2023.10.04 2023.10.12
日常的にトイレ掃除をしていても、綺麗にならないと悩んでいませんか?
また、トイレ掃除を手間に感じてしまって、小まめに掃除ができない人もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、トイレ掃除を短く簡単に済ませられるようになるコツを解説します。
小まめに掃除できなくても綺麗に保つコツもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
【トイレ掃除のコツ①】ブラシの選び方
トイレ掃除を行う上で、トイレブラシの選び方を知っておきましょう。
トイレブラシは、柄の長い奥まで届くものを選ぶと良いです。また、便器を傷めないような柔らかい毛のものを使いましょう。
道具が汚れてしまうことに抵抗を感じる人は、使い捨てのトイレブラシを使ってみてください。
【トイレ掃除のコツ②】汚れに合った適切な洗剤を使う
トイレの汚れに合わせた適切な洗剤を使いましょう。トイレの汚れと一言でいっても、汚れの種類によって効果の出る洗剤は異なります。
- ピンク色の汚れ → 「中性洗剤」を使う
- 黒ずみ汚れ → 「塩素系漂白剤」を使う
- 黄ばんだ汚れ → 「酸性洗剤」を使う
それぞれの効果や、汚れの原因について解説します。
ピンク色の汚れには「中性洗剤」
水の流れにできるピンク色の筋汚れの正体はバクテリアです。バクテリアの繁殖した「バイオフィルム」と呼ばれるぬめりが、ピンク色になってあらわれています。
このピンク色の汚れはすぐにあらわれやすいですが、その分落とすのも簡単。中性洗剤をつけて軽くこすればすぐに落ちます。
黒ずみ汚れには「塩素系漂白剤」
水がたまっている部分や便器のふち裏にできてしまう黒ずみは、カビが表面化したものです。中性洗剤をつけてこするだけでも落ちますが、塩素系漂白剤の方が効果があります。
ただし、塩素系漂白剤と酸性の洗剤は絶対に混ぜないようにしてください。二つが混ざると塩素ガスが発生して人体に害を及ぼします。
黄ばんだ汚れには「酸性洗剤」
白く見える便器の表面にうっすら出てくる黄ばみの正体は、尿石です。人の尿に含まれる尿素やたんぱく質などの成分が細菌によって変化したもので、臭いの原因となります。
黄ばみ汚れは酸性洗剤で落とせますが、重曹とクエン酸を使った代用品でも掃除可能です。ただし、黄ばみ汚れの場合は、ゴシゴシこするのではなく、洗剤をつけて数分放置した方が落ちやすいです。
トイレ掃除のコツ詳細!【便器・壁・床・換気扇】
トイレ掃除のコツを、トイレ本体〜換気扇まで箇所別に解説します。トイレと一言でいっても、実際に掃除しなければならない箇所は、以下の4つに大別できます。
- トイレ本体
- トイレの壁
- トイレの床
- トイレ換気扇
それぞれの掃除方法のコツを解説するので、掃除忘れがないように気をつけながら行ってください。
「トイレ本体」を掃除する際のコツ
トイレ本体を掃除するときは、まず、順番に気をつけましょう。
基本的に上から下へ進んでいくので、以下の順番で拭いていきます。
- タンク
- 便座
- 便器の中
- 便器の外
タンク部分については、シンクやレバーを拭き忘れてしまいやすいので注意してください。また、便座裏なども見落としやすい部分です。
「トイレの壁」を掃除する際のコツ
トイレの壁は、毎回全面を拭く必要はありません。掃除のたびに全部の壁を拭いていては、手間に感じてしまい、小まめな掃除ができなくなってしまいます。
そのため、汚れのひどい部分だけを見つけて集中的に掃除するようにしましょう。とくに男性が立って尿をする場合は、壁に飛散している可能性があるので、便器の高さと同等または便器から下の壁を集中的に掃除してください。
