掃除したステンレスシンク

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ステンレスシンクの掃除方法を徹底解説!【キレイに保つ秘訣も】

2024.03.05 2024.12.05

この記事では、ステンレスシンクの掃除方法を詳しくご紹介していきます。

サビにくくお手入れが簡単なステンレスシンクですが、扱いに注意が必要な点も。
掃除のコツから日々のメンテナンスまで徹底解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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掃除の前に!ステンレスシンクが汚れる原因とは?

掃除した後のステンレスシンク

ステンレスシンクシンクが汚れる原因は、主に5つです。
それぞれの汚れの特徴は、下記のとおりです。

特徴 効果的な落とし方
水アカ 水道水に含まれるミネラル成分による汚れで、白くザラザラしている クエン酸などの酸性の洗剤を使う
石鹸カス キッチン洗剤の油分と水道水のミネラル成分が混ざった「金属石鹸カス」と、石鹸成分と皮脂汚れが混ざった「酸性石鹸カス」がある 金属石鹸カスはクエン酸などの酸性洗剤、酸性石鹸カスは重曹などのアルカリ性洗剤を使う
油汚れ 調理時や食器洗い時などの油が付着し、空気中の酸素と反応した汚れ 重曹を使う
サビ シンクの傷やほかの金属のサビが移ることで発生し、茶色くなる 重曹とクエン酸、メラミンスポンジを使う
カビ・ぬめり シンクに残った生ゴミや油などに雑菌が繁殖して発生する汚れ 重曹とクエン酸を使う

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

水アカ

ステンレスシンクがくすむ大きな原因となるのが、水アカ汚れ。
水道水に含まれるミネラル成分による汚れで、シンクに残った水分が蒸発し、残ったミネラル成分が白くザラザラとした状態になります。

水アカ汚れはアルカリ性で、放置すると頑固な汚れになりやすい特徴があります。
そこで、クエン酸などの酸性の洗剤を使って早めに落とすことが大切です。

石鹸カス

石鹸カスには、性質の違う2つの汚れがあります。

  • 金属石鹸カス:キッチン洗剤の油分と水道水のミネラル成分が混ざった汚れ
  • 酸性石鹸カス:石鹸成分と皮脂汚れが混ざった汚れ

金属石鹸カスはアルカリ性のため、クエン酸などの酸性洗剤を使うと効果的です。
一方、酸性石鹸カスは酸性なので、重曹やセスキ炭酸ソーダを使うと効率的に落とせます。どちらも放置すると黒ずみになったりこびりついて落としにくくなるため、早めの対処が必要です。

油汚れ

調理中に飛んできた油や食器洗い時に残った油は、空気中の酸素と反応して油汚れに。
加熱により帰化した油がシンクに付着し、冷えて汚れとして定着することも多いです。

油汚れは、付着してすぐであればキッチン洗剤で落とせます
時間が経ち頑固な汚れになってしまったら、重曹の研磨力を活用しましょう。

サビ

ステンレスシンクはサビにくいことがメリットですが、ちょっとした傷からサビが発生することも。また、サビた鍋や缶などを置きっぱなしにすると、「もらいサビ」によりサビが広がってしまうことがあります。

サビを放置するとシンクの内部まで浸食していくため、重曹とクエン酸、メラミンスポンジを使い、すぐに掃除することが重要です。重曹やメラミンスポンジは傷になりやすいので、優しく注意しながら使いましょう。

カビ・ぬめり

高温多湿な環境が続きやすく、生ゴミなどが多いシンクでは、雑菌が繁殖することでカビやぬめりも発生しやすいです。

放置するとどんどん広がるため、発見したら重曹とクエン酸などを使ってすぐに除去する必要があります。

ステンレスシンク掃除の基本【毎日サッとできるお手入れ方法から!】

放置すると落としにくくなる汚れが多いステンレスシンクは、手早くサッと毎日お手入れすることが大切です。

  1. 水で湿らせた柔らかいスポンジにキッチン用洗剤をつける
  2. シンク内、排水溝内を優しくこすり洗いする
  3. 水で洗い流す
  4. キッチンペーパーや乾いた布巾で水気を拭き取る
最後に水気を拭き取ることで、水アカ汚れの防止につながります。

