これからウタマロクリーナーで掃除する床

ウタマロクリーナーを使った床掃除の方法を解説!フローリングはOK?【使えない場所に注意】

2023.07.31 2023.08.01

「万能洗剤」と言われることもあるほど、さまざまな場所の汚れ落としに定評のあるのが「ウタマロクリーナー」です。
家の中のさまざまな場所に使えるウタマロクリーナーがあれば、床の掃除も簡単にできます。この記事では、ウタマロクリーナーを使った床掃除の方法をご紹介します。
ただし、床の種類によってはウタマロクリーナーが使えない場合もあるため、ここでしっかりチェックしておきましょう。

床掃除もOK!ウタマロクリーナーの特徴

ウタマロクリーナーの元となった「ウタマロ石鹸」が初めて誕生したのは、1957年のことでした。
販売元企業の廃業により存続の危機に陥ったことがあるものの、多くのお客様からの要望により、現在の株式会社東邦から再度販売されることになった歴史があります。

床の掃除に使えるウタマロクリーナー

参照元:https://www.e-utamaro.com/products/cleaner

現在では、ウタマロ石鹸のほか、食器用洗剤や衣類用洗剤など、さまざまな種類の「ウタマロシリーズ」が販売されています。
その中でも住宅用洗剤であるウタマロクリーナーの特徴を、ここで再確認しておきましょう。

  • 頑固な汚れも落としやすい
  • 泡が汚れに密着しやすい

なぜウタマロクリーナーが人気なのか、その秘密は、この2つの特徴を持ち合わせているからです。

頑固な汚れも落としやすい

肌への影響が少なくさまざまな場所に使いやすい中性洗剤は、洗浄力が低いものも少なくありません。
ウタマロクリーナーも中性洗剤ですが、素手でも使えるほど手肌に優しい一方で、頑固な汚れも落としやすい洗浄力の高さが魅力です。

  • 壁の手垢汚れ
  • タバコのヤニ汚れ
  • 雨や砂埃によるアルミサッシの汚れ
  • お風呂やシンクの水垢や石鹸カス
  • コンロまわりのしつこい油汚れ
  • 換気扇の頑固な油汚れ
  • 窓ガラスの汚れ
  • 床の皮脂汚れ

こうしたあらゆる汚れを、手軽に落とすことができます。
油汚れはアルカリ性洗剤、水垢には酸性の洗剤が良いとされることが多いですが、使い分けるのにも手間がかかります。
ウタマロクリーナーなら、1本でさまざまな汚れを落とせることが特徴です。

泡が汚れに密着しやすい

ウタマロクリーナーは、しっかりとした泡も大きな特徴です。
洗浄成分たっぷりの泡が汚れにしっかり密着することで、頑固な汚れも取れる仕組みです。
また、スプレータイプでピンポイントで汚れに泡をかけることができることも魅力の一つでしょう。

ウタマロクリーナーで床を掃除する方法

ウタマロクリーナーでの床掃除の方法は、いたって簡単です。

  1. 床のゴミやホコリをフローリングシートや掃除機で取っておく
  2. 気になる汚れにウタマロクリーナーを吹き付ける
  3. 乾いた雑巾で拭く

ウタマロクリーナーを使う前には、できるだけ床のゴミやホコリを除去しておきましょう。
掃除機をかける前にドライのフローリングシートで掃除をすると、小さなホコリも舞い上げにくいのでおすすめです。

ウタマロクリーナーは、気になる汚れに対してピンポイントで直接スプレーして使います。
頑固な汚れには、スプレーしてから5分ほど放置しても良いでしょう。
こびりついた汚れには、スプレーした上からティッシュなどをかぶせてパック状態にします。
最後は、乾いた雑巾で拭き取れば完了です。

ウタマロクリーナーで床を掃除するメリット

ウタマロクリーナーで床を掃除するメリットを教える女性

家中に使えるウタマロクリーナーで床を掃除することには、以下4つのメリットがあります。

  • 中性洗剤の中では洗浄力が高い
  • 二度拭きする必要がない
  • 床を傷めるリスクが低い
  • 人体への刺激が少ない

中性洗剤はほかにもたくさんある中で、ウタマロクリーナーを使って床を掃除する魅力を見てみましょう。

中性洗剤の中では洗浄力が高い

一般的な中性洗剤は、さまざまな場所に安心して使える一方で、アルカリ性や酸性の洗剤に比べると洗浄力が劣ることが多くあります。
しかし、ウタマロクリーナーには複数のアミノ酸成分を配合しているため、高い洗浄力があることがメリットです。
アルカリ性の洗剤が効果的な皮脂汚れや油汚れだけでなく、酸性の洗剤が効果的な水垢なども、ウタマロクリーナーの洗浄力なら落としやすくなっています。

