2025.07.19 2025.07.19
この記事では、屋根裏・天井裏のカビについて徹底解説していきます。
普段なかなか目にしない、屋根裏や天井裏。屋根裏や天井裏は湿気がこもりやすいため、気付いた時にはカビが増殖しているケースも少なくありません。カビは健康被害をもたらす場合があるので、カビが発生している可能性があるなら早めに除去するのが大切です。
当記事では、カビが発生しているサインや除去方法を詳しくご紹介します。記事後半では、カビの予防方法についても徹底解説。カビに悩まされたくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
屋根裏・天井裏にカビ?!発生している際に出るサイン3つ
屋根裏や天井裏は、普段見る機会がほとんどない場所なので、カビが発生していても気づかないケースが多いです。しかし、カビが発生していると、室内で下記のようなサインが出ます。
- カビが見当たらないのにカビ臭い
- 天井にシミが発生する
- 室内にいるとアレルギー症状が出る
思い当たるサインがないか、1つずつチェックしてみましょう。
カビが見当たらないのにカビ臭い
腐った木や湿った土、古い本のようなカビ特有の不快なニオイがするなら、どこかでカビが発生しているのは明らかです。周囲を見渡してもカビが見当たらないのなら、屋根裏や天井裏でカビが発生しているかもしれません。
カビ臭い原因は、増殖したカビが放出する成分によるもの。空気中に舞うと、屋根裏や天井裏のカビでも室内にニオイが漏れてくる場合があります。
家全体がカビ臭い場合には、以下の記事もご参照ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
家全体がカビ臭い…今すぐできる対策&カビ取り業者の活用法まで徹底解説!
2025.06.30 2025.06.30
天井にシミが発生する
天井裏でカビが発生した場合、天井にシミが発生するケースがあります。黒っぽいシミは、天井裏で黒カビが発生しているサインです。
また、白いふわっとした斑点は、白カビが発生している証拠。黄色っぽいシミが広がっているなら、カビが増殖していると充分考えられます。
室内にいるとアレルギー症状が出る
こまめに掃除をしてカビは見当たらないのに、室内にいるとアレルギー症状が出るなら、屋根裏や天井裏でのカビの増殖を疑いましょう。
- くしゃみ
- 鼻水
- 目のかゆみ
上記をはじめとするアレルギー症状が出るなら、屋根裏や天井裏で発生したカビの胞子が空気中を舞い、室内に流れ混んでいる可能性が高いです。
屋根裏・天井裏にカビが発生する原因
カビは、湿度60%以上、20~30度の環境を好みます。ホコリなどの汚れが養分となり、条件がそろえばあっという間に増殖するのが特徴です。
屋根裏や天井裏でカビが発生・増殖する場合、以下の原因が考えられます。
- 換気が十分にできていない
- 結露している
- 雨漏りが発生している
原因が分かれば対処しやすくなるため、それぞれについて詳しく見てみましょう。
換気が十分にできていない
屋根裏や天井裏は、家の中でも特に湿気が溜まりやすい場所。通気口となる窓などがなかったり小さかったりするケースが多いので、スムーズな換気が難しい環境です。
特に浴室やキッチンなど水を使う場所の上部は湿気がこもりやすくなっています。また、屋根裏に普段使わないモノを収納している場合、より湿通気性が悪くなってしまいます。
結露している
特に冬場は、結露によって水分が溜まり、カビが発生しやすくなります。屋根裏や天井裏は外気との境目なので、暖かい室内と冷たい外気がぶつかって結露しやすいためです。
雨漏りが発生している
