ詳しく見てみましょう。
必要なアイテムをそろえる
フローリングの掃除に使うアイテムは、最初にすべてそろえておきましょう。
- 重曹
- クエン酸
- 水
- スプレーボトル
- 雑巾
- ゴム手袋
クエン酸も重曹同様にナチュラル洗剤の1つで、重曹による白い拭き残しをキレイにするのに有効です。
ここではスプレーボトルを使った方法をご紹介しますが、ない場合はバケツに入れて雑巾を浸して使っても問題ありません。
重曹もクエン酸も肌への刺激が強くない洗剤ですが、どちらの場合でも、念のためゴム手袋を着用しましょう。
重曹水、クエン酸水を作る
掃除に使う重曹水、クエン酸水は、あらかじめ作っておくと効率的です。
【重曹水の作り方】
- 100mlのぬるま湯に、小さじ1(5g)の重曹を入れる
- しっかりかき混ぜて重曹を溶かす
重曹は水に溶けにくい性質があるため、40度くらいのぬるま湯を使いましょう。
65度以上のお湯を使うとアルカリ性が強い重曹水になってしまうため、フローリング掃除ではぬるま湯で作るのがおすすめです。
また、重曹はしっかり溶かし、溶け残りがないようにしておきます。
作った重曹水は、1週間ほどで使い切るようにしましょう。
【クエン酸水の作り方】
- 100mlのぬるま湯に、小さじ1/2(2.5g)のクエン酸を入れる
- しっかりかき混ぜて重曹を溶かす
クエン酸水は酸性で、水垢や重曹による白い拭き残しに効果的です。
クエン酸がない場合は、レモン汁や酢でも代用できます。
消臭や殺菌効果も期待でき、トイレなどフローリング以外にも活用できます。
ただし、塩素系の漂白剤やカビ取り剤などと混ぜると有毒な塩素系ガスが発生するため、混ざらないように注意しましょう。
1.フローリングのホコリを掃除機などで取り除く
拭き掃除をする前に、フローリングのホコリやゴミをできるだけ取り除いておきましょう。
濡らしてしっかり絞った雑巾である程度汚れを取ってから掃除機を使うと、ホコリなどが舞い上がらないのでおすすめです。
掃除機をかけた後に水気が残っているようなら、乾いた雑巾で乾拭きしておきます。
2.重曹水で拭き掃除をする
重曹水をスプレーしながら、雑巾で拭き掃除をしていきます。
汚れが気になる部分には、重曹水をスプレーして少しだけ時間を置いてから雑巾で拭くと効果的です。
力を入れすぎずに、優しく拭くようにしましょう。
3.クエン酸水で拭き掃除をする
重曹水での掃除が終わったら、クエン酸水をスプレーしながら拭き上げていきます。
重曹水によって白くなってしまった部分には、重点的にクエン酸水を使いましょう。
4.乾拭きをする
最後に、フローリングを全体的に乾拭きします。
水気が残っているとカビが発生することもあるため、しっかり水気を取ることがポイントです。
フローリング掃除に重曹を使うメリット3つ
フローリング掃除に重曹を使うことには、下記3つのメリットがあります。
- 体にも環境にも優しい
- 手軽に手に入る
- フローリング以外の掃除にも使える
体にも環境にも優しい
重曹はナチュラル洗剤のため、体や環境に優しいことがメリットです。
そのため、小さい子どもがいる家庭でも、安心してフローリング掃除ができます。
特に、ハイハイをしたりなんでも口に入れたりする時期の赤ちゃんは、フローリングも常にキレイにしておきたいものです。
しかし、強力な合成洗剤などを使って掃除をすると、洗剤の成分がついた手を口に入れてしまったりなどの不安が大きくなります。
重曹なら、強力な洗剤成分などが入っていないため、このような心配はありません。
また、ペットがいる家庭でも、同じように床を舐めたりする可能性があるため、重曹を使ったナチュラルクリーニングが安心です。
手軽に手に入る
重曹は、スーパーやホームセンターだけでなく、100円均一ショップでも手に入る手頃さも魅力です。
手に入りやすいだけでなく、手頃な価格帯であることも見逃せません。
重曹だけでなく、クエン酸も手軽に手に入ります。
フローリング以外の掃除にも使える
フローリングの掃除のためだけに重曹を買うのは、ちょっともったいない気がする方もいるかもしれません。
