2025.04.07 2025.04.07
この記事では、悪質なハウスクリーニングの特徴や避け方について徹底解説していきます。
数あるハウスクリーニング業者の中には、高額請求や清掃が不十分などのトラブルを起こす悪徳業者も存在します。被害に遭わないためには、悪徳業者の特徴を知って優良業者を選び抜くことが大切です。
記事後半では、優良業者の選ぶ際のコツ、見つけ方もご紹介。悪質な業者に騙されないよう、ぜひ最後までご覧ください。
目次
悪質なハウスクリーニング業者との間でよく発生する5つのトラブル
悪質なハウスクリーニング業者との間では、さまざまなトラブルが発生します。まずは、よくあるトラブルを5つ見てみましょう。
不当な高額請求
相場に比べて料金がかなり高額だったり、想定していたよりもはるかに高い金額を請求されたりするケースです。
もちろん、状況によってはハウスクリーニングでも料金が高くなる場合もありますが、悪質な業者の場合は不当な高額請求をしてぼったくる場合が多くなっています。
ハウスクリーニングの料金は、業者や地域、状況によりさまざまです。しかし、後から不必要な追加費用を請求されたり、作業内容に見合わない高額な料金を請求されるのは、不当な高額請求トラブルの可能性があります。
清掃が不十分・作業時間が短すぎる
料金は妥当でも、清掃が不十分でキレイになっていないケースもあります。費用を払って清掃を依頼するのは、自分では落とせない汚れをしっかり落としてキレイにしたい場合が大半なため、キレイになっていなければ意味がありません。
清掃が不十分なのは、スタッフのスキル不足の可能性もあります。故意的ではなく清掃が行き届いていない場合は、業者へ相談すると再度作業してもらえるケースがほとんど。そのような対応がない場合は悪質な業者だと考えられます。
また、作業時間が短すぎる場合も、作業が十分でない可能性が高いです。
機器の故障
ハウスクリーニングでは、エアコンなどの機器を掃除する場合も多いでしょう。電子機器などは知識を持って正しく取り扱わないと、故障させてしまう危険があります。
たとえばエアコンの場合、ファンなどの部品が破損したり正常に動作しなくなったりするトラブルが発生しています。
機器の故障は、専門知識がなかったり技術力が低かったりするスタッフが対応すると起きやすいトラブルです。
壁や床に傷がつく
壁や床の材質によっては、ちょっとした衝撃で傷がついてしまう場合があります。
ハウスクリーニングでは、それぞれの場所に適した道具や洗剤を使い、材質を傷つけないように作業するのが基本です。しかし、知識がない人やスキルがない人が作業してしまうと、床などに傷がついてしまいます。
また、掃除に際して家具を動かした際に、壁や床に傷がつくケースもあります。
盗難被害
ハウスクリーニングの最中に、盗難被害に遭うケースもあります。家具や装飾品、現金などがなくなるトラブルがあり、その被害程度はさまざまです。
所有者本人も気づかないほど少額な被害から、ニュースで取り上げられるような高額な被害に遭う場合もあります。そういった意味でも、業者選びは非常に重要です。
悪質なハウスクリーニング業者によくある特徴【6つの見極めポイント!】
悪質なハウスクリーニング業者には、できる限り関わりたくないもの。しかし、パッと見ただけでは業者の良し悪しを判断するのは難しいです。
そこで、悪質なハウスクリーニング業者によくある特徴を覚えておきましょう。
- ホームページに大事な情報がない
- 料金が安すぎる
- 損害保険に入っていない
- 対応が雑
- 見積もり内容が曖昧
- 営業が強引
上記の特徴が多く見られる業者は、悪質である可能性が高いです。しっかり見極めるために、それぞれの特徴について詳しく見てみましょう。
ホームページに大事な情報がない
ハウスクリーニングを依頼する際、インターネットでホームページを調べるケースがほとんどです。インターネットが一般的に使われるようになってから、ホームページは業者にとって重要度が高い存在になっています。
そんなホームページに、依頼するにあたって大事な情報がない場合は要注意。たとえば、実績が公開されていなかったり、料金・サービス内容が明確に記載されていなかったりするケースです。
また、ホームページが簡易的な造りだったり情報が古かったり、そもそもホームページがなかったりする場合も悪質な業者の可能性が考えられます。
料金が安すぎる
ハウスクリーニングには、ある程度の相場があります。相場よりも高い業者や安い業者もありますが、明らかに安すぎる業者には注意が必要です。
料金は、基本的に必要な経費や利益を計算して算出されているため、安すぎるのには何か理由があると考えられます。安い料金で興味を引き、後から高額な追加請求をする場合や、安い料金で手抜き作業をしたりする場合があります。
損害保険に入っていない
損害保険は、万が一清掃作業中に破損などのトラブルがあった際に補償をするものです。人による作業であるハウスクリーニングでは、いくらプロでも不慮の事故などで破損などが発生する可能性があるため、損害保険に加入している業者が多いです。
損害保険に加入していない業者の場合、万が一破損などのトラブルがあっても補償などの対応をしてもらえません。それどころか「もともと壊れていた」「私たちの責任ではない」などと言い逃れする場合もあるでしょう。
万が一に備えられる損害保険に加入していない業者は、危険度大!