外壁や天井のヒビ、隙間から雨水が入ってくると、カビはどんどん増殖します。特に梅雨時期や台風の時期は雨量も多くなり、十分に乾かないうちに雨漏りが続き、カビがどんどん増殖してしまうケースも少なくありません。
特に木材は水分を吸うと乾くのに時間がかかるため、雨漏りが発生するとカビの温床になってしまいます。また、雨漏りは漏電を引き起こす危険もあるため注意しなければなりません。
雨漏りと漏電の関係については、以下の記事でご紹介しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
雨漏りで漏電する関係性は?多大なリスクと修理・対処法を徹底解説
2025.02.11 2025.04.01
屋根裏・天井裏のカビを落とす方法
屋根裏や天井裏のカビを自分で落とすなら、しっかりと準備して適切な方法で作業するのが重要です。ここからは、自分でカビを落とす方法について詳しくご紹介します。
事前準備
カビの胞子が体に入るとアレルギー症状などを引き起こすため、作業前には入念な準備が欠かせません。まずは、以下のアイテムを準備しましょう。
- マスク
- ゴム手袋
- ゴーグル
- 長袖長ズボン
- 懐中電灯
マスクはできるだけ高性能なモノを準備し、カビ胞子を吸い込まないようにするのがポイントです。また、肌を露出しないようゴム手袋、ゴーグル、長袖長ズボンも準備しましょう。
カビの除去方法
白カビか黒カビかにより、適切な除去方法が異なります。実際にカビを見て種類を確認し、正しい方法で除去しましょう。
白カビの場合
ふわふわとした見た目の白カビは、空気中に舞いやすいのが特徴です。体内に取り込まないよう十分に注意して作業しましょう。
- 硬く絞った雑巾で汚れを拭き取る
- カビ部分にエタノールをたっぷりスプレーする
- 5~10分時間を置く
- 雑巾で軽く叩きながら拭き取る
- 乾燥させる
白カビ除去では引火性のあるエタノールを使用するため、火気厳禁です。また、換気しながら使うようにしましょう。
こすると木材を傷めるため、エタノールを拭き取る際は軽く叩きながら拭き取るのがポイントです。
黒カビの場合
黒カビ除去には、カビ取り剤が有効です。カビ取り剤は肌に強い刺激を与えるため、必ずゴム手袋をし、換気しながら使用しましょう。
- 硬く絞った雑巾で汚れを拭き取る
- カビ部分にカビ取り剤を塗布する
- 10~30分時間を置く
- 雑巾でやさしく拭き取る
- 乾燥させる
黒カビは、軽度であればエタノールや重曹でも落とせます。頑固な黒カビで上記手順でも落ちない場合は、何度か繰り返して作業してみましょう。
乾燥させるのも大事!
白カビでも黒カビでも、除去した後はしっかりと乾燥させるのが重要です。扇風機やサーキュレーターなどを使い、水分を徹底的に除去しておきましょう。
水分が残っていると、またカビが増殖してしまうので注意が必要です。
屋根裏・天井裏のカビを放置する2つのデメリット
普段目にしないからと言っても、屋根裏や天井裏のカビを放置するのは危険です。放置するリスクは主に2つあるので、ぜひ覚えておきましょう。
家の劣化が進む
カビが増殖すると、木材や壁紙、断熱材を少しずつ分解してしまいます。強度が少しずつ弱くなり、建物の劣化が進んでしまうのが大きなデメリットです。
強度が落ちると、建物の安全性が低くなり、崩壊のリスクも高くなってしまいます。
健康被害が発生する
カビ胞子を継続的に体内に取り込んでいると、深刻な健康被害が発生する場合があります。
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性結膜炎
- 気管支ぜんそく
- 肺炎
- 皮膚炎
上記をはじめとする健康被害が発生しやすくなるのが、大きなリスクです。特に赤ちゃんや高齢者など免疫力が低い人がいる家庭では、要注意です。
屋根裏・天井裏のカビ除去は業者依頼がベスト!費用相場は?
