2025.04.06 2025.04.06
この記事では、ハウスクリーニングされているはずの賃貸の部屋が汚い場合の対処法について徹底解説していきます。
せっかく心機一転新しい賃貸へ越して来たのに、「部屋が汚い!」なんてことでは残念な気分になってしまうでしょう。入居時ハウスクリーニングされていないような箇所を発見したら、落ち着いて適切に対処するのが大切です。
ここでは、そんな汚い部屋に当たってしまった場合の対処法を詳しくご紹介します。記事後半では、トラブル回避のための予防策についても徹底解説。ぜひ最後までご覧ください。
目次
賃貸の入居部屋が汚い!ハウスクリーニングされていない疑いがある場合に考えうる原因
せっかく入居した部屋が汚い場合には、以下の原因が考えられます。
- プロではない人が掃除をした
- ハウスクリーニング業者が十分な清掃をしていなかった
- ハウスクリーニング義務がなかった
どのような理由で汚くなっているのか、まずは考えられる原因を知っておきましょう。
プロではない人が掃除をした
パッと見た感じはキレイでも細かい部分の掃除が行き届いていないなら、プロではない人が掃除をした可能性があります。
ハウスクリーニング業者ではなく、管理会社のスタッフが掃除をしているかもしれません。プロではない人による掃除であれば、一見キレイでも細かい部分は見逃してしまっている可能性が考えられます。
賃貸におけるクリーニングでは、あくまでも現状復帰が基本。徹底的にキレイにするのが目的ではないため、プロによる清掃を実施していない場合もあります。
ハウスクリーニング業者が十分な清掃をしていなかった
プロのハウスクリーニング業者へ依頼していても、業者スタッフが十分な清掃をしなかった可能性も考えられます。手抜き作業をしている悪徳業者の場合もありますが、単にスキルが低いために十分に汚れを落としきれなかった可能性が高いです。
プロとは言え、掃除スキルは業者やスタッフによりさまざま。特に教育がしっかりしていない業者のスタッフは、経験が浅ければ浅いほどスキルが低く十分に汚れを落としきれないケースが多いです。
ハウスクリーニング義務がなかった
前の入居者が「退去費用」を支払い、ハウスクリーニングを実施してから新しい入居者へ引き渡すのが一般的ですが、中にはハウスクリーニング義務がないケースもあります。
たとえば、前の入居者から退去費用をもらっていなかったり、賃貸借契約書にクリーニングについての記載がなかったりする場合などです。義務がない場合は、ハウスクリーニングされていなくても違反ではありません。
賃貸の入居部屋が汚い場合の対処法【ハウスクリーニングされてない!】
では、賃貸で入居した部屋が汚かった場合、どのように対処したら良いのでしょうか。契約前と契約後や入居後、それぞれの対処法を見てみましょう。
契約前
契約前なら、今後のハウスクリーニングの予定について管理会社に確認してみましょう。あわせて、どうしても気になる汚れがあれば伝えておくと安心です。
すでにハウスクリーニング済みである場合には、汚れが気になる場所について、対応してくれるのかどうかを確認してみましょう。対応してくれない場合や回答が曖昧な場合は、入居を再検討したり管理会社を変えたりするのも効果的です。
契約後や入居後
契約後や入居後に汚れに気付いた場合は、まず現状を写真に撮っておきましょう。その上で、できるだけ早めに管理会社へ連絡します。時間が経てば経つほど、「入居後の汚れ」との区別がつきにくくなるためです。
入居してすぐであれば、クリーニングのやり直しを頼める場合があります。現状の写真で汚れている箇所を確認できれば、交渉もしやすくなるでしょう。
賃貸のハウスクリーニング範囲はどこまで?通常のルール【汚いままなのはあり?】
新しい入居者へ引き渡す前のハウスクリーニングでは、徹底的な掃除は求められないのが通常です。一般的なルールとしては、「現状復帰」のみ。つまり、前の入居者が入居する前の状態に戻すのが基本です。
そのため、入居者の故意によって付着したシミやニオイなどは、基本的に清掃によって除去しておかなければなりません。ただし、経年劣化による色落ちや日焼け、家具の設置によるへこみなどは原状復帰に含まれません。
現状復帰をが基本ルールとなる賃貸では徹底的にキレイに清掃するのは義務ではないものの、汚いままでは次の入居者が決まらない可能性が高いです。そのため、気になる汚れがある場合は、契約前に相談し、対処してもらうと良いでしょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
