引っ越しで家電のみ運ぶのを依頼できる?費用相場や節約方法を解説!

2024.05.08 2024.05.09

この記事では、引っ越しで家電のみを運搬する方法について解説していきます。

「細かい荷物は自分で運んで、家電だけを業者に頼めば費用を抑えられる?」
「家電のみを引っ越し業者に依頼すると、どれくらい費用がかかるの?」

このような疑問を一挙解決。記事後半では、家電の運搬を引っ越し業者に依頼する際の注意点も解説します。ぜひ参考にしてください!

引っ越しで家電のみを運搬する4つの方法【特徴やメリット】

家電のみの引っ越し引っ越しで家電のみを運搬する方法は、主に以下の4つです。

選択肢 費用相場 こんな方におすすめ
引っ越し業者に依頼 15,000〜40,000円 冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの大型家電が3つ以上と多い方
ヤマトなどの宅配業者に依頼 5,000〜10,000円

※運搬する家電一つごと

家電以外の荷物は自分で運搬できる方
自力で運搬 無料

※高速道路代やガソリン代は必要

家電以外の荷物が少なく、引っ越し自体を自力で済ませられる方
引っ越しを機に処分 無料 ・家電を長年利用していて買い替えを検討している方

・引っ越し後すぐに家電がなくても困らない方

それぞれ簡単に紹介します。

引っ越し業者に依頼する

引っ越し業者によっては、大型家電のみの引っ越しを引き受けてくれるプランを用意しています。

また、「単身引っ越しパック」などの名称で、通常の引っ越しよりも少ない荷物を運びたい方向けに、安く荷物の運搬を依頼できるプランもあります。このような単身者向けのプランを利用して、家電のみの運搬を依頼するのもおすすめです。

家電のみの引っ越しを引っ越し業者に依頼する際の費用相場は、15,000〜40,000円程度です。

宅配業者に依頼する

ヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」などのように、宅配業者の大型家電・家具専門の宅配サービスの利用も検討しましょう。宅急便の配送サービスであれば、家電の取り扱いにも慣れているため安心して任せられます。

宅配業者の家電専門配送サービスは、基本的に運搬する家電のサイズと運搬距離により料金が決まっています。たとえば冷蔵庫一台を近隣都道府県に配送する場合は、5,000〜10,000円程度が相場です。

自力で運搬する

家電のみの引っ越しであれば、自力で運搬するのも選択肢のひとつです。車をお持ちの方はもちろんのこと、レンタカーを手配して運搬しても良いでしょう。

他の荷物も一緒に積んで引っ越しできるのであれば、費用を抑えられるはずです。

引っ越しを機に処分する

家電のみの運搬方法に困っている方は、引っ越しを機に処分することも検討しましょう。家電の状態が良ければ、リサイクルショップに直接持ち込んで買い取りに対応してもらえます。また、メルカリやジモティーなどのサービスを利用し、引き取り手を探すのもおすすめ

引き取り手が見つからない場合は、家電の購入店の下取りサービスを利用するか、自治体の指示に従って粗大ゴミとして処分しましょう。いずれにしても、引っ越しで運搬するよりは費用を抑えられます。

家電のみ引っ越しする場合の方法・注意点

家電のみの引っ越しの注意点を考える女性

家電のみ引っ越しする場合には、先ほど紹介したとおり以下4つの方法があります。

  • 引っ越し業者に依頼する
  • ヤマトなどの宅配業者に依頼する
  • 自力で運搬する
  • 引っ越しを機に処分する

それぞれの方法について、注意点を解説します。

引っ越し業者に依頼する場合

引っ越し業者に家電のみの運搬を依頼すると、他の手段と比べて費用が高くなりやすいです。引っ越し業者は、どんなに少ない荷物を運ぶ時でも基本的にトラックを稼働させます。

そのため、家電のみの運搬でも、通常の引っ越しを依頼する時と同程度の費用がかかってしまうケースがあります。

引っ越し業者に家電のみの運搬を依頼する場合は、単身パックや混載便など、費用を抑えられるプランを利用しましょう。

ヤマトなどの宅配業者に依頼する場合

ヤマトなどの宅配業者に家電のみの運搬を依頼する場合は、家電の数が多いと費用が高くなると覚えておきましょう。ヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」などの家電運搬サービスは、運搬する家電一点ごとに費用がかかるためです。

そのため、運搬する家電が3つ以上と多い場合には、宅配業者に依頼する以外の選択肢を取るべきです。

自力で運搬する場合

自力で運搬する場合は、家電の積み込みや梱包の際に、家電が壊れないように扱いに十分注意しましょう。

引っ越し業者などに運搬を依頼する場合は、運搬時の故障については保険がつけられるケースもありますが、自力で運搬した場合にはもちろん自己責任となってしまいます。新居へ運び込む際に壁や床を傷つけないよう、養生も十分に行う必要もあります。

