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パナソニック(Panasonic)の換気扇掃除の方法を解説!ファンの取り外し方やおすすめ洗剤も

2024.07.24 2024.07.24

この記事では、パナソニック(Panasonic)の換気扇掃除の方法について徹底解説します。

換気扇は内部の汚れが見えづらく、掃除が後回しになることも多いです。ただ、汚れを放置すると換気能力の低下や騒音等の問題が生じることも。汚れを溜めないためにも定期的な掃除が必須です!

記事内では、おすすめ洗剤や予防策もご紹介。「換気扇の汚れを徹底除去&予防したい!」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

パナソニックの換気扇掃除の方法【手順を詳しく解説】

換気扇(パナソニック)を掃除する人

換気扇掃除は、「取り外せる部分」と「取り外せない部分」で方法が大きく変わります。

それぞれの掃除手順について確認していきましょう。

取り外せる部分

まずは、取り外せる部分の掃除方法から解説します。

日常的な清掃の場合(3カ月に1度程度)

パナソニックの換気扇で取り外せるのは、「フィルター」「シロッコファン」等です。

取り外せる部分は、汚れをゆるませてから布でサッと拭くのが基本。換気扇に付着した油汚れは、目で見るより汚れているので、フィルターやシロッコファン等は本体から取り外して洗浄するのがおすすめです。

【掃除手順】

  1. 本体から取り外す
  2. ぬるま湯をかけて汚れをゆるませる
  3. 台所用洗剤(中性)を含ませたスポンジで拭く
  4. 落ちにくい汚れは歯ブラシでこすり落とす

フィルターやシロッコファン等の取り外し方は、取扱説明書を確認してください。

頑固な汚れの場合(半年に1度程度)

頑固な汚れは、つけおき洗いするのが有効です。

【掃除手順】

  1. お湯(35〜40度)に台所用洗剤を溶かす
  2. 30分程度つけ置きして汚れをゆるめる
  3. 木ベラで頑固な汚れをこそげ落とす
  4. 台所用洗剤を含ませたスポンジで磨く
  5. 最後は水拭き・乾拭きしたら掃除は完了

スポンジで磨きにくい部分は、クリームクレンザーをつけた歯ブラシを使うのがおすすめ。歯ブラシの先端に油汚れが付着するので都度拭き取りましょう。

取り外せない部分

次は、取り外せない部分の掃除方法を解説します。

日常的な清掃の場合(3カ月に1度程度)

換気扇の本体など自分で取り外せない部分は、油汚れがこびりつく前に拭き取るのが一番です。

【掃除手順】

  1. ぬるま湯で軽く絞った布で拭いて汚れをゆるませる
  2. ぬるま湯で薄めた台所用洗剤を布に含ませる
  3. 固く絞った布で表面の油汚れを拭き取る
  4. 最後は水拭き・乾拭きしたら掃除は完了

調理中に使用する油は、自分が思う以上に周囲に飛散しています。掃除を怠ると調理油が強固して頑固な油汚れになるので、日頃からこまめにお手入れすることが大切です。

頑固な汚れの場合(半年に1度程度)

頑固な汚れは、洗剤を十分になじませてから汚れを除去する方法が有効です。

【掃除手順】

  1. 弱アルカリ性洗剤をぬるま湯で薄める
  2. 薄めた液体をキッチンペーパーにつける
  3. カバー等取り外せない部分に貼りつける
  4. 15〜30分程度放置する
  5. 薄めた台所用洗剤をスポンジに含ませる
  6. 最後は水拭き・乾拭きしたら掃除は完了

頑固な汚れは、上記の掃除方法ではなかなか落ちないことも。換気扇の汚れを徹底的に落としたい場合は、掃除のプロに定期的に依頼するのがおすすめです。

>>換気扇掃除を専門業者に任せてみる

換気扇掃除に適した洗剤について知りたい方は、以下の記事を確認してください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

パナソニックの換気扇掃除を始める前に【4つの確認事項】

パナソニックの換気扇掃除について説明する女性

主な確認事項は、以下のとおりです。

  • レンジフードの運転を停止する
  • 分電盤のブレーカーを切る
  • 電気パーツに水を吹きかけない
  • 換気扇の取り外し方を確認する

それぞれの概要を確認していきましょう。

レンジフードの運転を停止する

換気扇を掃除する前に、まず運転を停止しましょう

とくに部品を取り外して掃除する場合、運転を停止しないと作業中に勝手に動いてしまう可能性も。怪我する危険性があるので、換気扇を掃除する場合は、レンジフードの運転を停止してから作業を進めましょう。