対応が雑
ここからご紹介するのは、問い合わせや見積り後にわかる内容です。悪質なハウスクリーニング業者の場合、対応が雑なケースが多くなっています。質問をしても曖昧な返答をしないなど、信頼度に欠ける対応が特徴的です。
対応だけでなく、マナーが悪いケースも多くあります。
やり取りで違和感を感じたり嫌な思いをしたりするような場合は、悪質な業者の可能性を考えてみましょう。
見積もり内容が曖昧
見積もり内容を曖昧にするのも、悪質な業者によくある特徴です。良心的な業者の場合、作業項目ごとに料金を記載した詳細な見積もりを出してくれます。どの作業にどれくらいの費用がかかるのかが分かるため、安心度が高いです。
その点、見積もり内容が曖昧で「ハウスクリーニング一式」としてまとめて料金を提示するような業者は、どのような作業が料金に含まれているのか、なぜこの料金になるのかが分かりません。
高額な料金を提示されたり、作業後に追加料金を請求されたりする場合があるので注意が必要です。また、そもそも見積もりを出さない業者も悪質である可能性が高いです。
営業が強引
突然自宅に訪問してくる業者では、強引な営業をかけてくる場合があります。突然の訪問と強引な営業は、悪質な業者によくある特徴です。
「今すぐ掃除しないと危険」などと不安を煽ったり「今なら割引できる」などお得感を出して契約を迫ったりするような営業は、悪質な業者である可能性が高いです。
また、インターネットで依頼した業者でも、見積もりの段階で強引に追加オプションを勧めたりハウスクリーニング以外の施工を勧めたりするケースもあります。
不安を煽ったり契約を迫ったりする強引な営業は、悪質業者の可能性大!
悪質なハウスクリーニング業者の提示価格と比較したい費用相場【その価格、適正?】
悪質なハウスクリーニング業者に依頼しないためにまず知っておきたいのが、ハウスクリーニングの費用相場です。ハウスクリーニングにはさまざまなパターンがありますが、まずは間取り別の相場を見てみましょう。
- ワンルーム~1DK:1.5万円~3万円ほど
- 1LDK~2DK:3万円~4万円ほど
- 2LDK~3DK:4万円~5万円ほど
また、全体的なハウスクリーニングではなく、エアコンや水まわりなど、限定的な清掃の費用も知っておくと安心です。
- エアコンクリーニング:8,000円~1.5万円ほど
- 換気扇・レンジフード:8,000円~2万円ほど
- キッチン:8,000円~2万円ほど
- 浴室:8,000円~2万円ほど
- トイレ:7,000円~1.5万円ほど
- 洗濯機:1万円~1.5万円ほど
ただし、広さや設備の種類、汚れの程度などによって費用は大きく変動します。また、大手業者よりも個人業者のほうが費用は安くなる場合が多いです。
\複数比較して業者選びを/
悪質なハウスクリーニング業者に騙されない!優良サービスの選び方6選
悪質なハウスクリーニング業者に騙されないためには、優良業者を見極めて依頼するのが大切です。そこで覚えておきたい業者選びのポイントが、以下6つです。
- 公式サイトの内容は適切か
- 豊富な実績があり口コミは良いか
- 補償は完備されているか
- 対応は丁寧でマナーが適切か
- 見積もり内容は詳細に記載されているか
- 相見積もりを取ると安心!