「トイレの床」を掃除する際のコツ
トイレの床は汚れがたまりやすいので、毎回しっかり掃除しましょう。空気中に舞っているホコリのほか、トイレットペーパーから出るホコリもたまっているからです。
さらに、ホコリと飛散した尿が混ざることで雑菌が繁殖し、悪臭の原因になります。
とくに便器と床のつなぎ目の部分は汚れがたまりやすいので、除菌スプレーなども使ってしっかり拭いてください。
「トイレ換気扇」を掃除する際のコツ
トイレの換気扇は、フィルターやカバー表面に汚れがたまります。ホコリがついたまま放置するとホコリを舞い上がらせる原因になるので、気付いたときに掃除しましょう。
カバー表面は掃除機で吸ったり雑巾で拭いたりすると良いです。フィルターが取り外し可能ならば、定期的に外して掃除しましょう。
フィルターが取り外しできない場合や内部までしっかり洗浄したい場合は、たまに業者依頼することをおすすめします。
小まめにトイレ掃除ができない人に!手軽に綺麗を保つコツ3選
トイレの掃除は、ついつい後回しにしてしまいやすい部分です。そのほか家の掃除をしていても、トイレだけは掃除し忘れてしまう人もいるでしょう。また、衛生的な場所ではないため、トイレ掃除を毛嫌いしてしまう人もいるかと思います。
そんな人のために、トイレの綺麗を保つコツを解説します。手軽にできる方法なので、ぜひ実践してみてください。
汚れやすい部分だけに掃除箇所を絞る
毎回トイレの全部を掃除するのが苦手な人は、掃除する箇所を絞っておきましょう。
トイレのなかでとくに汚れやすいのは、以下の部分です。
- 便座裏
- 便器のフチ
- フチの裏
- 床
上記の4カ所のみを小まめに掃除すれば、一定の綺麗さは保てます。
面倒な部分は2週間に1回程度の掃除
トイレ掃除のなかで面倒な部分があれば、数日に1回や1週間に1回など、小まめに掃除する必要はありません。
とくに目立つ汚れがなければ、2週間に1回のペースで掃除すれば一定の清潔さは保てます。大体毎月1日と15日に掃除すると考えれば、負担はかなり少なく済むでしょう。
ただし、見るからに汚れが付いている場合は、軽くこすり洗いをしておいてください。
トイレのお手入れをルーチン化する
トイレを綺麗に保つには、やはり小まめな掃除が一番です。しかし、多くの人は「掃除をしよう」と考えると腰が重くなってしまうのではないでしょうか。
このように感じてしまう人は、トイレの掃除をルーチン化する方法をおすすめします。「掃除をしよう」と考えるのではなく「トイレを使ったらブラシでこする」「寝る前のトイレのときに便座を拭く」など、ルーチン化すれば、一度の掃除で一気にすべてを綺麗にする必要はなくなります。
ルーチン化する方法は人それぞれなので、自分が最も慣れやすい方法を見つけてください。
トイレ掃除はコツを覚えれば簡単!
トイレ掃除はコツさえ覚えれば簡単にできます。トイレ掃除のたびに「あれもこれもやらなきゃいけない」となってしまうとついついサボってしまいやすくなるので、できるだけ小まめかつ効率的に掃除をしましょう。
ただし、これまでに掃除をサボりすぎて頑固な汚れや臭いが染みついてしまっている場合は、業者に依頼することも検討してください。
トイレ掃除のコツ!簡単でもしっかり綺麗に【床から換気扇まで】のよくある質問
-
Q. トイレ掃除用具選びのコツはありますか?
A.トイレブラシ選ぶと適した洗剤を選ぶようにしましょう。
-
Q. トイレ本体の掃除方法のコツはありますか?
A.タンクから便器の外のように、上から下へ進めていきましょう。
-
Q. トイレ掃除はどのくらいの頻度で行えば良いですか?
A.ひどい汚れがない場合は、2週間に1回程度で問題ありません。
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