分電盤のブレーカーを切る

レンジフードの停止だけでなく、分電盤のブレーカーも切りましょう

分電盤のブレーカーには、規定の電流以上に使いすぎたり、配線がショートしたりした際に自動的に電気を遮断する役割があります。ブレーカーを切らないと、掃除中に作動する危険性も。ほかの電源が落ちないように換気扇の分電盤のブレーカーだけ切りましょう。

電気パーツに水を吹きかけない

換気扇は電気機器です

本体内部まで掃除する場合は、電気パーツに水がかからないように十分に気をつけてください。掃除中に電気パーツに水がかかると故障の原因になることも。また、分解洗浄したあとは、本体に戻す前に各パーツをしっかり乾燥させることも重要です。

換気扇の取り外し方を確認する

換気扇は高い場所に設置されています

高い位置にある換気扇の部品を取り外す場合、椅子や脚立に登ることが必要です。ただ、部品の取り外し方に慣れていない場合は、誤って椅子や脚立から落下する危険性も。また、取り外した部品を近くにいる人に落としてしまい、怪我をさせるリスクもあります。

自分で取り外せるか不安な方は、換気扇を分解洗浄してくれるプロに任せるのが一番です。

>>換気扇掃除をお任せできるハウスクリーニング業者を探す

パナソニックの換気扇掃除に必須【ファンの取り外し方】

パナソニックの換気扇掃除

換気扇のファンは、以下のように様々な種類がありますが、それぞれ取り外し方が異なります。

  • 省エネナビ搭載フラット(壁付タイプ)
  • 省エネナビ搭載フラット
  • センターフード
  • サイドフード
  • ツインフラット
  • アドバンスド
  • 深型フード

それぞれのファンの取り方を確認していきましょう。

省エネナビ搭載フラット(壁付タイプ)

省エネナビ搭載フラットは、フッ素コーティングが施された、壁付きタイプの換気扇です。

【ファンの取り外し方】

  1. オイルキャッチを外す
  2. バッフル板(油捕集板)を外す
  3. ワンタッチでファンを外す
  4. シンクで汚れをこすり落とす

フッ素コーティングが施されているので、ファンの頑固な汚れも落としやすいのが特徴。また、ファンはワンタッチで取り外せるのでお手入れしやすい仕組みです。

省エネナビ搭載フラット

省エネナビ搭載フラットは、壁付きタイプと同じく、フッ素コーティングが施された換気扇です。

【ファンの取り外し方】

  1. 整流板を外す
  2. フィルターを外す
  3. オリフィスを外す
  4. ワンタッチでファンを外す
  5. シンクで汚れをこすり落とす

整流板とは、レンジフードの真下に取り付けられた金属板のことです。煙や臭いを効率的に吸い込む役割がありますが、油汚れが溜まると効果が半減します

取り外したファンと一緒に洗浄しましょう。

センターフード

センターフードは、天井から吊り下げるスタンダードな換気扇です。

【ファンの取り外し方】

  1. 左右のストッパーを指で押し込んで整流板を外す
  2. シロッコファンを外す
  3. スピンナーを外す
  4. オリフィスを取り外す
  5. シンクで各パーツの汚れをこすり落とす

シロッコファンとは、細長い板状の羽根が筒状に取り付けられている換気機器です。シロッコファンがあれば、屋外と隣接していない場所にも設置できます。

汚れが溜まりやすいシロッコファンは、つけおき洗いするのが有効です。

サイドフード

サイドフードは、天井から吊り下げるスタンダードな換気扇です。

【ファンの取り外し方】

  1. 整流板を外す
  2. オイルキャッチを外す
  3. フィルターを外す
  4. ボトムカバーを外す
  5. ファン(羽根・スピンナー・オリフィス等)を外す
  6. シンクで汚れをこすり落とす