ステンレスシンクの掃除方法【しつこい汚れ落とし】

掃除中のステンレスシンク

しつこい汚れは、スポンジとキッチン用洗剤だけで落ちないことも多いです。
落ちない場合は、汚れの種類に合わせて掃除しましょう。

  • 水アカ汚れ:「クエン酸水」を使う
  • 石鹸カス汚れ:「クエン酸や重曹」を使う
  • 油汚れ:「重曹水」を使う
  • サビ:「重曹とクエン酸、メラミンスポンジ」を使う
  • カビ・ぬめり:「重曹とクエン酸」を使う

水アカ汚れ

白くザラザラした水アカ汚れには、クエン酸水を使うと効果的です。
クエン酸水は、水200mlにクエン酸小さじ1杯の配分で作れます。

  1. 水アカ汚れ部分にキッチンペーパーを置く
  2. キッチンペーパーがヒタヒタになるまでクエン酸水をかける
  3. キッチンペーパーの上にラップを置く
  4. 30分~2時間放置する
  5. ラップとキッチンペーパーを剥がす
  6. 柔らかいスポンジにキッチン用洗剤をかけてこすり洗いする
  7. 水で洗い流す
  8. 水気を拭き取る

キッチンペーパーを置きラップを被せることで、汚れにクエン酸がより浸透しやすくなります。

石鹸カス汚れ

金属石鹸カスは、下記の手順で掃除します。

  1. 汚れ部分にキッチンペーパーを置く
  2. 水200mlにクエン酸小さじ1杯を混ぜたクエン酸水を汚れ部分にたっぷりかける
  3. キッチンペーパーの上にラップを置く
  4. 30分放置する
  5. ラップとキッチンペーパーを剥がす
  6. 柔らかいスポンジでこすり洗いする
  7. 水で洗い流す
  8. 水気を拭き取る

酸性石鹸カスの場合は、下記の掃除方法が効果的です。

  1. 汚れ部分に粉の重曹をふりかける
  2. 30分~1時間放置する
  3. 柔らかいスポンジでこすり洗いする
  4. 水で洗い流す
  5. 水気を拭き取る

油汚れ

油汚れには、水100mlに小さじ1杯の重曹を混ぜた、重曹水を使いましょう。

  1. 汚れ部分に重曹水をかける
  2. 15分放置する
  3. 柔らかいスポンジでこすり洗いする
  4. 水で洗い流す
  5. 水気を拭き取る

重曹水以外に、アルカリ性の洗剤を使ってこすり洗いする方法でも効果があります。
頑固でこびりついてしまった油汚れは、重曹ペーストが効果的です。

  1. 重曹:水を3:1で混ぜてペースト状にする
  2. 汚れ部分に重曹ペーストを乗せる
  3. 5分~1時間放置する
  4. 柔らかいスポンジでこすり洗いする
  5. 水で洗い流す
  6. 水気を拭き取る

サビ

サビには、重曹とクエン酸を使います。

  1. 水100mlに小さじ半分のクエン酸を混ぜ、クエン酸水を作る
  2. サビ部分に粉の重曹を振りかける
  3. 重曹の上からクエン酸水をかけて発泡させる
  4. メラミンスポンジでこすり洗いする
  5. 水で洗い流す
  6. 水気を拭き取る

カビ・ぬめり

カビ・ぬめりは、重曹とクエン酸を使って汚れを浮かせると落としやすくなります。

  1. 汚れ部分に、粉の重曹2カップを振りかける
  2. 重曹の上に小さじ2杯の粉のクエン酸を振りかける
  3. 重曹とクエン酸が流れないよう、ぬるま湯をゆっくり注ぐ
  4. 発泡したら30分放置する
  5. お湯で洗い流す
  6. 水気を拭き取る