しかし、重曹はフローリング以外にさまざまな場所で活躍するお掃除での万能アイテムです。
酸性の油汚れに強い重曹は、油汚れが出やすいキッチンで特に重宝します。
コンロまわりや換気扇、電子レンジ、床など、幅広い場所で使え、皮脂汚れが出やすいお風呂にも有効です。
フローリング掃除で重曹と共に使うクエン酸も、水垢に強く消臭効果もあるため、トイレ掃除や洗面台などさまざまな場所で使えます。
フローリング掃除に重曹を使う時の注意点3つ
とても便利な重曹ですが、フローリング掃除で使う際には注意すべき点もあります。
- 重曹水の濃度を高くするとワックスが取れる場合がある
- 長時間直接触ると肌が荒れる場合がある
- 床材によっては変色することがある
重曹の良さを十分生かすために、注意点もそれぞれしっかりチェックしておきましょう。
重曹水は濃度を高くするとワックスが取れる場合がある
重曹は水に溶けにくいため、濃度を高くすると溶け残りが出てしまいます。
溶け残った重曹には研磨力があり、フローリングのワックスを剥がしてしまう場合があるため注意が必要です。
溶け残りがなくても濃度が高いとワックスが剥がれることもあるので、フローリング掃除では「100mlのぬるま湯に小さじ1(5g)」の濃度を守りましょう。
濃度や溶け残りに不安がある場合は、床の隅などの目立たないところで試してみてから、全体的な掃除に使うことをおすすめします。
ワックスを取りたくないなら、中性洗剤を使う方法も検討してみましょう。
長時間直接触ると肌が荒れる場合がある
体に優しい重曹ですが、皮脂を含む油汚れに強いことも忘れてはいけません。
基本的に肌への刺激は低いものの、長時間直接触れていると手が荒れてしまうことがあるためです。
特に、肌が弱い場合は長時間触れていなくても手荒れしてしまうこともあるかもしれません。
そのため、重曹を扱う際はゴム手袋を着用するのがおすすめです。
床材によっては変色することがある
無垢材や生木のフローリングに重曹を使用すると、黒く変色することがあるので注意しましょう。
デリケートな床材は変色のリスクを伴うため、床材が何か分からない場合は、隅の目立たないところでテストしてから使用するのがおすすめです。
重曹でのフローリング掃除の頻度
重曹を使ったフローリング掃除は、月に1~2回ほどを目安にしましょう。
ウェットシートなどでの掃除は毎日行う家庭が多いかもしれませんが、日常的な掃除では重曹を使わないようにします。
頻繁に重曹を使って掃除すると、ワックスが剥がれやすくなるためです。
ワックスを剥がしたくない場合は、重曹の代わりにクエン酸を使った掃除も良いでしょう。
クエン酸には油汚れなどをしっかり落とす力はありませんが、日常的な軽い汚れなら問題なく落とせます。
重曹だけでなくウェットシートやクエン酸を適切に使えば、フローリングのキレイを維持しやすくなります。
まとめ
油汚れや黒ずみに強い重曹は、フローリングの掃除でも重宝します。
特に油汚れが飛びやすいキッチンのフローリングは、重曹での掃除が効果的です。
ただし、床材の種類によっては変色する場合があるため、事前に重要を使っても床材かどうかをチェックする必要があります。
また、ワックスが取れる場合があるため、日常的なフローリング掃除では重曹を使わないほうが良いでしょう。
一般的な洗剤を使ったフローリングの掃除方法は、別記事を参考にしてください。
重曹でフローリングをキレイに掃除する方法!【ナチュラルクリーニングの注意点も】のよくある質問
-
Q. 重曹でフローリングを掃除する方法は?
A.下記の手順がおすすめです。
①ぬるま湯100mLに重曹小さじ1(5g)を溶かした重曹水で雑巾がけ
②ぬるま湯100mLにクエン酸小さじ1/2(2.5g)を溶かしたクエン酸水で雑巾がけ
③乾拭き -
Q. フローリング掃除には重曹とクエン酸どっちが良い?
A.どちらかだけでも使えますが、重曹とクエン酸を両方使って掃除すると良いでしょう。
重曹は油汚れに効果的ですが、白い拭き残しが出てしまう場合があるため、これを取るためにクエン酸が有効です。
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