ツインフラット

ツインフラットには、「天井取付タイプ」「壁面取付タイプ」がありますが取り外し方は同じです。

【ファンの取り外し方】

  1. 整流板を外す
  2. フィルターを外す
  3. センターカバーを外す
  4. 前蓋を外す
  5. ベルマウスを外す
  6. 軽く押さえながらファンを外す
  7. シンクで汚れをこすり落とす

アドバンスド

アドバンスドは、壁取付タイプの換気扇です。

【ファンの取り外し方】

  1. オイルパックを外す
  2. 整流板を外す
  3. スロットフィルターを外す
  4. 内側パネルを外す
  5. ベルマウスを外す
  6. ファンを外す
  7. シンクで汚れをこすり落とす

深型フード

深型フードは、一般的な換気扇です。

【ファンの取り外し方】

  1. ロックを解除する
  2. 前板を外す
  3. フィルターを外す
  4. ベルマウスを外す
  5. ファンを外す
  6. シンクで汚れをこすり落とす

深型フードは、フィルターに油やほこりが溜まりやすいのでこまめな掃除が欠かせません

パナソニックの換気扇掃除は定期的に!汚れが溜まる原因

パナソニックの換気扇掃除について説明する男性

主な原因は、以下の3つです。

  • ほこり
  • 油汚れ
  • ヤニ汚れ

それぞれの原因を確認していきましょう。

ほこり

ほこりは、換気扇が汚れる原因のひとつです。

空気中に漂うほこりが換気扇に吸い込まれて、換気扇のフィルターやファン等に付着した油に密着してしまいます。そのまま放置すると、自力清掃では落ちない頑固な汚れになることも。掃除を怠るほど手間が増えるだけなので、こまめなお手入れが必須です。

月に1回は見える範囲の汚れを落とし、年2回は換気扇全体を丁寧に掃除するのがおすすめ!

油汚れ

換気扇が汚れるのは、調理中に飛散する油です。

炒め物や揚げ物など油を使用する調理や、焼き魚のように煙が出る料理は、蒸気と一緒に油が舞い上がるので換気扇に吸い込まれて内部に汚れが付着します。その油汚れが固まると、簡単に落とせない頑固な汚れになりやすく注意が必要です。

とくに、揚げ物や焼き魚の調理が多い家庭の場合、換気扇に汚れが溜まりやすくなるので、使用後に洗剤でサッと拭くなど毎日のお手入れが重要です。

ヤニ汚れ

換気扇には、たばこのヤニ汚れが付着します

室内で喫煙する場合、壁紙やカーテン等に臭いがつかないように換気扇の近くでたばこを吸う方も少なくありません。たばこを吸う回数が多い場合は、その分換気扇に汚れが溜まるので要注意です。

換気扇内部のパーツを取り外せる場合は、つけ置き洗いで徹底的に洗浄しましょう

パナソニックの換気扇掃除に最適な洗剤【選び方をチェック】

パナソニックの換気扇掃除について説明する女性

換気扇掃除に役立つ洗剤には、様々な種類があります

ただ、洗剤は正しく選ばないと、換気扇自体を傷めたり変色したりするなど逆効果になることも。ここからは、洗剤の選び方を確認していきましょう。

日常的な掃除の場合

日常的な掃除は、中性洗剤の使用がおすすめ

中性洗剤は、界面活性剤で油と水を混ぜ合わせて汚れを浮かせて落としていくのが特徴です。一方で、肌や素材への刺激が少ないので安心して使用できます。ただし、アルカリ性の洗剤と比べると洗浄力はやや弱いので、油やほこりがこびりついた頑固な汚れの場合、中性洗剤では完全に落ちないことも。

頑固な汚れには、アルカリ性の洗剤が有効です。

油汚れがひどい場合

油汚れがひどい場合は、アルカリ性の洗剤が最適です。アルカリ性の洗剤は酸性を中和する効果があるので、油汚れなど酸性の汚れを落とすのに適しています。

ただし、アルカリ性の洗剤は洗浄力がかなり高いために、素材によっては、変色したり金属が腐食したりすることも。アルカリ性の洗剤を使用しても問題ないかを、事前に確認しておくとトラブルを防げます。

徹底的に洗浄したい場合

換気扇の汚れを徹底的に洗浄したい場合は、業務用洗剤の使用が有効です。

市販で購入できる洗剤は、「家庭用」と「業務用」に大きく分かれています。油汚れを徹底的に洗浄したい場合は、洗浄力の高い業務用洗剤がおすすめです。ただし、業務用洗剤は洗浄力がかなり高いため、使い方を間違えると素材が傷んだり劣化したりすることも