屋根裏や天井裏のカビは自分での除去も可能ですが、狭くて暗い場所でカビをすべて見つけて徹底的に除去するのは簡単ではありません。また、すべて除去したと思っていても、思わぬ場所にカビが残っているケースも多いです。
そこで、建物や家族を守るためには専門業者へ依頼してカビを徹底的に除去するのがオススメです。業者なら、専用の薬剤を使いカビを隅から隅まで除去するだけでなく、再発しないよう防カビ対策をしてくれます。
業者に依頼した場合の費用は、1m²あたり8,000円ほどが相場です。ただし、状況などにより費用は変動するため、見積もりを取って確認してみましょう。
カビ取り業者の費用については、以下の記事がオススメです。
さらに詳しく知りたい方はこちら
カビ取り業者の費用相場は?ハウスクリーニングの料金目安と安く済ませるコツも徹底解説!
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屋根裏・天井裏のカビを予防する方法5選
屋根裏や天井裏のカビを除去したら、再発しないよう予防策を講じるのも重要です。
- 換気効率を上げる
- 断熱効果をアップさせる
- 防カビ剤を使う
- モノを置きすぎない
- 定期的に清掃・点検する
上記5つの予防策をご紹介するので、できるところから着手していきましょう。
換気効率を上げる
湿気を溜めないためには、何よりも換気効率を上げるのが大切です。
- こまめに窓を開ける
- 通気口を設ける
- 換気扇を設置する
上記が換気効率アップに効果的なので、屋根裏や天井裏の環境に合わせてできることから始めてみましょう。
断熱効果をアップさせる
結露によるカビ発生を防ぐなら、断熱効果をアップさせるのが効果的。断熱材を使用するなどして、結露の発生をできるだけ少なくしましょう。
防カビ剤を使う
防カビ剤を使用すれば、カビが発生しにくい環境を整えられます。
- 防カビスプレー
- 防カビ塗料
- 防湿シート
上記のようなアイテムを使えば、屋根裏や天井裏でもカビの発生を抑えられます。
モノを置きすぎない
屋根裏には普段使わないモノを収納したくなるものですが、多く収納しすぎると通気性が悪くなりカビが発生しやすくなります。
そこで、モノは置きすぎず、空気が循環できる隙間ができる程度の収納を心掛けましょう。
定期的に清掃・点検する
屋根裏や天井裏は、定期的に清掃し、カビが発生していないかを点検しましょう。カビは時間が経つと根を張って落としにくくなるため、定期的に清掃して汚れを落とし、軽度なうちに除去するのがオススメです。
屋根裏や天井裏を掃除している時間がない、手間をかけたくない場合は、専門業者に相談してみましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
屋根裏・天井裏の掃除は自分でできる?具体的なリスクや清掃手順を解説【便利グッズや】
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屋根裏・天井裏のカビに要注意!除去はプロに任せるのがオススメ!
屋根裏・天井裏のカビを見つけたら、適した方法で早めに除去するのが大切です。また、定期的に清掃と点検をして、カビが増殖しない環境を整えておきましょう。
ただし、屋根裏・天井裏は狭く、カビ除去作業が難しい場所です。無理せず、プロの業者にまかせる方法も検討してみましょう。
セーフリーなら、屋根裏・天井裏のカビ除去を依頼できる業者を検索できます。まずは自宅近くの業者を検索し、見積もりを取ってみましょう。
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屋根裏のカビに関するよくある質問
-
Q. 屋根裏のカビはどうやって落とす?
A.屋根裏のカビは、エタノールやカビ取り剤を使って落とします。カビの種類に合わせて、適切な方法で落とすのがポイントです。
-
Q. 屋根裏のカビを放置するとどうなる?
A.屋根裏のカビを放置すると、建物が劣化したり健康被害が発生したりします。
-
Q. 屋根裏のカビを予防する方法は?
A.屋根裏のカビを予防する方法では、以下が有効です。
- 換気効率を上げる
- 断熱効果をアップさせる
- 防カビ剤を使う
- モノを置きすぎない
- 定期的に清掃・点検する