黄砂が付いた窓ガラスの掃除方法【付着しにくくする予防策も徹底解説!】

2024.07.08 2024.07.08

この記事では、窓ガラスに付着する黄砂(こうさ)の落とし方について徹底解説します。

春は、黄砂が飛散する時期。細かい粒子が窓ガラスに付着すると、ガラス面が白くかすんだり美観を損ねたりします。室内に入り込んで、アレルギーを引き起こす場合もあるため、丁寧な掃除が欠かせません。

記事後半では、窓清掃の費用相場もご紹介。手の届かない窓の汚れにも触れますので、2階や吹き抜けの窓掃除でお困りの方も、ぜひ最後までご覧ください。

窓ガラスに付着した黄砂の落とし方【サッシ・網戸の掃除方法も!】

窓ガラスに付着した黄砂を落としたいなら、以下の場所を念入りに清掃することが大切です。

  • ガラス戸
  • サッシ
  • 網戸

それぞれの掃除方法を確認していきましょう。

ガラス戸

外に面したガラス戸は黄砂が付きやすいです。

換気で窓を開ける際に、ガラス戸に付着した黄砂が室内に入り込んでくることも。室内への侵入を防ぐには、ガラス戸に付着した黄砂の除去が必須です。こまめに掃除するのが難しい場合は、黄砂の飛散ピークが過ぎてから拭き掃除することをおすすめします。

黄砂掃除の手順は、まず、水で濡らした雑巾、またはウェットタイプの掃除シートで汚れを拭き取ります。乾拭きでも黄砂を払い落とすことはできますが、払った砂が室内に入り込み、人が吸い込んでしまう可能性があります。ガラス戸を掃除する際は、水拭きにしましょう。

サッシ

丁寧な掃除が必要になるのがサッシです。

黄砂の飛散時期は、窓を開けるたびにサッシに付着してしまいます。黄砂は非常に細かい粒子なので、サッシの隙間に入り込むことも。黄砂がこびりつくと、簡単に落とせなくなるのでこまめな掃除が必須です。

掃除手順としては、まず歯ブラシなどを使用して、隅々に溜まった黄砂を掻き出します。

掻き出した黄砂は掃除機で吸い取り、水で濡らした雑巾で丁寧に水拭きしましょう。細かい部分は布を巻きつけた歯ブラシで拭き取ればきれいに落とせます。

網戸

網戸の掃除方法は、以下の2つです。

  • ストッキングを使う方法
  • 新聞紙と掃除機を使う方法

それぞれのやり方を確認していきましょう。

ストッキングを使う方法

黄砂掃除には使い古したストッキングが役立ちます。

繊維の細かいストッキングが掃除に有効なのは、静電気により網戸に付着した黄砂を吸着してくれるためです。網戸が乾いた状態で掃除すると効果が高まるので、他の方法と併用する場合は最初に行うのがおすすめ

【掃除手順】

  1. 窓の内側に新聞紙(または広告紙)を貼る
  2. ストッキングの中に靴下や古布を入れる
  3. ストッキングを上から下に動かしてなぞる

窓に新聞紙などを貼るのは、黄砂が周囲に飛び散るのを防ぐためです。掃除に使用するストッキングは、新しい物を用意する必要はなく使い古したもので問題ありません。

新聞紙と掃除機を使う方法

自宅にストッキングがない場合は、新聞紙と掃除機を使う方法が有効です

この方法は網戸を取り外す必要がないので、集合住宅などベランダに十分なスペースがない方にもおすすめ。自宅に新聞紙がなければ、段ボールでも代用できます。

【掃除手順】

  1. 掃除機をかける反対側の網戸に新聞紙を貼る
  2. 網戸の上に付着した黄砂を掃除機で吸い取る

掃除機をかける反対側に新聞紙を貼るのは、空気の逃げ道が無くして掃除機の吸引力を上げるためです。粒子が細かい黄砂も掃除機できれいに吸い取れます。網戸の細かい目は、歯ブラシを使用すると落としやすいです。

