フローリングの黒ずみを掃除するための準備

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フローリングの黒ずみは取れる?掃除手順を解説【注意点やお手軽予防策も】

2023.07.31 2024.12.05

フローリングの印象に大きな影響を与えることもある黒ずみは、気づいたらすぐに掃除することが大切です。
しかし、フローリングの種類によっては水拭きができなかったり、使うアイテムによってはフローリングの色を落としてしまったりすることがあるため、注意する必要があります。この記事では、フローリングにできてしまう黒ずみを掃除する方法を分かりやすく解説します。
ワックスや木材を傷つけないための注意点もご紹介するので、参考にしてください。

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フローリングの黒ずみができる原因【掃除必須!】

黒ずみを掃除したフローリング

フローリングの黒ずみは、主に下記が原因で発生します。

  • 足裏の皮脂や油の汚れ
  • カビ
  • 液体の拭き残り
  • ワックスの劣化

一番多いとされるのは、足裏の皮脂による汚れの蓄積です。
最初はベタついているだけでも、これを放置すると皮脂汚れが重なって黒ずみとなってしまいます
また、キッチンのフローリングでは、調理油による油汚れが多いです。

窓際など湿気が溜まりやすい場所は、カビが発生しやすくなり、カビが黒ずみになることもあります。
雨の降り込みやこぼしたジュースが拭き残ってしまうと、カビが発生したりゴミが集まりやすくなったりして黒ずみになることも珍しくありません。
ワックスは劣化すると凹みができてゴミが溜まりやすくなるため、黒ずみ発生の原因となります。

黒ずみには、中性洗剤やアルカリ性洗剤、重曹が効果的です。
具体的な掃除方法については、ここから細かく見ていきましょう。

フローリングの黒ずみを掃除する方法

こまめに掃除をしていても、黒ずみが発生してしまうことはあります。
黒ずみを発見したら、すぐに下記の方法で掃除するのがおすすめです。

  1. フローリングワイパーでワイパーホコリやゴミを取る
  2. 掃除機で細かいゴミを取る
  3. 洗剤を使って拭き掃除をする
  4. 水拭きをする
  5. 乾拭きをする

手順それぞれについて、詳しく見てみましょう。

1.ホコリやゴミを取る

まずは、フローリングを全体的に掃除します。
ドライタイプのフロアシートを目地に沿ってかけていき、取れるだけホコリやゴミを取っておきましょう。
最初から掃除機を使って掃除をすると、軽いホコリなどが舞い上がってしまうため、最初にフロアシートをかけるのがおすすめです。
黒ずみをポイントで掃除したい場合でも、ホコリやゴミが舞い上がって落ちてこないよう、全体的に掃除すると良いでしょう。

2.掃除機で細かいゴミを取る

ある程度大きなホコリやゴミを取り終えたら、細かいゴミを掃除機で吸い取ります。
黒ずみの掃除では拭き掃除をするため、細かいゴミが残っているとワックスを傷つける可能性があるため、掃除機での掃除も欠かせません。

3.洗剤を使って拭き掃除をする

いよいよ、黒ずみにピンポイントで対応する手順です。
一般的な汚れは、フローリングを傷つけず汚れも落としやすい「中性洗剤」を使いましょう。
バケツ1杯のぬるま湯に小さじ1の中性洗剤を混ぜたものを雑巾につけ、固く絞ってから使います。

頑固な汚れには、アルカリ性の洗剤も効果的です。
中性洗剤を同じように、ぬるま湯で薄めて使います。
こびりついた油汚れなどには、中性洗剤やアルカリ性洗剤を雑巾に直接染み込ませて使う方法もありますが、ワックスへのダメージを考えると薄めた洗剤のほうが安心です。
また、黒ずみの原因がカビだった場合はアルコールを使うのも良いでしょう。
黒ずみの状況に合った洗剤を選択してください。

黒ずみの部分は、まわすようにこすることがコツです。
強くこするとワックスを剥がしてしまうことがあるため、適度な力加減で拭きましょう。

4.水拭きをする

黒ずみが取れたら、水を固く絞った雑巾で水拭きをします。
水拭きでは、黒ずみ汚れはもちろん、洗剤もしっかり落とすことがポイントです。
洗剤成分が残っていると、ワックスを傷めてしまうことがあるため注意しましょう。

5.乾拭きをする

洗剤だけでなく、水分が残っていることも良くありません。
水分が残っている状態だと、カビが発生しやすくなり、また黒ずみが発生してしまうことがあるためです。
乾拭きは、キレイな雑巾を使って水分をできる限り残さないようにすることが大切です。

フローリング黒ずみ掃除の必須アイテム5選!

フローリングの黒ずみ掃除では、下記のものを使います。

  • フローリングシート
  • 掃除機
  • バケツ
  • 洗剤
  • 雑巾

雑巾は、3枚あると安心です。

  1. 黒ずみを落とす用
  2. 水拭き用
  3. 乾拭き用

これらのアイテムは、掃除を始める前に準備しておきましょう。

頑固なフローリングの黒ずみに!重曹での掃除も効果的

フローリングの黒ずみを掃除するための雑巾

ペットや赤ちゃんがいるなどで、フローリング掃除には中性洗剤やアルカリ性洗剤を使いたくないという方もいるでしょう。
そのような場合には、ナチュラル洗剤で知られる「重曹」がおすすめです。
重曹はアルカリ性なので、黒ずみ汚れにも効果があります。

  1. フローリングワイパーでワイパーホコリやゴミを取る
  2. 掃除機で細かいゴミを取る
  3. 重曹水を使って拭き掃除をする
  4. 水拭きをする
  5. 乾拭きをする