時間を置いても落ちない汚れは、歯ブラシで優しくこすり洗いすると落としやすいです。

ステンレスシンクを掃除する際の注意点

ステンレスシンクを掃除している女性の手

ステンレスシンクを掃除するなら、下記3点に注意が必要です。

  • たわしなどの硬い道具で磨かない
  • 塩素系漂白剤を使わない
  • 目に沿って磨く

たわしなどの硬い道具で磨かない

たわしなどの硬い道具を使って磨いてしまうと、シンクに傷がついてしまいます。
傷がつくと、汚れが溜まりやすくなったりサビつきやすくなったりするため注意が必要です。

塩素系漂白剤を使わない

塩素系漂白剤を使うと、ステンレスの膜が剥がれサビやすくなってしまいます
漂白剤を使うなら、酸素系のアイテムを使いましょう。

目に沿って磨く

ステンレスシンクには、細かい線がついています。
この線が目と呼ばれていて、沿って磨くと汚れが落ちやすいです。目に逆らってこすると傷がついてしまうことがあるため注意しましょう。
目が分かりにくい場合は、光を当ててみると確認しやすくなります。

掃除の後に!ステンレスシンクをキレイに保つ秘訣3つ

ステンレスシンクやそのまわりを掃除する女性

頑固な汚れをなるべく発生させず、ステンレスシンクをキレイに保つ秘訣は、下記の3つです。

  • 毎日サッと手入れをする
  • 水気はなるべく拭き取る
  • 金属や鉄のアイテムを放置しない

毎日サッと手入れをする

毎日使うシンクは、日々汚れが蓄積してしまいます。
しかし、汚れが付着してすぐならば、簡単に落とせます

 

毎日サッとお手入れしていれば、汚れを溜めにくくキレイに保ちやすいです。

水気はなるべく拭き取る

せっかく掃除をしても、水気が残っていると水アカやカビなどの汚れが発生しやすくなります
そこで、シンクを使った後や掃除の後は、キッチンペーパーや乾いた布巾などを使って水気をできるだけ拭き取っておきましょう

金属や鉄のアイテムを放置しない

サビにくいステンレスシンクですが、もらいサビには注意が必要です。
サビがある金属や鉄のアイテムは、シンクに放置しないようにしましょう。

ステンレスシンクの掃除頻度のオススメ

ステンレスシンクは、毎日掃除するのが理想的です。

毎日は厳しいようであれば、週に1回はキッチン用洗剤とスポンジを使って掃除しましょう

ステンレスシンクは毎日サッと掃除して美しく保とう!

ステンレスシンクは、汚れに合わせて洗剤を使い分けることが大切です。
また、目に沿ってやさしくこすり洗いすることも忘れてはいけません。
毎日サッとお手入れをすることで、汚れを溜めにくくなります。

どうしても落とせない汚れがある場合や、手軽にキレイにしたいなら、業者への依頼がオススメです。

一度業者へ依頼するとその後の掃除が簡単になるので、ぜひ業者利用も検討してみましょう。

業者を探すなら、セーフリーの利用がオススメです。
セーフリーに掲載している優良業者へ依頼して、ステンレスシンクやキッチンを徹底的にキレイにしましょう!

ステンレスシンクの掃除方法を徹底解説!【キレイに保つ秘訣も】のよくある質問

  • Q. シンクに茶色い汚れがこびりつく原因は?

    A.

    茶色い汚れは、油汚れによる色素沈着かサビの可能性があります。

  • Q. ステンレスの茶色の汚れはどうやって落とすの?

    A.

    重曹などのアルカリ性洗剤でこすり洗いして落ちなければ、酸性洗剤を使いましょう。
    こすり洗いでは、メラミンスポンジを使っても効果的です。

  • Q. ステンレスシンクに使ってはいけない洗剤は?

    A.

    塩素系漂白剤や強アルカリ洗剤は、ステンレス表面が傷むことがあるため使用を避けたほうが安心です。

  • Q. ステンレスシンクの掃除にメラミンスポンジは使える?

    A.

    メラミンスポンジを使うと、ステンレスシンクは効率的に掃除できます。
    ただし、強くこすると表面の膜が剥がれてしまうことがあるので注意が必要です。

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