臭いニオイが気になるキッチンの排水溝(排水口)

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キッチンの排水溝(排水口)のイヤな臭いを撃退!原因別に対処法を解説!

2023.08.01 2024.12.05

キッチンは、排水溝(排水口)からの臭いが特に気になる場所の一つ。
毎日生ごみが出るキッチンは、ニオイの原因に対して適切な対処をすることが大切です。この記事では、キッチン排水溝の臭いニオイの原因と、それぞれの対処法を詳しくご紹介します。
毎日できる予防法と併用し、快適に使えるキッチンを目指しましょう。

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キッチン排水溝で臭いがする原因と対処法

臭いニオイ対策をして綺麗になったキッチンの排水溝(排水口)

キッチンの排水溝から臭いニオイがする原因は、いくつか考えられます。
原因別に対処法が異なるため、下記から当てはまるものを探してみましょう。

  • ゴミ受けやワントラップが汚れている
  • 排水トラップが正常に機能していない
  • 排水ホースが汚れている
  • 排水ホースが正常に機能していない
  • 排水ホースと塩ビ管の接続が悪い
  • 排水マスが汚れている・詰まっている

適切な対処をして、臭いを原因から解消しましょう。

ゴミ受けやワントラップが汚れている

ゴミ受けには、使わなかった食材や食べかす、油、洗剤などさまざまなものが蓄積します。
これらがゴミ受けに残った状態だと、腐敗が始まり臭いニオイの原因となってしまいます。
毎日ゴミを処理していても、細かいゴミが目詰まりを起こしていると腐敗が進みニオイの原因になるため注意が必要です。

腐敗が進むとカビが増殖してしまうこともあり、臭さが強くなることもあるでしょう。
一見してゴミが残っていなくても、ぬめりがある場合は汚れている可能性が高いと考えられます。
また、ゴミ受けの下に位置するワントラップも、ゴミ受け同様に食べかすや油などで汚れてしまうため、注意が必要です。

ゴミ受けやワントラップが汚れている場合は、汚れを除去する必要があります。
まずは、必ずゴミ受けのゴミをすべて捨てておきましょう。

  1. ゴミ受けやワントラップをキッチン用洗剤でしっかり洗う
  2. 取れきれなかった汚れは歯ブラシなどを使って洗う

上記でも汚れやニオイが取り切れない場合は、塩素系漂白剤を使うと効果的です。
塩素系漂白剤は刺激が強いため、ゴム手袋を使って作業しましょう。

  1. 塩素系漂白剤をゴミ受けやワントラップ全体に吹きかけ、5~10分時間を置く
  2. たっぷりの水で洗い流す

上記のほか、重曹とクエン酸を使って掃除する方法もあります。

  1. ゴミ受けやワントラップ全体に重曹を振りかける
  2. 重曹の半分量のクエン酸を振りかける
  3. 40~60度のお湯をかけ、発泡してきたら5~30分時間を置く
  4. たっぷりのお湯で洗い流す

排水トラップが正常に機能していない

排水トラップは、ワントラップや封水にによって、下水から上がってくるニオイや害虫の侵入を防ぐ仕組みになっています。
封水は、ワントラップの周りに溜まっている水のことで、ここに水が溜まっているのが正常な状態です。
この排水トラップが正常に機能していないと、臭いニオイが上がってきてしまいます。

  • ワントラップは正しく設置できているか
  • 封水はきちんと溜まっているか

上記をしっかりチェックし、不具合があれば正常に機能するようにセットします。
もしワントラップに破損がある場合は、新しい部品に変えるか業者へ依頼して修理しましょう。

排水ホースが汚れている

ゴミ受けやワントラップ、排水トラップに異常がないのなら、排水ホース(排水管)が原因である可能性も考えられます。
排水ホースの中にも細かいゴミが流れているため、汚れやぬめりが発生しニオイの原因となることがあるのです。

排水ホースの汚れには、パイプ用洗剤をおすすめします。

  1. パイプクリーナーを規定量流し入れ、時間を置く
  2. 40~50度のお湯でしっかり洗い流す

パイプクリーナーは、排水ホース全体に行き渡るようにかけることがポイント。
また、商品それぞれで使用する量や放置時間が異なるため、商品それぞれの規定に従って正しく使いましょう。

排水ホースが正常に機能していない

汚れだけでなく、排水ホースが正常に機能していない可能性も捨てきれません。
使用年数が長かったり、熱湯を流すことが多かったりすると、排水ホースも劣化してしまうためです。
劣化が進むと破損して水漏れを起こすこともあるので、特に使用年数が長い場合は交換を検討してみると良いでしょう。