業者選びの際に役立てるため、それぞれについて詳しくご紹介します。
公式サイトの内容は適切か
業者選びでは、必ず公式サイトをチェックしましょう。必ず確認すべきポイントは、料金やサービス内容です。
料金は相場から逸脱していないか、サービス内容は適切かを細かく見ておきましょう。あわせて、スタッフへの研修が充実しているかなども確認しておくと安心です。
料金やサービス内容は明確か
豊富な実績があり口コミは良いか
公式サイトに記載されている実績も、ぜひチェックしておきましょう。実績が豊富な業者は、お客様からの信頼があり多くの依頼をこなしていると考えられるためです。
また、口コミもチェックしておくべきポイントです。公式サイトの口コミだけでなく、GoogleやSNSなどで、実際に利用した人からの評判もチェックしておきましょう。
補償は完備されているか
万が一に備え、補償が完備されている業者へ依頼すると安心です。補償の有無は公式サイトで確認できるため、あらかじめ確認しておきましょう。
あわせて、補償の内容についてもチェックしておくと安心です。どこまでが補償の適用範囲なのか、上限金額はどれくらいなのかを調べておくのがオススメです。
対応は丁寧でマナーが適切か
問い合わせ時や見積もり時には、対応が丁寧かどうかも見ておきたいポイントです。質問に対して真摯に答えてくれるか、マナーは適切かもチェックしておきましょう。
見積もり内容は詳細に記載されているか
見積もりは、内容が詳細に記載されているかを必ずチェックします。
どの作業にいくらかかるのかが分かるよう、詳細に記載された見積もりであれば安心度が高いです。
相見積もりを取ると安心!
ハウスクリーニングは、状況や地域などにより費用が変動する場合が多いため、相場がハッキリしないケースも多いです。
そこで、複数の業者から見積もりを取って比較してみるのがオススメ。相見積もりを取れば、依頼したい状況での費用相場が見えてきます。
相見積もりを取れば、費用の差だけでなくサービス内容の差や対応の差も比べられるため、より納得できる業者を見つけやすくなります。
\納得のハウスクリーニング業者を見つけよう/
悪質なハウスクリーニング業者にあたってしまった場合の対応
しっかり見極めたつもりでも、悪質なハウスクリーニング業者にあたってしまう場合もあります。その場合は、「悪質だ」と分かった時点で適切な対応を取るのが重要です。
契約前に判明した場合
契約前の段階で判明したら、契約をしないのが基本です。見積もり段階であれば「一旦持ち帰ります」「相談します」などと理由を付けて、その場での契約は避けましょう。
悪質か分からないけれど不安を感じる場合も、その場で契約せず他社と比較検討して冷静に判断するのが得策です。
施工後に判明した場合
施工後に判明した場合は、まず依頼した業者へ連絡を入れる対応が考えられます。たとえば、清掃が不十分だったり破損があったり、費用が高額だったりするケースです。指摘して業者が適切に対応してくれれば、それで問題が解決する場合もあるでしょう。
高額請求などで業者との話し合いが上手く進まない場合は、消費者センターへ相談するのがオススメです。専門知識がある相談員からのアドバイスをもらえたり、業者との間に入って対応してくれたりします。
盗難被害などがあった場合には、弁護士などに相談して法的手段を取る方法もあります。消費者センターが入ってもトラブルの解決が難しそうなケースでは、法的手段も検討する必要があるでしょう。
悪質なハウスクリーニング業者に騙されない!相見積もりで納得できる依頼先を見つけよう!
不当な高額請求をしたり破損や盗難被害があったりと、ハウスクリーニングでは悪質なトラブルも発生しています。被害に遭わないためには、悪質な業者を見極め、依頼しないのが大切です。
セーフリーには、ハウスクリーニング業者が多数掲載されています。料金や口コミをチェックして、複数の業者からの見積もりを取りやすいのが特徴です。
セーフリーで相見積もりを取って比較検討し、より納得できる業者を見つけていきましょう!
- ハウスクリーニングのトラブルを避けたい!
- 悪質な業者に依頼したくない!
- 優良業者へ依頼したい!
ハウスクリーニングの業者は
相見積もりで比較検討!
納得できる依頼先を!
悪質なハウスクリーニングに関するよくある質問
-
Q. 悪質なハウスクリーニング業者によくある特徴は?
A.悪質なハウスクリーニング業者によくある特徴は、以下です。
・ホームページに大事な情報がない
・料金が安すぎる
・損害保険に入っていない
・対応が雑
・見積もり内容が曖昧
・営業が強引 -
Q. 悪質なハウスクリーニング業者だった場合の対応は?
A.悪質なハウスクリーニング業者だった場合、契約前であれば契約しないのが基本です。施工後の場合は、消費者センターへ相談してみるのがオススメです。
-
Q. 悪質なハウスクリーニング業者に騙されないための方法は?
A.悪質なハウスクリーニング業者に騙されないためには、以下のポイントを押さえて業者をピックアップして相見積もりを取り、優良業者を見極めるのがオススメです。
・公式サイトの内容は適切か
・豊富な実績があり口コミは良いか
・補償は完備されているか
・対応は丁寧でマナーが適切か
・見積もり内容は詳細に記載されているか