業務用洗剤を使うのが不安な方は、業務用洗剤の使用に慣れているプロに任せるのが一番です。細かい汚れから頑固な汚れまで徹底的に落としてくれます。

パナソニックの換気扇掃除を怠るリスク【放置厳禁】

パナソニックの換気扇掃除について説明する女性

換気扇掃除を怠ると、以下のリスクが考えられます。

  • 換気能力の低下
  • 騒音の発生
  • 雑菌やカビの増殖
  • 電気代が上がる
  • 嫌な臭いが発生

上記のほかにも、換気扇掃除を怠ると火災につながるリスクがあります。

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、日々の調理でほこりや油汚れが蓄積すれば、何かのきっかけで引火して火災につながる可能性があります。とくに、長期間掃除していない場合、換気扇内部は油汚れが溜まり放題です。

普段からこまめな掃除を心がけ、年に2回程度は換気扇全体を徹底的に掃除することが大切です。

換気扇掃除で活躍する洗剤について知りたい方は、以下の記事を確認してください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

パナソニックの換気扇掃除が楽になる!効果的な防止策

換気扇掃除でフィルターを外す

換気扇は掃除しても汚れがすぐに溜まるので、こまめにお手入れするのが一番の防止策です。

各パーツのお手入れ方法は、以下のとおりです。

お手入れ方法
整流板 台所用洗剤をつけたスポンジや樹脂製たわしで汚れを拭き取りましょう。整流板に洗剤が残らないように、乾いた布でしっかり拭き取ってから本体に取り付けます。
フィルター 台所用中性洗剤をつけた樹脂製たわし等で汚れを落としましょう。洗い終わったら水気を拭き取り、十分に乾燥させてから本体に装着します。金属製たわしは、塗装剥がれの原因になるので使用NGです。
オイルキャッチ オイルキャッチに溜まる油や結露水をキッチンペーパーなどで拭き取り、台所用中性洗剤で洗いましょう。結露が溜まりやすい冬場はこまめな掃除が必須です。
カバー 台所用洗剤をつけたスポンジで汚れを拭き取ります。カバーに洗剤が残らないように、乾いた布でしっかり水気を拭き取りましょう。
羽根 ぬるま湯を入れた容器に羽根を浸し、樹脂製たわし等で汚れを洗い落とします。汚れがひどい場合は、台所用中性洗剤を使用して掃除するのがおすすめです。

パナソニックの換気扇掃除は定期的に!頑固な油汚れは業者に

パナソニックの換気扇掃除について説明する女性

この記事では、パナソニックの換気扇掃除の方法について解説してきました。

パナソニックの換気扇は、多様な種類がありますが、どの機種も基本的な掃除手順は変わりません。ただ、汚れの程度では自力清掃で使用する掃除道具や洗剤では落ちないことも。しつこい油汚れは、掃除のプロである業者に任せるのがおすすめです。

依頼先を探している方は、業者との出会いをサポートしてくれるセーフリーを活用しましょう!効率的に業者を探せるため、早く汚れを落としたい方に最適です。気になる業者を見つけたら、まずは無料見積もりを!

パナソニック(Panasonic)の換気扇掃除の方法を解説!ファンの取り外し方やおすすめ洗剤ものよくある質問

  • Q. パナソニックの換気扇掃除の適切な頻度は?

    A.日常清掃は3カ月に1度、換気扇全体は半年に1度程度の頻度で行うのがおすすめ。汚れの程度にもよりますが、季節の変わり目に換気扇掃除をする習慣をつけましょう。
  • Q. パナソニック換気扇を掃除する際の注意点は?

    A.換気扇を掃除する前に、レンジフードの運転を停止し、分電盤のブレーカーを切りましょう。また、電気パーツに水がかかると故障の原因になるので、内部を掃除する際は気をつけてください。
  • Q. 換気扇掃除を業者に依頼した場合の費用相場は?

    A.小型のものは3,500〜5,000円程度、大型のものは7,500〜1万5,000円程度です。キッチンやトイレなど水回りをセット価格で提供する業者もあります。

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