排水ホースの機能異常の場合は、自分で新しい排水ホースに変える方法もありますが、水が漏れてきたり正常に機能しなくなったりするリスクがあるため業者への依頼が最もおすすめ
また、汚れがどうしても落ちない場合も、排水ホースそのものの交換が有効です。

排水ホースと塩ビ管の接続が悪い

排水ホースは、パイプである塩ビ管に繋がっていますが、この接続が良くないと臭いニオイが上がってくることがあります。
排水ホースと塩ビ管の接続部は、床下へつながる部分にあります。
排水カバーを外すと連結部が見えるので、目視で接続に問題がないかをチェックしてみましょう。

もし隙間ができている場合は、下記のアイテムを使って隙間を埋めると効果的です。

  • 隙間補修に使うビニールテープ
  • 防臭ゴム
  • 配管用パテ

作業に不安がある場合は、無理せず業者へ依頼すると良いでしょう。

排水マスが汚れている・詰まっている

排水マスは排水管の途中にある点検口のことで、屋外に設置されています。
排水マスの掃除や点検をしていないと、排水管から流れてくる汚れだけでなく土や砂が入り込んで汚れてしまいます。
汚れが蓄積すれば、詰まってしまうこともあるでしょう。

この場合は排水マスを掃除することが対処法となりますが、ワイヤー式の排水管掃除機などを使う必要があるため、業者へ依頼するのがベストです。

どうしても消えないキッチン排水溝の臭いの対処法

ご紹介した対処法をすべて試しても臭いニオイが消えない場合は、業者への依頼がおすすめです。
業者が使う業務用高圧洗浄機などを使えば、自宅での対処法では取り切れない汚れをしっかり取ることができます。
ニオイは対処しないと悪化してしまうため、業者へ依頼してニオイを元から徹底的に落とす選択肢も持っておくと安心です。

キッチン排水溝の臭い対策に役立つアイテム5つ

臭いニオイがするキッチンの排水溝(排水口)にパイプ用洗剤を使っているところ

キッチン排水溝のニオイ対策には、下記4つのアイテムが大活躍します。

  • パイプ用洗剤
  • キッチン用ハイター
  • 除菌スプレー
  • 重曹

それぞれの特徴を知り、適切に使い分けていきましょう。

パイプ用洗剤

スポンジなどで直接掃除できない排水管の掃除には、パイプ用洗剤が最適です。
粘度が高いものは排水管の汚れにしっかり密着してくれ、粘度が低めのものは排水管の奥まで届きやすいことが特徴です。
状況に合わせて、適切なパイプ用洗剤を使うと良いでしょう。

パイプ用洗剤は、排水管に流し込んで水やお湯で流すだけなので、とても簡単に使えることもメリット。
商品によって使用量や放置時間などが異なるため、使用前に説明を読んで正しく使うことが大切です。

キッチン用ハイター

キッチン用ハイターは、塩素系漂白剤です。
除菌や漂白だけでなく消臭作用もあるため、キッチン排水溝の掃除では大活躍します。

キッチン用ハイターには、液体タイプのもののほかに泡タイプのものもあります。
ゴミ受けにふきかけるなら泡タイプ、ワントラップを付け置きするなら液体タイプなど、状況に合わせて使い分けると良いでしょう。

ただし、キッチン用ハイターは肌への刺激も強いことに注意が必要です。
使用する際は、必ずゴム手袋を着用しましょう。

除菌スプレー

キッチンの排水溝は、食べかすなどが溜まる上に湿度も温度も高くなりやすいため、カビなどの菌が発生しやすい環境です。

菌によるニオイを防ぐためには、菌の発生を抑える効果がある除菌スプレーを吹きかけることが有効です。
一般的な除菌アルコールスプレーでも良いですが、キッチン用の商品を選ぶと、より安心して使えます。

重曹

ナチュラル洗剤でアルカリ性である重曹は、油汚れに効果的で肌や環境への影響が少ないことが特徴です。
油による汚れが多くなりがちなキッチンの排水溝掃除では、重曹を使う場面も多くあります。
クエン酸とあわせて使うことで、発泡の効果で汚れを浮かすことができるでしょう。