このように、掃除の手順は基本的に同じですが、ポイントは「重曹水」を使う点にあります。
重曹は粉のまま使うとワックスを剥がしやすく、濃度が高ければ高いほどワックスへの影響が大きくなるためです。
フローリングの黒ずみ掃除で使う重曹水は、ぬるま湯1カップに小さじ半分の重曹を混ぜて作ります。
作った重曹水は、スプレーしても良いですし、雑巾につけ絞って使っても良いでしょう。

重曹水で掃除をすると、重曹が白っぽく残ってしまうことがあります。
その場合は、ぬるま湯で薄めたクエン酸で拭き上げてから、水拭きと乾拭きをするのがおすすめです。

フローリングの黒ずみ掃除における注意点3つ

フローリングの黒ずみを掃除する際には、以下3つの注意点を覚えておきましょう。

  • フローリングの種類によっては水や洗剤が使えない場合がある
  • メラニンスポンジを使うとワックスを剥がしてしまうことがある
  • カビ取り剤を使うと変色することがある

それぞれの内容について、ご紹介します。

フローリングの種類によっては水や洗剤が使えない

フローリングには、複合フローリングと無垢フローリングの2種類があり、無垢フローリングの場合は洗剤と水の使用ができません
無垢フローリングは水に弱い性質であるほか、洗剤を使うと色落ちすることがあるためです。
複合フローリングを使った住宅が多いですが、無垢フローリングの家もあるため、掃除の前に確認しておきましょう。

メラニンスポンジを使うとワックスを剥がしてしまうことがある

黒ずみのようなポイントでの掃除では、メラニンスポンジを使いたくなることもあるでしょう。
メラニンスポンジはさまざまな汚れを落とすことに長けていますが、フローリングに使うとワックスを削ってしまうため避けたほうが安心です。
使い方によっては、ワックスだけでなくフローリングの木材そのものまでダメージを与えてしまうことがあるため、注意が必要です。

カビ取り剤を使うと変色することがある

窓際の黒ずみなどで、カビが原因だと思われる場合であっても、カビ取り剤の使用は避けましょう。
カビ取り剤を使うとカビの除去には効果がありますが、フローリングが変色することがあるためです。
カビが原因の黒ずみには、アルコールを使うようにしましょう。

フローリングの黒ずみ予防策3つ【日々の掃除を簡単に!】

掃除して黒ずみをなくしたフローリング

黒ずみがあると、フローリングの印象が暗くなってしまいます。
掃除にも手間がかかってしまうため、できれば黒ずみを作らない環境を整えましょう。

  • こまめに換気して部屋の湿度を下げる
  • 水分はすぐに拭き取る
  • 劣化する前にワックスをかける

それぞれの予防策について知識を深め、黒ずみを予防してみてください。

こまめに換気して部屋の湿度を下げる

湿度が上がると、フローリングにカビが発生しやすくなります。
カビは黒ずみに原因となるため、できるだけ湿度を上げない工夫が必要です。
そこで、こまめに窓を開けて部屋の換気をしましょう。
料理中は換気扇を回すなどの工夫も、湿度を下げるのに効果的です。

水分はすぐに拭き取る

液体をこぼしてしまったり、雨が降り込んできてしまったり、こどもが雨に濡れた足で歩いてしまったりなどで、フローリングに水分が落ちてしまうことは少なくありません。
落ちた水分をそのままにしておくと黒ずみになってしまうこともあるため、できるだけ早く拭き取ることが大切です。
特に、ジュースや調味料などは長時間放置すると取れにくくなるため、すぐに対処しましょう。

劣化する前にワックスをかける

ワックスが劣化すると、剥がれた部分が凹みゴミが溜まりやすくなります。
フローリングの溝と同じように、日々の掃除でゴミが押し込まれてしまうこともあるため、黒ずみができやすくなってしまいます。
そこで、ワックスが劣化する前に定期的に塗り直しましょう。
一般的には、半年~1年に1度塗り直すと良いとされています。
ワックスを塗り直すとゴミが溜まりにくくなり掃除も楽になるため、ぜひ塗り直しを検討してみてください。

フローリングの黒ずみ掃除は業者への依頼もおすすめ!

皮脂汚れや油汚れ、カビなど、さまざまなものが原因でできてしまう黒ずみは、適切な方法で掃除することが欠かせません。
頑固な黒ずみには重曹が効果的ですが、濃度に気をつけるなど注意点もあります。

なかなか取れない黒ずみは、業者へ依頼しての掃除もおすすめです。
床材を傷つけずに黒ずみを除去し、美しいフローリングを維持しましょう。

黒ずみに限らずフローリング全体の掃除手順などを知りたい方は、下記記事をご覧ください。

フローリングの黒ずみは取れる?掃除手順を解説【注意点やお手軽予防策も】のよくある質問

  • Q. フローリングの黒ずみ汚れの落とし方は?

    A.

    フローリングの黒ずみは、以下の手順で落とします。
    1.フローリングワイパーでワイパーホコリやゴミを取る
    2.掃除機で細かいゴミを取る
    3.洗剤を使って拭き掃除をする
    4.水拭きをする
    5.乾拭きをする
    中性洗剤やアルカリ性洗剤、重曹水を使うと効果的です。

  • Q. フローリングに黒ずみができるのはなぜ?

    A.

    フローリングの黒ずみは、主に以下の原因で発生します。
    ・足裏の皮脂や油の汚れ
    ・カビ
    ・液体の拭き残り
    ・ワックスの劣化
    一般的には、皮脂や油汚れによる黒ずみが多いとされています。

  • Q. フローリングの黒ずみは何で落ちる?

    A.

    フローリングの黒ずみは、中性洗剤で落ちる場合が多いです。
    頑固な汚れの場合は、アルカリ性洗剤や重曹水を使っても効果的です。

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