賃貸のハウスクリーニングはどこまで?引っ越し時気になる掃除範囲を徹底解説
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賃貸でハウスクリーニングされてない?入居時のチェック箇所
賃貸では、入居時に下記の場所がキレイになっているかを必ずチェックしておきましょう。
- 各部屋の床、扉
- 収納の内部
- エアコン、フィルター
- 窓ガラスやサッシ
- レンジフード、フィルター
- キッチンや浴室、トイレ、洗面所の水まわり
- ベランダ
どこまでキレイになるかは、管理会社基準が違ったり、清掃業者のスキルによって違ったりします。
管理会社が考える「キレイ」と入居者の「キレイ」の基準が違う場合もあるため、入居時に気になる汚れがあったらすぐに連絡して対処してもらうのがオススメです。
賃貸ハウスクリーニングまわりのトラブル回避策3つ【入居前なら】
賃貸のハウスクリーニング関連のトラブルを回避するためには、入居前に以下のポイントを押さえておきましょう。
- 内見時に部屋の状況を確認して清掃予定を聞いておく
- 契約書の「清掃」の項目をチェックする
- 入居時に部屋の状況を再度確認する
新しい部屋に気持ちよく入居するために、それぞれの項目をチェックしましょう。
内見時に部屋の状況を確認しておく
入居前の内見時は、部屋の状況を詳しく知る絶好のチャンスです。ぜひ、細かい部分まで写真を撮り、現状を証拠として残しておきましょう。
汚れが気になる部分は内見時にチェックしてまとめ、契約前にクリーニングしてもらえるよう交渉するのがオススメです。
内見時に写真を撮っておけば、退去時に自分の故意ではないことの証明にもなります。
契約書の「清掃」の項目をチェックする
入居前の契約のタイミングでは、契約書の内容も細かくチェックしましょう。項目が多く読み飛ばしてしまいがちな契約書ですが、ハウスクリーニングについてなど、重要な内容も多く含まれています。
契約書では、清掃の内容について詳細をチェックしておきます。費用負担や退去時の清掃範囲などは、賃貸物件それぞれで異なる場合があるため、都度確認が必要です。
入居前に部屋の状況を再度確認する
実際に入居する前には、できれば再度部屋の状況を確認させてもらいましょう。私的した汚れ箇所は対応されているかを最終確認できれば、トラブルになる可能性は極めて低くなります。
入居前の確認では、管理会社と一緒に細かい部分までチェックするのがポイントです。
ハウスクリーニングされてない汚い賃貸の部屋はすぐに管理会社へ連絡を!
賃貸でハウスクリーニングされてない汚い部屋に当たってしまったら、早めに管理会社へ連絡をして、適切に対処してもらいましょう。その際、写真を撮っておくなどして証拠を残しておくと安心です。
一方で、入居後に自分でハウスクリーニングを依頼するなら、複数の業者を比較検討するのがオススメです。費用感やサービス内容を比べれば、希望に合う業者を見つけやすくなります。
セーフリーには、ハウスクリーニング業者が多数掲載されています。「見積もり無料」や「保証あり」などの詳細条件で絞り込めるので、希望に合う業者を見つけやすい環境です。
セーフリーで相見積もりを取って、納得できるハウスクリーニング業者を見つけましょう!
- 汚い部屋を徹底的に掃除したい!
- 隅々まで汚れを落としたい!
- キレイで快適な部屋で生活したい!
賃貸の汚れは入居前に要チェック!
ハウスクリーニングが必要なら
比較検討して業者を選ぼう!
ハウスクリーニングされていない賃貸に関するよくある質問
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Q. 入居したばかりなのに賃貸の部屋が汚い理由は?
A.入居したばかりなのに賃貸の部屋が汚い理由では、下記が考えられます。
・プロではない人が掃除をした
・ハウスクリーニング業者が十分な清掃をしていなかった
・ハウスクリーニング義務がなかった -
Q. 賃貸がハウスクリーニングされてなくて汚かったらどうすべき?
A.賃貸がハウスクリーニングされてなくて汚かったら、管理会社へ相談しましょう。現状の写真を撮って早めに相談するのがポイントです。
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Q. 賃貸のハウスクリーニングは通常どこまでが範囲?
A.賃貸のハウスクリーニングは、前の住人が入居する前の状態に戻す、現状復帰が基本です。