二度拭きする必要がない

一般的な洗剤を使った掃除では、水拭きや乾拭きが必要です。
残った洗剤成分や水分によって、掃除した場所を傷めないようにするために、二度拭きは欠かせません。
一方、ウタマロクリーナーは乾拭きのみで二度拭きは必要ないことがメリットです。
汚れに気付いた時に、サッと使えて汚れが落とせる手軽さは、ウタマロクリーナーならではの大きな魅力といえるでしょう。

床を傷めるリスクが低い

ウタマロクリーナーは中性洗剤で、床やワックスへのダメージを与えにくいこともメリットです。
洗浄力の高い洗剤を使うと床やワックスを傷めてしまうことがありますが、ウタマロクリーナーなら高い洗浄力で汚れを落としつつ床やワックスへのダメージも最小限にできます。

人体への刺激が少ない

ウタマロクリーナーはアミノ酸系洗浄成分を主成分としているため、人体への刺激が少なくなっています
長時間使用する場合や肌が弱い場合を除いては、素手でも使えるほどの安心度であることがメリットです。
アミノ酸系洗浄成分はボディソープなどにも使われている成分なので、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使えます。

ウタマロクリーナーで掃除できない床もある

万能洗剤との呼び声も高いウタマロクリーナーですが、掃除できない床もあるため注意が必要です。
特に、無垢フローリングなどの水に弱い床材にはウタマロクリーナーは使えません。

床掃除後のベタベタが気になるならウタマロクリーナー希釈液もおすすめ

ウタマロクリーナーを直接スプレーして使うと、ベタベタ感が気になる場合もあります。
その場合は、お風呂桶などに入れたぬるま湯に2プッシュほどウタマロクリーナーを入れた「ウタマロクリーナー希釈液」を雑巾につけ、絞ってから使うと効果的です。
ウタマロクリーナー希釈液を使う場合も、最後に必ず乾拭きで仕上げましょう。

床以外でも大活躍!ウタマロクリーナーで掃除できる場所・もの

床以外の掃除でもウタマロクリーナーを使う人

手軽に使えて汚れもしっかり落とせるウタマロクリーナーは、床だけでなく家の中のさまざまな場所やものに使えます。
ただし、掃除できない場所やものもあるため注意が必要です。

掃除できる場所・もの 木製以外の壁、アルミサッシ、お風呂、トイレ、水まわり、コンロまわり、換気扇、鏡、窓、水拭きできる家具、プラスチックの製品
掃除できない場所・もの 木製の壁、木製の柱、畳、大理石の場所、液晶やプラズマディスプレイ、漆が塗られている場所、銀製品、革製品、車

それぞれ詳しく見ていきましょう。

掃除できる場所・もの

ウタマロクリーナーは、床以外にも水拭きできる場所やものであれば基本的にどこでも使えます

  • 木製以外の壁
  • アルミサッシ
  • お風呂
  • トイレ
  • 水まわり
  • コンロまわり
  • 換気扇
  • 水拭きできる家具
  • プラスチックの製品

お風呂の湯垢や水垢、トイレの尿汚れ、鏡や窓の手垢や水撥ね汚れも、ウタマロクリーナーを使えば手軽にキレイになります。
料理の後にウタマロクリーナーでサッと掃除をするだけでも、毎日キレイなキッチンを維持できるsでしょう。

掃除できない場所・もの

一方で、水拭きできない場所やものには、ウタマロクリーナーは使えません。

  • 木製の壁
  • 木製の柱
  • 大理石の場所
  • 液晶やプラズマディスプレイ
  • 漆が塗られている場所
  • 銀製品
  • 革製品

これらに対してウタマロクリーナーを使うと、変色したりや素材が傷んだりする場合があるため注意しましょう。

床掃除でウタマロクリーナーが効かなかったら…

人体への刺激が少ないものの汚れをしっかり落とせるウタマロクリーナーは、多くの家庭で重宝されているアイテムです。
床掃除でも大活躍するので、ひとまず買っておくだけでも損はないでしょう。

ただし、ウタマロクリーナーが使えない床や落ちない汚れもあります。
正しい使い方をしてもウタマロクリーナーで汚れが落とせなかったら、ハウスクリーニング業者への依頼も検討してみるといいでしょう。

ウタマロクリーナー以外の床掃除用洗剤については下の記事で紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

ウタマロクリーナーを使った床掃除の方法を解説!フローリングはOK?【使えない場所に注意】のよくある質問

  • Q. ウタマロクリーナーで床を掃除する方法は?

    汚れが気になる場所にスプレーをかけ、乾いた雑巾で拭き取るだけで掃除できます。
    べたつきが気になる場合は、お風呂桶に入れたぬるま湯にウタマロクリーナーを2プッシュ溶かした希釈液を雑巾につけて拭き掃除し、乾拭きする方法もあります。

  • Q. ウタマロクリーナーが使えない床は?

    無垢フローリングなど、水拭きできない床にはウタマロクリーナーが使えません。
    床だけでなく、水拭きできない場所やものにも、ウタマロクリーナーは使えません。