窓ガラスの黄砂対策はある?付着を抑える裏技

窓の黄砂掃除の方法を調べる女性たち

黄砂の付着を抑えるには、窓ガラスにコーティング剤を塗布する裏技が有効です

コーティング剤を塗ると皮膜効果で、ガラス面に黄砂が付着するのを抑えられます。黄砂が大量に付着したとしても、雨と一緒に流れてくれるので掃除が楽になるのもメリットです。ただし、コーティング剤を塗布しても時間の経過とともに黄砂がつきやすくなることも。

室内に黄砂を入れない予防策には、以下のようなものがあります。

  • 洗濯物は外干ししない
  • 空気洗浄機を使用する
  • 帰宅後は玄関で黄砂を落とす

少しのことですが、日頃から気をつけることで室内に入る黄砂を最小限に抑えられます。とくに、黄砂の飛散時期は、窓ガラスに付着しやすくなるので予防策を徹底しましょう。

窓ガラスの黄砂を放置するリスク

窓の黄砂掃除の方法を調べる女性

黄砂を放置するリスクは、以下のとおりです。

  • 景観が損なわれる
  • 健康に影響が出る

それぞれの概要を確認していきましょう。

景観が損なわれる

黄砂には石英や長石などの鉱物が含まれており、粘土的な性質があります

雨などの水分を含むと、粘土のような状態になり、それが乾燥すると窓ガラスの表面にへばりついて固まることも。そのまま放置すると粘土的な黄砂が窓ガラスに溜まるので、景観が損なわれてしまいます。

健康に影響が出る

黄砂を放置すると、健康に悪影響が出るおそれがあります

黄砂の飛散量が増える時期は、目のかゆみやくしゃみなど花粉症に似た症状が出る方も少なくありません。とくに、スギ花粉症をお持ちの方は、黄砂のアレルギー症状を併発する確率が高いといわれています

また、アレルギー症状だけでなく、気管支炎や肺炎をはじめとした呼吸器系疾患を引き起こすことも。

呼吸器系疾患を引き起こすのは、黄砂に含まれるPM2.5が呼吸器に影響を及ぼすためです。とくに、子どもは黄砂による呼吸器系疾患を引き起こしやすいといわれています。

窓ガラスの清掃頻度は月に1回が理想!

窓ガラス以外で黄砂が溜まりやすい場所5選【まとめて掃除を!】

黄砂が付着した窓ガラスを掃除する男性

黄砂が溜まりやすい場所は、以下のとおりです。

  • 玄関
  • フローリング
  • キャビネット
  • ソファ
  • 巾木・幅木

それぞれの掃除方法を確認していきましょう。

玄関

黄砂が多く集まる場所に玄関があります

外に接している玄関扉は、窓ガラスと同じくらい黄砂が溜まりやすいです。玄関扉を開けるたびに黄砂が室内に入り込むことも。家の中に黄砂を入れないようにするためには、玄関の掃除が欠かせません。

【玄関の黄砂掃除】

  1. 玄関扉を濡れた布で拭く
  2. ホウキで掃き掃除する
  3. 床を水拭きする

玄関扉のサッシも黄砂が溜まりやすいので、歯ブラシで掻き出して掃除しましょう。

また、掃除と同じくらい重要になるのが日々の予防策です。黄砂の飛散時期は、玄関に入る前に衣類に付着した黄砂を手で払い落としましょう。衣類用ブラシや粘着テープを使用するのもおすすめです。

フローリング

玄関や窓から自宅に入り込んだ黄砂は、フローリングに付着することが多いです。

フローリングに付着した黄砂を掃除する際、水拭きだけではきれいに落とせません。粘土的な性質がある黄砂は、水分を含むと粘土のような状態になり、それが乾燥すると床にへばりついて頑固な汚れになることも