毎日実践!キッチン排水溝の臭い予防策6つ

臭いニオイがするキッチンの排水溝(排水口)を掃除する人

毎日使うキッチンは、排水溝からの臭いニオイをしっかりと予防したいものです。
ここからは、毎日できるキッチン排水溝のニオイ予防策を6つご紹介します。

  • ゴミ受けのゴミはこまめに捨てる
  • ゴミ受けにアルミホイルを入れておく
  • 油はそのまま流さない
  • 除菌スプレーをかける
  • 排水溝や排水管は定期的に掃除する
  • 少し熱めのお湯で流す

それぞれの内容について、理解を深めておきましょう。

ゴミ受けのゴミはこまめに捨てる

ゴミ受けのゴミは、溜まったら捨てるのではなく、毎日こまめに捨てることが重要です。
ゴミが入ったまま時間が経つと、雑菌がどんどん増殖してしまいます。
雑菌の増殖により臭いニオイやぬめりが発生してしまうため、特に梅雨や夏場はこまめに捨てるようにしましょう。

ゴミ受けだけでなく、三角コーナーも同様です。
三角コーナーのゴミもニオイの原因となるため、毎日必ず捨てるようにしましょう。

ゴミ受けにアルミホイルを入れておく

ゴミ受けに丸めたアルミホイルを入れておくと、雑菌の増殖を抑えられます
これは、アルミホイルが水に濡れると金属イオンが発生するためです。

アルミホイルは小さすぎると排水溝へ流れてしまうため、大きすぎず小さすぎないサイズのものを1~2つほど用意しましょう。
汚れが気になるタイミングで、新しいアルミホイルに交換するとベストです。

油はそのまま流さない

油はゴミ受けをはじめ、ワントラップや排水ホースの壁に付着しやすいことが特徴です。
付着すると取れにくく、そのまま腐敗してしまえばニオイの原因になることも多くあります。

また、油汚れによって食べかすなどのゴミも付着して溜まりやすくなり、詰まりの原因になることもあるため注意が必要です。
フライパンなどの油はキッチンペーパーや新聞紙で吸い取ってから、水洗いしましょう。

除菌スプレーをかける

カビなどの菌の発生・増殖を防ぐには、除菌スプレーが効果的です。
毎日キッチンを使い終わったタイミングで、ゴミ受けやワントラップなどに吹きかけても良いでしょう。
こまめにスプレーをかけておくことで、菌やニオイの発生を予防できます。

排水溝や排水管は定期的に掃除する

排水溝や排水管は、臭いが気になってから掃除に踏み切ることが多いかもしれませんが、定期的な掃除が重要です。

  • 排水溝掃除:1週間に1回
  • 排水管:1ヶ月に1回

上記を目安にして、汚れが蓄積しないようにしましょう。

少し熱めのお湯で流す

菌は熱に弱い性質があるため、40~60度のお湯で排水溝を流すと、増殖しにくくなりニオイ予防になります。
油汚れもお湯なら落としやすいため、一日の終わりに流すのがおすすめです。
ただし、熱すぎるお湯を流すと排水管に負担をかけ劣化を早めてしまうことがあるため、40~60度ほどを目安にすると良いでしょう。

ちょっとした工夫で排水溝の臭いが気にならないキッチンに!

ゴミ受けだけでなく、排水ホースの奥など、さまざまな場所に原因が考えられるキッチンの排水溝は、こまめに掃除をしてなるべく汚れを溜めないことが臭いニオイ対策として有効です。
ゴミ受けにアルミホイルを入れておくなど、手軽にできる予防策もあるため、こまめな掃除とあわせて実践してみると良いでしょう。

どうしても取れない臭いニオイは業者へ依頼することも念頭に置き、できる範囲で対処してみてください。

キッチンの排水溝(排水口)のイヤな臭いを撃退!原因別に対処法を解説!のよくある質問

  • Q. キッチンの排水溝の臭いニオイの原因は?

    A.

    キッチンの排水溝から臭いニオイがする時は、下記が原因として考えられます。
    ・ゴミ受けやワントラップが汚れている
    ・排水トラップが正常に機能していない
    ・排水ホースが汚れている
    ・排水ホースが正常に機能していない
    ・排水ホースと塩ビ管の接続が悪い
    ・排水マスが汚れている・詰まっている

  • Q. キッチンの排水溝の臭いニオイを消す方法は?

    A.

    キッチンの排水溝の臭いニオイは、原因に正しく対処することが重要です。
    ・ゴミ受けやワントラップの汚れ:キッチン用洗剤や塩素系漂白剤を使って掃除
    ・排水ホースの汚れ:パイプ用洗剤で掃除
    どうしても臭いニオイが取れない場合は、業者へ依頼すると良いでしょう。

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