また、冷蔵庫や洗濯機など大型家電を運搬する場合は、作業員として友人や家族など手伝ってくれる方がいないと難しいでしょう。

引っ越しを機に処分する場合

引っ越しを機に処分しようと考えている場合は、時間に余裕をもって行動しましょう。特に、メルカリやジモティーなどでの売却を考えている場合は、出品してからすぐに売れるわけではありません

万が一売れなかった場合に備えて、自治体で粗大ゴミとして出す方法などをしっかり調べておくのが安心です。

家電のみの引っ越し費用を抑える3つのコツ

家電のみの引越しを検討する女性

家電のみの引っ越し費用を抑えるコツは、主に以下の3つです。

  • 複数業者に見積もりを依頼する
  • 家電を売却または処分する
  • 混載便や単身パックなどを利用する

それぞれ簡単に紹介します。

複数業者に見積もりを依頼する

家電のみの運搬を業者に依頼しようと考えている方は、必ず複数業者に見積もりを依頼しましょう。引っ越し業者や宅配業者ごとに、同じ荷物量であっても運搬費用は大きく異なります。また、設置や梱包など、基本料金内のサービスに含まれている業者もあれば、追加でオプション料金がかかる業者もあります

複数業者への見積もりは、一括見積もりサイトを利用すれば時間や手間をかけずにできます。

家電を売却または処分する

家電を運搬せずに、引っ越しを機に売却または処分するのもおすすめ。本記事で紹介した通り、どんな手段であっても家電を新居へ運ぶのは費用がかかります

そのため、すでに使い古している家電であれば、わざわざ運ばずに処分して、引っ越しを機に新たなものに買い替えるのも検討すべきです。

不用品回収している引っ越し業者もありますので、ぜひ利用してみてください。

混載便や単身パックなどを利用する

引っ越し業者に家電のみの運搬を依頼すると、15,000〜40,000円程度の費用がかかってしまいます。

家電一つごとに費用がかかる宅配業者とは、料金システムが異なるため、大型家電が多い場合は宅配業者に依頼するよりもお得に運搬できます。とはいえ、費用が高くなりやすいので、少しでも費用を抑えるために混載便や単身パックなどのプランを利用するのがおすすめです。

家電のみの引っ越しを業者に依頼する前の確認事項

家電のみの引っ越しを業者に依頼する前に、以下3点を確認しておきましょう。

  • 冷蔵庫や洗濯機の水抜きは前日までに済ませておく
  • 養生を十分にしておく
  • クレーンの吊り上げ手配が必要か確認する

それぞれ簡単に紹介します。

冷蔵庫や洗濯機の水抜きは前日までに済ませておく

冷蔵庫や洗濯機は、引っ越しで運搬する際に水抜きをしなくてはいけません。水抜き作業は30分〜1時間程度かかるため、引っ越し前日までに済ませておくとスムーズです。

養生を十分にしておく

家電を運搬してもらう際は、運搬時の故障を防ぐために十分に養生しておきましょう。特に、テレビの液晶画面などは、ダンボールで何重にも覆うなど厳重に梱包するのがおすすめです。

家電の梱包方法に不安がある場合は、引っ越し業者に梱包を依頼してみましょう。

クレーンの吊り上げ手配が必要か確認する

大型の家電が通路や玄関を通過できない場合などは、クレーンの吊り上げ作業が必要になるケースもあります。クレーンの吊り上げは引っ越し業者に依頼すれば、1点15,000〜30,000円程度で引き受けてくれます。

新居や現住居の環境を確認して、通路や玄関が狭い場合はクレーンの吊り上げ手配が必要かどうか、前もって確認しておきましょう。

引っ越しで家電のみを運搬する場合は複数業者に見積もりを!

本記事では、引っ越しで家電のみを運搬する方法や費用について解説してきました。

家電のみの運搬を業者に依頼する場合は、複数業者に見積もりを出すことで、大幅に費用を抑えられる可能性があります。

引っ越し業者の見積もりは、ぜひセーフリー

をご活用ください。セーフリーでは、多様なニーズに合わせて優良業者を多数紹介しております。希望に合う引っ越し業者を見つけたら、ぜひ問い合わせてみてください。

引っ越しで家電のみ運ぶのを依頼できる?費用相場や節約方法を解説!のよくある質問

  • Q. 家電のみを引っ越し業者に依頼する費用相場は?

    15,000〜40,000円程度です。

  • Q. 家電の運搬を業者に依頼する際の注意点は?

    冷蔵庫や洗濯機の水抜きは前日までに済ませておきましょう。また、クレーン吊り上げの手配が必要かどうかも確認しましょう。

  • Q. ソファーやベッドなどは引っ越し業者に運んでもらえる?

    引っ越し業者に運んでもらえます。分解や組み立てが必要な場合は追加料金がかかるケースもあるので注意しましょう。