フローリングは、以下の手順で掃除しましょう。

【フローリングの黄砂掃除】

  1. 乾いた布でさっと拭く
  2. 掃除機をかける
  3. 隙間も入念に掃除する
  4. 最後に水拭きする

掃除機は、フローリングの溝の目に沿って動かすのがポイント。また、部屋の奥から入り口に向かって掃除機をかけると、効率的に黄砂や汚れを吸い取れます。

キャビネット

テレビを置くキャビネットも要注意です。

とくに、テレビの裏は静電気を帯びているので黄砂が集まります。また、テレビ裏は掃除が行き届かないことも多いため、気がつくと黄砂がへばりついていることも。掃除が大変になるので定期的に掃除しましょう。

【キャビネットの黄砂掃除】

  1. ハンディモップをかける
  2. 水拭きする
  3. 乾拭きする

水拭きすることで静電気を抑えられ、しばらくの間は黄砂が付着しづらくなります。ただ、濡れた状態で放置すると空中に舞った黄砂がつきやすくなるため、最後は乾いた布で水気を拭き取ってください。

ソファ

見落としがちですが、ソファの掃除も必須です。

とくに、布製ソファは、黄砂の粉塵が隙間に付着するのでこまめなお手入れが欠かせません。また、黄砂が溜まりやすい背もたれや座面の間、肘掛なども入念に掃除しましょう

【ソファの黄砂掃除】

  1. 溝に溜まった黄砂をブラシで掻き出す
  2. 粘着カーペットクリーナーをかける

合皮や本革のソファは、ブラシをあてると傷がついてしまう可能性があります。乾いた布で軽く拭き取る程度にとどめましょう。

巾木・幅木(はばき)

黄砂が意外に溜まりやすいのが、巾木・幅木です。

巾木・幅木は、壁と床の取り合い部分に取り付ける部材をさします。普段のお手入れで壁紙や床材は掃除するものの、巾木・幅木は頻繁に掃除しないという方も多いはず。

ただ黄砂の飛散時期は、巾木・幅木にも付着することが多いです。フローリングと一緒に掃除するのがおすすめ。巾木・幅木は、週に1回程度の頻度で掃除するのが理想です。

【巾木の黄砂掃除】

掃除機で大きなゴミを取り除いてから、巾木・幅木の上をさっと乾拭きします。普段からこまめに掃除している方は、ハンディモップで軽く拭くだけで十分です。

窓ガラスの黄砂落としは業者に任せるべき?3つのメリット

窓の黄砂掃除をする女性

主なメリットは、以下の3つです。

  • ガラスを傷つけずに汚れを落とせる
  • 掃除しづらい網戸や手の届かない窓の汚れを落とせる
  • セット価格で費用を抑えられる

それぞれの概要を確認していきましょう。

ガラスを傷つけずに汚れを落とせる

自力清掃の場合、掃除の順番を間違えると、窓に傷をつける可能性があります

ガラスの表面は滑らかなので、本来擦っても傷がつくことはありません。ただ、拭き掃除から始めると、黄砂やほこり、ゴミと一緒に表面を擦ってしまい、ガラスの表面に傷がつくことも

プロの業者であれば、ガラスを傷つけることなく掃除できるので安心です。

掃除しづらい網戸や手の届かない窓の汚れを落とせる

自分では掃除しづらい&手の届かない場所もきれいに清掃してもらえます

高い位置に設置された窓を、自分で掃除するのはかなり難しいです。はしごを使用して無理に掃除しようとすると、落下して怪我する可能性も。掃除も中途半端になるので、窓に黄砂がどんどん溜まります。

また、網戸も力を入れてこすると穴や破れが発生することも。網戸の買い替えが必要になり、無駄な費用がかかります。「吹き抜け窓で自力清掃が難しい」「ガラスや網戸に傷をつけたくない」と思う方は、黄砂掃除は業者に任せるのがおすすめです。

セット価格で費用を抑えられる

黄砂が溜まりやすい場所をまとめて依頼すれば、セット価格で費用を抑えられます

「フローリング+窓ガラス」「壁紙+巾木+窓ガラス」など、セット価格を提供する清掃業者は多いです。個別に依頼するより格段に安くなるので、清掃費用を抑えたい方に適しています。普段は自力清掃、黄砂の飛散時期は業者清掃と使い分けるのもおすすめです。

黄砂が付着した窓ガラス掃除の費用相場【業者清掃の場合】

窓ガラスの黄砂清掃の費用は、以下のとおりです。

スポット依頼 定期(年1〜2回) 定期(年3〜12回)
~120㎡ 27,000円~ 25,000円~ 20,000円~
121㎡~250㎡ 55,000円~ 50,000円~ 40,000円~
251㎡~500㎡ 85,000円~ 75,000円~ 60,000円~

上記の金額はあくまで目安です。

窓の種類や大きさで清掃費用が変わることがあります。ちなみに、「吹き出し窓」や「腰高窓」の清掃費用は、1カ所あたり3,960~7,000円が相場です。

また、一般的に窓ガラス掃除には網戸やサッシが含まれます。パッキン部分を無料で掃除してくれる清掃業者も多いので、根が深い黒カビにも対応可能です。

黄砂を徹底的に除去したい方は、業者に依頼しましょう。

黄砂が付着した窓ガラス掃除をいざ依頼!業者選びのコツとは?

業者選びのコツは、以下のとおりです。

  • 窓ガラス清掃の実績が豊富
  • 損害賠償保険に加入している
  • 有資格者が在籍している

とくに確認したいのは、有資格者の在籍有無です。

ガラス清掃の資格には、「ビルクリーニング技能士」があります。難易度がかなり高い資格であり、掃除に関する知識がないと合格できません。有資格者が在籍する業者は、ガラス清掃の技術や知識があると判断可能です。

業者に清掃を依頼する前に、会社の代表者や担当作業員の資格取得有無を確認しましょう。

黄砂が付着した窓ガラスの掃除はプロにお任せを!

黄砂がついた窓を掃除する女性スタッフ

この記事では、黄砂が付着した窓ガラスの掃除方法について解説してきました。

黄砂の粒子は細かく、自力清掃ではガラス戸や網戸に残ります。窓を開けるたびに室内に黄砂が入るので、少量でもアレルギーを引き起こすことも。黄砂をしっかり除去したいなら、プロに任せるのがおすすめです。

依頼先を見つける際は、業者の比較検討に便利な「セーフリー」を使うと安心。納得の業者が見つかります。気になる業者を見つけたら、まずは無料見積もりを依頼しましょう!

黄砂が付いた窓ガラスの掃除方法【付着しにくくする予防策も徹底解説!】のよくある質問

  • Q. 窓ガラス掃除に使用できる洗剤の種類は?

    窓掃除に使用可能な洗剤は、以下の3つです。

    ・アルカリ性洗剤
    ・中性洗剤
    ・酸性洗剤

    それぞれ性質や用途が大きく異なるので、以下の記事で詳細を確認してから洗剤を購入しましょう。
    [sc_blogcard url="https://safely.co.jp/hc/window/useful/window-cleaning/best-detergent/"]

  • Q. 窓ガラスに付いた黄砂は自分で落とせる?

    窓ガラスについた黄砂は自力清掃で落とせます。ただし、掃除のやり方を間違えると、窓ガラスに傷がついたり網戸に穴が開いたりすることも。心配な方は、業者清掃を検討しましょう。

  • Q. 黄砂を落とす際の注意点は?

    鉱物が含まれる黄砂は水分を含むと粘土のような状態になり、窓ガラスの表面にへばりついて固まることも。いきなり水拭きすると、窓ガラスに傷がつく可能性があります。乾拭きで黄砂をある程度取り除いてから水拭きしましょう。